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Homeland Season 2 12 episodes (ホームランド シーズン2 全12話)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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【あらすじ】 戦争の英雄として迎えられた帰還兵Nicholas Brody(Damian Lewis)は、下院議員に立候補して当選し、副大統領に可愛がられて出世街道を突き進んでいくが、彼に固執し続けたCarrie Mathison(Claire Danes)は病人扱いでCIAを追われ、自宅療養となる。しかしBrodyの自爆計画告白のビデオ・テープが見つかったことにより、CIAの幹部David Estes(David Harewood)やSaul Berenson(Mandy Patinkin)は、やっとCarrieの功績を認め復職させる。そしてCarrie・Saul・CIA所属アナリストPeter Quinn(Rupert Friend)がチームを組んで、24時間Brodyを監視することになった。はたしてBrodyは英雄なのか?テロリストなのか?本作品は2012年~13年の2年連続ゴールデン・グローブ賞の最優秀ドラマ賞を、Claire Danesは2012年~13年の2年連続ゴールデン・グローブ賞の最優秀主演女優賞を、Damian Lewisは2013年のゴールデン・グローブ賞の最優秀主演男優賞を受賞。


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二転三転するスリリングで緊迫したエピソードが続いて、目が離せなかった。BrodyもCarrieも裏の顔を持っており、世間にバレたらおしまい!という設定を、バレそうでバレないぎりぎりの線で描いている。どこに向かっていくのか予測不可能な展開が、私たちの好奇心を刺激してやまない。

誰よりも早くBrodyを怪しいと見抜いていたCarrieの、異常なまでの執念や孤軍奮闘っぷりは、冷や汗ものでドキドキ・ハラハラさせられる。彼女が行動を起こすたびに、「暴走しなけりゃいいんだけど」と心配になる。一方テロの片棒を担ぎつつ自己保身のため3重スパイになりながら、家族の事を思うと自分はいったい何をしようとしているのか?精神的に追い詰められ苦悩し葛藤するBrodyには、言いようのない孤独感や重苦しさが漂い、やり切れない思いが募る。

様々な立場にいる人々の思惑に翻弄されるBrodyと、そんな彼を愛してしまったCarrie。この2人の皮肉な運命と救い難いほどの心の脆さが、このドラマの面白さなのだと思う。人間というのは脆い存在。極めて危ういところで、かろうじて均衡を保っているのだ。それを支えているのは、自分が本当に望んでいること、真の気持ちに従うこと。最後は自分次第なのだ。一難去ってまた一難。BrodyとCarrieは、またしても離れ離れの運命になってしまう。ああ~ん、分かっちゃいるんだけど、イライラしちゃう。


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今シーズンから登場したPeter Quinnを演じるRupert Friend。口からアゴにかけてのラインが、Orlando Bloomそっくり。彼の存在が気になる。


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対中近東部署のチーフSaul Berenson(Mandy Patinkin)の存在は、私を癒してくれる。孤立奮闘し暴走しがちなCarrieを叱咤激励し、うまく援護する髭のおじさん。彼の声は、耳にとても心地よい。笑顔も大好き。死んだと思っていたCarrieが現れ、嬉しそうに顔をクシャクシャにほころばせた最終回のシーンが忘れられない^^

米軍による誤爆撃→それを命令した米副大統領の死(テロ組織の遠隔操作による殺害)→テロ組織の幹部Abu Nazir(Navid Negahban)の捕獲・自死→副大統領の葬儀が行われたCIA本部のテロ組織による報復爆破。不毛で非生産的な報復の応酬が、果てしなく続く。これが現実の世界にも起きている。世界はいったいどこに向かっているんだろう?

製作国:U.S.A.(Showtime)
放映日:2012年9月30日~12月16日
制作者:Howard Gordon, AlexGansa
キャスト:Claire Danes, Damian Lewis, Morena Baccarin, Jamey Sheridan, David Marciano, Navid Negahban, Jackson Pace, Morgan Saylor, Mandy Patinkin, Rupert Friend, Diego Klattenhoff ...


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by amore_spacey | 2013-11-15 00:14 | - TV series | Comments(2)

笑っていいとも!来年3月終了

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『森田一義アワー 笑っていいとも!』が正式番組名だったなんて、知らなかった。とうとう終わっちゃうんだ。決定したんだぁ。なんだか寂しい。

『笑っていいとも!』がスタートした頃、某大学の学生寮にいた。午前の講義が終わると寮に戻って、みんなと一緒に昼食。食堂にあった小さなテレビは、この時間帯になると『笑っていいとも!』が流れていた。いいとも青年隊が歌って踊るオープニングの♪ウキウキWatching♪が聞こえてくると、「ああ、お昼だなぁ」としみじみ。「それじゃ、今日もそろそろ行ってもいいかな?」と聞くタモリに、客席のみんなが「いいとも!」と答えるのは、今も同じなのかな?アルタで友だちと待ち合わせをしていたとき、スタジオ入りするタモリを偶然見かけたことがある。テレビに映りたくて、スタジオアルタに行った友だちもいるよ。


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初代いいとも青年隊が、久保田篤・野々村真・羽賀研二。1980年代の常連ゲストは、森脇健児・森口博子・山瀬まみ・ウッチャンナンチャン・ダウンタウン・明石家さんま・関根勤だった。この番組の前にやっていた『笑ってる場合ですよ』も懐かしい。山田邦子や紳助・竜介やB&B(島田洋七・洋八)やツービートが常連で、これらの番組から巣立ってみんな有名になった。

『笑っていいとも!』がエンディングのコーナーに入る頃、「さてと、午後の講義に行かなくちゃ」 席を立って食器を洗い、いそいそと食堂から出ていった。時計代わりみたいなもんだった。講義のないときは、そのままだらだらと『ライオンのいただきます』を観ていた。そういえば関根勤や小堺一機が、学祭のゲストに来ていたっけ。一時帰国でこの番組を観ることもあるけれど、常連ゲストは知らない顔ぶれが多いので、なんとなく馴染めない。でもタモリさんだけは、ずっとメイン司会者だ。30年以上の続投なんて、すごいよ。タモリさん、本当にお疲れ様でした。って、まだ終わってませんね(ё_ё;) 3月まで走り続けて下さい。


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by amore_spacey | 2013-11-09 01:04 | My talk | Comments(4)

ダークなAlain Delonも…

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あなた、誰?


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丸いメガネも、なんか可愛い。
『友よ静かに死ね』(1976年) 


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Ottavia PiccoloもAlainも若い。
『アラン・ドロンのゾロ』(1975年)


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世界3大スターが集合!
ボルサリーノもカウボーイ・ハットもナイス!
『レッド・サン』(1971年)


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by amore_spacey | 2013-11-06 01:01 | Alain Delon | Comments(8)

Homeland Season 1 12episodes (ホームランド シーズン1 全12話)

ネタばれあり?!

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 8年もの間、アルカイダに捕えられていたアメリカ兵Nicholas Brody(Damian Lewis)が、イラクから奇跡の生還を果たした。しかしCIA局員のCarrie Mathison(Claire Danes)は、彼がal-Qaedaに洗脳されたテロリストであると確信し、国家の危機を防ぐべく上司Saul Berenson(Mandy Patinkin)と組んで、Brodyを執拗に追い回すのだった。


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このTVドラマを観ていると、毎回ドキドキしながら思わず手に汗を握ってしまう。緊張感と心理的に追い詰められる息苦しさがあるからだ。しかもイタリア語字幕を読みながら観ているので、忙しくて目が疲れる(*_*)

自国を愛する献身的なCIAエージェントCarrieは、双極性障害に苦しみながらストーカーのような執拗さで、奇跡の生還を果たした米兵Brodyの正体を突き止めようとする。家族の元に帰ったBrodyはたびたび彼を襲うフラッシュバックやトラウマに悩まされ、日常生活や感情のコントロールに支障が出始める。彼の妻Jessica(Morena Baccarin)は、夫の友人で浮気相手のMike(Diego Klattenhoff) vs 生きて帰ってきた夫の間で揺れ動く。また仕事や家庭&妻の間で葛藤を続けるSaul(Mandy Patinkin)や、実は生きていた米兵Tom Walker(Chris Chalk )をCIAに売ろうとする妻Helen(Afton Williamson)の苦悩、そしてテロリストAileen Morgan(Marin Ireland)の悲しみや怒りや孤独・・・。

このドラマに登場する人々と同じように、私たちも大小の問題を抱えながら、常に揺れ動いている気持ちをコントロールしながら暮らしている。人の心はうつろいやすく危ういもので、瞬時に愛⇔憎悪へ、猜疑⇔信頼へ変わったりするのだ。しかしふっとした拍子に、「自分って分からない」「私は何者なんだ?」 とアイデンティティの危機に襲われ、絶望に近い衝撃に打ちのめされる。それでも相反する様々な感情の間で揺れ動き、引き裂かれ、苛まされながら、生きていかねばならない。どこかで折り合いをつけて、少しでも平穏に自分らしく暮らすことはできないものかしら?


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何がビックリって、『ロミオとジュリエット』でジュリエットを演じた可憐なClaire Danesの、素晴らしい成長ぶり!あどけなかった可愛らしい女の子が、一筋縄ではいかない汚れ役を、繊細かつダイナミックに演じている。女優としての気概や存在感が、力強くビシビシ伝わってくる。可愛いだけのアイドルから見事に脱皮を果たし、魅力的で男前な女優&女性になった。そんな彼女に再会できて、本当に嬉しい。今後の展開がとても楽しみです。

製作国:U.S.A.(Showtime)
放映日:2011年10月2日~12月18日
制作者:Howard Gordon, AlexGansa
キャスト:Claire Danes, Damian Lewis, Morena Baccarin, David Harewood, Diego Klattenhoff, Jackson Pace, Morgan Saylor, Mandy Patinkin, Jamey Sheridan ...


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by amore_spacey | 2013-11-04 01:15 | - TV series | Comments(0)

はいからさんが通る

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 時は大正。「はいからさん」こと花村紅緒(南野陽子)は、竹刀を握れば向かうところ敵なしと、跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘。ひょんなことから知り合ったハンサムで笑い上戸の青年将校・伊集院忍(阿部寛)が、祖父母の代からの許嫁と聞かされる。忍に心ときめくものを感じながらも素直になれない紅緒は、必死の抵抗を試みて数々の騒動を巻き起こす。伊集院家に招かれ、花嫁修業をすることになった紅緒だったが、そこでも相変わらず騒動を起こす。しかし酒癖の悪い紅緒が起こした騒動がキッカケで、忍は小倉に転属となり、その後シベリア送りとなってしまう。しばらくして彼の戦死通知が届くが、「いつまでも彼を待つ」と決めた紅緒は、経営の危うい出版社・冗談社に入社した。社長の青江(田中健)は大の女嫌いだったが、少しずつ紅緒に惹かれていく。週間少女フレンドに連載された大和和紀の漫画を映画化。


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少女漫画全盛期時代に育った私は、中間や期末テストもそっちのけで、友だちから借りたり自分で買った漫画雑誌やコミックを読みふけっていた。あの頃から妄想の世界に飛ぶクセがあったのかも。クラスの女子には紅緒タイプと環(たまき)タイプがいて、私は言うまでもなく紅緒、仲良しのRちゃんは才色兼備の環タイプだった。忍が好きか?冬星が好きか?なんて、友だちと熱く語り合ったこともある。懐かし~い!


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で・・・、これが阿部ちゃんの俳優デビュー作品なのかぁぁぁ(赤面) 演技がぎこちなくて、見てられない。痛すぎる。彼にもこんな時代があったのねぇと、しみじみ。ナンノも当時のアイドルらしく、初々しくて爽やかなんだけど・・・。田中健が若い! 丹波氏も元気、元気^^ 漫画の映画化は、この頃から始まっていたのかな。


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私がキャスティング・ディレクターだったら(ここから妄想ワールドへ突入)、国籍ごちゃまぜの役者を起用して、ユニークな作品を作ってみたいな。でもロケ現場には通訳が何人も必要になるかぁ。経費がかさみそう…。
花村紅緒…『のだめ』の頃の上野樹里
伊集院忍…20代の頃のKim Rossi Stuart
青江冬星…Alessio Boni
紅緒の父…60代前半の頃の中条静夫
芸者・吉次…稲森いずみ
北小路環…篠原涼子
印念中佐…Christoph Waltz
あごなしばあや…渡辺えり(旧渡辺えりこ) 
奥女中・如月…これは野際陽子以外にいないでしょ?
伊集院伯爵…Jeremy Irons
製作国:Japan
初公開年:1987年
プロデューサー:稲生達朗
原作:大和和紀
キャスト:南野陽子, 阿部寛, 田中健, 柳沢慎吾, 松原千明, 鈴木瑞穂, 木村元, 野際陽子, 河原崎長一郎, 丹波哲郎 ...


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by amore_spacey | 2013-11-01 01:25 | - Japanese film | Comments(4)