トレヴィの泉で二度目の恋を (Elsa & Fred)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 共に人生を歩んできた妻を亡くした80歳のFred(Christopher Plummer)は、引っ越したアパートで自由奔放な隣人のElsa(Shirley MacLaine)と出会う。ひょんなことからFredに惹(ひ)かれたElsaは、頑固な彼に心を開いてもらおうと奮闘。やがて二人は惹(ひ)かれ合うが、実はElsaにはある秘密があった。(作品の詳細はこちら


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良くも悪くもこの作品は、Elsaの魅力なくしては成り立たないでしょう。自由奔放に生きる74歳のElisaが、携帯を持ちながら片手運転したり、後ろの車に当て逃げしたり、勘定を払わないで食い逃げしたり(あのデザート、すごくおいしそう)と、これが実母や姑といった身内の話だったら、迷惑以外の何ものでもなく、全く笑えない。が、これは映画の世界で、夢想家とも嘘つきとも思える憎めないElisaの特異なキャラを、幾つになってもキュートなShirley MacLaineが魅力的に演じ、「またそういう嘘をついて…」と苦笑しながらも、可愛らしくて何となく許せてしまう。


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こんなエキセントリックな彼女に翻弄されつつも、徐々に引き込まれていったFred。しょぼくれた頑固爺さんが、Elsaに心を開き2人で一緒に笑うようになるにつれ、気難しい頑固な表情がどんどん柔和になり、とても素敵な男性に生まれ変わっていく過程は、微笑ましいものだ。

Federico Fellini監督の『甘い生活』へのオマージュという形をとりつつ、ローマのトレヴィの泉のシーン(Shirleyのヅラ+ドレス姿は、うーん)は、心憎い演出でした。素敵な衣装に身を包んで、男性にエスコートして欲しい。愛の言葉を囁いて欲しい。幾つになっても、女性は夢見る少女です。Elisaらしいエンディングに、またクスッと笑い、余韻を噛み締めました。タイトルが、残念。


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# by amore_spacey | 2017-04-05 02:01 | - Other film | Comments(0)

おめでとう、ステファノ・アッコルシ!

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2日前に2017年のDavid di Donatello賞が発表され、予想通り『ゴッド・スピード・ユー!』が圧勝で、6部門を受賞しました。


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主演男優賞を受賞したStefano Accorsi(前回は1999年)、とても嬉しそうですね。Laetitia Castaと結婚していた頃に比べると、表情が柔らかになり、生き生きとしているような気がします。


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この日は、奥さんのBianca Vitali(25歳)と一緒に出席しました。現在妊娠8ヶ月で、Biancaにとっては初めての子、Stefanoは3人目の子になります。「受賞できたのは、キミのお陰だ!」と、受賞スピーチでもBiancaへお礼のメッセージを忘れません。


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特別賞に輝いたのは、Roberto Benigni


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因みに昨年の主演男優賞を受賞したClaudio Santamariaは、こんな頭で登場して会場を驚かせた。クランク・インした次作のメイクで来たそうです。ウケを狙ったClaudio、やっぱりお茶目。


 
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# by amore_spacey | 2017-03-31 02:14 | My talk | Comments(0)

ジョン・ウィック チャプター2 (John Wick - Chapter 2)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (73点)

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【あらすじ】 引退の身から呼び戻された伝説の暗殺者John Wick(Keanu Reeves)は、かつて血の契約を結んだ、国際的な暗殺組織を乗っ取ろうとする殺し屋仲間Santino D'Antonio(Riccardo Scamarcio)の依頼を受け、ローマへ飛び、世界最強の殺し屋たちと対決することになる。(作品の詳細はこちら


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本作は『ジョン・ウィック』の続編で、舞台はNYとローマ。突っ込みどころ満載ですが、頭を空っぽにして楽しめる痛快アクションもの。前作はシリーズ第一弾という新鮮味に助けられ、ぐいぐい引き込まれて観た。今回も期待を裏切らず、黒スーツでビシッと決め、悲しい表情で容赦なく悪党を殺していくKeanuが、ゾクゾクするほどクールで、前回よりもパワーアップしたアクションを披露してくれた。が、アクション・シーンがワンパターンで長かった。Ruby Roseも全く必要なかったな。


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今回はローマが舞台なので、イタリア人役者が多数参加している。『ローマでアモーレ』『ロンドン・スパイ』『二ツ星の料理人』、そしてこの2月にクランクアップしたばかりの『Andorra』など、国際舞台に進出するRiccardo Scamarcioが、最初から最後までほぼ出突っ張り、退場の仕方も潔かった。贔屓目になるが、Keanuと並んでも遜色なく、なかなかパワフルで見応えがあったと思う。しかし、あの髪型は…ないな(苦笑) ラブコメの軽いノリのRiccardoもいいが、暗黒街や戦乱の世に生きる男が似合う。


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緊張を強いられるアクションシーンの合間に、『マトリックス』仲間のLaurence Fishburneや、殺し屋御用達コンチネンタル・ホテルの強面ホテルマンLance Reddickが登場すると、知り合いに会ったような懐かしさがこみ上げ、気持ちが和む。素晴らしい脇役たちが、作品にメリハリを出してくれていた。


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倍返しなんて生ぬるいもんじゃない、「誰が来ようが皆殺しだ」と言い切るJohn、。しかし彼はあの世界の掟を破ったため、全てを敵にまわしてしまった。不死身のJohnも、Chapter 3で永遠の引退(=死)なんてことになるのかしら?暗殺組織の会長Winston(Ian McShane)が、彼を始末する?(涙) Chapter 3がとても気になります。


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# by amore_spacey | 2017-03-27 02:22 | - Other film | Comments(0)

バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役者がシェアハウスで暮らしたら~

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 「中国の動画配信サイトが『七人の侍』のリメイク版を制作する。待遇もギャラも破格な大型プロジェクトなので、主要キャストとして出演して欲しい」と、遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研の6人にオファーがきた。監督は中国映画界の巨匠・張芸謀監督で、役所広司の出演も予定しているという。クランクインするまで、絆を深めるためにシェアハウスで3ヶ月間共同生活を送ることが出演条件だった。当初は戸惑うが、俳優間では絶大な信頼と尊敬を寄せられる役所の名前を出されたこともあり、6人は条件を受け入れ、大杉が所有する館山の別荘で共同生活をスタートさせた。(作品の詳細はこちら


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面白そうな予感がしたんだけど、どこか中途半端で微妙。6人の絡みを楽しみにしていたのに、苦手な大杉漣が仕切っているのを見て、嫌な予感がしたのです。無理矢理ねじ込んだテープ盗難事件(どーでもいい)やそのショボすぎる真相に、テンション急降下。大杉漣ではなくて、國村隼や浅野和之や岩松了だったら、もっと味のあるドラマになっていたかもしれない。


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6人の名脇役をメインに引っ張り出した企画はよかったが、個性派も集団になるとダメなのかな。脚本や演出が手抜きでいい加減だったのは確かです。会話や台詞で笑わせて(勝負して)欲しかったのに、ウミガメ鑑賞会や制服ダンスやフラフープで、安っぽいコントをやらせたり(私が知らない小ネタで、日本ではバカ受けしたのかもしれないけど)、何度も自嘲気味に「おじさん」と言わせて彼らをおちょくるような演出など、寒い小ネタが多すぎて、ノリ切れなかった。変なテンションの中国人の女の子も、必要あった?バイプレトークは面白かった。フリートーク(もしくはバラエティ番組)か、リメイク版『七人の侍』にしたほうが、良かった気がする。


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ボサボサの役所広司(九州弁がしっくり馴染んで、なーんかいいおやじだ)や、ぐうぜん通りがかった平田満(もっと絡んでいって欲しかった)や、相変わらずキャラが濃い竹中直人がいい。滝藤賢一の不倫騒動は妙に生々しくリアル過ぎて、この次どこかのドラマで彼を見かけたら、不倫騒動からちゃんと立ち直れたのかなぁ、なんて本気で心配しそうです。頑張って第8話まで観たけれど、たぶんリタイア。


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# by amore_spacey | 2017-03-22 01:37 | - Japanese film | Comments(2)

キアヌ・リーブス、ローマの病院へ(Keanu Reeves all’ospedale di Roma)

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1月下旬ローマに着いたKeanuは、John Wick Chapter 2ロケのため、ローマのスタッフと合流しました。共演者のRiccardo Scamarcioらと夕食したり…(↑↑2枚目の画像 「NGシーンが多すぎンだよぉ」とScamarcioに凄まれ、うなだれるKeanu?)


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オフの日はトレーニングジムで身体を鍛えたり、散歩したり。ローマのあちこちでKeanuに会った!サインもらった!セルフィーした!ファンが続出。髪の毛はボサボサ(毎日洗わない?)、ひげもじゃもじゃ、服も適当。相変わらず自分のイメージに、まったく無頓着なKeanuです。


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その後サンレモ音楽祭にゲスト出演したKeanuは、再びローマへ。カプリ島在住の妹Kim Reevesが、治療・検査のためローマの病院に1週間入院、その付き添いに来たのでした。病院の至るところで目撃され、ファンからサインやセルフィーを求められた彼は、嫌な顔一つせず気さくに応じていました。Capri島在住の妹を訪ねて、今後もKeanuは来伊してくれそうです。


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# by amore_spacey | 2017-03-17 00:38 | My talk | Comments(0)