ディック&ジェーン 復讐は最高! Dick & Jane - Operazione Furto

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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えっと…
日本語タイトルが何だかひっかかるのは私だけでしょうか?復讐するにはするのですが、「最高」って??コメディ映画だからタイトルもこんな感じにしちゃいました、うふふ~ってな感じ(^^;) 個人的には『ディック&ジェーン 2人の詐欺大作戦』なんて中々いいなぁと思いますが、どでしょ?(笑)

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郊外の高級住宅地。プールのある庭付き一戸建てに定番のBMW。



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昇進したと喜んでいたら、実は会社が倒産★ 職探しも難航。



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家具は全部没収。水道・電気・ガスもストップ。貧乏生活まっしぐら~!



e0059574_21233588.jpgが、転んでもタダでは起きない!まんまと社長の詐欺に喰わされたなら、そっくりそのまま詐欺を社長にお返ししようではないか、ハッハッハ~(≧∇≦)


ふつうはまぁ有り得ないだろうというような設定&展開ではありますが、あのどん底・極貧生活にあえぎながら、その貧乏を楽しんで?いるようなところ、何があっても自暴自棄にならず前向きなディック&ジェーンのたくましさ、そしてお互いにいたわりや思いやりのある夫婦の絆…、それらが嫌味なく描かれていたのが心に残りました。

まぁ、それにしてもエンドロールを見てびっくり。倒産会社の名前がずらりと並んでいましたね。しかしこういうことが起きても会社の上層部はさっさとトンズラして、痛くも痒くもない。身を粉にして働いてきた下層~中堅社員にしわ寄せが行く仕組みは、世界共通のようですね。

老けました~、ジム・キャリー。でも彼を見ているとなぜか母性本能をくすぐられます。
アレック・ボールドウィンはあのタイプの上司役が最近多いですね(笑) 公式サイト

製作国:アメリカ
製作年:2005年
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
監督:Dean Parisot
キャスト:Jim Carrey, Tea Leoni, Michelle Arthur, Alec Baldwin, Richard Burgi...


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# by amore_spacey | 2006-02-03 21:26 | - Other film | Comments(2)

マッチ・ポイント(Match Point)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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家柄も学歴もコネもない「ないないづくし」、持っているものはテニスのタイトルだけのアイルランド出身の青年が、幸運の女神に後押しされてイギリス社会の中で成功への階段を着実に歩み始める。タイプは全く違うものの、この映画を観ながらアラン・ドロンの『太陽がいっぱい』がダブった。クリス(ジョナサン)の顔にふっと表れる自嘲気味の笑いや、鬱々とさせる野卑な翳が、フィリップ(モーリス・ロネ)に媚びるトム(アラン)の下卑た表情や仕草を思い出させるのですね。以下ネタバレあり(今日の記事は長いぞ~)。

マッチ・ポイントを迎えた試合。
打ったボールがネットタッチで一度上に浮き上がる。そのボールが相手のコートに落下すれば勝利!自分のコートに落ちたら敗退。その最も象徴的なシーン、クリスの毒牙にかかった被害者の結婚指輪。証拠隠滅のためにテムズ川へ投げ込んだはずなのに、指輪は大きくカーブを描きながらフェンスに当たる。そして指輪はこちら側にカランと空しい音をたてて落下。あのシーンを観た時、「ああ、太陽がいっぱいと同じ結末になるんだぁ。クリスも警察の目は欺けない運命にある不幸な男なんだ」と思った私。大間違ーい!!


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何気ない出会いや交友関係。これが階級社会や実業界の成功への鍵。



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ふっとした男女の出会い。運命の悪戯?



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湧き上がる思いを抑えることが出来ないクリス。それを拒むノア。



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階級社会・実業界へ一歩踏み出したクリス。



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挑戦的なノラのまなざし。どっちに転がるか?心中複雑なクリス。



クリスを演じたジョナサン・リース‐マイヤーズ。
レイ・リオッタと若い頃のエリック・ロバーツを足して2で割った表情に、元テイク・ザットのロビー・ウィリアムのまなざしをほんの少し加えた、複雑な顔を持つ役者でした。陽⇔陰、善⇔悪、白⇔黒の間を常に行き来する。が、最後には、表向きは陽でありながら、陰を引きずる道を選ぶことになる。『ベッカムに恋して』では、若いサッカー監督を演じていました。あの時はサッカーをこよなく愛する陽性な青年でした。いやぁぁぁ、味のある役者になりましたね。

21歳のスカーレット・ヨハンソン。
官能的な唇に瑞々しい肉体、そして男性の視線を釘付けにする、はちきれるような弾力のある胸(あ、触ったことありませんけど、そんな感じに見えますぅ)。女優や女優を目指す卵たちにありがちな、自由奔放さとわがままと退廃的な雰囲気。トムとの婚約が破棄されたあたりから、彼女の仕草やまなざしや声にトゲが加わる。謎めいた微笑を浮かべる官能的な女性が、敵陣に乗り込んでわめき散らすタダのヒステリックな女に。『ゴーストワールド』や『ロスト・イン・トランスレーション』の頃から、古典的な美人ではないけれど、心に残る役者さんだと観ていました。今後大輪の花を咲かせて欲しい若手女優の1人です。

畳みかけるようなサスペンスでありながら、しっとり落ち着いた、そしてゆるぎないイギリス社会というものを感じさせたのは、冒頭のセピア色の映像であり、随所に使われたオペラの曲が蓄音機から流れる、適度に古びた音色であり、さらりと見せた上流階級の日常生活でありました。

そんな中クスッと笑わせるシーンが。
お子様のいらっしゃるご夫婦には大なり小なりこんな風景が、過去の日常生活にあったことでしょう。どうしても若いうちに子どもが欲しいと頑張るクリスの妻が基礎体温を測って、「今日は100パーセント当たり日だから」と迫るシーン。事件の謎解きに奔走する刑事が真夜中に、「分かった~!!!彼が殺(や)ったんだ!」飛び起きるシーン。あの刑事の明快な答えを裏づける強力な証拠がなく、真実は空しくもみ消されました。公式サイト

製作年:2004年
製作国:アメリカ
監督:Woody Allen
キャスト:Jonathan Rhys-Meyers, Scarlett Johansson, Emily Mortimer, Matthew Goode, Penelope Wilton...


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# by amore_spacey | 2006-01-29 18:25 | - Other film | Comments(10)

L.A.コンフィデンシャル (L.A.Confidential)

私のお気に入り度 ★★★★☆(92点)

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華やかなL.A.に潜む暗黒の世界。娼婦・麻薬・腐敗体質の役所。勧善懲悪もののサスペンスドラマで、見ていて気持ちがスカッとさわやかコカコーラ(^^).。o○ 何度観てもよい作品ですね。キム・ベイシンガーの存在感と美しさが際立っていました。


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3人の個性的な刑事のキャスティングがお見事~!!!!! そしてそれに応えた、ケヴィンやラッセルやガイの素晴らしい演技が見所でした。「『L.A.コンフィデンシャル』にラッセル・クロウが2人出てるよね(笑)」と?友人に言われて「はっ?!」な私。よくよく聞いてみたら、あの時のケヴィはぷくぷく丸い・ラッセルが割合スリムなので、見分けがつかなかったと(▼m▼;) 「何だとー!!!」と声を荒げたけれど、よく見たら双子のような2人でありました。姿なき冷酷非情な黒幕が、実は腐敗したL.A.の警察署長だったとは。。。


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「僕自身思ったし、皆にも言われたんだが、死のシーンというのは静かで唐突で劇的じゃない方が、よりショッキングだってね。」Kevinがアクターズ・スタジオのインタビューにも答えていましたが、あの銃殺シーンはあまりにも突然で息が止まりました。そして時間が経つほどあの瞬間が生きてくるのを実感しました。生から死に向かう間の微妙な表情の変化を出すのもKevinはうまかった。因みに『ビッグ・カウナ』や『オースティン・パワー3』でも共演しているデヴィートとは、私生活でも仲良しコンビ(^^)

製作年 : 1997年
製作国 : アメリカ
配給 : 日本ヘラルド映画配給
監督 : Curtis Hanson
キャスト : Kevin Spacey, Russell Crowe, Guy Pearce, Kim Basinger, Danny DeVito, James Cromwell, Simon Baker ...


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# by amore_spacey | 2006-01-27 00:09 | Kevin Spacey | Comments(16)

Le Chiavi di Casa (家の鍵)

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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心の状態がよくないと、この作品を観ることができないだろうなぁと思いつつ、今日になってしまった。CGや特殊効果のある映像を見慣れた目には、ルカ・ビガッツィの撮影が非常に心優しく感じられた。キムがインタビューの中で語るように、ルカは役者の動きをかなり長いスタンスで撮影している。役者の一瞬の心の動きをも取り逃がさないかのように。


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バスを待つ2人。重度の障害を持つ二十歳の娘の母親(シャーロット・ランプリング)と、15年の空白を経て障害のある息子に会うことを決心した父親(キム・ロッシ・スチュワート)の会話。「あの子の身体を優しくマッサージしてやりながら時々思うの。この子が死んでしまえばいいのにって。」彼女の鋭い一言に答えが見つからない。語学力堪能なシャーロットは、この映画でもイタリア語を話している。「そのほうが会話がより自然だわ」と。その役者魂に惚れ直しました、シャーロットさま。


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ノルウェーにいるメール友だちの彼女に会いに行くのに、こんな杖があるんじゃかっこ悪いよ、という息子。「簡単だよ。ほらっ」と言って父親が海に杖を放り投げてしまったあとの2人は大笑い。2人の笑い声がフェリーの上で高らかに響き渡る。


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彼女への手土産にケーキを買ったのはいいが、今日は日曜日で学校に彼女はいない。さて、このケーキをどうしようか?「2人で食べちゃおうよ」と提案する父親に大きく頷く息子。キムの長い指がナイフになってケーキカット。なんて美味しそうに食べるんだろう(^^) キムのあの長い指で、でこピンしてぇ!同じものを一緒に食べる、一緒に生活してみる。そういう地道な積み重ねでしか、心の溝は埋められないだろう。公式サイト

製作年:2004年
製作国:伊・独・仏
配給:01 Distribution
監督:Gianni Amelio
キャスト:Kim Rossi Stuart, Charlotte Rampling, Andrea Rossi, Pierfrancesco Favino ...
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# by amore_spacey | 2006-01-25 00:03 | - Italian film | Comments(16)

好感度№1 Attore favorito

新春から嬉しいニュースがイギリスの映画雑誌EMPIREに掲載されました。読者のアンケート結果によると、好感度№1の男優にケヴィン、女優にはケイト・ウィンスレットが選ばれました。ケヴィン=好感度№1☆ このアンケートが『セブン』公開直後に行われていたら、随分違った結果になっていたでしょうね?^^; これはロンドンOld Vic劇場での彼の活躍が評価されているということなのでしょう。パチパチパチ…


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ということで、この記事が掲載されたEMPIREを買うつもりで行ったのですが、見つかったのが2月号。当然この記事はなかった、ガーーン☆ 1月号だったのかぁ。しかし2月号にもケヴィの麗しい写真と記事が出ていました~(^^)!!


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EMPIRE200号記念特集【過去16年間に公開された映画・俳優のインタビュー・映画祭などのイヴェントの中から読者が選んだベスト200】 ケヴィ記事が2つエントリー!!(^^) 31位に入ったこのインタビューはEMPIREの1992年10月号のもの。スリムでしなやかです。それに表情がとてもさわやか少年(^^) ロンドン郊外のバールでちょっと一息…なケヴィにインタビューをしたのかな?



e0059574_152980.jpg39位に入ったこの記事はEMPIREの1995年8月号のもの。ヴァーバル・キントの役作りをする上での、ケヴィが監督に全てを委ねた(信頼した)インタビューでした。伝説のカイザー・ソゼとヴァーバル・キントの関係は見ごたえがありましたね。果たして続編はあるのか?噂だけが一人歩きしているようですが、本当のところはどうなんでしょうか?

*ベスト1に輝いたのは『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。圧倒的な強さです


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# by amore_spacey | 2006-01-21 02:03 | Kevin Spacey | Comments(10)