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柘榴坂の仇討

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (75点)

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【あらすじ】 安政7年、彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、主君である大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に仕えていたが、登城途中の桜田門外で井伊は暗殺されてしまった。その後あだ討ちの密命を受けた金吾は、敵を捜し続けて13年が経過。明治6年、時代が変わり、時の政府があだ討ちを禁止する中、金吾は最後の敵である佐橋十兵衛(阿部寛)を捜し出した。浅田次郎原作の同名小説を映画化。(作品の詳細はこちら


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阿部ちゃんと中井氏の共演だなんて、願ったり叶ったり。2人の安定した演技は期待通りだったが、両者とも少々抑えすぎで地味だった感が残る。途中のテンポも、緩かったような?阿部ちゃんファンとしては、井伊直弼を暗殺した後、名前を変え逃亡生活に至った経緯を、もっと描いて欲しかった。 ・・・ それはさておき、あの背丈に濃い風貌では、あまりに目立ちすぎて、隠遁生活なんざムリってもんでしょう(笑) 


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それにしても、13年間も探し求めた仇に出会ったのが、何と!仇討禁止令の出たその日だなんて、そりゃ、あんまりじゃありませんか。桜田門外の変の後、日本は江戸から明治に変り、新しい時代を迎えて混乱の真っ只中。しかし時代が変わっても、武士は武士の精神を決して捨ててはならぬと考える志村金吾は、仇を討ったあと、切腹して主君への忠誠を表明するつもりだった。一方の佐橋十兵衛は、暗殺を成功させたにもかかわらず、次々と仲間が処罰されたり切腹したりしていく中で、 結局1人生き残ってしまい、名を変え身を隠して暮らしながら、いつか仇討に来る敵側の武士を待っていた。13年前の呪縛に囚われた2人は、何らかの形で決着をつけなければ、新しい時代に踏み出すことができなかったんだな。

その辺りの両者の葛藤が、ラスト15分に凝縮され、一触即発かと思わせつつ、井伊直弼が残した「死ぬときは死ぬ。それで生かされたのなら、生きろということなのだ」「死ぬ運命が来るときまで、精一杯生きればいいのだ」という言葉の重みを、敵対するはずの2人が雪の中で噛み締める姿に、心動かされる。


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男たちを陰で支える女性たちの存在は大きい。中堅どころの広末涼子ちゃんが、なかなかよかった。慎ましやかな中に凛とした雰囲気を漂わせ、着物がこれまたよく似合う。私も着物を着たくなってきたー。


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この女の子がホントに可愛らしかったなぁ。阿部ちゃんの口の中に金平糖を入れるシーン、それ、私にもやらせてェ。


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ちょんまげを切り落としてザンギリ頭になったとはいえ、寝癖がついたような藤竜也の頭は、情けなくて残念。それに引き換え中村吉衛門は、幾つになってもある種のオーラを放ち、時代劇を引き締めてくれる。さすがは歌舞伎役者の大御所でございますな。



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by amore_spacey | 2016-06-06 00:16 | - Japanese film | Comments(0)

続・最後から二番目の恋 全11話

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】  TV局のドラマ・プロデューサーから副部長に昇進した45歳独身の吉野千明(小泉今日子)の前に、かつての恋人で脚本家の高山涼太(加瀬亮)が突然現れる。観光大使の一件の責任を取る形で、観光推進課と秘書課の課長を兼務する羽目に陥った和平(中井喜一)は、癖の強い市長(柴田理恵)に振り回される。そんなおり和平は、娘の男友だちの母親(長谷川京子)から、セフレになってくれと懇願され困惑。 真平(坂口憲二)はいよいよ知美(佐津川愛美)と結婚することになる。キャッチコピーは、「大人の青春って、始末に負えない。」


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2年前の『最後から・・・』に比べると、ボケ&突っ込みや歯切れのよさや毒が少なく物足りなかったけれど、旧友に再会するような普段着のような居心地のよさがあって、ついつい観てしまった。新キャラの加瀬亮。彼は役柄や髪型によって、全く別人になってしまう。それを観るのが楽しみ。今回の役はピンと来なかったけど。長谷川京子が、「なぁ、ナガクラァ」とか「セフレになってくれる?」言っても、違和感あってますます壁ができちゃうけど、これがキョンキョンの台詞だったら雰囲気が変わるよね。柴田理恵の、おばちゃんキャラの中に隠れた少女のような恥じらいや笑った顔が、すごく可愛い。


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残念だったのは、和平(中井喜一)を相手にした知美(佐津川 愛美)の毒舌が、今回まったくなかったことかな。手加減のない辛らつな知美ちゃんの突っ込みは、抱腹絶倒だったからなー。真平(坂口憲二)と末永くお幸せにね。


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キョンキョンやハセキョンの衣装も楽しみの一つだ。キョンキョンが膝上20センチのスカートをはいた時には、「こ、これは・・・」と固まったが、ジャケット&インナーのコーデやワンピやバックやアクセサリーなど、2人の競演は見もの。柴田理恵のPTAファッションもウケたね。

キョンキョン&中井の台詞は毒入りが多いけれど、座右の銘にしておきたいのもたくさんある。最終回の、「職場はどこでも現場」とか「たとえ叶わぬ恋(片思い)でも、そのひたむきな愛情は自分に力を与えてくれる」とか「人生とは自分の未来に恋をすること」には、じーんときちゃった。2人の関係に大きな進展はなかったけれど、これまでどおりの自然体が一番。またいつかTVに戻ってきて欲しいな。

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2014年4月17 日~6月26日
演出:宮本理江子, 谷村政樹, 並木道子
キャスト:小泉今日子, 中井貴一, 内田有紀, 坂口憲二, 飯島直子, 浅野和之, 白本彩奈, 久保田磨希, 鈴木貴之, 佐津川愛美, 柴田理恵, 長谷川京子, 森口博子, 渡辺真起子, 加瀬亮 ...


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by amore_spacey | 2014-06-29 01:33 | - Japanese film | Comments(2)

日本の黒い夏 -冤罪-

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】1995年6月上旬、長野県松本市に住む高校生の島尾エミ(遠野凪子)と山本ヒロ(斎藤亮太)は、松本サリン事件報道の検証ドキュメンタリーを制作していた。NHK長野放送局をはじめとするテレビ局が取材を拒否する中で、ローカルテレビ局「テレビ信濃」は取材に応じるという。報道部長の笹野(中井貴一)、そして記者の浅川(北村有起哉)・圭子(細川直美)・野田(加藤隆之)の口から誤報につながった原因が語られた。


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サブタイトルに「冤罪」とあるが、この作品は事件の被疑者となった神部俊夫(寺尾聰)にスポットをあてながら、警察の強引なやり方やマスコミ&報道関係者の姿勢を問うている。一昔前に「やらせ」が流行った。あの頃から(賢い人はもっと前から)視聴者は、ニュースやドキュメンタリーを少し冷静に客観的に見るようになったのではないか?報道関係者の姿勢が改善されないのなら、私たち視聴者が正しい情報を選ぶ目を養おうではないか。


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事件に関心を持った地元の高校の放送部員が、一連の報道を検証するドキュメンタリービデオを制作していたとは、驚いた。ったく大人は何やってんだ?吉田警部を演じた石橋蓮司は、芸域の広いベテランだと改めて思った。上層部と現場の板挟みになった中間職の悲哀や苦渋が、しみじみ伝わってくるのだ。潔白が証明され記者会見で淡々と語った神部は、報道関係者やそれに乗せられてしまう私たちに、真摯に反省する機会を与えてくれた。寺尾聰、うまい!

製作国:Japan
初公開年:2001年
監督:熊井啓
キャスト:中井貴一, 北村有起哉, 細川直美, 寺尾聰, 二木てるみ, 石橋蓮司, 北村和夫, 遠野凪子, 根岸季衣, 平田満 ...


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by amore_spacey | 2014-05-12 01:43 | - Japanese film | Comments(0)

PRICELE$S ~あるわけねえだろ、んなもん!~ 全10話

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 ミラクル魔法瓶の大屋敷統一郎(藤木直人)社長と財前修専務(イッセー尾形)の陰謀により職を追われ、さらに住む家や所持金全てを失い貧乏になる男・金田一二三男(木村拓哉)を主人公に、ゼロからのスタートを切り、金では買えない物に気付いていく彼の前向きな生き様と、それに感化されていく人々の姿を描いたヒューマンコメディ。キャッチコピーは【笑うが、価値。だろ。】


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何だかんだ言って、キムタクは茶の間に夢を運んできてくれる王子さまだから、カッコよくておいしい役が多い。今回の宿敵は藤木くんかぁ。藤木社長の経営戦略は至極真っ当なものだが、ドラマなのでそこはかなり大袈裟。無駄な物&者はバッサバッサ切り捨てていく、超嫌われ者ですな。古風なイケメン藤木くんは、時代劇のほうが断然いい。現代ドラマのイケメン青年というだけでは、少々軽薄で残念感が強いかも。って、ファンなのに言いたい放題(^◇^)


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地味で気弱なサラリーマンに徹した中井貴一様、あなたは1つの役を演じるごとに、年輪をくっきり刻み込むように芸域を広げていく稀有な役者だ。今回のコメディぶりは、大人相手にぽんぽんギャグが弾む『最後から2番目の恋』(もうすぐ続編が始まる^^)と違って、子どもにムキになって説教までしちゃう、でも子どもたちに舐められてるくたびれたおじさんの設定で、これがまた笑いを誘う。

そんな中井の、「思いのこもっていない成功より、思いのこもった失敗のほうが素晴らしい」という台詞は、なかなか興味深かった。成功したことより失敗した事のほうを重要視する、日本人独特の美学(気質)がプンプンする。ドラマの中では人情あり&競争会社への愛情あり、色々あったほうがドラマチックで面白い。しかし実生活では、結果を出さなければ意味はない。世の中は厳しいノダ。


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若い頃セクシー路線全開だった夏木マリは、最近こういうちょっと変わったばあちゃん役が多いね。これがまたしっくり来るんだ。尾形イッセーの演技は、やや過剰?ご意見番の草刈正雄(相変わらず端整な顔立ち)がいなかったら、キムタクも路頭に迷うところでした。今回の香川照之は、お茶漬けのようなあっさりキャラで拍子抜けだったな。 

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そして食事のシーン。炊き出しのおにぎりとみそ汁や、幸福荘のごはんとみそ汁とめざし。これは日本人の食の原点で、サザエさんの世界だよね。めざしかぁ、もう何十年も食べていない。

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2012年10月22日~12月24日全10話
演出:鈴木雅之
キャスト:木村拓哉, 中井貴一, 香里奈, 藤ヶ谷太輔, 藤木直人, イッセー尾形, 升毅, 前田旺志郎, 田中奏生, 蓮佛美沙子, 草刈正雄, 中村敦夫, 香川照之, 夏木マリ ...


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by amore_spacey | 2014-03-31 04:31 | - Japanese film | Comments(0)

壬生義士伝

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 明治三十二年、東京市。冬のある夜、満州への引っ越しを間近に控えた大野医院に、病気の孫を連れてやってきた老人・斎藤一(佐藤浩市)は、そこにかつて新選組で一緒に戦った隊士・吉村貫一郎(中井貴一)の写真を見つける。盛岡の南部藩出身の貫一郎は、純朴な外見に似合わない剣術の達人であった。が、その一方で名誉を重んじ死を恐れない武士の世界に身を置きながら、生き残ることを熱望し、金銭を得るために戦った男でもあった。全ては故郷で貧困に喘ぐ家族のため。脱藩までして新選組に入隊した彼には、金を稼ぎ、愛する家族のために生き残る必要があったのだ。斎藤はそんな貫一郎を嫌ったが、反面、一目置くところもあった。


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中井貴一と佐藤浩市の共演&競演、沖田総司@堺雅人、そして女性陣も私の好きな夏川結衣や 中谷美紀が出演というので、楽しみだった。あの時代のヅラをつけると、中井貴一は実年齢より若く見えるんだけど、あれはメイクのお陰もあるのかな?ひどい南部藩の訛りで話す田舎っぺな彼と、クールで孤独な影をひきずる都会ボーイの佐藤浩市が、対照的で興味深かった。ヅラをかぶった時代劇になると、堺くんの独特の含み笑いや意味深な視線がさらに際立って、私をイライラさせてくれる。白髪混じりで片足を引きずりながら歩く爺ちゃま@佐藤浩市も、なかなか渋いですぞ。

製作国:Japan
初公開年:2003年
監督:滝田洋二郎
原作:浅田次郎
キャスト:中井貴一, 佐藤浩市, 夏川結衣, 中谷美紀, 山田辰夫, 三宅裕司, 塩見三省, 堺雅人, 伊藤英明, 加瀬亮 ...


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by amore_spacey | 2013-05-29 00:48 | - Japanese film | Comments(0)

20年後の君へ

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 澤田雄一郎(中井貴一)は、一流商社で海外インフラビジネスを手がけるエリートサラリーマン。 ある日バングラデシュに出張で訪れた雄一郎は、アメリカにいるはずの娘、麻理子(忽那汐里)と遭遇する。 驚く父に、麻理子はバングラデシュの子どもたちを支援するNGOを主催している石川(向井理)の元でボランティアをしていると告げる。 「バングラデシュの人たちを豊かにするために何かをしたい」と夢を話すが…。


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「またか」と思うようなよくある話だけど、最後に流れたテロップで、これが実話から着想を得た作品であることを知った。だったらドキュメンタリー仕立てのほうがよかったな。ドラマにするとどうしても口当たりよく味付けされ、都合のいいように編集されてしまう(=安易なハッピーエンド)。「な~んだ、いつものパターンか」と、たいして感動することなく見終わってしまう。それがとても残念。たとえ最初から結末が分かっていても、当事者が語るのと、役者の口を借りて語らせるのとでは、重みも深刻さも費やすエネルギーも全然違う。有り難味や達成感や幸せの度合いは、もっとちがうような気がする。当事者の生の声を、ちらっとでもいいから聞きたかったな。

今回はいつもの中井貴一(=生真面目なサラリーマン)を見ることができたので、安心した。彼の原点は、何だかんだ言っても真面目なキャラ。幾つになっても綺麗な原田美枝子は、歳を重ねるにつれてますます可愛らしい女性になってきた。憧れるわぁ。

製作国:Japan(TBS)
放映日:2012年7月1日
演出:石井康晴
主題歌:桑田佳祐 「愛しい人へ捧ぐ歌」
キャスト:中井貴一, 坂口憲二, 向井理, 忽那汐里, 田中圭, 浜田学, 岡本玲, 平泉成, 豊原功補, 原田美枝子 ...


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by amore_spacey | 2013-03-04 22:25 | - Japanese film | Comments(2)

最後から二番目の恋 2012秋

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 ドラマプロデューサー・千明(小泉今日子)は、めっきり仕事が減り、鎌倉市役所に勤める和平(中井貴一)は年下の上司の下で働いており、共に憂鬱な日々を 送っていた。 恋の行方は、以前と変わらない間柄が続く。そんな中、千明は人気脚本家の灰田(リリー・フランキー)とサスペンスドラマを担当することに。一方、和平も人 気小説家・緑子(萬田久子)と出会う。


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千明と和平にまた会える~!嬉しいなぁ^^ 楽しみにしていたんだけど、ドラマから時間が空いたせいか?私がこのドラマのノリについていけなくなったのか?最後まで何だかなぁで、もやもや。期待していただけに、がっかり感が強い。とくに千明と和平の会話は、ドラマで出尽くしてネタ切れだったのかもしれませんが、ありきたりなボケと突っ込みばかりで、切れ味やぽんぽん弾けるリズムがなくて残念。

あ、ファンの方には申し訳ありませんが、ウスバカゲロウのような暖簾のようなリリー・フランキーが、どーも…ね。多種多才なマルチタレントという肩書きをお持ちだそうですが、本当は何者?

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2012年11月2日
演出:宮本理江子
キャスト:小泉今日子, 中井貴一, 内田有紀, 坂口憲二, 飯島直子, 浅野和之, 久保田磨希, 益若つばさ, 佐津川愛美, 森口博子, 渡辺真起子, 萬田久子, リリー・フランキー ...


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by amore_spacey | 2013-01-03 00:51 | - Japanese film | Comments(4)

わが家の歴史

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 昭和20年、終戦を迎えた日本の博多で暮らす八女家では、甲斐性がなく次々と事業を失敗させてしまう父の時次郎(西田敏行)に代わって、長女の政子(柴咲コウ)が弟妹を支えていた。一家が極貧生活を送るなかで、中洲のクラブ「長い夜」で働き始めた政子は、店の経営者である鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合い見初められるようになる。彼には仕事のパートナーである妻(天海祐希)がいたが、博多を復興させようとする熱意と、家族の面倒を見るという言葉に、彼との“結婚”を決意するのだった。


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三谷幸喜の脚本らしく、キャストの数が膨大!いつものように主役&準主役級の役者が集合して、演じる人も見る人も楽しいドラマだった。三谷作品の御用達役者=佐藤浩市や中井貴一や西田敏行や伊東四朗が登場、しかも時代が昭和とくれば、これは必見!各2時間の3部作になっているが、私の好きな佐藤浩市が出ずっぱりというのも手伝って、特に目を見張るような劇的な展開はなかったけれど、中弛みなく最後まで楽しめた。

日本の戦後史と共に進行する、当時どこにでもあった平凡な家族の物語。その家族の歴史に、当時人気を博した政財界や芸能界や文壇の人々をうまく絡ませて(あんなの有り得ない!という突っ込みはこの際なし)、昭和という時代をより身近に生き生きと感じることができた。みんなが一丸となって頑張った昭和、ささやかな日々の営みに一喜一憂した昭和、素朴なものや素朴な心があふれていた昭和、こんな昭和時代が大好きです、うるっ。何てったって昭和生まれだから^^


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個性的なキャラクターが多い中、山本耕史の存在はインパクトがウルトラC級。彼が演じた売れない小説家の天邪鬼&偏屈ぶりには笑ったけれど、身近にいたらかなり迷惑で困ったもんです(苦笑) どこにもいますね、その一言が余分だろ?な人って(苦笑) 最近よく見かける富司純子は、20~30代の子を持つ母親役が、本当に板についてきた。ユーモアにあふれ可愛らしいが芯も確固たる信念もある、いくつになっても女性らしさを失わない素敵な女優さんです♪

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2010年4月9日~4月11日
脚本:三谷幸喜
監督:河野圭太
キャスト:柴咲コウ, 佐藤浩市, 西田敏行, 富司純子, 松本潤, 佐藤隆太, 堀北真希, 榮倉奈々, 天海祐希, 長澤まさみ, 玉山鉄二, 山本耕史, 高田純次, 木梨憲武,, 和久井映見, 相武紗季, 高嶋政伸, 戸田恵子, 山田孝之, 伊東四朗, 八嶋智人, ウエンツ瑛士, 藤原竜也, 内野聖陽, 石坂浩二, 小日向文世, 角野卓造, 中井貴一, 岡田将生, 寺島進, 榎木孝明, 浅野和之 ...


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by amore_spacey | 2012-10-15 02:00 | - Japanese film | Comments(2)

寝ずの番

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 上方落語界の稀代の噺家・笑満亭橋鶴(長門裕之)が、今まさに臨終のときを迎えようとしていた。見守る弟子たち。なんとか師匠のいまわの願いを叶えようと、耳を近づけ聞き取ったのは「そそが見たい」との言葉。一同驚きつつも、おとうと弟子・橋太(中井貴一)の嫁・茂子(木村佳乃)を説得。茂子は師匠をまたぎ、そそをお見せした。が、師匠は言った。「わしはそとが見たいと言うたんや…」。そしてご臨終。通夜には師匠ゆかりの人々がわんさわんさと集まり、想い出話は尽きることがないのだった。


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物語が進むにつれてどんどんエスカレートする下ネタに、胸焼けしてちょっぴり不快にすらなったんだけど、ふっと思った。あんな風にお通夜やお葬式をしてもらったら幸せだろうな。いや、私だって下ネタが嫌いな訳ではありません。あの雰囲気の中にいたら、三味線に合わせて一発歌ったかもしれません。だって、あの木村佳乃が、スカートまくり上げて、あんなことしちゃうんですから。何でもあり&バカバカしいことOK、なロケ現場の雰囲気に、普段はちょっと真面目そうな役者さんたち(例えば笹野高史)も、気がついたらうまく乗せられちゃったんでしょう。監督、お見事!

それにしても中井貴一さん、あなたって人はサプライズてんこ盛りです。髪型から役柄に至るまで、カメレオンのような人。今回は夏の甲子園に出場する野球児な風貌が、新鮮でした。ハンカチ王子のような貴方が、下ネタを連発。その意外性が面白いんです。 


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私、冨司純子が好きなんです。丁寧に歳を重ねている。着物がよく似合う。仕草が粋。心の中にある大人vs子どもや、男気vs女気のバランスが絶妙。そんな彼女の手にかかると、下ネタさえ上質なエピソードに早変わり。彼女がいてくれたから、この下ネタ満載の作品が暴走せずに済んだのでしょう。うまく歳を重ねた色気のある女優さんと言えば、加賀まりこもその一人。ピリッとした中に小悪魔のようないたずらっぽい雰囲気があっていい。男性ファンの多い吉永小百合は、なぜか好きになれないのデス。

製作国:Japan
初公開年:2005年
演出:マキノ雅彦(=津川雅彦)
キャスト:中井貴一, 木村佳乃, 長門裕之, 富司純子, 岸部一徳, 笹野高史, 堺正章, 高岡早紀, 笑福亭鶴瓶, 浅丘ルリ子, 米倉涼子 ...


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by amore_spacey | 2012-09-05 00:40 | - Japanese film | Comments(0)

ステキな金縛り

ネタばれあり?

本気で中井貴一にハマっちゃうかも、どうしよう度 ★★★★☆(95点)

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【あらすじ】 妻殺しの容疑で逮捕された矢部五郎(KAN)の弁護を担当する宝生エミ(深津絵里)は、将来性ゼロの三流弁護士。勝てる見込みのない裁判に矢部は、「旅館で金縛りにあった」とアリバイを証言し無罪を主張する。矢部が泊まった旅館に赴いたエミは、矢部に金縛りをかけたという落ち武者・更科六兵衛(西田敏行)を法廷につれて、矢部の無罪を証言してもらうことに。しかし、対する検事・小佐野徹(中井貴一)はオカルトを真っ向から否定して、六兵衛の証言は法的に無効であると主張する。更には殺された鈴子の愛人・日野勉(山本耕史)が陰陽師を雇って六兵衛を除霊しようとしていた。


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三谷監督の作品は、主役・准主役級の豪華キャストが、超ナンセンスで無駄に長くて下らないストーリーを演じてくれる。今回もこの路線まっしぐら!『素敵な隠し撮り…』を中心に、三谷作品の常連キャストが集結して、またまたリアリティのない事件が勃発。が、事件そのものより、役者一人一人のキャラがメチャクチャ面白いノダ。


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いつも大袈裟で寒いギャグをとばす西田敏行って、ホント、暑苦しいだけだなと思っていた。今回もあの装束にあのメイクだから、嫌ァ~な予感がしたんだけど、意外に自然体でほろりとさせてくれるのね。見た目のインパクトが強いから、他の役者がややかすんだかに見えたけれど、いーえ、そんなことはありません。普段は生真面目で堅物なエリート検察官なのに、死んだ愛犬のことになると見事な壊れっぷりの中井貴一、軽薄で目立ちたがりな侍を演じる売れない役者の佐藤浩市、ポマードべったり・オールバックの山本耕史、宙を舞い挙句の果てには月に吹き飛ばされる市村正親…、みんな常軌を逸した個性ぶり。中でも黒縁メガネをかけた阿部ちゃんが、意味もなくタップダンスを踊りはじめたシーンには、参ったな(爆) そして、何気に披露した中井貴一の手品。口から卵(ゴルフボール?)を繰り返し吐き出す、あのシーンが頭から離れず大変です。何回も練習したんだろうなぁ(⌒▽⌒)アハハ!

どの役者もお芝居のノリで弾けちゃって、ストーリーにはぜーんぜん関係ない小ネタのシーンでも、与えられた小さな役を楽しんで演じている。あれこそが、役者の醍醐味なんだろうね。それを観る私たちも、そのばかばかしさに突っ込みを入れたり苦笑したりしながら、とりあえず日常の嫌なことを棚上げできるのがいい。ところで、♪アルプス 一万尺…♪ が耳から離れなくて困っちゃう…(苦笑)

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:三谷幸喜
キャスト:深津絵里, 西田敏行, 阿部寛, 中井貴一, KAN, 山本耕史, 竹内結子, 浅野忠信, 市村正親, 草彅剛, 小日向文世, 戸田恵子, 浅野和之, 生瀬勝久, 佐藤浩市, 深田恭子, 篠原涼子, 唐沢寿明 ...


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by amore_spacey | 2012-08-23 00:20 | - Japanese film | Comments(0)