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ひまわりと子犬の7日間

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】  寒い冬のある日、生まれて間もない子犬たちとその母犬が保健所に連れてこられる。近づこうとすると母犬は歯をむき出して激しく吠え、子犬たちを命がけで守ろうとしていた。殺処分される犬を一匹でも減らそうと、里親探しに奔走する職員の神崎彰司(堺雅人)は、この様子を見てこの犬たちの命を守ろうと決心する。殺処分までは7日間。このわずかな期間に、新たな飼い主を見つけて、人のもとで暮らせる犬として譲渡できるようにするのは至難の業である。しかし神崎は規則を破って収容期間を延長。母犬に「ひまわり」と名前をつけ、母犬の心をなんとか開かせようとする。2007年に宮崎県で起きた実話を映画化。


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映画用にトレーニングされた犬だと分かっていても、登場した犬たち、特に子犬たちの可愛らしい表情やしぐさに悩殺されてしまった。動物たちにも生きてきた歴史や思い出や記憶がある。そこ思いが至れば、単に可愛いから、ブームだから、という安易な考えで飼ったり、身勝手に捨てたり放置したりできないのでは?と考えるのは甘いかな。

ハムスターを飼うようになってから、伊ハムスター協会の活動に関心を持つようになった。ごみ箱に捨てられた生まれたばかりのハムちゃんたちの救済や里親探し、ハムちゃんシッターやハムちゃん霊園設立など、内容は年々広く深くなってきている。協会のメンバー間の温度差があって、思うようには進行しないが、みんなの思いは1つ。少しでも多くのハムちゃんの命を救っていこうよ。


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残念だったのは、「はい、ここで泣いて下さい!」と言わんばかりのワザとらしいBGM。あれは邪魔で逆効果だった。役者の語りや映像に委ねたほうが、遥かに心に訴えるものがあっただろうに。

製作 国:Japan
初公開日:2013年
監督:平松恵美子
キャスト:堺雅人, 中谷美紀, でんでん, 若林正恭, 吉行和子, 夏八木勲, 草村礼子, 左時枝, 檀れい, 小林稔侍 ...


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by amore_spacey | 2014-05-19 01:04 | - Japanese film | Comments(2)

半沢直樹 全10話

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 バブル末期に大手都市銀行に入行した半沢直樹(堺雅人)が、銀行内外の人間や組織による数々の圧力や逆境と戦う姿を描く。前半・大阪編は『オレたちバブル入行組』をベースに、後半・東京編は『オレたち花のバブル組』をベースにした物語が展開。キャッチコピーは、『やられたら、やり返す。倍返しだ!』


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最終回のラストには、「えええぇぇーっ?な、なんでー?」 結局ふたを開けてみれば、みんな頭取(北大路欣也)の手のひらの上で、踊らされていただけってことか。大銀行のトップともなれば、並外れた勝負師&役者の資質がなければ務まらぬ。いやぁ、やられた。北大路欣也の存在感は、絶大で圧倒的だった。おぬしも食えないヤツよのう。あの唐突な終わり方は、出向先で巻き返しを図る半沢の続編ありの暗示か?

それはさておき、堺くんの目ぢからや熱弁は、ときには上から目線で、上司から見ればふてぶてしく目障りなヤツ。だけど小柄な堺くんが全身で怒り全身で喜ぶ姿をみると、元気が出るしテンションがぐわーんと上がるのだ。理不尽な上司に「倍返し」なんて、実社会ではほとんど不可能なだけに、胸がスカッとする。納得できないことばかりの世の中、せめてTVの世界だけでも、勧善懲悪で溜飲を下げたいもんだ。という視聴者の気持ちに、直球で答えてくれた。

大阪編でしばしば出てきた缶コーヒーは、とてもいい脇役だったな。半沢が部下たちに缶コーヒーをポンと投げて寄こしたり、部下たちが半沢に缶コーヒーを差し入れたり。あれは男同士の絆の象徴アイテムだったんだな。ちらっと登場した夕食の食卓シーンも、楽しみの1つ。いつも一汁四菜~五菜が並んでいる。自慢じゃないけど、わがやはメイン+付け合せの野菜が1つ。花ちゃん、うちに来て~!


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とことん嫌なヤツ男優賞は、香川照之氏に決定。


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半端なくデカい顔が(そのサイズは堺くんの倍返し!) ≧∇≦


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状況に応じて不気味に笑ったり、三白眼の般若顔になったり


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わざととぼけてみたり…まるでゴムのように七変化。


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まさに、大悪党ここにあり!


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オネエ・キャラの大阪国税局・黒崎俊一(片岡愛之助)は、いつも半沢にぎゃふん(死語!)とやり込められて、実に漫画チックな男だ(^◇^)


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イケメン男優賞は、大阪の浅野支店長を演じた石丸幹二に捧げたい。なかなかいい男だったもんな^^ だから最後に追い詰められたときには、自業自得とはいえ本当に可哀想になっちゃった。イケメンは得だね。やっぱり人間、見た目か?


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ところで倍賞美津子のアップは、正直言って辛いものがあった。けれど回を重ねるうちに、役者を越えた女性としての潔さが心地よくなってきた。加齢によるシワやたるみ、それらをプチ整形やボトックスに走って、若さにしがみつこうとあがく美魔女がいる昨今、「これが私なんです」と逃げも隠れもしない倍賞さんの凛としたブレない姿が、ガツンと胸に響いた。あっぱれ!あ~あ、半沢が終わって、気が抜けちゃった。秋は何を観ようかなぁ?

製作国:Japan
放映日:2013年7月7日~9月22日
演出:福澤克雄, 棚澤孝義
キャスト:堺雅人, 上戸彩, 笑福亭鶴瓶, 及川光博, 滝藤賢一, 香川照之, 森田順平, 北大路欣也, 片岡愛之助, 石丸幹二, 宮川一朗太, 宇梶剛士, 壇蜜, 赤井英和, 田中美奈子, 松居直美, 前川泰之, 利重剛, 駿河太郎, 小林隆, 倍賞美津子 ...


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by amore_spacey | 2013-09-27 01:58 | - Japanese film | Comments(0)

壬生義士伝

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 明治三十二年、東京市。冬のある夜、満州への引っ越しを間近に控えた大野医院に、病気の孫を連れてやってきた老人・斎藤一(佐藤浩市)は、そこにかつて新選組で一緒に戦った隊士・吉村貫一郎(中井貴一)の写真を見つける。盛岡の南部藩出身の貫一郎は、純朴な外見に似合わない剣術の達人であった。が、その一方で名誉を重んじ死を恐れない武士の世界に身を置きながら、生き残ることを熱望し、金銭を得るために戦った男でもあった。全ては故郷で貧困に喘ぐ家族のため。脱藩までして新選組に入隊した彼には、金を稼ぎ、愛する家族のために生き残る必要があったのだ。斎藤はそんな貫一郎を嫌ったが、反面、一目置くところもあった。


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中井貴一と佐藤浩市の共演&競演、沖田総司@堺雅人、そして女性陣も私の好きな夏川結衣や 中谷美紀が出演というので、楽しみだった。あの時代のヅラをつけると、中井貴一は実年齢より若く見えるんだけど、あれはメイクのお陰もあるのかな?ひどい南部藩の訛りで話す田舎っぺな彼と、クールで孤独な影をひきずる都会ボーイの佐藤浩市が、対照的で興味深かった。ヅラをかぶった時代劇になると、堺くんの独特の含み笑いや意味深な視線がさらに際立って、私をイライラさせてくれる。白髪混じりで片足を引きずりながら歩く爺ちゃま@佐藤浩市も、なかなか渋いですぞ。

製作国:Japan
初公開年:2003年
監督:滝田洋二郎
原作:浅田次郎
キャスト:中井貴一, 佐藤浩市, 夏川結衣, 中谷美紀, 山田辰夫, 三宅裕司, 塩見三省, 堺雅人, 伊藤英明, 加瀬亮 ...


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by amore_spacey | 2013-05-29 00:48 | - Japanese film | Comments(0)

鍵泥棒のメソッド

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 銭湯に入ってきた金持ちそうな男(香川照之)が転倒。その場に居合わせた貧乏役者の桜井(堺雅人)が様子を見ていると、男は頭を強打した影響で記憶を失っていた。桜井はちょっとした出来心を起こし、男のロッカーの鍵と自分の鍵をすり替える。案の定、その男は自分を桜井だと思い込む。しかし男の正体は誰も顔を見たことのない伝説の殺し屋・コンドウで、コンドウに成り代わった桜井のもとに大金が絡む、危険な仕事の依頼が舞い込み、桜井はやむなく引き受けてしまう。一方自分は桜井だと思い込んでいるコンドウは一流の役者を目指して真面目に努力する。そんなひたむきな姿に胸を打たれた女性編集長の香苗(広末涼子)は彼に求婚する。三者三様の奇妙な運命を描く。


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主人公の2人の立場が入れ替わる、というありがちな設定なのに、私たち観る人を決してがっかりさせない、想像を超える意外なストーリー展開にひきつけられて、最後まで楽しめた。突っ込みどころ満載で、「こんなの、ありえねー」とバッサリ斬り落とすこともできるが、「いや、待てよ。こんなことが起きてもいいじゃない。楽しいよね?」と思わせてくれるところがいい。それはこの奇妙な出会いによって3人が、わずかながらも何らかの変化を遂げるところにあるのかも。奇妙奇天烈な展開ながら、胸キュンものなのだ。


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桜井@堺の汚部屋 vs コンドウ@香川のモデルルームのような部屋は印象的だった。きちんと正座して、黙々と桜井の汚部屋を掃除整頓する香川氏に、『ゆれる』の中でちょっと卑屈なオーラを漂わせながら、静かにアイロンをかけていた彼がダブる。毎度のことながら、香川氏の豹変振りには目が点(● _ ●) ああいうのが詐欺師や連続殺人犯だったりするんだろうな。香苗@広末が仕事終了後、机に掃除機をかけるシーンには深く頷いてしまった。私もあんな感じだったから。当時はハンディタイプの掃除機がなかったから、手をほうき代わりにしたけど。

今まで広末涼子をあまり好きになれなかったのは、たぶんJean Renoと共演した『WASABI』(2001年)の彼女が、あまりにもチャラチャラしてふざけていたので、「コイツ、何様?」とムカついた気持ちがずっとあったからだと思う。あの眩しそうにする微笑み方や、ピキッと縦に入った額のシワも、姑息すぎてイライラ。なのにこの作品の彼女には、とても好感が持てた。容姿に恵まれているのに無表情で頑なで几帳面。非社交的で自分に自信がないんだけど、仕事はサクサクやる、目標をもって成し遂げる。芯はしっかりしている。こんな香苗のような役どころが彼女には向いているような気がする。堺くんのダメっぷりは、ご覧のとおり(≧∇≦)

製作国:Japan
初公開年:2012年      
監督:内田けんじ
キャスト:堺雅人, 香川照之, 広末涼子, 荒川良々, 森口瑤子 ...


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by amore_spacey | 2013-05-17 01:00 | - Japanese film | Comments(0)

堺雅人くん&菅野美穂ちゃん、おめでとう!

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爽やかなカップル誕生~♪


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あ、実は『ツレがうつになりまして』で観た堺くんと宮崎あおいちゃんってお似合いだな、と思ってました。そして堺くんは一般の女性とひっそり結婚して、私生活についてはノーコメントな人だろうなと思っていたので、このニュースはとても意外でビックリしました。でも素敵なお2人です、幸せになってね。


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by amore_spacey | 2013-03-23 00:44 | My talk | Comments(6)

リーガル・ハイ 第1~3話

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 ちょっとおっちょこちょいだが、訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門(こみかど)研介(堺雅人)と、真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)の2人が繰り広げる、コメディタッチの弁護士ドラマ。


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《一言感想》 内容はイマイチなんだけど、堺雅人くんの色んな表情が楽しめる。寝癖のついたビヨヨーンな雅人くんとか、こーんな顔の↑彼とか。元シェフの(笑)里見浩太朗さんには、とんでもない過去がありそう(^^) 「いや、昔、テロリストだったことがありまして…」なんてね。今回の小池栄子の役柄は、地味で大人しすぎて、ぜんぜん冴えない!第1話はけっこうおもろかったんだけど、、、失速感が拭えず?ってことで、あまりにも脚本がひどいので、第3話をもちましてフェードアウトさせていただきます。雅人くん、ごめんね。

製作国:Japan(フジテレビ 火9)
放映日:2012年4月17日~5月1日
演出:石川淳一, 城宝秀則
キャスト:堺雅人, 新垣結衣, 里見浩太朗, 生瀬勝久, 小池栄子, 矢野聖人, 田口淳之介, 大槻一人 ...


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by amore_spacey | 2012-05-10 01:10 | - Japanese film | Comments(2)

ツレがうつになりまして。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 漫画家の晴子(宮崎あおい)は、結婚5年目になる夫のツレ(堺雅人)とのんびりとした日々を送っていた。しかしある日超ポジティブな性格だったツレが、「死にたい」などと言い出す。病院での診察結果は“うつ病”。原因は仕事のストレスだと思った晴子は、ツレに会社を辞めさせる。ちょっとした事で落ち込んだり、急に気分がよくなったり、コロコロと体調が変わるツレ。そんなツレをゆっくり見守りながら、晴子はツレの様子をイラスト日記に綴っていた。


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大河ドラマ『篤姫』のあの2人が大スクリーンに戻ってきた~(^^) 宮崎あおい&堺雅人のほんわかした夫婦の姿が良かったな。晴子のことをハルさんと呼ぶ堺くんや、満員電車の中で号泣する堺くんに、胸きゅん♪ 漫画の連載を突然打ち切られたら、普通だったら自分のことで精一杯なのに、ツレを優しく見守る気持ちの余裕が、晴子にはあった。ガミガミ言わない。ヒステリックにならない。そういう人っているんですよね。だからツレは救われた。


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イグアナのイグの存在も、ポイントが高い!笑ってるんだか悲しいんだかよく分からない。何も言わない。吠えたり噛み付いたりしない。ベタベタ甘えたりしない。勝手にノソノソ歩いている。同じ空間で自分の好きなことをやっている。そういう距離感が、うつ病を患う人には最高にありがたい。ちょっぴりイラついたのが、いつもハネているツレの毛の行方。何度も登場するから伏線になっているのかと期待していたのに。あれって単発ギャグだったの?それにしては寒すぎるかも。

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:佐々部清
原作:細川貂々
キャスト:宮崎あおい, 堺雅人, 吹越満, 津田寛治, 犬塚弘, 梅沢富美男, 大杉漣, 余貴美子 ...


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by amore_spacey | 2012-04-16 02:07 | - Japanese film | Comments(2)

日輪の遺産

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 終戦間近の昭和20年8月10日。帝国陸軍の真柴少佐(堺雅人)は、阿南陸軍大臣ら軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。山下将軍が奪取した900億円(現在の貨幣価値で約200兆円)ものマッカーサーの財宝を、秘密裡に陸軍工場へ移送し隠匿せよ。その財宝は敗戦を悟った阿南らが、祖国復興を託した軍資金であった。真柴は、小泉中尉(福士誠治)、望月曹長(中村獅童)と共に極秘任務を遂行。勤労動員として20名の少女たちが呼集される。御国のため、それとは知らず財宝隠しに加担するが、任務の終わりが見えた頃、上層部は彼女らに非情きわまる命令を下す。果たして少女たちの運命は?そして財宝の行方は?


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大戦前夜~大戦真っ只中~終戦間際を舞台にした作品が、さいきん激増しているのは気のせい?不況の最中に起きた東北大地震&原発事故により、大打撃を受けた日本及び日本経済の復興・再興を、誰もが願っているということの表れなのだろうか。過去と現在がバラバラに存在しているのではなく、それぞれが見えない力によって引き寄せられ繋がっている、ということを、この作品は感じさせてくれた。

生理的に苦手な中村獅童だったけれど、今回は抑えた演技で、高感度上昇↑↑↑ 小柄な堺雅人が中村獅童の横に立つと、少年&お父さん!の図だが、目ぢからや表情&演技は圧倒的。そしてユースケ・サンタマリア。前から思っていたんだけど、名前がふざけてないか?『うどん』で初めて観た時、何じゃ、コイツは~?と、ものすごい不快感を抱いた。それ以降、彼が出演している作品は全部パス。でも今回は私の好きな堺さんが出演(*^^*)というので、ユースケには目をつむった。目をつむってよかった。なかなか味のある演技をするじゃないの、ユースケ。見直したっ。

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:佐々部清
原作:浅田次郎
キャスト:堺雅人, 中村獅童, 福士誠治, ユースケ・サンタマリア, 八千草薫, ミッキー・カーチス, 森迫永依, 土屋太鳳 ...
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by amore_spacey | 2012-02-04 00:42 | - Japanese film | Comments(6)

武士の家計簿

私のお気に入り度 ★★★☆☆(79点)

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【あらすじ】 会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目・直之(堺雅人)は、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。江戸時代後期、加賀藩も例にもれず財政状況は逼迫していた。加えて武家社会では出世するにつれ出費も増え続けるという構造的な問題があった。猪山家の家計が窮地にあることを知った直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断、家族全員で倹約生活を行うことにする。


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日々の暮らしには必ずどこかに無駄があり、その無駄をそぎ落として工夫を凝らし分相応の生活をすれば、財政が逼迫しても生きのびることができる、とは今まさにタリが必要としている政策である。無駄に多い国会議員と国家&地方公務員を南極へ島流ししたら、あの世から猪山直之を呼んで、大統領・首相・大蔵省…全ての職務を兼任させ、イタリア国家財政の建て直しに努めてもらいませう。い、いかん。つい力んでしまった…(ё_ё;)

主役が実直でそろばんバカな武士と来たら、ただ地味で退屈で全く面白味のない話になりそうなもんだけど、さすが森田監督やね。組織の中の正義や家族の絆や夫婦・親子の関係に焦点を当て、しんみり感動させる作品にしてくれた。そろばんをはじく軽快な音や、日本人が重んじてきた美しい礼儀作法などをみていたら、着物が着たくなってきた。年老いた両親(中村雅俊 松坂慶子)と息子を描いた後半部分は、なくてもよかったかな。頻繁に出てきた食事のシーンは、『キッズ・オールライト』に通じる象徴的なものがあるかも。正座して食事するのは、私にはもう絶対に無理。どの役者も適材適所だが、とりわけ松坂慶子の天然ボケぶりは素晴らしく、夫やおばばさま(草笛光子)や息子や嫁(仲間由紀恵)との、のほほ~んとしたやりとりや間の取り方が絶妙で微笑ましかった。

『家族ゲーム』『メインテーマ』『それから』の頃から好きだった森田芳光監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

製作国:Japan
公開年:2010年
監督:森田芳光
キャスト:堺雅人, 仲間由紀恵, 中村雅俊, 松坂慶子, 草笛光子, 西村雅彦, 嶋田久作 ...


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by amore_spacey | 2012-01-05 01:45 | - Japanese film | Comments(0)

南極大陸 (第1~3回)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 昭和30年代、敗戦からの復興を進める日本は、戦勝国を中心とした国際地球観測年による南極観測への参加を表明する。しかし、他の参加国からは敗戦国であることを理由に罵倒される。そして、日本に割り当てられた観測場所は「inaccessible(接岸不可能)」とされていたプリンス・ハラルド海岸であり、日本は全く期待されていなかった。そんな厳しい状況の中で、倉持(木村拓哉)・白崎(柴田恭兵)・星野(香川照之)・内海(緒形直人)たちは、日本が世界と肩を並べる時が来たとして、南極観測のために尽力する。私の好きな役者3人が共演するというので、楽しみにしていたんだけど、第3回まで観て、キムタクのヘタな演技に辟易。もう勘弁して~!


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キムタクの意味のない笑いが、すごく気になる。やめれっ!暫く見ないうちに老けたけど、柴田恭兵の声がいい!痺れた。今回の香川照之氏は、縁の下の力持ち的存在。こんなに2歩も3歩も引いた彼って珍しい?出たっ!三白眼の堺雅人っ。目つきの悪い嫌味な官僚だけど、根はイイ奴なんだろうな。緒形直人、お父さんに似てきたなぁ。緒形拳かと思っちゃった。無鉄砲で喧嘩っ早いが、人情厚い典型的な下町男の代表・寺島進(*^^*) 芦田愛菜ちゃん、ぬいぐるみみたい。日本一多忙な小学生?赤ん坊を背負った晴夫くんて、戦後の男の子度100パーセント。リキは先導犬の風格があって男前。アナタの横顔に哀愁を感じるわ~♪

製作国:Japan(TBS)
公開年:2011年10月16日~
プロデューサー:石丸彰彦, 伊與田英徳, 山田康裕
キャスト:木村拓哉, 柴田恭兵, 香川照之, 堺雅人, 緒形直人, 寺島進, 綾瀬はるか, 仲間由紀恵, 渡瀬恒彦, 木村多江, 芦田愛菜, 奈良岡朋子(ナレーション) ...


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by amore_spacey | 2011-11-19 03:10 | - Japanese film | Comments(2)