タグ:平田満 ( 11 ) タグの人気記事

年下の男

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 平凡な毎日を送る30歳のOLの山口千華子(稲森いずみ)は、行きつけのスポーツジムで年上の伊崎駿(高橋克典)に出逢い、惹かれる。思い切ってアタックしたが、「女は必要ない」と振られて大ショック。そんな千華子に、彼女の弟・卓(山崎裕太)の大学の友人・謙吾(賀集利樹)が近づいてきた。初めは遊び半分だったが、次第に彼女に惹かれていく。また千華子も、優しく情熱的な謙吾を愛するようになる。しかし付き合いが深まるにつれ、8歳の年の差は互いに遠慮と物足りなさを生む。
 一方、千華子を振った駿は、ひょんなことからよく行く弁当屋のおばちゃんを食事に誘う。その女性は千華子の母・花枝(風吹ジュン)だった。まもなく2人は、許されない関係に堕ちる。母が自分を振った相手との不倫に苦しんでいるとは知らず、また恋人が自分の娘の恋した相手とは知らず、母と娘は同じ男をめぐってそれぞれに苦悩するのだった。


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こういうドロドロ劇って大好き。駿と花絵がいちゃつく現場に梓(麻生祐未)が居合わせたり、2人が真夜中に家の前で熱く抱擁するのを千華子が目撃する瞬間や、京都の寺で2人がキスの真っ最中に千華子が登場するシーンや、ワゴン車の中で2人がもつれあっているのを夫の勇一郎(平田満)が目撃するシーンなど、視聴者のテンションも心臓もマックス☆ 他人の不幸は蜜の味なのです。秘密が暴露されたあとも、仮面家族を続けていくのかな?と思っていたんだけど、暮らす場所は離れていても心は見えない糸で繋がっているって、いいね。


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高橋克典って、実はかなり以前から気になっていたんだァ。『ポケベルが鳴らなくて』でドラマ・デビューした彼に、いきなり一目ぼれ。いまどき死語のような台詞を連発するキザなヤツなんだけど、普段から彼はあんな話し方だよね。彼の声がこれまた耳に心地よく、視線や仕草も嫌味がない。『珈琲屋の人々』で久しぶりに観て、克典熱に火がついちゃった。ひとり克典祭りをやろうかな。そうそう、ぶりっ子な裕木奈江が、当時ずいぶん叩かれたけれど、彼女は今どうしているんだろう?

製作国:Japan(TBS)
放映日:2003年1月9 日~3月20日
演出:佐々木章光
脚本:内舘牧子
キャスト:稲盛いずみ, 高橋克典, 風吹ジュン, 平田満, 山崎裕太, 高橋昌也, 麻生祐未, 賀集利樹, 星野真里 ...


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by amore_spacey | 2014-06-02 00:55 | - Japanese film | Comments(4)

メイド・イン・ジャパン 全3話

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 円高・欧州債務危機・中国・韓国等新興国の追い上げ。製造業が軒並み危機を迎える中、巨大電機メーカーのタクミが「余命3ヶ月」の倒産の危機に追い込まれた。そこで営業部長・矢作(唐沢寿明)が会長(岸部一徳)の特命で、社内には極秘に7人の「再建チーム」を結成、倒産回避に奔走する。だが彼らの前に中国の新興電機メーカー・ライシェの日本人技術者、かつての矢作の同僚・迫田(高橋克実)が立ちはだかる。「技術は誰のものか?」という争いの中、日中の巨大企業の激突が始まる。1953年2月1日にNHKがテレビの本放送をはじめてから60年の節目を迎えたことを記念して制作されたドラマで、キャッチコピーは「生み出すために、生きてきた」


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豪華キャスト!観ているうちに、私も日の丸の旗を背負っていた。オリンピックでもないのに、「日本、頑張れ!!!」と応援していた。昭和の企業戦士と平成の若い社員の会社に対する考え方の違いや、再建チームのメンバーとその家族のかかわり合い、夫と妻や父と子の確執などを織り込みながら、モノを作る人間の気概というものを見せてもらった。高橋克実が素晴らしい。地味ながら平田満はいつも存在感がある。


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この人、どこかで観たことがあるなと思ったら、『ATARU』で強烈なオーラを放っていたっけ。中村靖日、一度観たら忘れない。どうでもいいことなんだけど、唐沢くんがつけていたネクタイって、どれもこれも超センス悪っっ。

製作国:Japan(NHK)
放映日:2013年1月26日~2月9日      
演出:黒崎博
脚本:井上由美子
キャスト:唐沢寿明, 高橋克実, 吉岡秀隆, 國村隼, マイコ, 斎藤歩, 中村靖日, 平田満, 大塚寧々, 刈谷友衣子, 酒井美紀, キムラ緑子, 金井勇太, 及川光博, 岸部一徳 ...


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by amore_spacey | 2013-04-07 00:54 | - Japanese film | Comments(0)

臨場 劇場版

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 2010年、波多野進(柄本佑)という男が、4名の死者を出す通り魔事件を起こす。しかし波多野は心神喪失と判断され無罪。その2年後、弁護士の高村則夫(菅原大吉)、精神科医の加古川有三(デビット伊東)が殺された。警視庁刑事部鑑識課検死官の倉石義男(内野聖陽)は、この二つの事件は同一犯の犯行ではないかと推察する。実はこの二人は、2010年の通り魔事件で波多野の弁護と精神鑑定を担当していたのだ。捜査本部は通り魔事件の遺族の犯行を疑うが、倉石はその説に異を唱える。


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バスジャックされた暴走バスが、人々でにぎわう広場に突っ込む。暴走バスから血まみれの乗客たちのあとを追って、狂ったようにナイフを振り回す青年が飛び出てくる。逃げ惑う人々の叫び声や、吹き出る血しぶき。無差別通り魔事件が、今まさに目の前で起きている、この臨場感に身体が震えた。ショッキングなシーンには賛否両論あるらしいが、これなくしてこの作品は成立しないだろう。

そして被害者家族の前には、精神鑑定により心神喪失とされた犯人は無罪(更生施設送り)という、不可解な刑法39条が立ちはだかる。「物言わぬ死者の声を聞くのが、われわれの使命」と検視官の倉石が全身全霊をかけて奔走するも、法廷まで死者の声は届かない。それどころか更生させるという奇妙な刑法39条によって、加害者の人権だけが守られるようなおかしなことが起きる。死んでしまった者は、もうどうでもいいのか?


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色々と考えさせられる作品だったが、ちょっとお粗末なオチ(真犯人)に、えっ?そんな動機で?と、突っ込みどころも満載。火曜サスペンス的な大袈裟なBGMは邪魔だったなぁ。鬼気迫る内野聖陽の熱演は評価できるが、あのオレ様ぶりや一匹狼ぶりがあまりにも弾けすぎて、「殿(との)、ここは舞台じゃないんですよ」と余計なコトを言っちゃいそう。ところで車の後ろに3つ横に並んだリンゴの意味は何だったんだろう?TV版では説明されてるのかな?

製作国:Japan
公開年:2012年
監督:橋本一
キャスト:内野聖陽, 松下由樹, 渡辺大, 平山浩行, 益岡徹, 高嶋政伸, 段田安則, 若村麻由美, 市毛良枝, 柄本佑, 平田満, 長塚京三 ...


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by amore_spacey | 2013-02-07 02:13 | - Japanese film | Comments(4)

キツツキと雨

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 人里離れた山村に住む岸克彦(役所広司)は、森林で木々を伐採する、いわゆる木こり。妻に先立たれ、定職に就かない息子(高良健吾)と二人暮らしをしていた。ある日仕事の途中、映画の撮影で山に来た気の弱い若手映画監督の田辺幸一(小栗旬)と出会う。車が溝に嵌って身動きが取れない幸一らを撮影現場まで送ると、ゾンビのメイクをされエキストラ出演するハメに。嫌がりながらも内心はまんざらでもない克彦は、やがて幸一の姿に息子と自分自身を重ねるようになる。


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役所広司が出ている、これだけの理由で観始めたのだが、作品に漂う不思議な魅力にどんどん引き込まれていった。ゾンビ映画の撮影という非日常な出来事を除けば、私たちと同じような日常が流れている。それでもこの作品を観終わったあと、平凡な日常が少しだけ違うものに見えてきた。変化のない毎日が続く。ときには何をやってもうまくいかない時期がある。けれどちょっとしたこと(特に人との出会い)がきっかけとなって、具体策が見つかった訳ではないが、まぁ何とかなるさ!と前向きな気持ちになれるノダ。


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目元やアゴに年齢相応のシワやたるみが出てきた役所広司、だけどどうしてこんなに魅力的なんだろう。彼が居るだけで、ざわざわした空気が落ち着いてくる。緊迫した空気が和らぐ。そこに居てくれるだけで安心できる人だ。これは持って生まれた役所の人柄や人徳なんだと思う。彼が醸し出す、少々遠慮がちではあるけれど彼独特のオーラが、全体をいい感じに包み込んでいた。

そんな役所が演ずる中年の木こりを、幸一は「うざいヤツ」「変なおっさん」と煙たがっていた。なのに彼のことが気になる。年齢や環境や職種をこえて、2人の距離が縮まっていく様子が、小さなエピソードを丁寧に積み重ねながら描かれている。2人が食堂で向き合って食べてるとき、役所があんみつのあんを、いきなり小栗の口の中に押し込んだのにはビックリ(☆o☆) ゾンビのメイクや、エキストラ出演のことを弁当食べながら木こり仲間に語ったり、大浴場で一人ゾンビの練習をする役所の姿、劇中劇の平田満の演技や痔持ちのベテラン俳優山崎努の表情・仕草など、クスッと笑えるシーンが盛り沢山。温泉に入って身体の芯までじわ~っと温まる、そんな作品だ。

製作国:Japan
公開年:2011年
監督:沖田修一
キャスト:役所広司, 小栗旬, 高良健吾, 臼田あさ美, 古舘寛治, 嶋田久作, 平田満, 伊武雅刀, 山崎努 ...


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by amore_spacey | 2012-12-15 01:28 | - Japanese film | Comments(0)

平清盛 (第20~29話)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

人生色々、死に様(ざま)も人それぞれ。
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まずはこのかた。納豆のようにネチネチした、とても面倒くさい藤原頼長(山本耕史)の成れの果て。クール&ダークが売りだったのに、流れ矢が首筋に刺さって血を見たとたん、腰を抜かし、「ヒーヒー」「ギャーギャー」わめきちらす。ジタバタあがいて、往生際が悪いったらありゃしない。ったく情けないヤツに成り下がったものよ。悪左府の名が泣く。頼みの綱はオトンしかおらん。なのにオトンにも見捨てられ、舌を噛んで自害。もう支離滅裂、メチャクチャな最期。肝っ玉の小さい輩だったのでございます。


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お次は信西(阿部サダヲ)。 地下の穴に隠れていたところを、平治の乱の首謀者・源義朝+藤原信頼の兵士に見つかってしまうが、その場で潔く自刃。まったくぶれない最期。あとほんの少しで政権の座につく平家の重鎮として、活躍するはずだったのに。濃い阿部サダヲに似合わない、あっさりした最期に拍子抜け。


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〆は平治の乱の首謀者・源義朝(玉木宏)。尾張にある舅の館にたどりついてかくまわれるが、舅の裏切りを察知。小雪の舞う中、義朝は正清と刺し違えて自害する。無念は残るが、戦国時代の武将らしいあっぱれな最期でございました。頼長・信西・義朝、三者三様の人生の幕引き。あなたはどれがお好き?


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一方捕らえられた源頼朝(中川大志)は、京で清盛と対面。私の思い過ごしかもしれないけど、彼ってデビュー当時のLiv Tylerに似てませんか?


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和久井映見ちゃんは竹野内豊とラブコメにも出てるけど、彼女が醸し出すしっとりした和風の雰囲気は、ぜったいに時代劇向きだと思うな。現代劇でも、家庭をしっかり守る堅実な奥様という役がぴったり。地味目だけど、存在感があるし年齢相応の色気もある。第28話で、ハンガーストライキ中にもかかわらず、うっかりお茶を口にしてしまい、「あっ」と言いながら着物の袖で口を押さえるシーンは、茶目っ気があって和みましたぞ(^^)  

このところキャストが次々に入れ替わっているから、話について行くのが大変。平△△とか源◎◎とか藤原XXとか、名前も微妙に似ていて、清盛や義朝や頼朝や義経などの重要人物以外は、覚えきれません(T^T) 私の好きな役者がどんどん退場して、寂しゅうなりましたなぁ。目ぼしい役者がいない今、何を楽しみに観たらよいのじゃ?

製作国:Japan(NHK)
放映日:2012年5月20日~7月22日
演出:柴田岳志
キャスト:松山ケンイチ, 深田恭子, 和久井映見, 尾美としのり, 玉木宏, 田中麗奈, 武井咲, 岡田将生, 中村梅雀, 井浦新, 松田翔太, 松雪泰子, 國村隼, 山本耕史, 堀部圭亮, 阿部サダヲ, 平田満, 藤木直人 ...


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by amore_spacey | 2012-08-20 01:10 | - Japanese film | Comments(4)

鍵のかかった部屋 (第1~4話)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 大手警備会社社員の榎本径(けい=大野智)は、鍵や錠前の研究が大好きで、「この世に破れない鍵はない」というほどのマニア。冷静沈着&一見近寄りがたい風体で、事件解決自体に関心はないが、密室を破ることには恐るべき執念を燃やし、依頼された難解な密室事件のトリックを解決する一風変わったヒーローである。「密室は、破れました。」がこのシリーズのキャッチコピー。


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うわぁぁ、こんなところに名探偵コナンがいるじゃないか(⌒▽⌒) ロボットのように無表情なのは、ミタさんそっくり(^^) 大野くんってホントに31歳?たまたま来ていた娘の友だちが彼をみて、「小学生?」な~んて言ってたけれど、年齢不詳の不思議な少年だな。私が子どもの頃30代の男性って、別の惑星に暮らすおじさんのカテゴリーだったのに。

そんなロボット少年に振り回される佐藤浩市さんの、「もー、いい加減にしてよ」な表情に萌え~♪ 「密室トリックとかなぁ、超自然現象とか、大っ嫌いなんだ。それから探偵がもったいぶって謎解きを説明するのは、もっと嫌いなんだ!」という台詞に、あたしも大賛成。密室事件を扱った初期の東野圭吾の作品、あれが苦手だ。頭の回転がどーも悪くて、込み入った謎解きができないんです。そうそう、事件現場を再現したミニチュアが、私と娘のツボにハマリまくり(^^) あのミニチュア、欲しいなぁ。プレゼントコーナーとか、ないのかなぁ?^^ 

製作国:Japan(フジテレビ 月9)
放映日:2012年4月16日~5月7日
演出:松山博昭, 加藤裕将
主題歌:嵐
キャスト:大野智, 戸田恵梨香, 佐藤浩市, 能年玲奈, 夙川アトム, 風間杜夫, 堀部圭亮, 名高達男, 中村獅童, 髙嶋政宏, 相武紗季, 白石美帆, かとうかず子 ...


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by amore_spacey | 2012-05-14 04:40 | - Japanese film | Comments(0)

クワイエットルームにようこそ

私のお気に入り度 ★★★☆☆(72点)

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【あらすじ】 佐倉明日香(内田有紀)は28歳のフリーライター。ようやく手にした署名コラムの執筆は行き詰まり、同棲相手の鉄雄(宮藤官九郎)ともすれ違いが続く微妙な状態。そんなある日、明日香は気がついたら、真っ白な部屋のベッドに拘束されていた。やってきたナース(りょう)に「アルコールと睡眠薬の過剰摂取により、丸2日間昏睡状態だった」と説明されても、記憶があちこち欠如した明日香は戸惑うばかり。だが非日常的な空間で見知らぬ人々と出会ううち、明日香の中で何かが変わり始める…。


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真っ白な部屋のベッド、金属的な内装、人間味のない看護婦の登場に、これはSF映画なのか?と思ったら、心を病んだ人々が生活する病院が舞台だった。だからびっくりするようなキャラが次々に出てくるが、中でも大竹しのぶは超ぶっ飛んでたな(≧∇≦) 彼女の年齢不詳ぶりや芸域の広さには、感服するばかり。好きな女優さんです。


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作品の内容はちょっぴり現実ばなれしていて、全面的に溶け込むことが出来なかったけれど、次々に登場する強烈なキャラにひきつけられて、気がついたら最後まできちんと観てました。

製作国:Japan
初公開年:2007年
監督:松尾スズキ
キャスト:内田有紀, 宮藤官九郎, 蒼井優, りょう, 塚本晋也, 平田満, 妻夫木聡, 大竹しのぶ ...


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by amore_spacey | 2011-07-26 00:18 | - Japanese film | Comments(0)

おと・な・り

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 カメラマンの聡(岡田准一)は、人気モデルの撮影に忙しい日々を送りながらも、風景写真を撮りたいという思いを抱えている。七緒(麻生久美子)は、花屋でバイトをしながらフラワーデザイナーを目指し、フランス留学を控えている。同じアパートの隣同士に暮らす、30歳&恋人なしの二人が顔を合わせたことは、一度もない。口ずさむ「風をあつめて」のメロディーやフランス語やコーヒー豆を挽く音。いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。


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タイトルの「おと・な・り」は、「お隣り」に「音鳴り」をかけている。2人の暮すアパートが、昭和初期の小学校のような雰囲気で、なかなかいいんだな。それにしても色んな音があそこまで筒抜けだなんて、壁の薄いアパートだー(爆) 大事件が起きるわけではなく、日常生活の中の小さな出来事を紡ぎ合わせた静かな作品である。恋人なしの男女が微妙なすれ違いを何度も繰り返したあと、ぽんと繋がる。従来のラブストーリーのように、熱い思いを語ったり修羅場を繰り広げたり、というのが全くない。彼らの人生や恋がそっと動き出すまでの時間を、淡々と描いている。それが今どきの恋愛なのかな?それだけに聡のところに転がり込んで来た威勢のいい茜(谷村美月)が、とても生き生きしていて好感がもてた。私は七緒より茜タイプのほうが好き(私自身は七緒に近いけど)。2人の会話だけが聞こえてくるエンドロールが、ものすごくよかった。この作品をそのまま歌にしたような、はっぴいえんどの♪ 風をあつめて♪(音が出ます!)が、心の中で何度も流れる。懐かしい。

製作国:Japan
初公開年:2009年
監督:熊澤尚人
キャスト:岡田准一, 麻生久美子, 谷村美月, 池内博之, とよた真帆, 平田満, 森本レオ ...


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by amore_spacey | 2011-05-30 02:40 | - Japanese film | Comments(4)

孤高のメス

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 大学病院に依存しきった市民病院・さざなみ病院に、外科医の当麻が赴任してきた。患者のことを第一に考え、オペも鮮やかな手際で対応する当麻(堤真一)。そんな彼に第一外科医長の野本(生瀬勝久)らは反発するが、その一方で看護師の浪子(夏川結衣)たちは仕事へのやる気を取り戻していく。そんな中、市民病院の強化に努める市長(柄本明)が末期の肝硬変で倒れてしまう。彼を救う手段は法で認められていない脳死肝移植のみ。そこで当麻が下した決断は……。


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堤真一、かっこよぎ&孤高すぎ(^^)v いや、これはこれでいいんだけど。今まで観た作品は冴えない役が多かっただけに、今回も最悪などんでん返しがあるかも?とドキドキしながら見守っていたら、最後の最後までかっこよかった&孤高だった!こんな医師が現実に1人でもいたなら、日本の医療もまだまだ捨てたもんじゃないな。

夏川結衣が演じた看護婦もよかった。堤真一扮する当麻医師は現実離れしていたけれど、この看護婦は医療現場の裏方に徹して、日々黙々と仕事をする。日記を通して彼女の私生活も描かれる。小さな子どもを抱えたシングルマザー。地に足のついた1人の女性の姿が見えてくる。当麻医師の登場で外科手術に積極的に取り組むようになり、彼への尊敬とも淡い恋愛感情ともつかぬ気持ちの間で揺れる浪子。そして問題の脳死肝移植の是非。医療のタブーに切り込む作品でありながら、温かく優しい空気を感じるのは、浪子が残した日記が語るという形でストーリーが展開するからだろう。最後はちょっと端折りすぎだけどね。

製作国:Japan
初公開年:2010年
監督:成島出
原作:大鐘稔彦
キャスト:堤真一, 夏川結衣, 吉沢悠, 生瀬勝久, 中越典子, 平田満, 松重豊, 余貴美子, 柄本明 ...


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by amore_spacey | 2011-05-02 02:30 | - Japanese film | Comments(2)

アマルフィ 女神の報酬 

私の突っ込み度 ★★★★★(100点満点)

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【あらすじ】 クリスマス目前のローマ。亡き夫との思い出が詰まった街で、矢上紗江子(天海祐希)は最愛の娘の失踪という最悪の事態に見舞われてしまう。身代金目的の誘拐か、それともテロか…?犯人グループが警察の包囲網を攪乱し、捜査が一向に進展しない中、事件の真相に迫る外交官・黒田(織田裕二)はある事実に行き当たる。



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織田裕二が外交官?女神の報酬って何?【全ての鍵はイタリア南西に位置する美しい港町・アマルフィにあることが分かるが…。やがて少女の誘拐事件から、イタリア大統領・G8首脳・歌姫をも巻き込み、イタリア全土を襲う大規模テロへと発展していく】って、あらまぁ、ずいぶん鼻息の荒いストーリーなのね。私の頭の中には『ジョーズ』のBGMが流れ、テンション上がっちゃいました(⌒▽⌒)アハハ!

丸っきりストーリーがない訳ではないけれど、突っ込みどころ満載でとても楽しい(爆) イタリア・ロケまでして、この有様?織田くんは事件が始まる前から辛気臭い顔してるし、天海祐希の素人演技は観ちゃいられないし。これじゃ、美しい海の街アマルフィが泣いちゃう。何で私を主役に呼んでくれなかった?←殴っ★

製作国:Japan
初公開年:2009年
監督:西谷弘
原作者:真保裕一
キャスト:織田裕二, 佐藤浩市, 天海祐希, 戸田恵梨香, 大塚寧々, 伊藤淳史, 小野寺昭, 平田満, 佐野史郎, 中井貴一(声の出演), 福山雅治, Rocco Papaleo, Sarah Brightman ...


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by amore_spacey | 2010-01-05 01:34 | - Japanese film | Comments(8)