タグ:役所広司 ( 14 ) タグの人気記事

バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役者がシェアハウスで暮らしたら~

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 「中国の動画配信サイトが『七人の侍』のリメイク版を制作する。待遇もギャラも破格な大型プロジェクトなので、主要キャストとして出演して欲しい」と、遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研の6人にオファーがきた。監督は中国映画界の巨匠・張芸謀監督で、役所広司の出演も予定しているという。クランクインするまで、絆を深めるためにシェアハウスで3ヶ月間共同生活を送ることが出演条件だった。当初は戸惑うが、俳優間では絶大な信頼と尊敬を寄せられる役所の名前を出されたこともあり、6人は条件を受け入れ、大杉が所有する館山の別荘で共同生活をスタートさせた。(作品の詳細はこちら


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面白そうな予感がしたんだけど、どこか中途半端で微妙。6人の絡みを楽しみにしていたのに、苦手な大杉漣が仕切っているのを見て、嫌な予感がしたのです。無理矢理ねじ込んだテープ盗難事件(どーでもいい)やそのショボすぎる真相に、テンション急降下。大杉漣ではなくて、國村隼や浅野和之や岩松了だったら、もっと味のあるドラマになっていたかもしれない。


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6人の名脇役をメインに引っ張り出した企画はよかったが、個性派も集団になるとダメなのかな。脚本や演出が手抜きでいい加減だったのは確かです。会話や台詞で笑わせて(勝負して)欲しかったのに、ウミガメ鑑賞会や制服ダンスやフラフープで、安っぽいコントをやらせたり(私が知らない小ネタで、日本ではバカ受けしたのかもしれないけど)、何度も自嘲気味に「おじさん」と言わせて彼らをおちょくるような演出など、寒い小ネタが多すぎて、ノリ切れなかった。変なテンションの中国人の女の子も、必要あった?バイプレトークは面白かった。フリートーク(もしくはバラエティ番組)か、リメイク版『七人の侍』にしたほうが、良かった気がする。


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ボサボサの役所広司(九州弁がしっくり馴染んで、なーんかいいおやじだ)や、ぐうぜん通りがかった平田満(もっと絡んでいって欲しかった)や、相変わらずキャラが濃い竹中直人がいい。滝藤賢一の不倫騒動は妙に生々しくリアル過ぎて、この次どこかのドラマで彼を見かけたら、不倫騒動からちゃんと立ち直れたのかなぁ、なんて本気で心配しそうです。頑張って第8話まで観たけれど、たぶんリタイア。


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by amore_spacey | 2017-03-22 01:37 | - Japanese film | Comments(2)

蜩ノ記(ひぐらしのき)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (76点)

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【あらすじ】 7年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが…。 (作品の詳細はこちら


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このところ洋画ばかり観ていたせいか、日本の美しい風景や武士の美学に、魅了されてしまった。命を投げ出してまで貫き通そうとする義の道。武士たちの道徳観念とその潔さに比べ、何もかもグダグダ私。そうだ、戸田のところに弟子入りさせてもらおっと。『るろうに剣心』の佐藤健くんは太刀さばきが、本作品は戸田秋谷のブレない生き様が、それぞれ素晴らしい。着物を着た日本男児は、寡黙が似合うね。


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淡々と描かれていたのはよかったが、かなり間延びした感もあった。幸い頭が冴えていたので、うたた寝はしなかったけど。


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by amore_spacey | 2016-02-16 00:24 | - Japanese film | Comments(0)

終(つい)の信託

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 折井綾乃(草刈民代)は、患者からの評判も良い呼吸器内科のエリート医師。しかし長く不倫関係にあった同僚の医師・高井(浅野忠信)から別れを告げられ、失意のあまり自殺未遂騒動を引き起こしてしまう。そんな彼女の心の傷を癒したのは、重度の喘息で入退院を繰り返していた患者、江木秦三(役所広司)の優しさだった。


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脳死、治療と延命、延命拒否、安楽死、医療か殺人か?訴訟、検察官の尋問や調書の取り方。閉じた世界で生じる問題だけに、立場の違いで物事の捉え方が180度変わる。意図的に変えられる部分も多分にある。こういった問題にかかわる医師や裁判官や検察官は、人間の尊厳をどう捉えているのだろう。法や医療は全ての頂点にある、と考えているのだろうか?折井医師を「お前」呼ばわりし、調書をでっちあげた塚原(大沢たかお)のような傲慢不遜な検察官や裁判官が野放しになっている。「治療してやってるんだ」という勘違い医師もいる。誠に恐ろしいことである。


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些細なことなんですが、草刈民代の前のめりになった早口が、落ち着かない。優雅で洗練された立ち居振る舞いにあの早口がちぐはぐで、彼女の喋りになると、いつもドキドキしてしまう。噛むんじゃないかって…。

製作国:Japan
初公開年:2012年
監督:周防正行
キャスト:草刈民代, 役所広司, 浅野忠信, 大沢たかお, 細田よしひこ, 中村久美 ...


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by amore_spacey | 2013-05-11 00:13 | - Japanese film | Comments(0)

聯合艦隊司令長官 山本五十六 ― 太平洋戦争70年目の真実 ―

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 昭和14年の夏。2年前に始まった支那事変が泥沼化しつつあった。陸軍が日独伊三国軍事同盟の締結を強く主張する中、海軍次官の山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光正(柄本明)、事務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、信念を曲げる事なく同盟に反対の立場をとり続けていた。日本がドイツと結べば、何倍もの国力を持つアメリカと戦争になる。それだけは何として避けなければならないと考えていたのだ。だが世界情勢は急転、第二次世界大戦が勃発してしまう。


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「食べるシーンが、とてもよかった」なんて書くと不謹慎かもしれないけれど、本当においしそうで幸せな気持ちになったのだ。山本家の6人の家族が夕餉の卓袱台を囲む。そこで家長の五十六が1尾の煮魚を分けて、それぞれの皿にのせてやる。汁粉屋。縁側でスイカにかぶりつく。氷水にひたした長岡の水まんじゅうに、砂糖をたっぷりかけて食べる(これは一度ぜひ食べてみたい)。お茶漬けさらさら。1人でウィスキーを一杯。日々の暮らしの中にいる五十六の姿が印象的だった。


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五十六の人柄が分かるエピソードを挟みながら、一市民と司令長官としての五十六が描かれている。彼については歴史の教科書程度しか知らないのに、私の中では何故か硬派のイメージがある。だから少々美化され軽く描写されすぎた感のある役所@五十六が、どうもしっくりこない。彼は本当に日本国民を救うためにアメリカとの対戦を躊躇していたのか?心から講和を望んでいたのか?その辺りのことは、この作品に限って言えば疑問の余地ありではないかな。

役所広司が放つオーラは、静かでひたむきで安心できる。もし私がキャスティング・ディレクターだったら・・・、タカ派な五十六には國村隼や鹿賀丈史や村上弘明(ちょっとかっこよすぎる?)を、穏健派なら松平健や六平直政(何となく実物に似ているから、というだけの理由で) を起用したいな。えっ、こんなトコに吉田栄作?ビックリ&懐かしい。

製作国:Japan
公開年:2011年
監督:成島出
原作:半藤一利
キャスト:役所広司, 柄本明, 柳葉敏郎, 玉木宏, 阿部寛, 中原丈雄, 吉田栄作, 椎名桔平, 益岡徹, 坂東三津五郎, 伊武雅刀, 香川照之, 原田美枝子, 田中麗奈, 宮本信子 ...


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by amore_spacey | 2013-03-27 02:05 | - Japanese film | Comments(0)

キツツキと雨

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 人里離れた山村に住む岸克彦(役所広司)は、森林で木々を伐採する、いわゆる木こり。妻に先立たれ、定職に就かない息子(高良健吾)と二人暮らしをしていた。ある日仕事の途中、映画の撮影で山に来た気の弱い若手映画監督の田辺幸一(小栗旬)と出会う。車が溝に嵌って身動きが取れない幸一らを撮影現場まで送ると、ゾンビのメイクをされエキストラ出演するハメに。嫌がりながらも内心はまんざらでもない克彦は、やがて幸一の姿に息子と自分自身を重ねるようになる。


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役所広司が出ている、これだけの理由で観始めたのだが、作品に漂う不思議な魅力にどんどん引き込まれていった。ゾンビ映画の撮影という非日常な出来事を除けば、私たちと同じような日常が流れている。それでもこの作品を観終わったあと、平凡な日常が少しだけ違うものに見えてきた。変化のない毎日が続く。ときには何をやってもうまくいかない時期がある。けれどちょっとしたこと(特に人との出会い)がきっかけとなって、具体策が見つかった訳ではないが、まぁ何とかなるさ!と前向きな気持ちになれるノダ。


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目元やアゴに年齢相応のシワやたるみが出てきた役所広司、だけどどうしてこんなに魅力的なんだろう。彼が居るだけで、ざわざわした空気が落ち着いてくる。緊迫した空気が和らぐ。そこに居てくれるだけで安心できる人だ。これは持って生まれた役所の人柄や人徳なんだと思う。彼が醸し出す、少々遠慮がちではあるけれど彼独特のオーラが、全体をいい感じに包み込んでいた。

そんな役所が演ずる中年の木こりを、幸一は「うざいヤツ」「変なおっさん」と煙たがっていた。なのに彼のことが気になる。年齢や環境や職種をこえて、2人の距離が縮まっていく様子が、小さなエピソードを丁寧に積み重ねながら描かれている。2人が食堂で向き合って食べてるとき、役所があんみつのあんを、いきなり小栗の口の中に押し込んだのにはビックリ(☆o☆) ゾンビのメイクや、エキストラ出演のことを弁当食べながら木こり仲間に語ったり、大浴場で一人ゾンビの練習をする役所の姿、劇中劇の平田満の演技や痔持ちのベテラン俳優山崎努の表情・仕草など、クスッと笑えるシーンが盛り沢山。温泉に入って身体の芯までじわ~っと温まる、そんな作品だ。

製作国:Japan
公開年:2011年
監督:沖田修一
キャスト:役所広司, 小栗旬, 高良健吾, 臼田あさ美, 古舘寛治, 嶋田久作, 平田満, 伊武雅刀, 山崎努 ...


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by amore_spacey | 2012-12-15 01:28 | - Japanese film | Comments(0)

わが母の記

私のお気に入り度 ★★★★☆(79点)

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【あらすじ】 作家の伊上洪作(役所広司)は年老いた両親(三國連太郎・樹木希林)を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。姉・妹(キムラ緑子・南果歩)との三人兄弟だったが、幼少の頃一人だけ「土蔵の叔母さん」に預けられて育った洪作は、自分は母から捨てられたという思いが常にあり、大人になってもことある度に、その事で母親と喧嘩していた。しかし父親が死ぬと、母の物忘れがひどくなり、世田谷の家に引き取る頃は、洪作が誰かさえ分からなくなっていた。


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母子を演じた役所広司&樹木希林の文句のつけようのない演技や、昭和の雰囲気にたっぷり浸ることができたのはよかった。でも何か、こう、薄い透明なベールがかかったような違和感がつきまとった。一般市民の生活レベルを超えた伊上一族のハイソサエティぶりが、庶民の私には遠い別世界の出来事で、どうしても感情移入ができなかったノダ。しょうがないよね、こればっかりは。

でも以下の2つのシーンには、はっと胸を突かれた。自分の息子のことさえ分からなくなってきた八重。そんな八重は、洪作が小学生の頃に初めて書いた詩を暗誦し、この詩を書きつけた紙きれをずっと大事に持っていた。一方彼女は伊豆の御用邸近くの海に行きたくて、家から勝手にさ迷い出る。その知らせを聞いた洪作は、豪華客船の洋行を取りやめ、海岸で母を待った。小さくなった母を背負いながら、ずっと心のしこりになっていた「母から捨てられた」という黒い気持ちが静かに消えていく。背負われた母は、やっと息子が自分のもとに帰ってきてくれたと安心する。子を想う母の心や、母を想う子の心に、ジーン。辛く重い現実も、宮崎あおいちゃんのおかげで、明るくなごやかになります。

製作国:Japan
初公開年:2012年
監督:原田眞人
キャスト:役所広司, 樹木希林, 宮崎あおい, 三國連太郎, 南果歩, キムラ緑子, ミムラ, 菊池亜希子, 三浦貴大 ...


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by amore_spacey | 2012-09-15 00:17 | - Japanese film | Comments(2)

最後の忠臣蔵

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 吉良上野介(福本清三)邸討ち入りの後に、大石内蔵助(片岡仁左衛門)から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。その後京都を訪れた寺坂は、討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)の姿を見かける。実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた赤子・可音(かね=桜庭ななみ)を、保護して育てよと言うものだった。


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孫左衛門の家に至る竹林や画面に広がるススキ野原が、作品を観終わったあとも心に残っている。日本の美しい自然を堪能した。この風景にダブるように、武士の忠義を全うする誇りや哀しみそして頑なな男の美学が描かれている。嫁ぎ先に到着し籠から下りた可音に、遠くから「幸せにおなりなさい」と孫左(まござ)の口が動く。あのシーンにじわ~。孫左が貫き通した武士の精神や生き様は美しいが、あの結末で一体誰が幸せになったのだろう?なんてことを言ってちゃ、あの時代に生きる資格はありませんな。


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人形浄瑠璃「曽根崎心中」で、可音と孫左の叶わぬ恋を代弁させたようだが、多用され過ぎて少々うんざり。独特の口調や声色に、「やつら、何か悪いものでも食べたんじゃ?」って夫は爆笑するし(ё_ё;)  たどたどしい台詞の言い回しに初めはイラついたが、清楚でいかにもお嬢様育ちといった雰囲気の桜庭ななみに、好感をもった。役所vs佐藤の競演は、言うまでもなく見ごたえあり。役所だけが口語体で妙にくだけた口調だったことと、商人らしからぬむさくるしい風体がやや気になった。癖のある禍々しい人物や情けない中年や心に傷を負った男などを演じさせたら、佐藤浩市の右に出るものはそうない。色気のある役者ですこと053.gif

製作国:Japan
初公開年:2010年
監督:杉田成道
原作:池宮彰一郎
キャスト:役所広司, 佐藤浩市, 桜庭ななみ, 風吹ジュン, 田中邦衛, 伊武雅刀, 安田成美, 福本清三, 片岡仁左衛門 ...


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by amore_spacey | 2012-01-20 00:54 | - Japanese film | Comments(2)

十三人の刺客

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 将軍の腹違いの弟という立場に甘んじ、悪行の限りを尽くす明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)。幕府筆頭老中の土井大炊頭利位(平幹二郎)はこの暴君が国の要職に就く前にひそかに闇に葬るよう、御目付役・島田新左衛門(役所広司)に密命を下す。斉韶の凶行の数々を知った新左衛門は、命がけで大義を果たすことを決意。信頼が置けて腕の立つ刺客を集め、斉韶が参勤交代で江戸から明石へ帰国する道中を狙うことにした。わずかな手勢で300人を超える軍勢を迎え討つため、新左衛門たちは落合宿を買収。大掛かりな罠を仕掛け、斉韶ら明石藩の一行を待ち受けるが…。1963年に封切られた工藤栄一監督の同名作品のリメイク。


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突っ込みどころ満載だけれど、細かいところに拘らなければ、そこそこ楽しめる勧善懲悪物のチャンバラ劇。三池映画につきものの、ド派手なアクションや効果音もちゃんと健在。伊勢谷友介が演じた木賀小弥太は、ふざけすぎか?死んだものと思っていたのに、完全復活してひょいひょい飛びながら退場なんて…ありえない ┐( ̄∇ ̄;)┌


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何と言ってもすごかったのは、稲垣吾郎!トーク番組やバラエティ番組の彼の、歳の割に落ち着いた(老けた?)覇気のない表情といい、シレッと斜に構えたところが可愛くないな、と思っていたんだけど、あのキャラはそのまんま斉韶だったんだね。涼しい顔して残虐非道の限りをつくし、舌足らずな声で癇に障ることを言う憎々しいヤツ。無表情なだけに、逆切れするとコレが怖いんだな。が、あんなに綺麗な顔のバカ殿も、最期は泥だらけ。吾郎ちゃん、見直したョ。こんな嫌な役を引き受けちゃうんだもん。いっそのことSMAP抜けて、役者一筋で行ったらどうかな?

製作国:Japan
初公開年:2010年
監督:三池崇史
キャスト:役所広司, 山田孝之, 伊勢谷友介, 伊原剛志, 吹石一恵, 神楽坂恵, 沢村一樹, 古田新太, 稲垣吾郎, 内野聖陽, 市村正親, 松方弘樹, 松本幸四郎, 平幹二郎 ...


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by amore_spacey | 2011-05-16 02:45 | - Japanese film | Comments(2)

トウキョウソナタ

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

ネタばれありあり!

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ごく普通の東京の4人家族。突然仕事を失った父(香川照之)はその事実を家族に話せず、大学生の長男は家に帰らず、小学生の次男は親に隠れてピアノ教室に通い、家族をまとめるはずの母親(小泉今日子)は生活に気力がない。いつの間にか家族の中に何かが生まれ静かに侵食し、目に見えない瑕(キズ)は深く家族を切り裂いていく。



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香川照之氏が出演と聞いてかなり期待したのだけれど、ストーリーに共感を得ることができず、最後まで反りが合わないまま観終わりました。役所広司扮する泥棒の設定は、どう考えても無理があるような気がする。あの事件がきっかけで家族の絆が深まる、というフィナーレも安易すぎやしませんか?



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小泉今日子は『空中庭園』の中でも、みんながてんでバラバラで不発弾を抱えたような家族の母親を演じたが、随分シュールな顛末に至って、問題だらけの家族があんなに簡単に収束するわけがない!と憤ってしまった。 『日々と雲行き』のように、特に大きな事件はないけれど、お互いが内省して寄り添う形で平和や和解を見出していくことはできないのか?大事件が起きないと家族はもう戻ってこないのか?

香川照之氏を使えばとりあえず安全!と言わんばかりのキャスティングにそろそろうんざりです。2~3年前TVドラマにあったような、こじんまりした法律事務所のちょっと変わった辣腕弁護士、のようなコメディタッチの作品に、もっと香川氏を出してあげて下さい。

製作国:Japan
初公開年:2008年
監督:黒沢清
キャスト:香川照之, 小泉今日子, 井川遥, 役所広司 ...


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by amore_spacey | 2009-05-28 00:19 | - Japanese film | Comments(0)

Shall we ダンス?

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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40代前半のサラリーマン杉山は会社の経理課長。昇進は順調、マイホームを購入し、優しい妻と中学生の娘がいるのに、なぜか満たされない。ある日の帰宅途中、彼は乗換駅のプラットフォームから、ビルの窓際に佇む神秘的な女性の姿を目にする。彼女のいた場所は杉山にはまったく縁のない社交ダンス教室だった。勇気を出して教室に足を踏み入れると、そこには妻に認められたいチビメガネ男、糖尿病対策を期待する太った男、会社の同期で窓際的なダメ男の青木、そして朝から晩まで働きづめの身体に鞭打って通う女など、個性豊かな生徒たちがいた。2004年には、ピーター・チェルソム監督、リチャード・ギア主演によるリメイク『Shall We Dance?』が制作される。


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知らなかった、あちらが先でこちらがリメイクなのだと思っていました。いや~、楽しい作品です。朴訥としたサラリーマンをやらせると、役所広司はこれが本職か?と思うくらい自然で違和感がない。人生ってちょっとしたきっかけと勇気があれば、変える事ができるのかもしれないと思わせてくれる(^^) アメリカ版は出演俳優が好きになれないので観ていません。

草刈民代。彼女は蝋人形?アンニュイな表情を出したかったのか?不機嫌でだるそうにしか見えなかった。台詞の棒読みも浮いていたなぁ。しかし彼女の立ち姿や舞う姿の美しさには目を見張りました。


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そこへ来ると竹中直人はいつも以上に濃かった!彼の破壊的なダンス(くねくね踊り?)や怪演に頭がくらくら★ あまりの凄さに目が離せなかった。高校時代竹中のような直角歩きをしていたヤツがいたっけ(爆)


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噂話が好きでちょっと嫌味なおばちゃんってどこにもいますよね。渡辺えり子はまさにはまり役。おばちゃんの貫禄が目に身体に言葉に出ていて凄い。そこまで言うか?手加減しないあの直情型パワーがとても好きだァ。


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どこか胡散臭く不気味さの漂う柄本明だけれど、今回は何気に社交ダンスを勉強していて、最後にはたま子先生と一緒に踊っちゃったりなんかして、何だかよかったよなぁ(^^)


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社交ダンスって女性はあんなひらひらしたものがいっぱいついたドレスを着るの?くしゃみが出そう。ああ、私も踊りたくなってきました。

製作国:Japan
初公開年:1996年
監督:周防正行
キャスト:役所広司, 草刈民代, 竹中直人 渡辺えり子, 柄本明, 草村礼子, 原日出子, 本木雅弘 ...
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by amore_spacey | 2008-05-16 00:10 | - Japanese film | Comments(4)