タグ:長谷川博己 ( 19 ) タグの人気記事

小さな巨人 第2部・豊洲署編 第6話~第10話

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 捜査情報を新聞社にリークした処分として豊洲署に異動となった香坂(長谷川博己)は、「早明学園の事務局で経理課長を務めている夫の横沢裕一(井上芳雄)が失踪したから探して欲しい」と横沢亜美(中村アン)に相談される。その学園の専務・富永(梅沢富美男)は、元警視庁捜査一課長であり刑事部参事官にまでなった男で、退任後に天下りでこの職に就いていた。また、小野田(香川照之)を一課長の座に引き上げた人間であると同時に、捜査一課で勤務していた香坂の父・敦史(木場勝己)を所轄へと異動させた過去を持つ。
  香坂は山田(岡田将生)や祐里(芳根京子)と早明学園に出向き、新人警察官時代に世話になった富永と久々の再会を果たすと、そこで理事長の金崎玲子(和田アキ子)を紹介される。しかし、この横沢の失踪騒ぎは、のちに日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展する。(作品の詳細はこちら


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第2部も期待通り、顔芸を楽しませてもらいました。最大の見所だった、香川氏 vs ハセヒロの演技戦は、香川氏の圧勝。大袈裟な演出はともかく、2人の競演が素晴らしかった。最後に見せた香川氏の、鼻水まじりの涙が美しかった。所轄に左遷されたときの笑顔が爽やかだった。心なしか、小顔になっていた気がする。


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「小野田一課長、ひょっとしてクサヤ食べました?それ以上近づかないで下さい!」 香川の口臭に怯えるハセヒロ。


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刑務所の中でさえ、クールで美しいハセヒロ。寡黙でミステリアスな色気を感じさせる。前髪を少し下ろしたハセヒロが好きだ。イケメンというより、得も言われぬ色気がある。クールだけど、童顔?姿勢がよく、立ち姿が美しい。指も長い。笑うと、NHKアナのたけたんに似ている?


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和田アキ子がもっと暴れ回るかと不安に思っていたが、意外におとなしくて拍子抜け。これでいいいのです。


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さすがは高橋英樹、登場時間ほんのわずかなのに、圧倒的な存在感です。


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胡散臭い役が多い手塚とおるは、今回も限りなく黒いなと思っていたが、蓋を開けてみれば、日和見主義のコウモリというか、外野から煽って高みの見物ってヤツで、こういうのに限って小心者。


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「99%黒でも、100%の確証がなければ意味がない。」「200%の覚悟と言うのは100%の2倍だぞっ!」に続く、300%黒、400%の勇気、500%の勘…は、『半沢直樹』の倍返しを思い出すが、警視庁も数字が好きだな。香坂の志には心打たれた。勇気ある行動をとれる人間が、実際どれだけいるか…ですね。それにしても、皆さん、キャップ無くし過ぎです。


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by amore_spacey | 2017-07-16 00:40 | - Japanese film | Comments(0)

ラブ&ピース

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)は、かつてロックミュージシャンを目指していたが挫折し、それ以来うだつのあがらない日々を過ごしていた。同僚の寺島裕子(麻生久美子)に想いを寄せているが、小心者すぎてまともに話すこともできない。
 ある日良一は、デパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、そのカメとの出会いが転機となって、ロックスターへの道を駆け上がっていく。やがて謎の老人(西田敏行)と言葉を得たおもちゃたちの住む、不思議な地下の世界まで巻き込み、登場人物達それぞれの想いは、怒濤の展開を見せていく。(作品の詳細はこちら


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ハセヒロ1人祭り。タイトルやポスターが可愛らしい割には、考えさせられるコトが詰め込まれていた。無自覚にカメちゃんに「ピカドン」という名前をつける鈴木、欲望にあわせてカメちゃんが巨大化、ピカドンの東京破壊、鈴木が抱いていた夢と現実、不要になれば捨てられる玩具やペットたち、鈴木と寺島の淡い恋…。色々あったけれど、ミドリガメをトイレに流してしまうシーンが衝撃的すぎて、その後の話の展開が上の空でした。何であんなことをするのかなぁ(怒!)


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ハセヒロが蹴られたり押し倒されたり、逆に人を見下したり殴ったり。振り幅が広い、広すぎる。コスプレも板について、派手な衣装に負けてない、どころか全く違和感がありません。

巨大化しても声は可愛いままのカメちゃん、内股気味の後ろ足がうちのハムスターの姿に重なり、愛おしくてなりませんでした。


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by amore_spacey | 2017-07-06 00:46 | - Japanese film | Comments(0)

デート~恋とはどんなものかしら~ 2015夏 秘湯

私のお気に入り度 ★★★★☆ (82点)

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【あらすじ】 ある日、山下公園で待ち合わせをしていた依子(杏)は、鷲尾豊(中島裕翔)の車に乗り込んだ。同じ頃、谷口巧(長谷川博己)は、和服姿の橋本彦乃(芦名星)と、温泉街を歩いていた。その1カ月前、依子と巧は「結婚契約書」の作成を続けていた。「浮気」に関する項目を入れ忘れていたと気づくが、自分たちには不要だと結論し、ようやく出来上がった結婚契約書を、身内の前で発表する。
 しかし依子の前に現れた母・小夜子(和久井映見)から、本当は依子は燃えるような愛欲を味わいたいと思っているのではないか、とハッパをかけられる。その言葉が響いた依子は、結婚前に予行練習期間を設けようと巧に提案、半同棲がスタートした。(作品の詳細はこちら


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ハセヒロ1人祭り。待ってました、『デート…』SP!オープニングでいきなり、ハセヒロ不倫か?と思わせるシーンに、「うわぁ、また面倒くさい展開になるか?こりゃ楽しみだわぁ」と、物凄く盛り上がってしまった。しかも和服のハセヒロが、エロい。割烹着姿のハセヒロにも、萌え~♪ 色んな小物で、違ったハセヒロを見せてくれて、本当にありがとう!そんな彼に、「月が綺麗ですね」なんて言われてみたい。一緒に温泉旅行にも連れてって!


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半同棲生活にあたって、依子が決めたルールやタイムテーブルは、確かに細かすぎて息苦しい。分刻みのスケジュールやピラミッド型に盛り付けた正方形の煮物って、あり得ない(爆) と言って笑っていたんだけど、曜日ごとに決めたメニューをうっかり変えられ、「今日(土曜日)が金曜日のように思えるから嫌」と依子が愚痴ったシーンには、思わず首を縦に振った。私も曜日ごとに家事を決めているから、何かの都合で変更を余儀なくさせられると、一日中何だか落ち着かないのだ。私も軽い依子症候群に罹っている模様。


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そんな彼女は、「2人の間に不倫なんてありえない、あーっはっはっは!」と笑い飛ばしたくせに、他の女性に目移した巧に対して、「よそ見をするのはやめて!」と、包丁を持ち出すほど愛に貪欲だ。「心の全部が欲しい」この台詞は、直球ど真ん中ストライクでした。ロボット・依子がどんどん人間味を帯びて、劇的な変化を遂げていく様は、感動的だった。思い込んだら突っ走る依子に、「月が綺麗ですね」と高等遊民らしい感性で迫る巧。なんてロマンチックなんでしょう。実を言うと最初は、ハセヒロと杏の組み合わせに、「大丈夫なのかなぁ」「このカップルは、似合わない」と思っていた。いやいや、愛すべき最強のカップルです。


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by amore_spacey | 2017-07-03 03:47 | - Japanese film | Comments(0)

デート~恋とはどんなものかしら~ 全10話

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 内閣府の研究所に勤める藪下依子(杏)は、父親(松重豊)から見合いを勧められた。しかし恋愛経験が無く、結婚は相手との「契約」と捉える依子は、ことごとく見合いに失敗し、結婚相談所に登録。一方、自身を高等遊民と称する谷口巧(長谷川博己)は、女性と新しく出会うことで働く意欲を持って欲しいと願う、幼馴染の島田宗太郎(松尾諭)によって、勝手に結婚相談所に登録させられた。
 依子は巧のプロフィールに記載された身長や生年月日などの数字が、全て素数で構成されていることに興味を持ち、デートをする。依子に想いを寄せる鷲尾豊(中島裕翔)や、宗太郎の妹・島田佳織(国仲涼子)が割り込み、四角関係となってしまうが、依子と巧は不器用ながら互いに気になる間柄となっていく。(作品の詳細はこちら


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ハセヒロ1人祭り。主役の2人が恋愛不適合者という、およそ恋愛から最も遠いキャラを設定しながら、こんなに面白おかしく、ちょっぴり切ない物語になるなんて、これは素敵なサプライズだった。恋模様のオチはほぼ予想通りなんだけど、そこに辿り着くまでの紆余曲折に、毎回ドキドキ&ハラハラ。時間が経つのがあっという間で、エンディングが流れ始めると、えーっ、もう終わり?とガッカリ感が半端なかった。

ハセヒロは、期待に違わぬ面白さでグッジョブ!あんなかっこいいオタクのニート高等遊民は、滅多にいないとは思うが、息が詰まるような彼の部屋や、膝を「く」の字に曲げへっぴり腰になって歩く姿は、どこから見ても普通じゃない。そんな彼のさりげない文学ネタ(引用文 by 川端、とか)が結構ツボにはまったし、依子の本当の恋のために土下座してなりふり構わず号泣する巧を、ぎゅっとハグしてあげたくなったし、切れっ切れのマシンガントークに圧倒された。帽子やメガネや無精ヒゲやマフラーや時代遅れのジャケットなど、ハセヒロのためにこれらの小物が、これまたいい仕事をしていました。


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依子を演じた杏も、あっぱれ。あそこまでイタい女を熱演した女優魂に、敬服いたしました。長くて小難しい台詞も、よく覚えたもんです。初めはロボット人間・依子が圧倒的に優勢で、巧がヘコヘコ彼女の後をついていく構図だったが、ラストに近づくに従って、巧も杏に物申すようになる。ロボット依子が巧に耳をかすようにすらなるんだから、恋の力は偉大だ。2人の恋がまわりにも祝福され、みんなが幸せな気持ちになれるって、何かいい。


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『孤独のグルメ』のゴロー@松重豊や風吹ジュンや子どもの頃の依子を演じた内田愛など、脇を固める役者陣も秀逸でした。とりわけ平田満は、終りのほうでやっと登場するが、インパクトの強さは絶大。地味な顔立ちながら、彼の存在感はゆるぎないものがある。鷲尾君を演じた中島裕翔、爽やかな青年で、娘が一目惚れしました。恋愛物に必須のキャラクターですね。茹でられて包帯ぐるぐる巻きになったヘビちゃんには、大爆笑しました。


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by amore_spacey | 2017-06-25 17:15 | - Japanese film | Comments(0)

夏目漱石の妻 全4話

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 裕福な家庭で自由に育った鏡子(尾野真千子)が、19歳で金之助(漱石=長谷川博己)と見合いをし、一目惚れで結婚をしてから、金之助が英語研究のイギリス留学から帰国後、神経衰弱を患いながらも『吾輩は猫である』『坊っちゃん』などの小説を次々と発表、重度の胃潰瘍に苦しんだ晩年までの、鏡子と金之助の物語を描く。(作品の詳細はこちら


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ハセヒロ1人祭り。『セカンドバージン』で、初めて彼を観た時の第一印象は、品行方正で折り目正しい青年だけど、謎めいたストイックな色気がダダ漏れ。クールで人を寄せ付けないよそよそしさがあって、この人が切れたら相当コワいに違いない。でもそれが彼の持ち味で、きっと病みつきになる。これ、当たってます。彼の魅力にどんどんハマッているから。底なし沼かもしれない。

『地獄でなぜ悪い』の狂気に満ちたハセヒロや、このドラマの中で自分の夢を語る時の輝いた表情、心が平穏な時の静かな語り口や慇懃無礼な口調、偏屈で気難しく地雷がどこに潜んでいるのか(自分も他人も)分からない。こんな面倒くさいキャラの夏目漱石を演じたハセヒロ、そのどれも甲乙つけ難く、好きだ。


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共演者にも恵まれたと思う。妻・鏡子を演じたオノマチの演技には、はっと胸をつかれ、震えるほどの感動を覚えた。今流行(はやり)の大袈裟な顔芸ではなく、微妙な表情の変化で心の機微を映し出す。腹をくくった女は潔くて強い。でも夫にあそこまで邪険にされたら、寂しくて切なくて悲しいものなんです。この夫婦が醸し出す雰囲気に、私たちもうまく巻き込まれ、一緒に笑ったり泣いたり怒ったり悲しんだり。これぞ、映画やTVドラマの醍醐味です。義父を演じた竹中直人は、文句のつけようのない演技で、登場時間はわずかなのに、強烈な印象を残した。余談だけど、山高帽にマントの洋装というハセヒロが、Cumberbatch演じるSherlockに見えて仕方がない。


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さて今回特筆すべきは、舘ひろし。岩城滉一と一緒に統括していた、「クールス」の頃から知っている。が、格好つけたゴリラ顔のおっさん、でしかなかった彼が、えーっ、ちょっと、コレ、誰?何気に素敵なんですけど…。うまく歳を重ねると、内面からにじみ出てくるものがあるんでしょうか。貴族院議員時代のダンディな洋装、娘を思いやる父親や着物の佇まい、そして後ろ盾になっていた政治家の失脚により落ちぶれ、卑しさすら見え隠れする姿…。どのシーンも胸に迫ってきた。

近代日本文学史に残る偉人・夏目漱石が、このドラマによって、近所のおじさんや自分の父親のような身近な存在になり、今までとは違った視点で彼の作品を再読できる楽しみができました。


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by amore_spacey | 2017-06-19 02:58 | - Japanese film | Comments(0)

地獄でなぜ悪い

突き抜け度 ★★★★☆ (92点)

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【あらすじ】 ヤクザの武藤組組長・武藤大三(國村隼)は、服役中の妻・しずえ(右近)の夢を実現させるため、娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演にして、娘に惚れた若者(星野源)を巻き込みながら、映画狂の平田(長谷川博己)とスタッフを迎えて、抗争中の池上組への殴り込みを舞台にした映画を撮ることに決めた。が、ミツコに恋心を抱く池上組の組長・池上純(堤真一)が絡んできたことで、事態は思わぬ方向に進んで行くのだった。(作品の詳細はこちら


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うひゃひゃーーっ!いやはや、凄かった。タイトルが全てを物語っている。ここまでやってくれると、実にあっぱれで爽快。バカバカしくて、恐ろしいばかりに狂っていて、ハイテンションでハチャメチャなのよ、これ。建前とか世間体とか無難な線とか空気読めよ的な、曖昧さが微塵もない。パッカーーンと突き抜けていて、潔いったらない。

劇中劇だってのは分かっているのに、途中から、えっ?ホントに殺しちゃってるんだけど、あれれっ?血の海の中、地獄絵図と化した画面に、「ああ、もう、細かいことなんて、どーでもいい。好き勝手にやっちゃって下さーい!」 今回初めて園子温監督の作品を観て、、、ハマッたみたい。BGMのヘンデルやベートーヴェンの使い方も、鳥肌モノで素晴らしかった。


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実は『小さな巨人』でハセヒロ熱が再燃して、ハセヒロ1人祭りを始めたのですが、このハイテンションな切れっぷりに、また萌えちまった。ラストの歓喜の雄たけび!シャウトしながら、夜の道を走る血まみれのハセヒロって、凄過ぎないか? 『MOZU』のチャオおじさんを観て、「ハセヒロ、切れてる。すごい」と思った自分が恥ずかしい。あんなの序の口(怒!)


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堤真一の変顔~ (⌒▽⌒)アハハ! 


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二階堂ふみの、エロさと落ち着きっぷりが、いい。



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成り行きとはいえ、星野源の巻き込まれ感が可笑しすぎる。こんな人、いるいる。ずっとクソ真面目に生きてきた平凡で大人しい青年が、たまたまその時間そこに居たせいで、人生180度変わる事件に巻き込まれる。それより ♪全力 歯ぎしり レッツゴー!♪ が、頭から離れないのよぉ。


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by amore_spacey | 2017-06-17 00:13 | - Japanese film | Comments(2)

小さな巨人 第1部・芝署編 第1話~第5話

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 エリートコースを歩む警視庁捜査一課の強行班1係長の香坂真一郎(長谷川博己)は、ある出来事で、上司の小野田義信課長(香川照之)の裏切りに遭い、所轄に左遷された。そんな中、香坂の左遷の原因となった、ネットニュース最大手・ゴーンバンク社の中田和正社長(桂文枝)が誘拐される事件が発生した。
  捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂であったが、これまで部下だった警視庁捜査一課長付運転担当の山田(岡田将生)に、「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。はたして彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?警視庁本庁と所轄の確執や激しい攻防戦を通して、警察内部の闇を描くエンターテインメントドラマ。(作品の詳細はこちら


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100%エンタメとして、突っ込み入れながら楽しく観ました。ハセヒロが好きで観始めたのに、気がついたら、限りなく黒い存在の香川照之の三白眼や胸焼けしそうな台詞まわし、そして有無を言わせない圧倒的な存在感に、ぐいぐい引き込まれてしまった。あの毒々しさが、もはや病みつき(苦笑) 『半沢直樹』の時より、顔芸や台詞に一段と磨きがかかり、怪物としてどんどん進化している。歌舞伎がかった大袈裟な言い回しは、、歌舞伎役者の本領発揮ってトコですかね。テレビドラマでありながら、舞台劇のようなインパクト絶大。しかしあれだけ顔の表情を難なく変えられるって、化け物だな。表情筋のストレッチ、私も頑張ろう。


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キリッとして三つ揃いスーツをまとい、美しい身のこなしのハセヒロが、悪や不正を暴く正統派の役どころで、これは眼福モノであります。そんな彼も、香川の顔芸に負けるな!と、渾身の顔芸を見せてくれ、ますます惚れました。顔がアップになるシーンが多かったせいもあるが、クールで涼しげな顔立ちのハセヒロが、眉間にシワを寄せたり、三白眼になったり、苦渋に歪んだり。今回はデコがほぼ全開で、スッキリ爽やか。その彼が詰め寄って、畳み込むように喋り切る姿は、爽快でスカッとします。香川とハセヒロの、100%の証拠、200%の覚悟、300%黒だ~!って言葉の応酬は、国民を舐めた幼稚園児レベルの国会討論そのもの。実際、組織の中ってのは、バカバカしい会議や書類や根回しが、ねちっこくはびこってるんだろう。


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仕事一筋のハセヒロも、家では気が抜けたビールのようで、あのゆるさも悪くない。外ではキリッ!家では、ゆるゆる。嫁や母親に突っ込まれて、目が泳いだり、最後のコロッケを母親に奪われたり、もたもたするハセヒロも可愛いな。これはあくまでも私の勘ですが、ハセヒロが醸し出す雰囲気は、Benedict Cumberbatchに似てないか?


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最初はハセヒロの味方なのか?敵なのか?グレーだった岡田将生。肌がつるんつるん、スベスベで、触りたくなる。若いっていいなぁ。彼も香川の顔芸に巻き込まれ、精一杯コワい顔をして見せるんだが、子どもの睨めっこみたいで、微笑ましい。


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安田顕は『下町ロケット』同様、今回も安定の渋い脇役で、彼の持ち味が出ている。刑事コロンボのようだが、髪を整えスーツを着てパリッとすれば、なかなかいい男じゃないか。そういえば彼は、『下町…』の頃から顔芸が得意でした。後半も出演者の顔芸バトルが、とても楽しみです。えっ、和田アキ子が出てるんですかー?


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by amore_spacey | 2017-06-10 23:38 | - Japanese film | Comments(0)

シン・ゴジラ (Shin Godzilla)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (62点)

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【あらすじ】 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していった。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが…。(作品の詳細はこちら


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この手の映画は観ないのですが、楽しみにしている映画ブログでほぼ満点がついていたのと、ハセヒロが出ているのを知って、それじゃまぁという感じで観たのですが・・・、全くダメでした。映画ブログのレビューがとても面白く、それに釣られてしまった。苦笑

噂どおり、ホントに会議ばかりしてましたね。緊迫した現場と、バカみたいに冷静な会議の、見事な対比。悲しいかな、これってかなり現実に近い状況ですよね。想定外の事態が発生したとき、地獄と化した現地のことなど、官僚たちにとってはテレビの向こう側の出来事でしかない。一刻一秒を争う状況なのに、尤もらしい顔して、結論の出ない無駄な会議ばかり。役者たちの早口も、癇に障る。非常事態なのにお行儀がよろしく、緊迫感が全く伝わってこない。避難訓練だって、もう少し差し迫った雰囲気がある。石原さとみ演じるカヨコに至っては、客寄せパンダ以外の何ものでもなく、思い切り笑わせて頂きました。


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東京を炎の海にした最強の破壊力をもつゴジラが、意外に可愛い顔立ちで、これには拍子抜でした。凍結作戦は成功したものの、あれだけ巨大だと、処理が大変です。不思議の国のアリスのように、食べると身体が小さくなるお菓子を、ゴジラに食べさせたら、後始末だけでも楽だったのに。という冗談はさておき、自衛隊の活躍や日本も武器を!なニュアンス、そしてアメリカ様様な台詞や描き方に、きな臭いプロパガンダが作品に織り込まれているような気が、しないでもありませんでした。いや、考えすぎね。


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何日もシャワーを浴びず同じYシャツで、「服も部屋も少々臭います。」と言われて、脇をクンクンするハセヒロの仕草が、ゴジラのまんまるなお目目と同じくらい可愛らしい。でも他には取り立ててこれといったものがなかったな。彼は善人よりやや悪人っぽい役柄のほうが、見応えあります。


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by amore_spacey | 2017-04-14 01:28 | - Japanese film | Comments(4)

55歳からのハローライフ 全5話

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 1話読みきりの5編の作品からなる。5人の主人公は、ごく普通の人々である。ごく普通の人々に起こるごく普通の出来事を、リアルに描いていく。定年後、老後に訪れる困難さは一様ではない。だが、残酷な日常を抱えていることに変わりはない。老いてからの・再就職・ペットの死・婚活・家族の崩壊・親友との別れ…。このドラマの主人公たちは、日常の不安から目をそむけず、最後には新たな道を探ろうと歩み出す。果たして、人生の「再出発」は可能なのか?人生の曲がり角を迎えた50代半ば~60代半ばの男女の生き方を描く。


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オープニング&エンディングの音楽が、インパクトあってよかったな。全5話の中で一番心に残ったのは、第3話の結婚相談所。生活臭が殆どなく、いくらか現実離れした感は否めないが、ますます輝いて、良い意味で安定している原田美枝子が素敵だった。その彼女が若い男性と、ホテルのスイートルームで観た『ひまわり』。あの映画に出てくるシーンが懐かしくなり、矢も盾もたまらず翌日DLして観た。いやぁ、良かったァ(感動)


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これも話からそれるんだけど、原田美枝子が演じた試食コーナーの売り子、あれを一度やってみたいんだなぁ。売りながら、何気に自分も食べるチャンスってあるのかしら?って、ソコ?「恐いのは孤独ではなく、後悔して生きること」 ホント、そうです。

えっと、第5話に出てきたホームレスの男が、かつて芸能人プレイボーイの元祖といわれた火野正平だったなんて、どひゃひゃぁぁぁぁー!気づかなかった&全く分からなかった。

作品の詳細はこちら


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by amore_spacey | 2014-07-16 02:54 | - Japanese film | Comments(0)

MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~ 全10回

病んでいる度 ★★★★☆ (99点)

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【あらすじ】 銀座の繁華街で爆弾テロが起こった。多くの犠牲者の中に、警察庁公安部に所属する倉木(西島秀俊)の妻・千尋(石田ゆり子)もいた。妻が死んだ理由を知るべく爆弾テロ事件について捜査する倉木は、国家転覆を狙う恐るべき陰謀が隠されていることに気づく。


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好きな役者が勢揃いしているのと、「血みどろなオカルトドラマ」と聞いて観始めた。こりゃ、半端なく凄まじい。ダルマの正体や爆弾犯人探しや真木よう子の父の失踪理由やグラーク・アルファ作戦の目的解明より、コワいもの見たさでのめりこんでしまった。今日は独断と偏見によるベスト3をお送りします。


【ヴィジュアル的に衝撃度の高い人ベスト3】
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第3位 ダルマ
何度も出てくる。笑ったり喋ったり動いたりする訳ではないのに、都市伝説との絡みで不気味。まだ私の夢の中には出てこな いけど、そのうちにひょっとしたら・・・。プルプル


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第2位 看護師になった池松壮亮
ジョーカーを意識したメイクだ。真夜中の病院でこんな看護師と鉢合わせしたくないな。あたし、漏らしちゃいそう。


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第1位 爆発でもぎとられた手足を淡々と放り投げる新谷宏美(池松)
やだっ、視線が合っちゃったよ。お願いだから、命だけは助けて~!!!


【壊れ方・病み方が半端ない人ベスト3】
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第3位 池松壮亮
双子役・コスプレ・辣腕キラー・拷問シーンと、いつ壊れてもおかしくない材料が揃っているから当然か?池松くん、主役を食っていた。


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第2位 ハセヒロ
爬虫類のような湿り気や粘着性がある、不気味で不敵なヤツ。ハセヒロってカッコいいのか?わたし的には、今一カッコよさに欠け、裏社会のボスの貫禄にも欠けている。彼の頭のデカさとゲイっぽい歩き方が、邪魔してるんだと思う。唐沢寿明くんのように頭が小さかったら、均整がとれてサマになっていたかも。って、それでもハセヒロのファン?


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第1位 吉田鋼太郎
いや、もう、恐れ入りました。温厚な上司という印象があったので、狂気の世界で壊れたコータローのSぶりがどんどんエスカレートしていく様子に、「おい、役者イメージはいいのか?」と他人事ながら心配した。でも楽しんでやっているノリノリの彼に、♪ 走れェ、走れェ、コータロー ♪ と歌って、彼の壊れっぷりをゾクゾクしながら観ていた。

コータローが暴れまくったので、彼が退場したあと台風一過で気が抜けちゃった。癖のある香川氏がふつうに見えたから、コータロー旋風がどんだけ凄かったか分かる。今回の香川氏は大和田常務と違い人間味のある役だったので、再び好感度上昇。西島秀俊の辛気臭い雰囲気はいやだけど、くっきり刻み込まれたほうれい線や、着痩せするナイスバディやタバコを挟んだ指や手先に見とれた。香川氏と西島のほのかな友情、あれは何気にいい。やけに物分りがよくて部下思いの生瀬勝久だなぁと思ったら、やっぱり裏の顔があったのか。あれだけ走って、真木よう子の巨乳は大揺れだろうなぁ(おやじ目線) カッコいい近藤勇のイメージ(どんだけ昔の話?滝汗)があっただけに、瑳川哲朗が登場した時には、あれっ、あなた誰?でも目と鼻が異常接近した顔立ちは、昔のまま(^^;) 池松くんとコータローの怪演で、怖さや不気味さが吹っ飛び、コメディの境地に達したワタクシ。異常で怪奇な世界は、一体どこまで行くんだろう?Season2 ~幻の翼~が、怖楽しみ。

製作国:Japan(TBS, WOWOW)
放映日:2014年4月10日~6月12日
監督:羽住英一郎
原作:逢坂剛
キャスト:西島秀俊, 香川照之, 真木よう子, 小日向文世, 伊藤淳史, 池松壮亮, 長谷川博己, 石田ゆり子, 生瀬勝久, 鶴見辰吾, 津嘉山正種, 吉田鋼太郎, 田口浩正, 田中要次, 染谷将太, 有村架純, 瑳川哲朗 ...


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by amore_spacey | 2014-06-19 00:12 | - Japanese film | Comments(6)