タグ:Dominic West ( 4 ) タグの人気記事

マネーモンスター (Money Monster)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 Lee Gates(George Clooney)が司会を務め、その巧みな話術で株価予想や視聴者への助言を行う高視聴率財テク番組「マネーモンスター」。番組ディレクターのPatty Fenn(Julia Roberts)の指示を聞かず、アドリブ全開でLeeが生放送に臨む中、拳銃を手にした男Kyle Budwell(Jack O'Connell)がスタジオに乱入してくる。彼は番組の株式情報によって財産を全て失くしたと憤慨し、Leeを人質にして番組をジャック。さらに放送中に自分を陥れた株取引のからくりを白日のもとにさらすようPattyに迫った。(作品の詳細はこちら) 


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機内上映第4弾。機内上映の作品を何本か観ていたら、軽食タイムになり、鮭のおにぎりを食べながら、この作品を観た。エーッ、これ、Jodie Fosterが監督なのね。Jodie、いや、本当に素晴らしい。子役スターが、こんなに成長するとは…感慨無量。

金融をテーマにしたサスペンス映画で、多少の専門知識は必要かもしれないが(より楽しめる)、なくても十分面白い。かなり都合よく話が進んでいく訳でもありますが(でないと収拾がつかないし)、まぁ許容範囲でしょうか。初めは軽薄そうなGeorge Clooneyにイラッとしたり、事件発生直後は自分の保身しか頭にない彼が、不快でたまらなかった。ま、おにぎり喰いながら、そんなコト言ってんじゃねぇって話ですが。苦笑


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とか言ってる間にも、状況は刻々と変化していく。George扮するLeeの心情が徐々に犯人に傾き、一緒に不正を暴いていこうとしていく姿が、痛快で気持ちがいい。何よりも、生放送中に立てこもり事件が起きた!この緊迫感がたまらないではありませんか。

そんなLeeに的確な指示を出しながら、最悪の事態を避けるべく奮闘したPattyの姿も印象的。彼女にスポットを当てた訳ではないから、Pattyはスクープをとって手柄を立てたかったのか?悪を暴く公共に対する正義感があったのか?犯人に同情したのか?その辺りの心情が分かりづらかった。Pattyを演じたJulia姐は、縁の下の力持ち的で、地味ながらも圧倒的な存在感がありました。


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by amore_spacey | 2016-09-09 00:39 | - Other film | Comments(0)

Richard III (リチャード3世)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (86点)

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【あらすじ】 生まれつきせむしで醜悪な容貌だが、優れた頭脳で政治の実権を握るYork家の三男Richard(Ian McKellen)。彼は暗殺した前国王の息子の未亡人Ann(Kristin Scott Thomas)をうまく抱きこみ、次兄George(Nigel Hawthorne)を暗殺。また病弱な兄王Edward IV(John Wood)を憤死させ、気の強いElizabeth王妃(Annette Bening)の弟Rivers伯(Robert Downey Jr.)ら親族を殺害して妃を孤立させ、王子たちも幽閉し、ついにRichardは国王の座に就くのだった。1930年代の英国に舞台を置き換えて、Shakespeare『Richard III』を映画化。(作品の詳細はこちら


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何と!冒頭から壁をぶち破って、戦車が進撃して来るじゃないか。ものすごい迫力。と言うより、あれれっ?観る作品を間違えたかな?と一瞬思った。例えば『リチャード2世』には、こんな映場版舞台版があるように、Shakespeare劇の現代的演出は、これまで何度も試行されてきた。それによっていつの時代にも様々な形で存在する、血まみれの権力争いや独裁者たちが、いつの間にか視聴者の日常に溶け込み、臨場感あふれるものとなっている。脚本&主役を担当したIan McKellenは、歴史劇におけるこの同時代性を目指したのではないかなと思う。


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主役級が集合したから当然なんだけど、どの役者もうまい。真面目と不真面目の匙加減にも唸る。振り向いたRichardがいきなり牙を生やしたイノシシになっていたり、何かのパクリのようなRichardの最期のシーンなど、視聴者を嘲笑うかのような演出に、ほっとしたり苦笑したり。

Ianと同じように、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の中でも 主役のKevinが視聴者に向かって独白するシーンがある。主役と同時に語り手・進行役でもあり、それに便乗して辛口ギャグや毒気のあるコメントを挟んでいく。おいしすぎる役です。


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Dominic West1人祭り(たぶんこれ一発で終わり)の一環で観たんだけど、まるで少年のように若くて華奢な彼に、惚れ惚れしました。めっちゃイケメンです。現在の彼も好き、好き、大好き。本作品では、Edward IVの長女 Elizabeth王女(Kate Steavenson-Payne)と結婚するRichmond伯(のちのHenry VII Dominic West)を演じている。


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長い日本の歴史にも、王朝が二分する内乱や権力闘争の時代があり、やりたい放題のオレ様な独裁者たちがいた。中でも南北朝時代から江戸時代初期までの歴史を、現代劇演出したら、面白い作品ができるでしょう。平成の世に、足利尊氏や北条政子や織田信長がやって来た、と想像するだけでも楽しい。誰か脚本を書いてくれないかな。キャスティングは私に任せて下さい。阿部ちゃん・佐藤浩市・中井貴一・堤真一・役所広司・長谷川博己・稲垣吾郎など、ひいきの役者をバンバン投入させて頂きます。えっと、私もエキストラ出演していいですか?


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by amore_spacey | 2016-02-06 18:48 | - Other film | Comments(0)

2016年いい男に囲まれた暮らし その3 Dominic West

今年3番目のニューエントリーは、Dominic West。これから書くことは、ごく一部を除いて(*1)全て妄想の世界です。
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6歳になるアタシの娘・まる子は、ピアノの個人レッスンに通っている。最初の師匠はMaurizio Pollini、次が内田光子、そして3人目がKrystian Zimerman。上達するに従って、ピアノもグレードアップしてきた。色々なメーカーのピアノを弾いてきたが、1年前Fazioliのグランドに変えてから、まる子の奏でる音色は、成熟した女のような艶を帯びてきた。

このピアノの子守役が、Dominic Westなのだ。SteinwayやFazioliのピアノに詳しいカリスマ調律師で、一般の予約は受け付けていないが、友人Martha Argerichの口利きで、わがやのような庶民の家にも足を運んでくれることになった。


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初めてわがやに来たのは2年前。相手はカリスマ調律師、失礼があってはいけない。1週間前から大掃除を始め、ピアノの部屋は念入りに磨き上げた。お茶菓子は老舗から取り寄せたほうがいいのかしら?Marthaに電話すると、「ああ、彼ね、亀田の柿の種っ子が好きなのよ」 へっ?柿の種っ子ならアタシの大好物、常備してあるから大丈夫。Dominicって庶民的なのね、うふふっ。

何事も初対面が肝心。なので20年ぶりに着物を着て(何で着物?)、玄関に正座してお待ちしておりました。インターフォンが鳴ったのは、約束の10時きっかり。さすがカリスマ調律師、てきとーなイタリア人とは違う。ところがインターフォンの画面に映っていたのは、けったいな帽子をかぶった山男だった。「また変な新興宗教の勧誘かしら?ほんまに嫌やわぁ」 居留守を使おうと思ったが、アタシの第六感が「ダメダメ」という。インターフォンに出ると、件の山男は、Dominicその人だった。居留守を使わなくて、よかった。玄関に入ってくるなり、大きなバックパックをドサリと置いて、「初めまして。」 「いやぁ、奥さん、驚かせてしまったようですね。たった今、北アルプスから戻ってきたばかりで…。」 雷神のような豪快な声が、狭い玄関に響き渡った。


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気さくで人懐こいDominicの魅力に、アタシは一目惚れ。緊張は解け、着物の帯も解けそうになった。ピアノのある防音室に案内すると、さっそく仕事に取り掛かる。気さくな山男は消え、そこに居たのはカリスマ調律師だった。Fazioliのピアノを、まるで自分の愛娘のように扱う。仕事の邪魔にならないように、アタシは居間に戻ってきた。それから1時間ほど経ち、「奥さん、終わりました」と防音室から彼の声。ちょうどお茶を入れたところで、柿の種っ子と一緒に持っていった。「コレ、美味しいですよねェ。一度でいいから、バケツ一杯食べてみたいもんです」などと言いながら、Dominicは柿の種っ子をボリボリ。その年のクリスマス・プレゼントに、10トントレーラー1台分の柿の種っ子を贈った。もちろん彼は大喜び。素直でかわいい子。

「こんな素晴らしいピアノで練習できる娘さんは、本当に幸せですね」 キャリーケースに調律道具一式を片付けたDominicが、急にあらたまった口調で、「1つだけお願いしたいことが…」 と言ってピアノの前に立ち、静かに鍵盤を指さした。「これでは、せっかくのピアノが泣いてしまいます」 何のことやらさっぱり分からず、のぞき込んでみると、、、そこらじゅうの鍵盤に、まる子の鼻クソがこってり。あちゃー!(→←;) 鍵盤の掃除まで、手が回らなかった。「まる子のバカ!アタシに恥かかせて…。高級ピアノに何すんのよ」と心の中で毒づくアタシにDominicは、「でも娘さんを叱ったりしないで下さいね。子どもはよくやるんですよ」とまる子へのフォローを欠かさない。さらに彼の虜になった。次回の調律は半年先。アタシたちの逢瀬は、まるで七夕の織姫と彦星みたい(涙)

(*1) わがやに来るピアノの調律師が、Dominic Westにビックリ仰天レベルで似ている。これはホンマの話やねんで。


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by amore_spacey | 2016-01-30 22:47 | My talk | Comments(0)

Centurion (センチュリオン)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (74点)

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【あらすじ】 西暦117年、ピクト人の捕虜となったローマ帝国の百人隊長Quintus Dias (Michael Fassbender)は、殺される寸前で辛くも脱出し、運よく北へ進軍中だった第九軍団に救助され、軍団に加わる。しかし現地人案内人として雇われた唖の女猟師Etain(Olga Kurylenko)の手引きで待ち伏せ襲撃に遭い、軍団は壊滅。Virilus将軍(Dominic West)は敵に捕らえられ、Auintusを含む7人の兵士だけが生き残った。果たして彼らは将軍を助け出すことができるのか?そして7人の兵士たちの行方はどうなる?ローマ帝国がブリテン島を征服しようとして、ブリテン島北部(現在のスコットランド)の原住人ピクト人の激しい抵抗にあう中、西暦117年、ローマ第9軍団の兵士3000名が、全員謎の失踪を遂げた事件を題材にした映画。(作品の詳細はこちら


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突然ですが、Michael Fassbenderの1人祭りを始めました。冒頭から上半分裸身のMichaelが疾走する。両手を縛られ足をもつれさせながら、逃亡する。この作品、みんな走りに走るから(爆) だって逃げなきゃ、野蛮な人たちにゴミのように殺されるちゃうんだもん。斧で首をバッサリ斬り落とされる。矢で射抜かれる。血しぶきが方々で飛び散る。狩猟民族だから、やることが荒いよ。


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見覚えのある顔が…と思ったらUlrich Thomsen兄貴じゃないですか。当時の北欧の人々のひげって、細長いのがいけてたのね^^ 相変わらず無表情で、何考えてるんだか分からない人。何も考えていないのかもしれない。


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Olga Kurylenkoのクレージーで凄まじい凶暴っぷりと、森の魔女Arianneを演じたImogen Pootsの妖精のようなかわいらしさが、あまりにも対象的でした。Imogen可愛いな。あのラストは、「おい、おい、何なんだよぉ」だけど、MichaelとImogenの2人だから、いいのだ。


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by amore_spacey | 2016-01-14 02:00 | - Other film | Comments(0)