タグ:Donatella Finocchiaro ( 6 ) タグの人気記事

Viaggio segreto

私のお気に入り度 ★★★☆☆(75点)

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【あらすじ】 精神分析医Leo(Alessio Boni)とモデルの妹Ale(Valeria Solarino) は、ローマのマンションの両隣に暮らしている。彼らが幼少の頃に暮らしたSiracusaのヴィッラが、ある日売りに出されることになった。そのヴィッラを現代画家でAleの婚約者であるHarold(Emir Kusturica) が、彼女へのプレゼントとして買おうとしていると知ったLeoは、ヴィッラのあるSiracusaに旅立つ。現地の不動産屋のAnna Olivier(Donatella Finocchiaro) に案内され、Leoは久しぶりにヴィッラを訪問するが、30年前に起きた忌まわしい事件が蘇ってきた。居間で母親(Claudia Gerin) が銃殺されたのを目撃したのだ。あれから2人はトラウマに悩まされ続けているのだった。


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トラウマに悩まされ続ける美しい兄と妹。画面はいつも薄暗い闇の中、バックには物悲しい音楽が流れる。ショックや絶望や悲しみを抱えて生きている2人が、美化されすぎて、ロマンチックにすら見えてくる。「苦しんでる僕たちって、憂いや悲哀があって、素敵だよね」って自己陶酔しているみたい。


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主役の2人や演出がカッコよすぎるので、ほとんど現実味がない。その一方で不動産屋のAnnaを演じるDonatella Finocchiaroと娘の2人が、本当の母娘のように呼吸が合っていた。

製作 国:Italy, France
初公開年:2006年
監督:Roberto Andò
キャスト:Alessio Boni, Donatella Finocchiaro, Valeria Solarino, Claudia Gerini, Marco Baliani, Emir Kusturica, Roberto Herlitzka, Fausto Russo Alesi ...


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by amore_spacey | 2014-05-16 03:30 | - Italian film | Comments(0)

Marina (マリーナ)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 1948年。南イタリア・カラブリア州の貧しい鉄工員Salvatore Granata(Luigi Lo Cascio,)は、今よりもより良い環境を求めて、ベルギーの炭鉱の町Waterscheiへ出稼ぎ労働者として出発し、1年後には妻(Donatella Finocchiaro)と2人の子どもたちを呼び寄せる。そこで家族を待っていたのは、粗末な宿舎と貧しい暮らしだったが、息子のRocco(Matteo Simoni / Cristiaan Campagna )や娘は、新しい環境に適応しようと頑張った。Roccoは自分の好きなアコーデオンを演奏することで、貧しさや寂しい気持ちを紛らわせることができた。また町の食料品店の一人娘Helena(Evelien Bosmans)に、淡い恋心を抱いていた。1960年代にヨーロッパやアメリカで大ヒットとなった『Marina』を作詞作曲&レコードにした、Rocco Granataの伝記映画


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ある年齢以上の欧米人なら、たぶん誰でも知っているポピュラー・ソング『Marina』の由来が、Rocco Granataの半生と重ねながら描かれている。この歌を全く知らない私も、作品の中で何度も歌われるうちに、シンプルな歌詞とメロディーをすぐに覚えた。


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『Marina』は彼が心を寄せた女性の名前なのかな?と思ったら、タバコの銘柄の名前だったんですね。


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300枚を自主制作して自転車で配って回っていたのがレコード会社の目にとまり、1959年にEMIコロムビアがドイツでレコードを出してくれることになる。それをきっかけにヨーロッパ各国で大ヒット、更にはアメリカでも大ヒットをおさめ、1960年代にはカーネギーホールで公演を行った。


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1938年8月16日生まれの獅子座で、現在76歳。アコーデオン店の店主として、作品にちらっと出演している。

製作国:Belgium & Italy
初公開年:2013年
監督:Stijn Coninx
キャスト:Matteo Simoni, Luigi Lo Cascio, Donatella Finocchiaro, Evelien Bosmans, Warre Borgmans, Vincent Grass ...


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by amore_spacey | 2014-04-29 00:22 | - Italian film | Comments(0)

To Rome with Love (ローマでアモーレ)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

ネタばれあり?

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【あらすじ】 ローマを旅行していたアメリカ人Hayley(Alison Pill)は弁護士のMichelangelo(Flavio Parenti)に出会って、一目ぼれ。その後、彼女の父Jerry(Woody Allen)と母Phyllis(Judy Davis)は、Michelangeloの両親に会うためローマにやって来た。かつて音楽プロデューサーだったJerryは、Michelangelo宅で聞いた父親Giancarlo(Fabio Armiliato)の歌声に心を揺さぶられ、オペラ歌手として売り出せると確信した。
 Antonio(Alessandro Tiberi )は、上流階級の親戚に婚約者Milly(Alessandra Mastronardi)を引き合わせるため、ローマのホテルにやってきた。Millyが美容室に出かけたのと入れ違いに、娼婦のAnna(Penélope Cruz)が部屋にやって来て、Antonioを誘惑しようとする。まさにその瞬間、部屋に親戚が入ってきたため、Antonioはその場を繕うため、Annaを自分の婚約者だと紹介した。
 平凡なサラリーマンLeopoldo(Roberto Benigni)は、セレブと間違われて、ある時から突然パパラッチに追いかけられる。何がなんだか分からないうちに、パパラッチはある日を境にぱったり来なくなった。
 30年前学生だった頃ローマに暮らしていたアメリカ人の建築家John(Alec Baldwin)は、妻と一緒にローマを旅行していた。そこで建築学科の学生Jack(Jesse Eisenberg)に出会う。Johnがかつて暮らしていた通りに住んでいるというJackは、彼を自分の家に招待する。


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米伊仏3ヶ国から集まった豪華キャストが、ローマを舞台に4つのエピソードを展開していく。世界的なテノール歌手Fabio Armiliatoが、こんな映画(と言っちゃWoodyに失礼だけど)に出ちゃうんですね。しかも彼はシャワーを浴びている時しか、歌が歌えないという痛い設定。シャワーボックスの中で歌うFabioが、それはもう滑稽で笑えました。


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今までPenélope Cruzの眉毛やどんぐりまなこに気をとられていたけれど、今回は彼女の豊満な胸に目が釘付け。ほっそりした肢体に、形のよい胸って、それだけでも羨ましすぎる。


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Roberto Benigniが演じたLeopoldoも、勘違いの痛い人でした。一般市民がいきなりセレブになって(正確にはある有名人と間違えられただけ)、パパラッチに追いかけられると、人間は一体どういった行動をとるか?最初はパパラッチがハエのように、鬱陶しくて仕方がない。でも徐々に虚栄心が満たされ、妙な自信と誇りを抱くようになる。何となくセレブの振る舞いが板についてきた頃、間違いに気づいたパパラッチは波が引くようにサーッと立ち去っていく。そして誰もいなくなった。残ったのは抜け殻のようになったLeopoldoだけ。人生狂いますね。


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ちょい役で出ていたVinicio Marchioniの、声やルックスは申し分ないんだけど、あのパンチ頭が残念すぎて泣けてくる。カメオ出演のOrnella Mutiは、腐っても鯛的な扱いで、何だか可哀相でした。

製作国:USA, Italy, Spain
公開年:2012年
監督:Woody Allen
キャスト:Flavio Parenti , Fabio Armiliato, Roberto Benigni, Alison Pill, Alessandro Tiberi, Alessandra Mastronardi, Alec Baldwin, Carol Alt, David Pasquesi, Antonio Albanese, Ornella Muti, Riccardo Scamarcio, Woody Allen, Jesse Eisenberg, Penélope Cruz, Ellen Page, Simona Caparrini, Vinicio Marchioni, Donatella Finocchiaro, Lino Guanciale, Antonino Bruschetta ...


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by amore_spacey | 2013-04-27 00:11 | - Other film | Comments(4)

Sulla strada di casa (家への帰り道で)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 リグリア州の街で小さな工場を営むAlberto(Vinicio Marchioni)は、工場の経営資金を工面するため、強力な犯罪組織の運び屋を始める。彼のことを心から愛する妻Laura(Donatella Finocchiaro)が心配しないよう、Albertoは何も話さなかった。ところがそこへ別の犯罪組織があらわれ、Albertoや彼の家族に危険が忍び寄る。


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サスペンス・タッチのドラマ。犯罪組織の言うことを聞かないと、人質にとられた家族が殺される。そんな状況に追い込まれたAlbertoを見ていたら、リアルすぎて胸が苦しくなった。ただ、もう1人の運び屋Sergio(Daniele Liotti)が登場したところから、あれれっ? この話、どーなってるの?誰が誰を追ってるの?誰がどっちのグループなの?やや混乱気味の中、どんどん進んでいく。そして最後に全容がつかめる。そうだったのか。


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コイツを殺してブツを奪い返さないと、オレが殺される!追い詰められたAlbertoはSergioを撃ち殺すが、そんな彼にもいくばくかの慈悲が残っていた。何だかやり切れない話だなと沈んでいたが、エンディングに向かう頃のSergioの言動に救われた。Sergioを演じたDaniele Liottiって濃い!前世はインド人?

製作国:Italy
初公開年:2011年
監督:Emiliano Corapi
キャスト:Donatella Finocchiaro, Vinicio Marchioni, Fabrizio Rongione, Massimo Popolizio, Daniele Liotti, Claudia Pandolfi, Daniele Narducci ...


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by amore_spacey | 2013-04-15 01:20 | - Italian film | Comments(0)

Manuale d'am3re (昼下がり、ローマの恋)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 ローマの賑やかな通りに、気さくなAugusto(Michele Placido)が管理人を務めるアパートメントがあった。このアパートに住むSara(Valeria Solarino)と結婚するつもりの青年弁護士Roberto(Riccardo Scamarcio)は、トスカーナ地方の農場に立ち退き交渉のため出張する。そこでRobertoは、美しいMicol(Laura Chiatti)に一目惚れし、滞在を延長して素晴らしいひとときを過ごす。『イタリア的、恋愛マニュアル』のGiovanni Veronesi監督が送るシリーズ第3弾。


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恋は理屈ではなく突然始まる若者カップルの第1話、刺激的な恋にはリスクがともなう中年カップルの第2話、そして恋に年齢は関係ない中年&熟年カップルの第3話と3つのエピソードが展開する。が、Carlo Verdoneおじちゃま大奮闘の第2話(↑画像左)以外は、メッチャつまらなかった。Donatella Finocchiaro扮する女ストーカー(↑画像右)、ありゃ凄い!ホント、刺激的な恋には落とし穴ありだな。苦笑

第1弾『イタリア的、恋愛マニュアル』のあの新鮮さやコミカルな面白さが失われ、本作品はひたすら時間を埋めるだけの物語がだらだらと続く。第2弾『モニカ・ベルッチのイタリア的、恋愛マニュアル』の頃からすでにその兆候はあったんだけど、第3弾は完全自爆ですね。相変わらずMonica姐は大根役者だし、日本語タイトルは超ベタだし。
 

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腐っても鯛?的なRobert De Niroの扱いに、ワタクシ異議あり!出演OKした彼も彼だけどね。Monica姐が相手役と聞いて、食指が動いたのかしら?それじゃ、単なるスケベオヤジ?久しぶりにRobertがイタリア語を喋っているのを聞いたなァ(^^) Carlo Verdoneが公開前に、「世界のRobertと同じ空間を共有することができるなんて、俳優をやってて良かった。俳優冥利に尽きる。」とTV番組のインタビューで大感激していたが、彼だって監督の端くれなんだから、煮ても焼いても食えないこの脚本にどうして噛み付かなかったんだろう?痛すぎる作品でした。これを観た人たちは、「イタリアンな陽気で明るい恋物語っていいな。元気になれる!」な~んて、またステレオタイプな勘違いをするんだろうな。イタリアン=明るい、って大間違いではないんだけど…。

製作国:Italy
初公開年:2011年
監督:Giovanni Veronesi
キャスト:Robert De Niro, Monica Bellucci, Riccardo Scamarcio, Michele Placido, Laura Chiatti, Valeria Solarino, Donatella Finocchiaro, Carlo Verdone, Daniele Pecci ...


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by amore_spacey | 2012-04-14 01:05 | - Italian film | Comments(2)

Terraferma (海と大陸)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】  シチリア島の南にある漁師の島Linosa。3年前に父を亡くした20歳のFilippo(Filippo Pucillo)は、母Giulietta(Donatella Finocchiaro)と祖父Ernesto(Mimmo Cuticchio)と暮らしていた。古いしきたりにとらわれ、あくまでも漁業に拘る頑固な祖父を尻目に、シチリア島経由で最近この島にもやってくるようになった観光客を相手に、母子は自宅を改装してB&Bを始める。彼らの最初の宿泊客は、北イタリアからヴァカンスにやってきた3人の若者たちだった。ある日沖合いに出たErnestoとFilippoは、不法入国移民の乗った小型船に遭遇。そこでアフリカの市民戦争から逃れてきた出産間近の女Sara(Timnit T.)とその息子Omar(Rubel Tsegay Abraha)を救助し、自宅に連れて帰った。しかし不法移民への救助行為は、法律に反する。彼らを見つけたら、救助せず、警察に通報するよう法律で定められているからだ。窮地に立たされたこの一家は、重大な決断を迫られる。本作品は2011年の第68回ヴェネチア映画祭で、審査員特別賞を受賞。


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あのぉ、ちょっといいでしょうか?字幕をつけて欲しかったな。こてこてのシチリア訛りを早口でまくし立てられると、何言ってるんだかさっぱり分かりませんでした。... という苦情はさておき、シチリアの海に囲まれておおらかに育ったFilippoが、ガラの悪い友人やB&Bにやってきた若者たちや不法入国移民たちとの衝撃的な出会いによって、大きく揺れ動きながらも、自分なりに1つの方向を見つけていく過程を、厳しくも優しいまなざしで描いている。


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シチリア近くの離島の海や空がとても美しくて綺麗だ。北イタリアのそれらとは、色が違う。濃くて深い。「不法入国移民は…」と声高に上から目線で訴えるのではなく、若い青年の心の揺らめきを絡ませながら、静かに問題提起するこのスタイルは、より心の奥底に訴えるものがあり響いてくる。

ところで、Claudio Santamariaが出ているはずなのに、どこ?どこ?どこ~?と、きょろきょろしていたら、なんとグレーの制服を着た税務警察だったんですねぇ。制服フェチな私は、一目で再び恋に落ちてしまいました。今回は超意地悪な役どころなのがちょっぴり気になったけれど、嫌味な税務警察もぴったりね。色んなTVドラマで熱演するBeppe Fiorelloって、見かけがどーも苦手なんだけれど、役者としてみると人間味溢れてなかなかいい。Fiorello兄貴より好感が持てる。Donatella Finocchiaro、メッチャ綺麗。

製作国:Italy, France
初公開年:2011年
監督:Emanuele Crialese
キャスト:Filippo Pucillo, Donatella Finocchiaro, Beppe Fiorello, Mimmo Cuticchio, Martina Codecasa, Tiziana Lodato, Claudio Santamaria, Filippo Scarafia ...


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by amore_spacey | 2012-03-19 04:23 | - Italian film | Comments(4)