タグ:Elio Germano ( 13 ) タグの人気記事

Suburra (暗黒街)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (84点)

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【あらすじ】 ローマ。2011年11月5日、第三次Berlusconi政権が退陣表明を出す1週間前。裏社会に強力なコネを持つ汚職政治家Filippo Malgradi(Pierfrancesco Favino)、父親の多額の負債を返済しなければならないVip専用ディスコの支配人Sebastiano(Elio Germano)、ローマ一帯を取り仕切る犯罪組織の若きボスNumero 8(Alessandro Borghi)、犯罪組織の昇格を目論むジプシー一族のボスManfredi Anacleti(Adamo Dionisi)、政界や裏社会やバチカンに顔が利き、ローマの犯罪組織の中で最も恐れられている帝王Samurai(Claudio Amendola)。
  ある事件をきっかけに交錯する彼らの人生を軸に、政界と裏社会のつながりや犯罪組織同士の反目、またそれらに巻き込まれる人々の人間模様を描く。Giancarlo De CataldoとCarlo Boniniの小説を映画化。(作品の詳細はこちら


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緊張感が途切れることなく、最後まで目が離せなかった。やられたな。あの時の興奮や高揚感が未だに覚めやらず。タイトルのSuburraはローマ時代の地名で、権力と犯罪勢力が水面下でせめぎ合っていた区域を指す。


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根回し・ドラッグ・娼婦たちと3P・全裸でホテルのベランダから放尿・スキャンダルとその揉み消し・権力と金への執着・・・。人間のクズ、国民の敵、税金泥棒!鑑賞者の憎悪が、彼を集中砲撃する。そんな腐りきった政治家を、文字通り身体を張って熱演したPierfrancesco!本当に素晴らしかった。渾身の演技に感動。


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Elioが演じた、爬虫類のような冷たい皮膚で覆われたディスコの支配人。自分可愛さと保身のためなら、簡単に彼女を犯罪組織に売る。イケメンで優しいが、窮地に追い込まれると、この手の男は簡単に裏切る。錯乱状態に陥って、何をするか分からない。怖いノダ。


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義理人情や礼儀を重んじたかつての裏社会の、最後の生き残りと言われる男Samuraiを演じたAmendola。登場回数はそれほど多くないが、あの存在感を何と表現したらいいんだろう。圧倒的なカリスマを備えた役者だ。


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特筆すべき脇役たち。ジプシーのボスManfrediを演じたAdamo Dionisi、目ぢからが半端ないNumero 8(Alessandro Borghi)、そしてこの作品の中ではたぶん唯一、真っ当な愛の形を見せてくれたViola(Greta Scarano)にも拍手。


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by amore_spacey | 2015-10-22 00:27 | - Italian film | Comments(0)

Il giovane favoloso (Leopardi)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 Marche州の小さな町Recanatiの伯爵家に、3人兄弟の長男として生まれたGiacomo Leopard(Elio Germano)は、厳格で教育熱心な父親と信心深いが子どもへの愛情の薄い母親に育てられる。しかし窮屈で閉塞した家庭は牢獄でしかなく、24歳のとき自由を求めて保守的なRecanatiの町を飛び出した。
  あちこち転々としたが、Firenzeで生涯の友となるNapoli出身のAntonio Ranieri(Michele Riondino)と出会う。その後Romaに居を移すが、持病の脊椎カリエスが悪化し、日常生活にも支障が出てきたため、気候のよいAntonioの故郷Napoliに移り、Antonioの妹Paolina(Federica De Cola)と3人で暮らすようになった。思想家・哲学者としても知られる、19世紀前半のイタリア文学を代表する詩人Giacomo Leopardi(1798-1837)の半生を描く。(作品の詳細はこちら


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Leopardiといえば、Alessando Manzoniと共にイタリア人なら知らない人はいない。この偉大な詩人をElio Germano演じると聞いて、「イケメンな若手役者が、脊椎カリエスで背中が醜く曲がったせむし男をやるなんて、こりゃまた意表をついた挑戦(抜擢)だな」と思った。身体にハンディのある難しい役どころはマスコミ受けが良いし、人々の関心を集めやすいからね。本作品はそれにとどまらず、監督やElioの作り上げたLeopardi像がきちんと描かれていた。偏屈で変わり者でせむし男という不幸なレッテルを貼られた詩人に、労わりと尊敬を込めた暖かいまなざしをそそぎ、天才詩人もまた苦悩を抱えた一人の人間であったという解釈に親近感が湧いた。余韻に浸りながら、娘の教科書を借りて、Leopardiの詩篇を読んでみたわ~♪


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育った家庭環境や思うようにならない身体に因るところが大きいとは言え、天才にありがちな凸凹の多いかなり歪(いびつ)な側面が、Leopardiにもあった。子供のように傷つきやすく純心であり、頑固で気難しく僻(ひが)みっぽい。女性や恋愛には臆病&晩熟(おくて)で、告白なんてとんでもない!好きな女性を遠くから眺めるだけで、ボクは満足なんです(*^^*)


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と言いながら、官能的な人妻Fanny(Anna Mouglalis)を巡って、男前な友人Antonio Ranieriに嫉妬を隠そうともしない。また自分を支持しない文壇仲間に議論をふっかけて、ますます村八分にされる。父親の前では、熱く激しくたぎる思いを心の奥底に押し込め、平静で従順な息子を装う。そんな静&動の対比や心の濃淡をElioが演じると、心憎いまでに上手いのね。どんなに偏屈でも変わり者でも、Elioなら許せるわぁ。舞台劇的な演出のお陰で、成熟したElioの魅力を堪能できた。映像がこれまた素晴らしく、台詞はなくとも映像が語っていた。


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この作品は色んな意味で、太っ腹&大盤振る舞いだ。まずRecanatiに残るLeopardiの生家が、ロケ地として使われている。床から天井まで書物がぎっしり詰まった、図書館のような館。また彼の代表的な詩篇が随所に登場するので、イタリア文学通やLeopardiファンにはたまらない。ところで、、、下世話なことなんだけど、Anna Mouglalisが残念な老け方で、大ショックです。考えてみれば、あれから9年経ってるもんなぁ。って、自分はどーなの?


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by amore_spacey | 2015-02-26 04:28 | - Italian film | Comments(2)

L'ultima ruota del caro (無用のエルネスト)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 1970年代のローマ。室内装飾業者の息子Ernesto Fioretti(Elio Germano)は、とりたてて才能はないが、家族や友だちを大切にする正直者で、生きていくためには、室内装飾・学校給食の調理・引っ越し・ドライバー・エキストラの役者と、あらゆる仕事をする。妻Angela(Alessandra Mastronardi)や無二の親友Giacinto(Ricky Memphis)たちに支えられた、どこにでもいるありふれた男の人生を辿りながら、1960年代後半から始まった鉛の時代~現在に至るイタリアの歴史を振り返る。


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今さら私が声高に言わなくても明らかなことだけど、Ernestoのような無名の庶民が世界中に無数にいて、その国を支えている。長者番付にランクインする人だけが活躍している訳ではないね。長引く不況で、失業者や就職できない若者が増え続けているイタリア。「でも何とかなるさ。諦めないで何かを続けていれば、きっと道は開ける!」というエールを作品からもらった気がする。


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1960年代以降に起きた事件や出来事やファッション&流行などが、当時の映像とともに描かれているのも興味深い。1978年5月9日に起きたAldo Moro元首相誘拐&暗殺事件を始め、反マフィア治安判事たちの虐殺事件や、Silvio Berlusconiが旗揚げしたForza Italia、また西ドイツに勝利し3度目の優勝に輝いた1982年W杯スペイン大会など。当時を知る人々は忌々しくも懐かしく、知らない人はイタリア現代史をざっくり知るよい機会になるだろう。

    
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Elio Germanoが元気なオーラをまき散らしてくれるのが嬉しい。かなりオーバーな演技も、それらしく見えてくるから不思議。彼は髪型や髭だけで、全く別人になるカメレオンな役者だ。デコ広なClint Eastwoodになったり、馬ヅラになったり、Nanni Morettiになったり、暗黒街のヤクザな兄貴になったり。でもやっぱりErnestoのような明るいキャラのElioが一番好き。 

製作国:Italy
初公開年:2013年
監督:Giovanni Veronesi
キャスト:Elio Germano, Alessandra Mastronardi, Massimo Wertmüller, Ricky Memphis, Sergio Rubini, Alessandro Haber ...


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by amore_spacey | 2014-05-01 00:07 | - Italian film | Comments(2)

Padroni di casa

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 タイル職人のCosimo(Valerio Mastandrea)とElia(Elio Germano)兄弟は、有名なポップス歌手Fausto Mieli(Gianni Morandi)の家のテラスの仕事を任された。Faustoの妻Moira(Valeria Bruni Tedeschi)が、不治の病で車椅子の生活を余儀なくされたため、彼は引退を決意した。アペニン山ろくの小さな村にある豪邸で、幸せに暮らしているかに見える夫婦だったが、実態はどうやらそうではないらしい。CosimoとEliaも傍目には普通の兄弟に見えるが、2人の間にはわだかまりがあった。またFaustoが暮らす小さな村の住人はとても閉鎖的で、この兄弟にも不信感を抱き、まるで外国人のように扱うのだった。そして兄弟と村の住人たちの関係は、ある事件を機に悪化していく。


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映画やTVドラマを観る時、観る側の心の状態やそのときの季節や天気が、多少なりとも影響しているのでは?と思うことがある。たとえばこの作品を観たのは、霧雨の降る肌寒い初秋のある土曜日のゆううつな昼下がり。ようやく夏のヴァカンスの楽しい思い出から抜け出して(いつまで浸ってる?)、日常生活に戻った頃だった。楽しいはずがない。そんなときに観ちゃったから、うわーー、絶望的!救いがないよ、救いが。ワタシの心は鉛色にどよよ~んと重くなるばかり。観なきゃよかった、と大後悔。もっと違う状況(例えば春らんまんの中でとかバラ色のヴァカンス中にとか)で観たなら、てんこ盛りの突っ込みをしながら、サディスティックに楽しめたかも?それはそれで不健康な楽しみ方だけどね。


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と、長~い前置きはさておき、この作品でポップス歌手を演じたGianni Morandiは、実生活でも現役ポップス歌手である。彼の物真似をする芸人が何人かいるほど、仕草や口調や口癖に特徴があって、顔が全く似ていなくてもジェスチャーだけで、Gianniだ!と名前を当てられる、分かりやすいおじさんなのだ。Luciano Pavarottiのお葬式に来ていた彼を見かけた時にも、Gianniらしい仕草が満載で、場違いと思いつつ心の中でクスッと笑ってしまった。あの気さくなおじさんが、表と裏の顔をうまく使い分けるこんな嫌な役もやっちゃうんだぁ。誰にも多重人格の要素があるから、今さら驚きはしないけれど、映像は直接迫ってくるから、その残酷さに心が凍りついてしまった。どうしてValeria Bruni Tedeschiは、病を患ったり不幸な女の役が多いんだろう?不幸体質?実妹Carla Bruniのように、もう少し図太くなってもいいんじゃ?逆に言えば、繊細な感性の持ち主だから、女優や監督業が務まるとも言えるのかなァ。

製作国:Italy
初公開年:2012年
監督:Edoardo Gabbriellini
キャスト:Valerio Mastandrea, Elio Germano, Gianni Morandi, Valeria Bruni Tedeschi, Francesca Rabbi, Mauro Marchese, Lorenzo Rivola ...


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by amore_spacey | 2013-10-24 01:03 | - Italian film | Comments(0)

Magnifica Presenza (素晴らしき存在)

私のお気に入り度 ★★★★☆(78点)

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【あらすじ】 役者を夢見て田舎からローマにやって来たゲイの青年Pietro(Elio Germano)は、世話好きな従妹Maria(Paola Minaccioni)の反対を押し切り、少々古くて修繕は必要だが手ごろな家賃の広いアパートで、独り暮らしをすることを決める。夜はパン屋で働きながら、昼間はオーディションに臨むものの失敗、思いを寄せていた人にもフラれる始末。そんな折、アパートにどうも「何か」がいるような気がしていたPietroは、8人の幽霊と遭遇する。彼らは1943年に消息を絶った、ある劇団のメンバーたちだった。


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現実と虚構を行ったり来たりする物語で、適度な浮遊感が心地よい。ねじれた3次元に紛れ込んだような、不思議な感覚に包まれる。Ferzan Ozpetekワールドへようこそ。役者志望と言いながら演技が特別上手いわけではなく、不器用で自己アピールが苦手、頼れる友人はほとんどなく、恋人もいない。こんなPietroはElio Germanoにとって、まさにハマリ役。孤独だけど、寂しくてしょうがない訳ではない。そんな彼だけに見える8人の幽霊たちに、最初は驚き困惑するものの、彼らと過ごす疑似家族のようなひとときは、Pietroに安らぎを与えてくれる。


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なぜこの8人が1943年に死に至ったあと、いまだに幽霊としてここにいるのか?この謎を解き明かすにつれ、衝撃的な事実に突き当たる。とても残酷な現実。しかしそれをしっかり受け止めたことで、彼らの魂はやっと解放される。生きているうちに解決しておかないと、いつまでも魂はこの世に留まって、成仏してくれないんだな。「大切なものは目に見えない」「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」という星の王子様の言葉を思い出した。

製作国:Italy
初公開年:2012年
監督:Ferzan Ozpetek
キャスト:Elio Germano, Margherita Buy, Vittoria Puccini, Beppe Fiorello, Cem Yilmaz, Andrea Bosca, Claudia Potenza, Paola Minaccioni ...


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by amore_spacey | 2013-06-13 01:03 | - Other film | Comments(0)

La nostra vita (我らの生活)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

ネタばれあり。

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【あらすじ】 ローマ近郊で働く30代の建設作業員Claudio(Elio Germano)は、妻Elena (Isabella Ragonese)と2人の子どもと幸せに暮していた。しかし3番目の子を出産中に妻が死亡し、残された3人の子を前にClaudioは途方に暮れてしまう。そんな彼を、母親のような存在の姉Liliana(Stefania Montorsi)や内気で不器用な兄Piero(Raoul Bova)や il pusher怪しげな仕事をするアパートの隣人Ari(Luca Zingaretti)が、有形無形の援助をしてくれるが、彼は誤った方向に走り始める。Claudioを演じたElio Germanoは、2010年カンヌ映画祭とNastro d'Argentoで主演男優賞を受賞。



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Claudioを取り巻く状況を淡々と描く中で、世の中金が全て!という末期的症状を見せる消費社会や片親家庭や移民事情など、イタリアが抱える深刻な問題を静かに提起している。絶望や悲しみを抱え悶々と苦悩葛藤し、妻の告別式で思わず慟哭するClaudio。そんな彼もまた金の亡者になってしまう。手っ取り早く自分のこの悲しみや喪失感を埋めてくれるのは、金だ!金さえあれば幸せになれる。しかし間もなく彼は壁にぶち当たって目が覚める。損得を抜きにした救いの手を差し伸べてくれる家族や友人たちの存在に気づくのである。傷ついた心は金では埋められない。そんなClaudioを等身大で演じたElio Germanoに拍手です。ただ…あの甲高い声は何とかならないものでしょうか?(ё_ё;)

Luca Zingarettiには驚いた~!あんた、誰?なロンゲなんだもん。それがまた全然似合ってないんだな(苦笑) Raoul Bovaは軽い恋愛モノや深刻な社会問題がテーマの作品の主役より、肩の力を抜いた脇役のほうがいい味出してるよ。主役になると力みすぎるのか?観ていて痛すぎる。

製作国:Italy
初公開年:2010年
監督:Daniele Luchetti
キャスト:Elio Germano, Isabella Ragonese, Raoul Bova, Stefania Montorsi, Luca Zingaretti, Giorgio Colangeli ...


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by amore_spacey | 2010-10-06 01:16 | - Italian film | Comments(0)

Elio Germanoおめでとう!

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第63回カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞!伊人役者としては1987年のMarcello Mastroianni以来という快挙であります。あれっ?Nanni Morettiが代理受賞?^^



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イタリア共和国を支えるイタリアの庶民に捧げたという
"La Nostra Vita"



↑1日1回応援ぽちっ☆ ありがとうございます(^^)
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by amore_spacey | 2010-05-26 00:05 | - Italian film | Comments(2)

Quo Vadis, Baby?

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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Bolognaに住む探偵Giorgia(Angela Baraldi)は、仕事とアルコールの日々の合間に、女優志望だった美人の姉Ada(Claudia Zanella)が自殺した秘密を探っている。Romaで暮していた姉が残したビデオや手紙から浮かび上がるのは、意外な真実だった。



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薄暗い部屋や雨足の強まるBolognaの柱廊を舞台に、ミステリータッチで話が進行して行く。しかし謎解きだけがこの作品のテーマではないのだ。



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一見幸せに満ちた姉妹の幼少時代に遡り、近くて遠く眩しい(煙たい?)存在だった姉の心情を、彼女が残したビデオを通してGiorgiaは初めて知り得る。姉のように脚光を浴びるキャラクターではなかったGiorgiaは、日陰で世の中のことを斜めに見ながら大人になったが、姉が抱えていた家族愛に飢えた寂しさは自分の中にわだかまっていたものと同じであることに気付き、姉に対して愛おしさを感じたのではないだろうか?そのあたりの描写が曖昧で(それが監督の狙い?)、消化不良気味な印象はあるが、繰り返し観たら小さな発見が幾つもありそうな作品である。

製作国:Italy
初公開年:2005年
監督:Gabriele Salvatores
キャスト:Angela Baraldi, Gigio Alberti, Claudia Zanella, Elio Germano, Andrea Renzi, Luigi Maria Burruano, Gennaro Diana ...


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by amore_spacey | 2009-10-27 00:17 | - Italian film | Comments(0)

Melissa P. (メリッサ・P ~青い蕾~)

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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Melissaは15才の思春期の少女。パーティーで知り合いそのまま初体験をしたDanieleに恋するが、彼は彼女の体だけが目当てだった。Melissaは彼への復讐のために、好きでもない男たちに身を委ねてしまう。イタリアに実在する作家が、17才の女子高生の時に書いた小説『Cento colpi di spazzola prima di andare a dormire(おやすみ前にブラッシング100回)』を映画化。小説は口コミでイタリア全土に伝播、そして全世界150万部のヒットを記録する。その原作を読んでいないが、巷の噂を聞くと映画の仕上がりのほうがよいらしい。



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過激な性体験だけがクローズアップされ、センセーショナル&スキャンダラスな女の子というレッテルが貼られたが、書籍の販売数や観客動員数を増やすには、このキャッチフレーズはとても都合がよかった違いない。



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心の底で彼女は、どこまでも受け止めてくれる祖母Elviraのような深い愛情を求めていた。遠くに行った父親とは偶にメール交換をするだけ。母は全く分かってくれない。それどころか唯一の拠り所だった祖母を、相談もなく老人ホームに入れてしまう。友人のManuelaとも喧嘩別れ。Melissaは孤独に押し潰されそうだった。そんな彼女をずっと遠くから見守っていたMarco。彼ならきっとMelissaを包み込んでくれるだろう。Elviraばあちゃんを演じたGeraldine Chaplin、昔から好きになれなかった女優だったが、この作品で見た彼女の可憐さや艶っぽさにはっとした。



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Jack Frusciante e' uscito dal gruppoに登場する17歳のAlexとAidiのもどかしいような純粋な恋と、一人でいたら壊れてしまいそうな孤独と人肌恋しさに身を焦がす15歳のMelissa。Alexは1990年代の男子高生、Melissaは2000年代に生きる女子高生。思春期真っ只中の男女が抱える淡い恋心・やるせなさ・危うさ、それを越えてほんの少し大人に近づく彼らを、Marcoのように私も遠くからそっと見守りたい。

製作国:Italy,Spain USA
初公開年:2005年
監督:Luca Guadagnino
キャスト:María Valverde, Letizia Ciampa, Primo Reggiani, Nilo Mur, Geraldine Chaplin, Claudio Santamaria, Alba Rohrwacher, Elio Germano ...
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by amore_spacey | 2008-05-22 00:12 | - Italian film | Comments(0)

Tutta la vita davanti (見わたすかぎり人生)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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大学の哲学科を優秀な成績で卒業し、夢と希望を抱いて社会に出たものの、Marta(Isabella Ragonese)が得た職はコールセンター。ひょんなことから知り合ったシングルマザー(Micaela Ramazzotti)の紹介だった。こんな仕事には納得できないが、ここで彼女は腐らず、会社の方針や鬼上司Daniela(Sabrina Ferilli)のOJTにも素直に従い、あっと言う間に月間予約件数№1社員に選ばれる。



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それぞれのキャラクターに適した的確なキャスティングが素晴らしかった。



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大抜擢のIsabella Ragoneseの持つ、あの若さにもかかわらず人生の酸いも甘いも知った(ような?)包容力や寛容さと、抜けるような楽天性は、Pane e tulipaniのLicia Magliettaの持つ雰囲気に似ている。有望な役者さんです。怒った時の歩き方はチャップリンみたいでとってもお茶目なのよん。



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Sabrina Ferilli様、おみそれしました。あなたにあんな演技力があるとは知らず、過小評価していました。TVドラマより映画の世界のほうが本来の力が発揮できますね。模範的な人物より小意地の悪い一癖も二癖もあるようなキャラクターのほうがあなたらしさが滲み出ています。実力派Massimo Ghiniの顔の使い分けもうまっ!



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話題になっているIsabellaとElio Germanoの車中での♡シーンや…



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Micaelaのセミヌードもそれなりに楽しめますが…



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労働組合の活動にエネルギーを費やす不器用なGiorgio(Valerio Mastandrea)の、懸命な姿に惚れました。ふっとしたアングルが、阿部寛に瓜二つ(^^)

ラストシーンにほろり。先のことは誰にも分からない。でもこの大切なひとときをみんなで分かち合おう、一緒に食べて語り合おう。明日のことはそのあとで考えればいいのだ。こんな世の中だけれど、まんざら捨てたものではない。山あり谷あり、でも今はこの優しい時間をこの人たちと過ごそう。

気になったのは、Laura Moranteのナレーション。役者としては大好きだけれど、舌をかみそうな非常に聞き辛いナレーションがちょっぴり耳障りだった。


製作国:Italy
初公開年:2008年
監督:Paolo Virzì
キャスト:Isabella Ragonese, Sabrina Ferilli, Elio Germano, Valerio Mastandrea, Massimo Ghini, Micaela Ramazzotti, (voce Laura Morante) ... 
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by amore_spacey | 2008-05-06 00:03 | - Italian film | Comments(6)