「ほっ」と。キャンペーン

タグ:Laurence Fishburne ( 6 ) タグの人気記事

Hannibal season 3 episode 6-13 (ハンニバル シーズン3 第6~13話)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

e0059574_2361928.jpg
【あらすじ】 Hannibal(Mads Mikkelsen)の自首により、FBIはいとも簡単に彼を逮捕することができた。Jack Crawford刑事(Laurence Fishburne)はWill Graham(Hugh Dancy)やAlana Bloom女医や(Caroline Dhavernas)やChilton博士(Raúl Esparza)の協力を得て、目下世間を騒がせている一家惨殺事件の犯人Francis Dolarhyde (Richard Armitage)を捜している。その殺人鬼がHannibalを神のように崇拝し、会いたがっているという情報が入った。そこで犯人をおびき出す囮作戦のため、FBIはHannibalを自由の身にする。(作品の詳細はこちら


e0059574_2363096.jpg
よく頑張った、自分。後半はほとんど惰性だったが、とにかく完走できた自分を褒めてやりたい。いやぁ、今シーズンは本当に退屈だった。時間稼ぎのための意味不明な妄想シーンばかりで、大きな盛り上がりはなかったなぁ。お約束の流血シーンは、大盤振る舞いです。囚人服のHannibalは、うーん、なんか冴えない。髪を切ってから、心なしか痩せてうらびれた感じがするし。その代わりと言っちゃなんだけど、彼の独房は片面ガラス張りで、広々としてなかなかいい感じ。


e0059574_2364573.jpg
レッド・ドラゴンの登場で、少しはアップテンポで面白くなるかな?と淡い期待を抱いていたが、突込み所満載の単発的な笑いだけでガッカリ。レッド・ドラゴンのタコ踊り?太極拳?身体クネクネのナルシスト・ダンス?あれはもうコメディ以外の何でもない。彼が真剣になればなるほど、笑えるんだから、アハハッ。突然羽や尻尾が生えたりして、あのまま『ゲーム・オブ・スローン』のドラゴンたちと、合流したかったのかしら。


e0059574_2365443.jpg
レッド・ドラゴンの原画を、いきなりムシャムシャ食べたり、Chilton博士の一部を嬉しそうに喰っちゃう。知的でシャープな美形だけど、めちゃくちゃ不気味で危険なヤツだ。危ない人と言えば、エンドロールのあとに登場する精神科医Bedelia (Gillian Anderson)も、ついにそう来たか!な奇行に出て、このドラマの登場人物に、マトモな人は1人もいなかったんだ、と確信した。


e0059574_2371820.jpg
頼みの綱のChilton博士が良い意味で活躍してくれるかと思っていたのに、それも裏切られた。灯油をかけられ、感謝祭のターキーみたく全身ローストにされ、それでも生きていかねばならないなんて・・・。残酷すぎる。


e0059574_2372851.jpg
結局HannibalとWillの2人は、純粋なBLの一言では片付けられない、かなり面倒くさい関係だったんですね。「好きだけど嫌い、嫌いだけど好き、好きだけど・・・(エンドレス)」「愛すれば愛するほど、お前が憎い!」 相反する感情に葛藤する2人の姿が、いじらしく可愛らしく、それ以上に、まぁぁぁイライラさせられました。一筋縄ではいかない、理不尽なところが人間の人間たる所以ですかね。やっと2人きりになったHannibalとWill。ほんの一瞬でも心の平和や一体感を得られたなら、本望でしょう。あのまま奈落の底に落ちていったのか?海の向こうへ羽ばたいて行ったのか?彼らは遠い遠いところで、ひっそりと愛を深めているのかもしれません。

-----

今シーズンの内容は残念だったが、フィレンツェ・ロケに立ち会うことができたのは、ラッキーだった。つくづく思うんだけど、映画やドラマの制作って、きわめて廃棄率の高い作業なんだなぁ。半日かけて何十回も撮り直したシーンが、たった1秒しか登場しない。いやバッサリ切られているシーンが大部分である。そういうものなのか。

編集者の才能やセンスにも目を見張った。ロケ後のフィルムをほんの少し加工するだけで、まるで違うシーンになるのだ。「私、あの現場で一体何を見てたんだ?」と慌てるくらい、全く別のシーンがテレビの画面に映し出された。映画やドラマは編集力!と言い切るヒトもいるくらいだ。どんなに脚本が良くても、どんなに撮影が上手くても、その繋ぎ方次第で、面白さは激増・激減するってもんなのだ。 


[PR]
by amore_spacey | 2015-08-30 02:40 | - TV series | Comments(2)

Hannibal season 3 episode 2-5 (ハンニバル シーズン3 第2~5話)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (68点)

e0059574_17474457.jpg
【あらすじ】 昏睡状態から目覚めたWill Graham(Hugh Dancy)は、Hannibal(Mads Mikkelsen)の家で起きた惨劇の後の一連の出来事を1つずつ繋ぎ合わせて、空白の時間を克明に思い出そうとする。パレルモに行ったWillは、町の大聖堂でAbigail(Kacey Rohl)やフィレンツェ警察のRinaldo Pazzi刑事(Fortunato Cerlino)に会った。またリトアニアにあるHannibalの生家を訪ね、Hannibalの叔母の家政婦をしていたというChiyo(岡本多緒)に出会い、Hannibalの生い立ちや妹Mischaとの関係などを知る。
  一方Jack Crawford刑事(Laurence Fishburne)は独自のやり方でHannibalを捕まえようと、イタリアにやってきた。Pazzi刑事はひょんなことからフィレンツェでHannibalを発見し、懸賞金に加え手柄を立てようとするが、逆に博士に見破られて非業の死を遂げる。(作品の詳細はこちら


e0059574_17475613.jpg
ふぅ、やっと5話まで終わった。どのエピソードもWillの妄想シーンで時間稼ぎして、辟易。もうおなかがいっぱい。映像は綺麗なんだけどBGMが神経にさわり、「それで何なの?」 テンポが遅いとかノロノロ展開のレベルじゃない。話が全く進まないんだから。監督はこーいうのが趣味なの?勘弁して下さい。イライラがマックスに達して脱落しそうになったんだけど、第5話の後半からやっと動きが出てきたので、我慢してもう少し観てみようかという気になった。ところで頻繁に登場する鹿くん、あれはHannibalシリーズのマスコット?苦笑


e0059574_1748777.jpg
いや、しかし、ビックリ。あの状態なら絶対に死んでいるはずのAbigailやCrawford刑事やAlana Bloom女医(Caroline Dhavernas)やChilton博士(Raúl Esparza)たちが、みごとに生還!!(驚) 腹を割かれても顔を撃たれても、頚動脈をグッサリ切られても脊髄損傷しても死なない。このTVドラマは、色々な意味で凄い。人間関係やストーリーが今ひとつ分からないが、打算や駆け引きや怒りや復讐など、大勢の人がそれぞれの思惑を胸に秘めてHannibalを追っているのは確か。


e0059574_17482939.jpg
シーズン1の頃はHannibalとWillのBLっぽい関係が、何だか面白いなと思った。が、今シーズンに入ってからグダグダに拍車がかかり、BLやこの先の展開なんてどーでもよくなった。今シーズンで打ち切りらしいが、まぁ当然の成り行きだろう。Chilton博士の活躍に淡い期待を抱いているんだけど・・・。 

それにしてもWillはいつも無抵抗でやられっぱなしで、可哀想な役回りだ。第5話でも全力疾走している列車から、いきなりChiyoに突き落とされるし。実生活でも、奥さんには頭が上がらない?


[PR]
by amore_spacey | 2015-07-05 17:57 | - TV series | Comments(4)

Hannibal Season 3のフィレンツェ・ロケに行く 後編

e0059574_2001886.jpg
午前中のロケが終わると、情報通のファンが「午後はSanta Trinita橋で撮影があるらしい」 という。ここ(ウフィツィ美術館)から歩いて5分もかからない。ところが橋に行ってみると、撮影機材を乗せたトラックがいないどころか、現場を仕切るスタッフの影も形もない。「ガセネタだったか?」 とりあえず橋から見たVecchio橋を写真に撮った。青空が映ったアルノ川が、いつになく美しい。


e0059574_200369.jpg
その時なにげなく橋からSanta Trinita広場を見ると、機材トラックが次々に到着し、スタッフが橋の上に向かって運び始めているではないか。ウフィツィ美術館で見た20人ほどのエキストラも、橋のたもとに集結している。「ここで撮影がある!」と確信(^^) 間もなく交通規制が敷かれ、交通警察がダルそうに集まってきた。ファンや野次馬もやってきて道をふさぎ、タダでさえ狭くて通りにくい橋は、てんやわんやの大騒ぎ。そして午後2時ここに登場したのが、FBIのJack Crawford課長(Laurence Fishburne)だった。あれっ、痩せた?遠目だからか?別人に見えるんだけど。


e0059574_2011376.jpg
このシーンも繰り返し撮影。そのたびに車も歩行者も通行止めになり、事情を知らないドライバーが、クラクションを鳴らし続ける。 その音がマイクに入って、また撮り直し。ジェラートを舐めながら歩くおじいちゃんや物乞いの老女が、撮影中にふらふらと迷い込んできて、またもや撮り直し。その間に陽はどんどん西に傾いていく。

「陽光が足りなーい!」と撮影スタッフが叫ぶ。なので橋の右側から左側に移動して、また同じシーンを撮り直す。たった1分かそこらのシーンなのに、こりゃ、スタッフも役者も大変ですなぁ。5分ごとに交通規制が解かれると、それがFishburneの休憩時間になる。こうしてみると、やっぱり顔デカッ!休憩中は写真を撮ったりスタッフと談笑して、彼のまわりには和やかな空気が漂っていた。


e0059574_2021652.jpg
おーーい、撮影中なのに、アタシのこと見てたりしていいの?また撮り直しになっちゃうわよぉ(爆) 


e0059574_2015326.jpg
Fishburneと入れ替わって、血まみれのMadsが登場。痛々しくて見てられないと言いつつ、写真を撮り続ける私。このシーンは3~4回でサクッとOK。そしてMadsはスモークガラスのワゴン車に乗り込み、さっさと次の撮影場所へ行ってしまった。あ~あ、残念。「サインを貰ったり一緒に写真を撮ったりすることはできなかったけれど、間近で見ることが出来てよかったね」と言うも、一緒に写真を撮ってもらおうと意気込んでいた娘は納得できず。帰りの電車の時間が刻々と迫っているので、仏頂面の娘をひきずりつつ中央駅に向かった。


e0059574_2025822.jpg
ずんずん歩いて中央駅の目と鼻の先にあるSanta Maria Novella広場まで来たところで、「ん???」 さっきのワゴン車がとまっている。見慣れたセキュリティの2人が、車の横に立っている。もしかして、もしかしたら、もしかしなくても、本日最後の撮影場所って、ここ?半信半疑。ドキドキ。


e0059574_2032056.jpg
その時ワゴン車から、血まみれMadsが降りてきたぁ\(^o^)/ きゃぁぁ、超ラッ キー!10分もあれば、駅まで走って予定の電車に余裕で乗れる。それまでここで、血まみれMadsをこの目でしっかり見ておこう。 ・・・ しかし、幸せな時間はあっと言う間に過ぎるんだよね。泣く泣くロケ現場を後にして、私たちは駅に向かった。(完)


e0059574_2034611.jpg
おまけ。エグゼクティブ・プロデューサーの1人、Martha De Laurentiis(↑左側の女性)

初日~3日目までは、撮影スケジュールがゆるかったせいか?撮影合間の休憩時間にMadsは、ファンと写真を撮ったりサインをしてくれた。私たちが行った最終日は、撮影が予定よりやや遅れていたため、写真やサインどころではなく、それはちょっぴり残念だった。けれど気さくでファン・サービス旺盛なMadsを見て、ますます好感度上昇。彼、とても素敵です。撮影が終わった後、スタッフ全員に握手をして労をねぎらっていたFishburneの姿も、礼儀正しくすがすがしく好印象だった。MadsもFishburneもベテランだけあって、役者としても人間としても器がデカい。Fishburneは顔もデカい(しつこいね、苦笑)

セキュリティの兄ちゃんたちも、それぞれ個性的でメッチャ面白かった。ファンの間にも不思議な絆が生まれ、初対面なのにHannibalが取り持つ縁で、笑ったりお喋りしたりと楽しい時間を過ごすことができた。とても良い思い出になった。


[PR]
by amore_spacey | 2014-12-21 20:10 | My talk | Comments(4)

Hannibal Season2 13 episodes (ハンニバル シーズン2 全13話)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆(92点)

e0059574_072756.jpg
【あらすじ】 出所したWill(Hugh Dancy)はJack(Laurence Fishburne)と組んで、FBIのモグラとしてHannibal(Mads Mikkelsen)逮捕に乗り出す。一方Willを自分の世界に引き寄せようとするHannibalは、Willに思いを寄せるAlana(Caroline Dhavernas)をうまく丸め込んで味方につける。Hannibalの同僚で彼の担当医でもあるBedelia精神科女医(Gillian Anderson)は、自分の医師としての限界を感じ、担当医を降りることをHannibalに告げ姿を消した。またミネソタ州で発生した、若い女性ばかりを狙う連続殺人事件の犯人Garret(Vladimir Jon Cubrt)の娘Abigail(Kacey Rohl)について、取材を続け記事にしようと目論んでいた女性ジャーナリストFreddie(Lara Jean Chorostecki)も行方不明になる。果たしてWillとJackは、Hannibalを逮捕できるのか?


e0059574_075537.jpg
うぉーーーっ!サプライズてんこ盛りの最終話。特にエンドロール後のワンシーンに、思わず吠えた。ぇえーーっ!!!お前ら、グルだったのか。なんてこった!参ったな。


e0059574_08816.jpg
懐石料理の流れがサブタイトルのシーズン2は、Willを挟んでJackとHannibalの対決が軸になっている。Hannibal捕獲までの道のりは、長くて険しい。道を阻む物や人が多すぎるが、だからこそ彼らの攻防戦や水面下の駆け引きが際立ち、非常に面白かった。Hannibalの作戦にまんまと引っかったWillは、女性ジャーナリストFreddieを殺し、その肉をHannibalと共に食して、Hannibalの側に付いたかに見えた。しかしそれこそがHannibalを陥れるWillたちの作戦だったのさ。Freddieは生きていたのだ。

Hannibalだって負けちゃいないぞ。死んだと思っていたAbigailや、Hannibalの前から姿を消した精神科女医Bedeliaが、実はHannibalの切り札だったんだから。そしてHannibalとJackの死闘に突入。たぶんJackは生き長らえるだろう。腹部を真一文字に切り裂かれたWillも、きっと大丈夫。でないと、シーズン3が成り立たない。。。


e0059574_082456.jpg
女性陣も侮れない。シーズン2でHannibalの操り人形になったAlana(写真左端)は、すっかりダメな女に成り下がった。彼女の言動がいちいち癇に障る。Abigail(左から2番目)は、最後までHannibalに弄(もてあそ)ばれちゃったね。女性ジャーナリストFreddie(左から3番目)は、女性陣の中で一番好きなキャラになった。生き馬の目をくり抜くような、生存競争の激しいジャーナリストの世界を、文字通り身体を張って本音で疾走する。Alanaと違って、変にいい子ぶったりしないトコがいい。男前なのだ。精神科女医Bedelia(右端)には、一杯食わされた。全く盲点だった。

今シーズンは、殺しの手口がさらに残虐になり、遺体の状況が凄惨になってきた。グロテスクなシーンを観続けると、神経が麻痺するのか抗体ができちゃうのか?「今日はそう来(き)なすったか」「それはあり得ないでしょう」と突っ込みながら観ている。しかも切断した遺体に、別のパーツを加えながら組み立てていく念の入れよう(滝汗) 遺体芸術と呼んじゃっていいのかしら?(滝汗) でも血の海に横たわる遺体に戦慄し、吐き気をもよおしそうになりながらも、Hannibalをとことん憎むことができないのは、なぜなんだ?むしろHannibalをかばいたくなることすらある。それはたぶんHannibalを演じるMadsの、キャラや人徳(私が彼のファンだから、身贔屓なんだけど)によるものに違いない。全く関係ないけど第1話に登場したウニが、めちゃくちゃおいしそうだった。シーズン3が待ち遠しい。 

作品の詳細はこちら


[PR]
by amore_spacey | 2014-07-25 00:13 | - TV series | Comments(0)

Hannibal Season1 13 episodes (ハンニバル シーズン1 全13話)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

e0059574_143539.jpg
【あらすじ】 かつてFBI特別捜査官だったWill Graham(Hugh Dancy)は、殺人を犯したサイコキラーに取り憑いて心から共感し、その人自身になって行動を推察し、追体験するという恐ろしい能力を持っている。しかしこの能力はWill本人の精神に、多大なストレスやダメージをもたらすため、捜査官を辞めてFBIアカデミーの講師として暮らしていた。そんなある時ミネソタ州で、若い女性ばかりを狙う連続殺人事件が発生する。事件を調査するFBI行動分析課長Jack Crawford(Laurence Fishburne)は、Willのこの特殊能力に目をつけ、事件解決に一役買ってもらおうとするが、Willの友人&同僚で彼の精神状態を危惧するFBI顧問のAlana Bloom(Caroline Dhavernas)は、この起用に反対。これを受けJackはWillを高名な精神科医Hannibal Lecter(Mads Mikkelsen)に紹介する。


e0059574_1431937.jpg
毛穴が全開するような残虐な猟奇殺人事件が、これでもかと言わんばかりに起きる。衝撃的なシーンが近づくと、目を覆った両手の隙間から見ていた。余計なBGMがない分だけ、恐怖感が増幅される。これを書いた作家や脚本家って、どんな精神状態なんだろ?癒えないトラウマを背負って生きてるのかしら?死体メイクやバラバラ死体を作るスタッフも、仕事とはいえ大変だな。

このシリーズは毎回起きる事件を通して、Willが発揮する特殊能力、それを利用するJack、事件を追うごとに精神が蝕まれていくWillを心配するAlana、そしてWillの中に分身を見出し、彼のそばでそっと見守るHannibalの物語である。殺人犯を追いながら、捜査にかかわる4人の私生活、例えば末期癌を患う妻とJackの関係などに焦点をあてるので、生き様がリアルで生々しく感情移入(共感)しやすい。

しかもおいしそうな料理のシーンが満載だから、血なまぐさいんだけど観るのをやめられない。Season 1のサブタイトルがフランス料理のコース名、というのも洒落ている。サイコパスとクラシック音楽って、最高に相性がいいのね。今回もHannibalシェフの料理と一緒に、様々なピアノ曲や合唱曲が楽しめる。ただその前後に、必ず凄惨な殺人現場や遺体が映し出されるから、Hannibalシェフの肉料理にはひょっとして?えっ、まさか??ひぃぃぃーーー!


e0059574_1433617.jpg
久しぶりにお会いするFishburne旦那。『恋するバルセロナ』で、Javier Bardemの顔がデカいと書いたが、Fishburneも負けてないぞ。顔のデカさ+猪首と言ったら、John Travoltaも忘れちゃいけない。あ、話が脱線。Fishburneには下町の頼れる旦那というイメージしかなかったんだけど、末期癌を患う妻にどう接していいのか?やり切れない辛さや当惑をHannibalに吐露するシーンや、部下のWillを気遣う優しい面など、ガタイに似合わぬ?繊細な心の動きを見せてくれて、好感度が一気に上昇。

それから、オタクっぽいオーラを放つイケメンWillを演じるHugh Dancy。元気なときも憔悴し切って無精ひげを生やしているときも、可愛い。子どもがそのまま大きくなった感じで、唇を噛んだり歪んだ笑顔が切ないのね。母性本能を刺激されて、困っちゃう。実生活では『ホームランド』のClaire Danesと結婚して(美男美女カップル)、1歳になる坊やがいる。夫婦揃って切れた役を演じているから、同時期に役作りしたら、この2人だけでドラマが成立しそう(>.<)


e0059574_1435147.jpg
頭のよいHannibalは、料理もうまいし芸術に造詣が深い。そのうえ立ち居振る舞いがクール&エレガントで、決して取り乱したりしない。彼の人生の美学には、確固たるものがある。私が思い描くMads Mikkelsenそのまんま。Season 1は概ねこんなキャラだったが、これからどうなるんだろう?

Hannibalは精神科医という職権を乱用して、患者であるWillの弱みを利用し、暗示をかけて殺人犯に仕立てていく、とんでもないヤツ。自分の罪をうまくWillになすりつけて刑務所に送ったが、世の中そんなに甘くはないよ。Willの逮捕に、「何か変だ。」と気づくJack。そしてHannibalの操り人形になっているのを、Will自身も薄々感じ始めている。ドイツに7点を叩き込まれたブラジルのように、化けの皮を剥がされ壊滅的な結末がHannibalを待ち受けているような気がする。取り乱して壊れていくMadsを観たい、でもやっぱり観たくない。うぅぅ、複雑な心境です。

作品の詳細はこちら


[PR]
by amore_spacey | 2014-07-20 01:44 | - TV series | Comments(4)

21 (ラス・ヴェガスをブッつぶせ!)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(92点)

e0059574_4281343.jpg
世界中の秀才が集まるMITの優等生として、ボストンに暮すベン・キャンベル(ジム・スタージェス)。彼の天才的なカウンティング頭脳に目をつけたローザ教授(ケヴィン・スペイシー様)に引き抜かれて、ベンはMITブラックジャッククラブのメンバーの一員となる。この頭脳集団は科学的・数学的な方法で、ラスヴェガスのネオンの中で笑いがとまらない圧勝を重ね、数百万ドルを荒稼ぎした。が、カジノや警察との攻防戦の中で、ローザ教授の過去が浮かび上がり、思わぬ結末を迎える。実話に基づいた作品。



e0059574_4282922.jpg
うきゃー、ケヴィ様~(♡_♡) 教師の役どころと言えば、『ペイ・フォワード』の高校教師や『The Life of David Gale』の大学教授以来でございますね。デコに浮かぶ中之島が一層くっきりしてきたけれど、キューピー顔が可愛い~♪



e0059574_4284330.jpg
ケヴィ様お得意の変装用アクセサリーも登場。毛糸の帽子、野球帽、ヅラ、ひげもじゃ+もじゃもじゃもみ上げ、カウボーイハットをかぶった西部劇風…。変装仮装はケヴィ様の独壇場でございます。



e0059574_429074.jpg
主演のジム・スタージェスは初めての顔だけれど、地味でクソ真面目なMITの優等生からラスヴェガスのネオンに魅せられてしまった若者に変貌する姿を、自然体で爽やかに演じている。アーシュトン・カッチャーとダニエル・ブリュール(『グッバイ・レーニン』の主役)を足して2で割ったような風貌も好ましい。今後の成長が楽しみ(*^^*)



e0059574_4292488.jpg
『007/カジノロワイヤル』の時と同じく、ポーカーのルールやブラックジャックのカード・カウンティングが???なので、カジノ・シーンを充分楽しむことができなかったのが残念。



e0059574_4295283.jpg
明晰なベンの中に、ローザ教授は若き日の自分を見出す。ケヴィ様は渋く狡猾な芝居で若いジムと好対照でありました。



e0059574_4301020.jpg
ベンの頭脳に惚れ込んだローザ教授だが、「勝ちのゲームに図に乗らない。潮時を見極めて、リミットが来たらやめる」というメンバーの戒律を忘れたベンに対して、「お前は傲慢で世間知らず。所詮ただの田舎の貧乏学生なのだ!」となじる。



e0059574_4302775.jpg
ヒーッ!Laurence Fishburne!顔はデカいし胸厚&頑強なボディで、傍にいたら真冬でも暑苦しい。とにかく存在感ありすぎ(爆) でもいいんですねぇ、このヒト(*^^*)


e0059574_4304590.jpg
後半から流れが変わるんです。ローレンスvsベンだったのが、ローレンスvsケヴィ様。むははーーっ。このどんでん返しは『ザ・プロデューサー』をちらっと彷彿させるものがあるけれど、結末は随分違ったものに。今回はハメられましたね、ケヴィ様。お疲れ様ですた~。

いい役者たちが脇を固めている。MITブラックジャッククラブの他の4人はもちろん、ベンの母親や2人のダサい友人たち。それに大学の教授陣やカジノ・シーンを支える人々。みんなよかった。嗚呼、しかし、またしても気になるのが日本語タイトルでございます。『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』って? 『21』じゃ何のことだか分からない。『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』の方がインパクトあるし興行成績も上がるような気がする。それでも何か、こう、納得いかないワタクシです(-.-;) ブッつぶせって?┐( ̄∇ ̄;)┌  珍しくCGを一切使ってないところに好感が持てました。早くDVDが出ないかなぁ?^^


製作国:USA
初公開年:2008年
監督:Robert Luketic
キャスト:Jim Sturgess, Kevin Spacey, Kate Bosworth, Aaron Yoo, Laurence Fishburne ...
[PR]
by amore_spacey | 2008-04-21 04:34 | Kevin Spacey | Comments(12)