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ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 5 全13話 (House of Cards Season 5 episode 1-13)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (82点)

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【あらすじ】 Frank(Kevin Spacey)と共和党のConway(Joel Kinnaman)の2人で争われた大統領選は、サイバーテロを画策したFrankが辛くも勝利して2期目の大統領に、副大統領には妻Claire(Robin Wright)が就任した。そのClaireは、大統領のスピーチライターThomas Yates(Paul Sparks)を毒殺する。
 その後Frankは弾劾裁判の場で、大統領辞任を発表し、副大統領のClaireが大統領に昇格した。一方Underwood夫妻の過去に疑惑をもつヘラルド紙の旧編集長Tom Hammerschmidt(Boris McGiver)は、FrankがZoe(Kate Mara)殺害事件に関わっていることを突き止める。しかしFrankはその罪をDoug(Michael Kelly)に被せて、逃げ切ろうとするのだった。(作品の詳細はこちら


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今シーズンは、Frankがどんな手を使って勝つのか?が最大の見所。多少冗長だったものの、怪物Underwood夫妻の鬼畜っぷりを見るのが癖になり、止められない止まらない状態です。Claireが大統領に昇格する終盤エピソードは、駆け引きやサプライズがぎっちぎちに詰め込まれ、とても濃厚だった反面、状況が急展開だったので、やっつけ仕事で無理矢理終わらせた感がなくもない。邪魔な人間を消すって、もうストーリーを考えるのさえ面倒だから、殺(や)っちまえーっ!ですか。かつて国務長官の座をあっさり反故にされた瞬間から始まった、手段を選ばないFrankの復讐劇は衰えを見せないが、打倒Frank!が政界・マスコミの中で静かに広がり、Frankが崩壊するのは時間の問題?


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Conwayを演じたJoel Kinnaman(↑↑画像右)。小顔の長身で胸板が厚く、鍛え抜かれたナイスバディが、Yシャツを着ていても分かる。涼しげでちょっぴり冷たいクールな顔立ちに、何回観ても萌えました。

彼の選挙参謀だったMark Usher(Campbell Scott ↑↑画像左)は、Frankから便宜を図ってもらうや否や、大統領選に敗北したConwayを見限って、Underwood夫妻の側近となる。昨日の敵は今日の味方、今日の味方は明日の…?


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大統領選でLeAnn Harvey(Neve Campbell)に協力し、不正行為を働くデータ・サイエンティストAidan Macallan(Damian Young)は、秘密を抱えてロシアに逃亡するが、選挙後に帰国し、殺される。お役目終了のLeAnnも、消された。


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Frankとこんなに親密になった、俳優でトレーナーのEric(Tony Devon)。うわぁぁぁ、気持ち悪い。でも話の展開に直接関係のない、こういう下世話なエピソードが好きだったりします。


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嗚呼、Doug!一体彼はどうなっちゃうんでしょうか。忠誠を尽くすにも、限度ってもんがあるでしょう。果たしてUnderwood夫妻が冷笑したように、「本当に運の悪いヤツ」で終わるのか、彼らに反旗を翻す日が来るのか?物静かで滅多に感情を表さないDougだけに、もしブチ切れたら・・・。


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Claireのベッドのお友達(夫公認)になったTomを、Claireは自分の手で始末する。夫妻の秘密を知り過ぎているTomを、このまま放置しておくのは危険すぎるわ。さっさと消すに限る。鬼っ!その冷酷非情ぶりとは裏腹に、彼女の新しい髪型はなかなかいい。すっきりしたショートもよく似合っていたが、あの長さなら、衣装に合わせて色々と遊べそう。


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Claire新大統領は、Frankの辞任の際に恩赦をしなかった。それを恨むFrankはClaireに、宣戦布告。Frank「殺す」、Claire「私の番よ」。シーズン6は、2人の激戦が予想されます。様々な疑惑や事件の真相も、明らかになるでしょう。安倍政権をもとにしたドラマも、なかなか面白怖そう。


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by amore_spacey | 2017-06-30 00:13 | Kevin Spacey | Comments(0)

House of Cards season 4 all 13 episodes (ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン4全13話 前編)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (90点)

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【あらすじ】 大統領予備選のさなか、Claire(Robin Wright)は自分の政治的キャリアを追及して下院議員選への立候補をもくろむが、Frank(Kevin Spacey)が阻止する。Lucas Goodwin(Sebastian Arcelus)がFrankを狙撃して瀕死の重傷を負わせ、彼の代わりにClaireがロシア連邦大統領Petrov(Lars Mikkelsen)と交渉して、ガソリン危機を終息させた。
  共和党の大統領候補のNY州知事Will Conway(Joel Kinnaman)が優勢に大統領選を進めるなか、肝臓移植を受けて回復したFrankはClaireと和解し、Claireは母Elizabeth Hale(Ellen Burstyn)の死を利用して民主党副大統領候補となる。Will Conwayに対抗するためにイスラム教過激組織のICOの幹部を捕えると、ICOがアメリカ人を人質にして幹部の解放を求める。
  Tom Hammerschmidt(Boris McGiver)が前大統領(Michael Gill))やRemy Danton(Mahershala Ali)らの証言を得てFrankの陰謀を暴露する一方、Underwood夫妻は報道とICOの両方に対応するため、戦争による混沌を作り出そうと決意した。(作品の詳細はこちら


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シーズン3の展開が地味で足踏み状態だったことと、アメリカの政治の仕組みを知らないと、あれれっ?な部分に踏み込んでいたため、ちょっと忍耐を強いられたが、シーズン4は第1話から最終話まで、小気味のよいテンポで進んでいった。どのエピソードも波乱に満ち、陰謀や駆け引きや策略、罠を仕掛ける者と罠に落ちる者など、いっときも目が離せない充実ぶりが素晴らしかった。3月に配信された全13話を、昨夜一気に観たばかりで、興奮さめやらぬ状態である。


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Frankと大統領選を戦ってきたライバルHeather Dunbar(Elizabeth Marvel)だが、Lucasと密会したことがばれて、選挙戦から脱落。さらに彼女の言動がLucasを窮地に追い込み・・・


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Lucasは大統領を暗殺する。彼が発した弾丸は、体当たりでFrankを守ったボディーガードEdward Meechum(Nathan Darrow)を貫通して、彼は即死。Frankも腹部に銃弾を受けて、瀕死の重傷を負う。とても寡黙&クールで大統領夫妻に忠実なMeechumが好きだったのに、、、この突然の退場は聞いてないよぉぉぉ(号泣)


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大統領不在中、その執務を代行するDonald Blythe副大統領(Reed Birney)。のほほーーんと過ごしてきたものだから、あわあわして浮き足立っちゃっているのが、傍目にも哀れ。男前なClaireのおかげで、体裁を繕うことはできたが、全く使えない男だ。


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幼い頃からClaireは母Elizabethと確執があった。母が癌であることを知っていたにもかかわらず、見舞いにも行かなかった。素直になれない2人だったが、母の最期の望みである安楽死を、Claireは自らの手で叶えてやるのだった。


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ElizabethとClaire母娘の関係改善に一役買ったのは、大統領夫妻のスピーチライターThomas Yates(Paul Sparks)だった。Meechum亡きあと、彼が大統領夫妻の鎹的な存在になるんだろうな。ってか、Claireとの恋の行方が気になる。


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離婚寸前の2人なのに、公の前では何食わぬ顔して仲良し夫婦を演じる。民衆やジャーナリストの前でボロを出しては、一巻の終わり。政治家も立派な役者なのである。


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30半ばにしてNY州知事のWill Conway。共和党副大統領候補として、Frankの強力なライバルになる。Conway夫婦は30代と若く美しいカップルで、2人の可愛い子どももいる。子どもをあきらめたClaireにとって、それらのことが神経を逆撫でするのだ。


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旦那が肝臓の移植手術のさなか、彼女はロシア連邦大統領Petrovと1対1で交渉。「ファーストレディというお飾り的な存在じゃ、物足りないわ」とばかりに、相手の急所に潔く踏み込んでいく勇気や大胆さ、そして野心。何だかんだ言いながら、FrankはClaireのここに惚れたんだよね。民主党副大統領候補になったClaireのこの先が、怖楽しみだ。


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そして今度こそFrankとClaireは二人三脚で・・・というと聞こえはいいが、まぁ早い話が共犯者として、必要とあれば戦争も辞さない覚悟を宣言した。この2人がタッグを組んで突っ走ったりなんかしたら、、、(滝汗) 


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by amore_spacey | 2016-04-18 22:37 | Kevin Spacey | Comments(0)

House of Cards Season2 episode 3 - 13 (ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2 第3話~最終話)

ネタばれありあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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【あらすじ】 副大統領になったFrank(Kevin Spacey)は次の野望を達成するべく、妻Claire(Robin Wright)や腹心の部下Doug Stamper(Michael Kelly)とともに、Garrett Walker大統領(Michael Gill)やその取り巻き連中たちを、巧妙な根回しや懐柔策で抱き込んでいく。順調にいくかと思われた矢先、Claireの過去のスキャンダルがすっぱぬかれ、Frankの政治生命は完全に終わったかにみえた。


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今シーズン(音が出ます!)は水面下の不穏な動きに的が絞られ、派手なアクションがなかった。アメリカの政治に精通していないと分かりにくい部分もあったが、期待を裏切らない構成で見応えがあった。


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愛人スキャンダル・癒着・献金・BLやGLやUnderwood家のボディーガードEdward Meechum (Nathan Darrow)とFrankとClaire3人の隠微な関係、Frankの腹心DougがRachel (Rachel Brosnahan)に抱くほのかな愛、情報入手のためにベッドインするRemy Danton(Mahershala Ali)やJackie Sharp(Molly Parker)などなど、お昼のメロドラマ的なシーンもたくさんあるよ。


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実際に米大統領官邸などに出入りしている政治家や新聞記者に言わせると、これは非現実的で突っ込み所満載なドラマらしい。でもドキュメンタリー番組じゃないんだから、視聴者のハートをつかむための細工や誇張は有っていい。私たちだってドキドキ・ハラハラしたいもん。


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現実離れした話もあれば、特別検査官が副大統領を尋問したりアメリカ議会が大統領の弾劾発議を可決したり、日中関係に緊張をもたらしている尖閣島問題に触れたりと、リアルなエピソードもあって、そこそこバランスはとれていると思う。


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今シーズンは中国の外交やネットスパイ活動や為替操作など、中国に関するテーマが盛りだくさんだった。 中国が色んなTVドラマや映画の舞台に登場するようになってきたな。


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何がすごいって、Kevi&Robinが乗った運命共同体船の、土俵際のワザ!寄り切られそうになっても、うっちゃりで逆転。相手をほくそませておいて、裏をかく。最強の2人だ。Robinのプロポーションや衣装も素晴らしいが、氷のような微笑を浮かべる彼女から目が離せない。ところで照明係にお願いがあります。Kevi様にもっともっとライトを当ててあげて下さい!眉間に刻まれたシワや目の下のクマちゃんやゴルゴ線&ほうれい線が、半端ないんですよぉ(T^T)


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ついに念願の米大統領になったFrank。天下を取った。しかし共和党下院議員Peter Russo(Corey Stoll)の死に関わる元娼婦Rachelや、謎の死をとげた新聞記者Zoe(Kate Mara)について極秘に調査する同僚Lucas(Sebastian Arcelus)、Frankの腹心Dougの死、そしてDougという後ろ盾をなくしたGavin Orsay(Jimmi Simpson)など、Frankにとって不穏な材料が方々にとっ散らかっているので、うっちゃりなんて小賢しいワザは通用しないよ。シーズン3はシェークスピア悲劇のような展開になりそう。ドキドキ。

製作国:USA(Netflix)
配信日:2014年2月4日全13話
監督:James Foley, Carl Franklin, John David Coles ...
キャスト:Kevin Spacey, Robin Wright, Michael Kelly, Michael Gill, Nathan Darrow, Kristen Connolly, Corey Stoll, Sakina Jaffrey, Rachel Brosnahan, Sebastian Arcelus ...


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by amore_spacey | 2014-04-14 23:10 | Kevin Spacey | Comments(0)

House of Cards Season2 episode 1 - 2 (ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2 第1~2話)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 念願がかなって、Frank(Kevin Spacey)は副大統領に指名された。その頃、共和党下院議員Peter Russo(Corey Stoll)の死について、新聞記者Zoe(Kate Mara)が何らかの真実をつかんでいた。彼女がFrankを脅かす存在になり始め、彼は自分の手でZoeを殺害する。Frankの重臣Doug(Michael Kelly)もあの手この手を使って、Peter Russoの死に関わった人々を事件から遠ざけていった。一方、事故死と処理されたZoeの死を不審に思った同僚のLucas(Sebastian Arcelus)は、極秘で調査に乗り出す。


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Kevin Spaceyは、毒や灰汁(アク)を出したり消したりできる稀有な役者だ。復讐の鬼となった彼は、このドラマで毒を出しまくる。こういう役をやらせると、憎らしいほどうまい。色んなファッションも見せてくれて、目の保養になる。第2話はこの帽子がチャーミングで、緊迫したシーンなのに、帽子+メガネ+コート姿のKeviをみて、頬が緩んでしまった。米国版『半沢直樹』』なんて呼ばれているらしいが、とんでもない。レベルが違う、レベルが!第2話を観終わって、地下鉄のホームをKeviと一緒に歩きたくないなぁと思った。


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Peter RussoやZoeに関わった人々の運命が、じわじわと歪んでいく。Zoeの死を調査し始めたLucas↑↑も、携帯に届いたメッセージに誘導されて、謎に包まれた組織に近づいていく。これもFrankが仕掛けた罠じゃないか?Frank@Kevinの復讐劇は、とどまるところを知らない。怖いもの観たさで、今後もこのドラマについて行きたい。

製作国:USA(Netflix)
配信日:2014年2月4日全13話
監督:James Foley, Carl Franklin, John David Coles ...
キャスト:Kevin Spacey, Robin Wright, Michael Kelly, Kate Mara, Michael Gill, Nathan Darrow, Kristen Connolly, Corey Stoll, Sakina Jaffrey, Rachel Brosnahan, Sebastian Arcelus ...


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by amore_spacey | 2014-03-10 04:44 | Kevin Spacey | Comments(0)

House of Cards Season1 episode 7 - 13 (ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン1 第7話~最終話)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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第7話~最終話まで観た。Frank@Kevinは、念願の副大統領の椅子を約束されたが…。久々に手ごたえのある重厚な政治サスペンスだ。Frankよ、自分の野望を叶えるためとはいえ、あそこまでやるかね?政治家の裏工作や根回し、献金に贈賄は、目新しくもないことだが、その詳細がこうして暴かれ、映像に再現されると、衝撃の度合いは遥かに大きい。政治家ってのは自分の野望や懐具合のためなら、政治生命をかけてまで画策するが、国民のために働こう!という気持ちは、2の次なのか?国民のために働けよ!チェス版に向かって駒を動かすKevinって、柳生博そっくり(^◇^) チェスの駒が、輝かしい将来に繋がる階段の1つ1つなのだ。


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彼の妻Claire(Robin Wright)も、筋金入りの肝っ玉がすわった女性である。夫が権力の座につくためなら、彼が若い女性新聞記者と寝たって、眉ひとつ動かさない。夫婦というよりは運命共同体、いや共犯者と呼んでいい。一度は気の迷いで元カレに走ったが、そこで自分の居るべき場所を再確認。私はFrankの妻なのだ、副大統領夫人なのよ。自分のキャリアと夫の昇進を選んだ代わりに、子どもを持つことをあきらめた。子どもたちに囲まれた、穏やかな暮らしに憧れていたのに。だから信頼していた女性部下が遠慮がちに、「子どもができたの」と伝えたとき、彼女の中で何かが切れた。断じて許せない。解雇だ。薄い微笑みの下で、どす黒い感情に翻弄されるClaireは、怖いパンテーラ。Sean Pennと離婚してからのRobin Wrightが、かっこいい。生まれ変わったかのように生き生きしている。ヴェリー・ショートや細身のタイユールが、これまたよく似合っている。


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ワシントン・ヘラルド紙の若い女性記者Zoe Barnes(Kate Mara)の成長ぶりも、心地よかった。小汚いアパートに暮らすどぶネズミのような少女、みにくいアヒルの子が、大きく羽ばたこうとしている。生き馬の目をくり抜くような凄まじい世界で、彼女はどんどん強くなっていく。右の頬を打たれたら3連発お見舞いしてやる、という強靭な精神は、この業界を生き抜くための必須条件だ。ああ、早くSeason2を観たい。

製作国:USA(NETFLIX)
配信日:2013年2月1日全13話
監督:James Foley, Allen Coulter, David Fincher ...
キャスト:Kevin Spacey, Robin Wright, Kate Mara, Michael Kelly, Kristen Connolly, Corey Stoll, Sakina Jaffrey, Larry Pine, Reuel Pendleton ...


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by amore_spacey | 2013-03-25 00:32 | Kevin Spacey | Comments(0)

House of Cards Season1 episode 1 - 6 (ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン1 第1~6話)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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【あらすじ】 民主党のベテラン下院議員であり幹事長でもあるFrancis "Frank" Underwood(Kevin Spacey)は、第45代アメリカ大統領Garrett Walker (Michael Gill)から国務長官の椅子を約束されていた。権力の座に上がる、それはFrankの野望であり念願だった。しかし蓋を開けてみれば、その椅子には他の上院議員が指名されたのだ。Walkerの裏切りに激怒したFrankは、これまで幹事長として入手してきた党員の秘密を武器に、ワシントン・ヘラルド紙の若い女性記者Zoe Barnes(Kate Mara)と共謀して、大統領および新内閣の大臣の面々に対して、綿密なる復讐を企てていく。Michael Dobbsの『House of Cards』をもとに、1990年に制作されたBBCのTV シリーズをリメイク。

配信開始日にネットで、Season1全13話を一挙に公開するという異例の放送形態。しかもSeason1の配信を待たず、Season2の続投が決定したというから、強気というのか、「やったるでぇ~」の意気込みをビシビシ感じる。いいぞ、いいぞ!


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第6話まで観た。オープニング・クレジットで流れる♪サントラ♪(←音が出ます)が、タイトでかっこいい。『Se7en』(1995年)で一緒に仕事をした、スリラー物が得意なDavid Fincher監督と七変化するカメレオン役者Kevin。この2人がタッグを組めば、怖いものなし。期待した以上に濃密で、観始めたら止まらない。一気に全話観たかったが、楽しみを残しておきたくて半分に留めた。室内撮影が多く、TVドラマと言いつつ舞台劇に近い。舞台と言えばKevinの独壇場で、水を得た魚のように生き生きしている。久しぶりにそんな彼を観ると、嬉しくなっちゃう^^

彼は主役とナレーターを務めている。このナレーションがユニークで、大河ドラマや民放ドラマのような、状況説明だけではない。彼独特の表情を浮かべながら、「みなさん、ちょっと聞いて下さいよ」ってな具合に、カメラに向かって喋る。それは愚痴だったり、言い訳だったり、自嘲だったり。これがまたシニカルで的を得ているから、視聴者の同情や共感や苦笑を誘う。TVの向こう側(役者)とこちら側(私たち)が一体になる瞬間なのだ。そんな心憎い演出も、このドラマに辛口の花をそえている。あ、Kevinのズラも不自然じゃないし、なかなか似合っててナイス(*^^*)


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キャスティングがこれまた素晴らしい。癒着・献金・スキャンダル・裏切り・復讐・秘密(弱み)・飴とムチ・昨日の敵は今日の友・・・と言った言葉が飛び交う政界だから、根回しや駆け引きや抱き込みの場面で、ほのめかすような目の動きや仕草が、台詞より遥かに多くを語る。この微妙な演技のできる芸達者な役者が揃っているのだ。

こいつは敵か味方か?初めのうちはぼんやりしている輪郭が、回を追うごとに少しずつ明瞭になってくる。外堀→大手門→内堀と駒を進め、本丸に入ったら一気に天守閣を攻め落す戦略。Kevinが最後に王手をかけるまでの、地道な画策や駆け引きも見もの。感情移入が容易にできる、こういった分かりやすい作品が好きだ。

製作国:USA(NETFLIX)
配信日:2013年2月1日全13話
監督:James Foley, Allen Coulter, David Fincher ...
キャスト:Kevin Spacey, Robin Wright, Kate Mara, Michael Kelly, Kristen Connolly, Corey Stoll, Sakina Jaffrey, Larry Pine, Reuel Pendleton ...


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by amore_spacey | 2013-02-23 02:41 | Kevin Spacey | Comments(2)