タグ:Stefano Accorsi ( 9 ) タグの人気記事

おめでとう、ステファノ・アッコルシ!

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2日前に2017年のDavid di Donatello賞が発表され、予想通り『ゴッド・スピード・ユー!』が圧勝で、6部門を受賞しました。


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主演男優賞を受賞したStefano Accorsi(前回は1999年)、とても嬉しそうですね。Laetitia Castaと結婚していた頃に比べると、表情が柔らかになり、生き生きとしているような気がします。


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この日は、奥さんのBianca Vitali(25歳)と一緒に出席しました。現在妊娠8ヶ月で、Biancaにとっては初めての子、Stefanoは3人目の子になります。「受賞できたのは、キミのお陰だ!」と、受賞スピーチでもBiancaへお礼のメッセージを忘れません。


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特別賞に輝いたのは、Roberto Benigni


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因みに昨年の主演男優賞を受賞したClaudio Santamariaは、こんな頭で登場して会場を驚かせた。クランク・インした次作のメイクで来たそうです。ウケを狙ったClaudio、やっぱりお茶目。


 
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by amore_spacey | 2017-03-31 02:14 | My talk | Comments(0)

Veloce come il vento (ゴッド・スピード・ユー!)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (85点)

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【あらすじ】 代々ラリーのチャンピオンを出した家に生まれたGiulia(Matilda De Angelis)は、有望なツーリングカーのドライバーである。父の指導の下、たった17歳でGiuliaは、GT選手権参加を目標に、数々のレースに参加して腕を磨いた。しかし父の死によって全てが一変し、Giuliaはレースも自分の人生も、1人で立ち向かわねばならなくなる。
 ところが父の葬式当日、10年も顔を見せなかった兄Loris(Stefano Accorsi)が、彼女を連れてひょっこり帰ってきた。数々のラリーに優勝した輝かしい過去をもつLorisだが、薬物依存に陥り、いまや見る影もない。そんな兄が父に代わってGiuliaのコーチとして指導することになった。元ラリードライバーCarlo Caponeの半生からインスピレーションを受けて映画化された。(作品の詳細はこちら


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うわぁぁ、最初から最後までテンションが高くて、アドレナリン上昇しっ放し。車やレースに全く興味がない人も、レースの詳細が分からない人も、あっと言うまに引き込まれ、まるで自分がドライバーになったかのような、臨場感あふれる素晴らしいカメラアングル&演出&フィルム編集に唸るはず。スポーツ(と言っても色々あるが、今回は自動車レース)を軸に家族のあり方を描いたイタリア映画は、これが最初かもしれない。しかもウェットじゃない。突き抜けた感のある潔いドラマ展開が、家族をテーマにした従来のイタリア映画とは一線を画している。

自動車産業が盛んで、F1王国でもあるエミリア・ロマーニャ地方を舞台にしたアクション・ムービー、しかもStefano Accorsiが出ていると聞いて、公開初日に観にいった。イモラの町やサーキットを舞台に、スピード&躍動感あり、束の間の静寂あり、アイロニーを含んだ笑いありの、期待を裏切らないドラマチックな作品だった。監督は弱冠34歳のMatteo Rovere。監督としては7本目の作品。


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いや、それにしてもAccorsiが登場したときには、場内一同唖然でした。全く別人&別キャラですもん。壊れ方が半端ない。完全にイッちゃってます。クールだったあのAccorsiはどこへ?しかもモデナ方言そっくりのイモラ方言で話すAccorsiがおかしくて、場内爆笑。久しぶりにエミリア・ロマーニャ地方を舞台にした作品に、ボローニャ生まれのAccorsiは懐かしさと郷土愛から、オファーを速攻でOKしたという。Lorisを演じるため、12キロ以上体重を落とし髪も伸ばした。目の下には隈がくっきり。目はうつろで、焦点もあわない。じっと立っていられず、いつもゆらゆら状態。そんな彼が一度(ひとたび)妹のコーチになると、見る間に本領を発揮し、自分らしさを取り戻していくのだ。


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Giuliaを演じたMatilda De Angelisは、本作品で主役デビューだが、あの落ち着きやしなやかさを、一体どこで身につけたんだろう?20歳とは思えない迫力に圧倒された。ありがちな恋愛物ではなく、男の世界を描いた作品で開花するなんてすごい。男勝りで負けず嫌いだけど、凹んだ時は年齢相応の無邪気な顔を覗かせる。キュートでカッコいい。彼女が歌う♪ SEVENTEEN ♪(音!)もタイトでカッコいい。どんな女優になっていくのか、楽しみだ。


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by amore_spacey | 2016-04-14 01:16 | - Italian film | Comments(0)

Radiofreccia (ラジオフレッチャ)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 1993年6月20日の夜。18年間続いた地域ラジオ局Radiofrecciaが、間もなく閉鎖する。DJのBruno(Luciano Federico)は、ラジオ局の名前の由来となった、麻薬のODで命を失った仲間Freccia(Stefano Accorsi)のことを語りながら、1970年代エミリア・ロマーニャ州の小さな街で、Tito(Enrico Salimbeni)やIena(Alessio Modica)やBoris(Roberto Zibetti)の5人で独立ラジオ放送局を立ち上げた当時を思い出している。人気ロック歌手Ligabueの監督デビュー作。本作品は1999年度のDavid di Donatelloで3部門(最優秀主演男優賞にStefano Accorsi)、Nastri d'argentoで2部門(最優秀新人監督賞にLuciano Ligabue)、Ciak d'oroで4部門を受賞。


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《一言感想》 Luciano Ligabueの自伝的作品で、1970年代の若者の暮らしや文化を垣間見ることができる。イタリアの片田舎に、70年代のアメリカのヒット曲が流れる。とりわけあの当時青年期を過ごした人々には、懐かしくてたまらない風景が満載である。Stefano AccorsiのM字デコは、この頃から進んでいたんだな。でもまだMaxibonの頃のあどけなさが残っていて、可愛いなぁ。

製作国:Italy
初公開年:1998年
監督:Luciano Ligabue
キャスト:Stefano Accorsi, Luciano Federico, Serena Grandi, Francesco Guccini, Cristina Moglia, Patrizia Piccinini, Enrico Salimbeni, Paolo Maria Scalondro ...


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by amore_spacey | 2013-05-13 00:31 | - Italian film | Comments(0)

Ruggine (錆び)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 1970年代後半。トリノの小さな町はずれに殺風景なアパートが立ち並び、荒涼とした野原には錆び付いたサイロや鉄材の廃棄場がある。アパートの子どもたちはこの廃棄場に集まって、ゲームをしたり冒険ごっこをして遊んでいた。ある日この街に優秀なBoldrini医師(Filippo Timi)が赴任してきたが、彼の奇行を見た子どもたちは、本能的に危険なにおいを感じ取る。やがて2人の少女が暴行・殺害された。大人たちは、近辺をうろつく愚鈍な男が犯人だと決めつけたが、子どもたちは他に犯人がいると確信していた。これら一連の事件は、Sandro・Carmine・Cinzia3人の少年少女に大きなトラウマを残す。30年後、大人になった3人は…。


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重すぎる。ズズーーンと気が滅入った。希望の光も救いも逃げ場もない。Boldrini医師を演じたFilippo Timiの、幾分大袈裟だが舞台劇のような怪演は、一見の価値アリかも?あの医者はいったいどんな理由で、少女たちを毒牙にかけたんだろう?どんなことをしちゃったんだろう?子どもたちはそこんトコが、とても気になる。そして幼いなりに、「ひょっとしたら、アレ?」という疑惑があった。


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その疑惑は大人になって、確かなものになる。あの医者は、少女たちを性欲のはけ口にしていた。もて遊んで殺した。大人たちはあの医者のことを、「金持ちで立派な人だ」と褒めていたのに、真っ赤なウソじゃないか。疑惑が明らかになり、二重のショックである。人間不信だ。トラウマにならないのがおかしい。あのときの3人は大人になった今でも、日常生活の端々でおかしな言動をとってしまう。職員会議でCarmine(Valeria Solarino)は、ある生徒のことを執拗にかばい、Sandro(Stefano Accorsi)は半端ない密着度で息子にぴったりくっついて遊び、やや挙動不審なCarmine(Valerio Mastandrea)は、いつまでたっても真っ当な大人になりきれない。経済危機の先が見えないイタリアのようで、絶望的だ。

製作国:Italy
公開年:2011年
監督:Daniele Gaglianone
キャスト:Filippo Timi, Stefano Accorsi, Valerio Mastandrea, Valeria Solarino, Giampaolo Stella, Giuseppe Furlò, Giulia Coccellato ...


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by amore_spacey | 2012-09-27 01:13 | - Italian film | Comments(0)

La vita facile (気楽な人生)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 ケニアの僻地で医療に従事するLuca Manzi(Stefano Accorsi)のもとへ、ローマの有名私立病院で働くエリート外科医Mario Tirelli(Pierfrancesco Favino)が派遣されてきた。その後まもなく彼の妻Ginevra(Vittoria Puccini)もやってきた。しかしローマで裕福な暮らしをしていた2人は、現地の不便な生活になかなか馴染めない。その一方でMarioがケニアにやって来た謎や三者それぞれの思惑が、次第に明らかになっていく。


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ケニアを舞台に、1人の女性を巡って2人の男性が争うストーリー?な~んて全く予備知識なく観たので、意外な展開や最後のどんでん返しに大笑い(≧∇≦) PierfrancescoとStefanoの2人はたびたび共演しているだけあって、どのシーンもあ・うんの呼吸でアドリブのよう。近頃のStefano Accorsiはちょっぴり辛気臭く近づきがたいオーラを漂わせていたが、そこにPierfrancescoを投入すると、まるで玩具をもらった子どものようにStefanoが輝きはじめるんだなぁ。Pierfrancescoの半端ないブチ切れっぷりや、言ったもん勝ち&声の大きいもん勝ち的な口喧嘩などは、イタリア人の日常生活そのまんま(爆) あんな光景が、いたるところに転がっているノダ。

『30日の不倫』のPierfrancescoには心底がっかりしたが、『星の子どもたち』でエア・ギター弾きながら歌って踊る彼をみて、「えっ、ひょっとしたら3枚目キャラ?」なんて思ったんだけど、本作品で確信。ゴツくて濃い容貌&渋い雰囲気を漂わせているので、面白キャラな彼って意外性が高くていいんだわぁ~♪


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展開部分をも少し時間短縮するなり、別のエピソードを入れるなりして、一定のテンションを保ってくれたらもっとよかったかなぁ。でもラストのどんでん返しをよりインパクトあるものにするには、これでいいのか?Stefanoのにんまり顔( ̄ー ̄)は、この作品で初めて観たかも。そんな彼につりこまれて、思わず私もに~んまり( ̄ー ̄) 有り得ないエピソードなんだけど、この2人が演じると「さもありなん」と思えてくるから不思議だ。

製作国:Italy
初公開年:2011年
監督:Lucio Pellegrini
キャスト:Pierfrancesco Favino, Stefano Accorsi, Ivano Marescotti, Vittoria Puccini, Camilla Filippi, Angelo Orlando, Djibril Kébé, Eliana Miglio ...


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by amore_spacey | 2012-05-21 00:54 | - Italian film | Comments(2)

Le fate ignoranti (無邪気な妖精たち)

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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Antonia(Margherita Buy)とMassimo(Andrea Renzi)は結婚して10年あまり、ローマ郊外の川のほとりにある瀟洒な屋敷で幸せに暮していた。が、ある日突然Massimoを交通事故でなくし、Antoniaは絶望のあまり全ての関係を断って自分の中に閉じこもってしまう。悲しみの中で夫の遺品を片づけ始めたとき、一枚の肖像画を見つけた。絵の裏には、愛のメッセージと“無邪気な妖精より”と書かれたサインが記されていた。夫には愛人がいたのだ。しかもMichele(Stefano Accorsi)という名の男の愛人。Micheleが暮すアパートを訪ね、夫の「もう一つの家族」と呼べる少々奇妙な人間関係に、初めは戸惑い面食らうAntoniaだが、夫の死を受け止め、自分の足で新たな人生を切り開いて行こうという気持ちになるのだ。



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愛するMassimoが浮気をしていた。しかも相手は男!結婚して以来ずっと夫だけを愛し続け、医師という仕事にも誇りをもって、真面目に誠実に生きてきたAntoniaにとって、それは青天の霹靂だっただろう。同性愛が市民権を得て日常的に見聞きはするものの、私を含めた多くの人にとってそれは他人事なのだから。身も心もズタズタになっている彼女に、あっけらかーんと、時にはずけずけと物を言う母親Veronicaに扮するErika Blancの味のある演技に、思わずクスッ(^^) Massimoの「もう一つの家族」の一員であるSerra扮するSerra Yilmazも、辛口ながらユーモアがあって頼り甲斐のある中年女性らしい役どころを、気負いなく演じていたね。彼女たちのお陰で、緊迫した雰囲気がふっと和らぐ。素晴らしい脇役たちである。「もう一つの家族」にはそんな人たちがたくさんいた。何度も傷つき悲しんだ者たち特有の、暗黙の了解のようなものがあり、適度な距離を保ちつつ互いに労わりあうことができるのだ。



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Micheleにとっても、愛人の妻であるAntoniaとの劇的な出会いは、彼女ほどショックは受けなかったにしても、心のバランスを崩すに充分な威力はあった。Antoniaに辛くあたったのも、崩れそうになる自分を守るためだったのだろう。Stefano Accorsiの畳みかけるような機関銃喋りが、健在であることをここで再確認(^^) Margherita Buyはいつにも増して優雅で綺麗だわぁ。冒頭シーンの高貴な姿は、彼女ならでは…でした。。「もう一つの家族」と一緒に暮す中で、Antoniaは自分の中の頑なで世間知らずなところに気付いていく。そしてMicheleへの慈しみの気持ちが、徐々に愛情へと変っていくのである。最愛の夫を亡くしても、全てを失った訳ではない。女性がそう確信した時ほど強いものはない。新しい一歩を踏み出そうとするAntoniaにエールを送りたい。

製作国:Italy
初公開年:2001年
監督:Ferzan Ozpetek
キャスト:Margherita Buy, Stefano Accorsi, Serra Yilmaz, Filippo Nigro, Gabriel Garko, Erika Blanc, Andrea Renzi ...


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by amore_spacey | 2009-09-01 22:14 | - Italian film | Comments(0)

Romanzo Criminale (野良犬たちの掟)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(92点)

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1970~90年代のイタリア国内の社会情勢を絡み合わせながら
南イタリアの裏社会を牛耳るギャングとして
のし上がっていく若者たちの姿を描く。



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嗚呼、キム様の寂しげなまなざし。
Jasmine Trincaのそれと同じものだった。



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ガキの頃から渾名で呼び合う男前の悪党ども。



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ギャングと刑事の間で揺れ動く情婦パトリツィア。
Anna Mouglalisは官能的で
成熟した女性の色香を漂わせ、圧倒的な存在感があった。



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刑事に唾を吐きかけるパトリツィア。
情報提供を拒み続ける彼女だが…。
Stefano Accorsi扮する刑事も、闇の部分を携えながら昇進する。
そんな自分への吐き気と憎悪。



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それぞれのキャラクターに適した的確なキャスティングに唸る。



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Il Freddo, Patrizia, Il Dandi & Libanese.
ゴージャスなAnna Mouglalisの際立った美しさ。
キム様は相変わらず寂しげな瞳。
2005年10月3日のレビューに追加)


製作国:Italy / France / UK
初公開年:2005年
監督:Michele Placido
キャスト:Stefano Accorsi, Kim Rossi Stuart, Anna Mouglalis, Claudio Santamaria, Pierfrancesco Favino, Riccardo Scamarcio, Jasmine Trinca, Gianmarco Tognazzi, Antonello Fassari, Elio Germano ...
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by amore_spacey | 2008-05-02 03:21 | - Italian film | Comments(0)

L'ultimo Bacio (Last Kiss)

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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新婚夫婦や赤ちゃんのいる夫婦や結婚前提のカップルや、父親を亡くし恋人も失う男や自由な関係の恋人たち…。この30代前後の男女たちは何れも、自分の人生が大きく変わる(かもしれない)分岐点に立っている。大小の問題を抱えながら日々暮らしている。大人の責任を丸ごと引き受ける覚悟と用意が出来ていない彼ら。


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見終わった後とてもやるせない気持ちに包まれるのは、身につまされるような日常生活が、作品に繰り広げられ、これを観ている私たちの生々しい日常生活がそのまま登場するから、か?揺るがない現実がガンと立ちはだかっているから、か。夢や希望の滑り込む余地があまりにも少ない。

結婚前提のカップル(Stefano Accorsi)と、Julia(Giovanna Mezzogiorno)、2人の間に可愛い少女Francesca(Martina Stella)が登場。この3人を軸にストーリーが進められている。抜き差しならない問題を抱えているのは若者たちだけではなく、安定しているかに見えていたJuliaのママの熟年世代も同様。


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出会った時のままの気持ちでいるのは難しい。それは有り得ないのではないか?と私は思う。


愛だよ、愛♡


真紅の熱い嵐や目くるめく思いも時とともに変わる。自分を取り巻く環境や感情が刻々と変わるように。が、相手のことが好きで2人の関係を続けたい気持ちがあるなら、お互いに歩み寄ろうとする努力や思いやりは必要でしょう。 …と自戒。

- 追伸 -
Gabriele Muccino監督の『La Ricerca della Felicita' 』(The Pursuit of Happyness)が、イタリア国内でも好評(^^)

製作国:Italy
初公開年:2001年
監督:Gabriele Muccino
キャスト:Stefano Accorsi, Giovanna Mezzogiorno, Stefania Sandrelli, Pierfrancesco Favino, Claudio Santamaria, Martina Stella, Sergio Castellitto, Silvio Muccino, Giorgio Pasotti ...
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by amore_spacey | 2007-01-27 23:37 | - Italian film | Comments(2)

Jack Frusciante e' uscito dal gruppo

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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主人公は17歳の少年Alex(Stefano Accorsi)、ボローニャに暮す平凡な高校生。彼は密かにイタリアのダサくて田舎臭い文化に苛立ちを感じている。17歳の彼にとってカッコイイことは、外国の文化であり、ポップ・ミュージックであり、映画であり、ファッションだから。政治にはとんと無関心なくせに、世論や慣習には順応したがらない。変に反発してみる。夢と現実の間(はざま)で揺れ動き、気持ちがささくれイライラしながら、自分が信じるカッコイイことにのめり込んで気取ってみる。この作品は1990年代のボローニャに生きるそんな若者たちの姿を描いている。ボローニャ出身のEnrico Brizziの同タイトル著書を映画化。日本では『狂った日曜日おれたち二人』で出版されているけれど、このタイトルってどうよ?( ̄∇ ̄;)



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冒頭からいきなりFeltrinelli(本屋)で待ち合わせだなんて、嬉しいシチュエーションじゃないですか(^^) 作品への期待は否応なく高まります。自転車をかっ飛ばして旧市街にある待ち合わせ場所にやってくるAlex。その自転車を本屋前の支柱にチェーンで留めるなんてのは、何気ないイタリアの日常風景でなかなかよろし。ちょうどボローニャの2つの塔が見下ろすあの三角スポットは、通り過ぎてしまえば何てことのないスペースだが、一瞬でも立ち止まってまわりを見渡してみるとよい。あの狭いスペースに人間模様がぎゅっと凝縮されているような場所なのである。



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ボローニャの街が夜の闇に浮かび上がり、むき出しの美しさと素朴さを映し出す。この街に生まれ育ったStefanoが主人公を演ずるなんて、言うことなしです。



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あと半年でアメリカの大学に留学するAidiに恋をしたAlex。お互い好感を持っているのに素直になれず、2人の関係はなかなか進展しない。それどころか、高校の廊下ですれ違っても彼女は無視したり、連絡がとれないような状況が、Alexを混乱させる。彼女の煮え切らない態度にボクはどうすればいいのだ?うぅぅ、Violante Placidoちゃま、演技ヘタ過ぎっ☆ ま、そこがいいんだけど。



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だったら彼女のことを忘れよう、しばらく距離を置こう。Alexは同級生と組んだパンク・ロックにのめり込む。しかし彼が一目を置く2つ年上の友人Martinoが言う。「欲しいものは手に入れろ!」 そっと背中を押してくれたMartino。それなのに…彼は銃で自殺、あっけなく逝ってしまった。Alexにとってカリスマ的存在だったMartino、何歩も先を見ていた大人だと思っていたMartinoの、ガラスのようにもろい一面を突きつけられ、Alexは哀しみ以上に怒りや絶望に打ちのめされる。心の拠り所を失ってしまう。

Stefanoのちょいと投げやりで斜に構えた態度や、神経質で切れやすくふてくされたような表情が、Alexという人物像をより現実味のある存在にしている。MaxibonのCMで見かけた彼が、何とも純粋で可愛らしくて気になっていたのだが、鬱々とした思春期の若者Alexを演じさせると、これまたうまいんだね。最近のStefanoよりこの頃の彼のほうが、私は断然好き。



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Aidiとの付き合いに反対こそしないが、やっかいな問題が持ち上がらないようにと、息子に避妊具代を手渡す親。自殺したMartinoがドラッグをやっていたらしいことを聞きつけて、息子も仲間ではなかったのか探りを入れる親。親と息子の気持ちはことごとくかみ合わない。いつだって親はそうなのだ、肝心な所は見て見ぬ振りを決め込む。表面的なことばかり気にして体裁を繕う。ボクのAidiへの切ない気持ちや、頼れる友人だと思っていたMartinoを突然失ったボクの空虚でやるせない思いには、少しも気づいてくれないのだ。

AlexもAidiとの気持ちがかみ合わないまま、アメリカ留学出発前夜を迎えてしまう。この小さな田舎街からアメリカへ飛び出そうとしているAidiを前に、彼も決心するのだ。見てろ、俺だっていつか自分の感性を武器に、世界へ羽ばたいてやる、と。

製作国:Italy
初公開年:1996年
監督:Enza Negroni
キャスト:Stefano Accorsi, Violante Placido, Alessandro Zamattio, Athina
Cenci ...
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by amore_spacey | 2005-09-23 03:22 | - Italian film | Comments(0)