I saw the devil (悪魔を見た)

ネタばれあり。 

あそこまで残酷にするこたぁねぇ度 ★★★★★(100点)
私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 婚約者を残忍な方法で殺害された国家情報院警護要員のSoo-hyun(Byung-hun Lee)は、悪魔のように残忍な連続殺人魔Kyung-chul(Min-sik Choi)に復讐を果たし、婚約者が味わったであろう苦しみを殺人犯に与えるべく、自らも冷酷な道を突き進んでいく。



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観終わったあとしばらくの間立ち上がれなかった。後味が悪い。残酷だ。意味のない残虐なシーンが多すぎる!これに比べりゃ『チェイサー』なんて屁でもない。ビョン吉が出ていたから早送りしなかったけれど、そうでなけりゃ最後まで観なかったかも。徐々に腹が立ってきた。ホラー映画でもなければ、特殊メイクの完成度を披露した作品でもないはず。あれは人間への冒涜ではないか?人間が持つ深い闇を描写したというより、Kim監督の狂気の世界を観た気がする。



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…という長い前置きはさておき、ビョン吉 vs ミン介の競演は圧巻だった。うしろ姿がまるで高校生のようにはかなげなビョン吉が、贅肉で膨らんだミン介に挑む姿は、やりきれなくて切なく哀しい。「復讐しても彼女は戻ってこない。」 そんなことは他人に言われなくたって、ビョン吉自身がよく分かっている。それどころか自分がもっと辛くなるに決まっていることさえ分かっていた。もはや自分では止めることができないところまで来てしまったのだ。携帯を通して低い声で彼女のために口ずさむ冒頭のシーン。そして復讐を果たしたあと絶望と虚しさに苦悩し涙するラストのビョン吉。彼ほど涙の似合う男はいない(*^^*) これは『瞳の奥の秘密』とは違った復讐劇である。Ricardoは犯人に地獄を味わわせるが、ビョン吉は犯人の家族に重い十字架を背負わせるのだ。ラストの10分をお見逃しなく!

『シュリ』『ハッピーエンド』で圧倒的な存在感を見せたミン介だが、イメージダウンになり兼ねないこんな役をよく引き受けたもんだ。その役者魂に感服。今度はカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『オールドボーイ』を観なくちゃ。
  
製作国:South Korea
初公開年:2010年
監督:Ji-woon Kim
キャスト:Byung-hun Lee, Min-sik Choi ...


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by amore_spacey | 2010-11-27 00:54 | - Asian film | Comments(2)
Commented by 松たけ子 at 2010-12-02 18:19 x
amoreさん、こんばんは!

オモオモ!ビョン吉を見た!もうご覧になったんですね!いいなあ!私も早く観たいです、この映画。
でも、かなり暴力描写がキツいみたいですねえ。苦手なんだよなあ、血みどろヴァイオレンスって。ビョン吉さんの、ん・色っぽい♪なシーンもなしですか?
私もビョン吉さんの涙、好きです。瞳が美しいから、涙も似合うのでしょうか?私の濁った目から流れる涙なんて、毒液にしか見えないだろうし(笑)。

カン・ドンウォンなら、「私たちの幸せな時間」がオススメ!「オオカミの誘惑」の彼も超可愛いですよぉ~
Commented by amore_spacey at 2010-12-03 02:16
☆ 松子さんへ。
観てしまいました~~~。こ、怖かったですぅぅ。流血量が半端じゃないし、スプラッター映画並みのエグさに辟易しました。あれを大スクリーンなんかで観たら、泣いちゃいましたよぉ。日本では来年公開のようですね。松子さんにはぜひ映画館の大スクリーンでご覧になって欲しいなぁ、って思います(ё_ё;) ビョン吉のナイスバディ、今回は1度も披露されませんデス(がっかり) 唯一彼のスマイルが登場するのは、冒頭で彼女の誕生日のために(仕事で一緒にお祝いできないから)、携帯電話で歌を口ずさむシーンでしょうか。素敵過ぎて、クラクラ~♪ Kang Dong-wonもいいですね。お勧め映画、観てみますね(*^^*) 
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