私のお気に入り度
★★★☆☆ (72点)
【あらすじ】 イタリアへパスタ修行に来たDev(Aziz Ansari)は、モデナにアパートを見つけて暮らしている。ある日見知らぬ女性(Clare-Hope Ashitey)が困っているのを助けた彼は、彼女と一緒に食事をすることになった。しかしうっかり油断した隙に、携帯電話を盗まれてしまう。携帯を取り戻すため、泥棒をおいかけていくが、なかなか見つからない。ドタバタしながら暮らすDavは、友人の結婚式のために来伊した親友Arnold(Eric Wareheim)と、バッタリ町中で出会い、久々の再会に大喜びした。(作品の詳細は
こちら)
シーズン1をまとめて一気に観たが、イマイチ面白さが分からず、何だかなぁな気持ちだった。が、シーズン2の舞台は、ここモデナ。しかもRiccardo Scamarcioが出てるし、前市長もカメオ出演。こりゃ、観ない訳にはいかないじゃありませんか。因みにモデナが舞台になったのは、第1話と第2話。第1話はモノクロ仕立てで、Vittorio De Sica監督の
『自転車泥棒』を彷彿させるシーンがいくつかありました。
このシリーズは、多民族国家アメリカならではの人種問題を、インド系アメリカ人Devの目線で、自虐的なギャグを絡めながら明るく風刺したコメディ。シーズン1はエミー賞に輝き、巷でもすごく面白い!と言われているんだけど、うーん、その面白さが今一つ分からない。たぶんあそこが笑うところなんだろうなというのは、ぼんやり分かるが、生暖かい目で見守っただけでした。というわけで、第1~2話だけ観みて、途中下車。申し訳ありません。
おまけは休憩中のRiccardoの画像。デビュー当時はやんちゃ坊主で、何様?な発言を乱発して炎上したこともあったが、年月とともに味のある素敵な役者になりました。世界の舞台で、もっともっと活躍して欲しいと思います。