オン・エッジ 19歳のカルテ (On The Edge)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 反抗的な19歳の青年Jonathan(Cillian Murphy)は、飲んだくれの父の自死をきっかけに深刻な鬱状態に陥り、盗んだ車で崖から湖に飛び込んで、自殺を図った。助かった彼は精神病患者の収容施設に入り、そこで同世代のグループカウンセリングに参加させられる。親身になってくれるセラピーのFigure先生(Stephen Rea)と衝突ばかりしていた。が、同じグループのRachel(Tricia Vessey)やToby(Jonathan Jackson)との間に友情を築いていくのだった。(作品の詳細はこちら


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Cillian1人祭り。うひゃーーっ、Cillianがとても若い。少年みたい。中性的な美しさが、際立っていました。パジャマの上からセーターを羽織った無防備なCillianが、可愛い過ぎる(*^^*)

さて反抗的なJonathanはFigure先生と衝突を繰り返すが、同世代のグループのリーダー的な存在になっていくのは、ごく自然のなりゆきだったように思う。誰かに何かを命令したり仕切ったりする類(たぐい)のリーダーではなく、そばに居てちゃんと話を聞いてくれる存在で、彼には人をひきつける何かがあった。


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成り行き上?話の聞き役&慰め役になるが、当のJonathanだって実は愛情に飢え、他の若者たちのように人のぬくもりが欲しかったに違いない。けれど彼らは頭が良く繊細すぎるが故に、色々なことを考えすぎ、苦しみ悩み惑って同じ所をグルグル。若いから感情のコントロールがうまくできない。無茶なことや馬鹿なことを仕出かしてしまう。死に憧れたりする。でもこういった時間や経験が、誰にも必要なのだ。人生の荒波に飛び込んでいく前の、大事な時期なのだと思う。


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by amore_spacey | 2018-01-11 02:30 | - Other film | Comments(4)
Commented by canned_cat at 2018-01-11 18:02
この時のキリアン、一応20代だった筈ですが、本当に少年みたいでしたよね。初々しい感じがあって良かったです。
本作はティーンエイジャーならではの鋭敏さや一途さが能く描かれていて、感心しました。優れた感性を持った作品だったと思います。
自分の反抗期の頃を思い出すと、穴があったら入りたい気持ちになりますが、それでもあもーれさんの仰る通り、きっと人生にとって必要な、大事な時期なんですよね。苦しんだ分、ジョナサン達は今頃きっと好い大人になってるんじゃないかと思います。
Commented at 2018-01-11 19:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by amore_spacey at 2018-02-13 00:01
☆ canned_catさんへ。
一時帰国をしておりまして、お返事が大変遅くなって申し訳ありません。

世の中を白黒はっきり分けて見ていた、今より若い頃にこの作品を観ていたら、感情移入しっぱなしで、現実に戻って来れなかったかもしれません(笑) ギリギリのところで苦悩し続ける若者たち。その中で人の気持ちを受け止めたり人の話を聞くキリアンは、健気でいいヤツ。なんだけど、それじゃ彼のことを分かってくれるのは誰?って話になると、私や canned_catさんが画面の中に入って行って、ハグするしかない!若い頃の失敗や苦悩は、決して無駄ではありませんね。
Commented by amore_spacey at 2018-02-13 00:03
☆ 鍵コメさまへ。(2018-01-11 19:21)
コメント、ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。 
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