ドケチ!(Radin!)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 ヴァイオリニストのFrançois Gautier(Dany Boon)は、近所でも悪名高いドケチな男で、使うお金は1日10ユーロ、月曜日から金曜日までは50ユーロと決めている。週末は残り物を食べ、電気はつけない。他人への施しは一切しないが、自分が得するおいしい話には乗る。しかしそんな彼が、新しく入団してきたチェリストのValérie(Laurence Arné)に恋をし、存在すら知らなかった娘Laura(Noémie Schmidt)が突然訪ねて来たから、さあ大変。彼のドケチ生活はどうなる?(作品の詳細はこちら


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あることをきっかけに主人公が良い方向に変わっていくストーリーは、『神様の思し召し』に似ているが、今回の主人公は稀に見るドケチ人間。Françoisのドケチっぷりが、いちいちツボにハマった。Valérieと行ったお洒落なレストランで、メニューの値段に心臓バクバク。一刻も早く帰宅するため、ヴィヴァルディの『四季』を12分で完奏。ぐるぐるまわる電気メーターに目が点…。


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Françoisほど重症ではないが、ケチなイタリア人を何人か知っている。節約と紙一重だったりすることもあるが、Françoisの場合は人間関係に破綻をきたすレベルだ。でもそうした環境で育った本人は、当たり前のことをしているだけで、人に迷惑をかけているなどとは、これっぽちも思っていない。ましてやその行為が、まさか人を笑わせ(冷笑され)ているなんて、想像もつかないだろう。本人が必死になればなるほど、可笑しくて仕方がない。同居は絶対にムリだけど、友だちや知人なら、話のネタに事欠かないな。


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映画が終わろうとするところで、娘の'ある事情'を出してきたのは、とってつけたようであざといが、この手の作品にはありがち...か。チェリストのValérieも、なかなかエキセントリックな女性だ。銀行員の友人やその妻、子沢山の隣人や、近所のじいちゃんたちなど、脇役にもユニークなキャラクターが揃っている。 


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by amore_spacey | 2018-03-12 01:11 | - Other film | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2018-03-14 13:24
こんな人、σ(・・*)の前の机にいます。
読みながら被ってしまった。
年末地方から人数分の一升瓶が届きます。
σ(・・*)と後輩はバレンタインにお返ししていますが、
そいつはもらうばかりです。ふつうお返ししますよね。
15人以上の会議あとの呑み会で、紅一点扱い(←ここがポイント)のσ(・・*)は無料でいいと云われますが、
無料でない前の席の人は皆の会費を徴収しますが、
己は払ってないと思われる。
翌日伝票が回ってたりするんだもの。
それに奴の財布をみたことがありましぇん。
Commented by amore_spacey at 2018-03-15 01:05
☆ ソーニャさんへ。
やはりあちこちにいらっしゃるようですね、ケチな人。知り合いのイタリア人たちに、面と向かっては誰もいいませんが、「あいつらはケチだから」と陰で笑われていますよ。自分では当然のことのように思っているらしく、歳を重ねてもその傾向は一向に変わりません。
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