サバイバルファミリー

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 東京で暮らす鈴木家は、父の義之(小日向文世)・母の光恵(深津絵里)・息子の賢司(泉澤祐希)・娘の結衣(葵わかな)の4人家族。ある朝目を覚ますと、突然全ての電化製品が停止しており、鈴木家だけでなく近所でも同じことが起きていた。さらに電車も車もガスも水道も止まって、家族全員途方に暮れる。そこで義之は、家族を連れて東京を脱出することに決めた。(作品の詳細はこちら


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これ、基本的にはコメディでハッピーエンドなんだけど、なんとも言えない怖さを孕んでいた。電気のない暮らしが2年も続いたら、サバイバル偏差値ゼロの私が、真っ先に自然淘汰されるのは間違いありません、キッパリ。と言って心の余裕もないから、満点の星空を眺める光恵にすら、きっと私はなれない。ああ、もう絶望的です。ところで途中で知り合った斉藤家の、ムカつようなあの余裕は、一体何?サバイバル・テク?異星人みたく違和感満載の一家だったけど、時任さん、かっこよかった。


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個人的にはクールな斉藤家よりも、必死に自転車を漕ぎ、ドロドロ・ボロボロ・ヘロヘロになって、1ミリでも前進しようと奮闘する鈴木家が、ずっと生々しくリアルで、ハッピーエンドと知りながらも、頑張れ!と、心の中で思わず応援しました。でも私があの家族だったら、たぶん一緒に行かなかったな。自転車で鹿児島なんて、絶対にムリ。それ以前に、何としてでも会社や学校に行こうとする、勤勉で生真面目な日本人魂が、悲しいことにイタリア人化した私にはなくなってしまったので、「え?交通機関が全滅?じゃ、きょうは会社休みま~す」 イタリアで長期間停電になったら・・・想像するだけで、恐ろしい。


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食べるシーンが多かったが、インスタント食品やネコ缶や水で空腹を凌いで来たあとの、大地康雄が作った自家製の燻製は、まぁ、実においしそうだった。娘のわかなちゃんが、感極まって、お肉を食べながら泣いてしまう。言葉にできない感情で、つられて泣きそうになりました。絶体絶命になりながらも、その都度タイミングよく大地康雄や蒸気機関車に助けられるという、突っ込み所も満載な展開ですが、子どもたちがたくましく成長していく姿は、なかなかいいものでした。お兄ちゃんも妹も、精神的に鍛えられて、ホントに強くなった。【教訓:生き延びたいなら、一家に1人、風間トオル】


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by amore_spacey | 2018-06-09 00:42 | - Japanese film | Comments(0)
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