人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ディアボリック (Diabolik)  

ネタばれあり!
ディアボリック (Diabolik)  _e0059574_22552302.jpg
【あらすじ】 1960 年代、架空の国Clervilleでは、冷酷非道な連続強盗犯Diabolik(Luca Marinelli)に出会ったが最後、それは死を意味すると言われ、人々を震え上がらせていた。普段の彼はWalter Dorianという名前で市民生活を送り、婚約者のElisabeth Gay(Serena Rossi)と瀟洒な屋敷に暮らしている。
 ある時Diabolikは、南アフリカから帰国した富豪の未亡人Lady Eva Kant(Miriam Leone)が、世界でも珍しいピンクダイヤモンドを所有していると聞きつけ、これを盗もうと計画した。しかし敏腕警部Ginko(Valerio Mastandrea)が、それを阻むべ追跡する。(作品の詳細はこちら


ディアボリック (Diabolik)  _e0059574_22553074.jpg
ディアボリック (Diabolik)  _e0059574_22554053.jpg
ディアボリック (Diabolik)  _e0059574_22554993.jpg
ディアボリック (Diabolik)  _e0059574_22555533.jpg
1962年11月1日から連載が始まったコミックで、今もなおイタリアの国民的人気キャラクターであり続けています。さしずめイタリアの怪盗ルパン、といったところでしょうか。絵柄やストーリーが苦手な夫は、殆ど読んでいませんが、好きな人は全巻揃えて持っているんじゃないでしょうか。60年の歴史を持つDiabolikは、無敵です。

さてLuca Marinelli(彼の目ぢから)とMiriam Leone(ゴージャスな美しさ!)の美男美女が主演、しかもValerio MastandreaがGinko警部役と、彼ら3人だけで映画が出来そうな最強トリオが揃い、期待が高まります。ファッション・インテリア・車・盗聴機器・ウソ発見器など、1960年代の暮らしの再現への拘りも半端なく、CGを一切使わないレトロな映像で、ヴィジュアル的にもゆるく楽しめる作品でした。

前半はDiabolikとEvaの出会いを描き、後半は恋に落ちた2人がタッグを組んで、盗みを遂行する。2人の美男美女っぷりを堪能させて頂きましたが、Ginko警部との激しい頭脳戦があったら、もっと面白かったな。スマートでカッコイイDiabolikなのに、時々ドジ踏んだり、Evaのモールス信号に瞬きで返したり(目が痙攣しそう)、悪党の倒し方がギャグだったり、ちょっと間抜けな捕まり方をされたり、今一つビシッと決まっていないところも、何気にツボでした。

物語の舞台は架空の国Clervilleですが、観る人がみれば、「あー、これって、ボローニャのあそこだぁ」と分かる。ローマ生まれのAntonio & Marco Manetti監督の、ボローニャへの愛に溢れているのです。L'ispettore Coliandroシリーズも、舞台はボローニャでした。続編となるDiabolik 2&3は、Diabolikの役をGiacomo Gianniottiが引き継ぎ、Monica Bellucci姐がニューエントリーと発表されました。スケジュールの都合で、Luca Marinelliが降板したのは残念です。


by amore_spacey | 2022-05-27 00:09 | Italian film | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< カンヌ国際映画祭が閉幕 愛のめぐりあい 第1話 (Al... >>