人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話

ネタばれあり!!!
ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00072808.jpg
【あらすじ】 連邦検事局の検査官Edie Flowers(Uzo Aduba)は、オキシコンチンを開発し販売したPurdue製薬を訴えるために奮闘する。小さな自動車工場を営むGlen(Taylor Kitsch)は仕事中に背中を負傷し、その激痛に耐えられずオキシコンチンを処方された。しかし薬の急性離脱症状に苦しむようになり、依存症になっていく。Shannon(West Duchovny)は製薬会社のセミナーをきっかけに大学卒業後、Purdue製薬に勤務。営業職としてオキシコンチンの販売に勤しむが、犠牲者を目にして彼女自身苦しんでいく。
 一方、財政難に陥ったSackler一族の起死回生を狙い、Richard Sacklerはオキシコンチン(麻薬系鎮痛薬)に目をつけた。医師たちへの巧みなマーケティング戦略により、薬の売上は急増したが、過剰摂取で死亡する人の数も増加した。1999年から2020年までの間に、全米で50万人以上が亡くなったオピオイド危機を描く。(作品の詳細


ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00073499.jpg
ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00073902.jpg
ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00074429.jpg
各エピソードの冒頭に、被害者遺族のメッセージが流れ、巨大製薬会社・真実を追求する検事・依存症に苦しむ男・自身のモラルと闘う営業担当の4者の視点で、ドラマが展開していく。

この薬物問題は米国全土を震撼させ、2017年トランプ米大統領は公衆衛生上の緊急事態を宣言し、オピオイド乱用防止の対策に60億ドルの予算を投じている。

ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00074800.jpg
ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00075552.jpg
ペインキラー 死に至る薬 (Painkiller)全6話_e0059574_00075908.jpg
オキシコンチンは適正に使用すれば、痛みを緩和するのに効果を発揮する。が、私利私欲にまみれた巨大製薬会社は、一族の起死回生のために、企業モラルや社会倫理や人道から、どんどん外れていく。

薬を儲ける秘訣は「販売」と「販促」と「ウソ」。あの手この手で営業担当や医師たちを洗脳し、ウソにまみれた販売を展開した結果、この薬は数えきれないほどの人生を変えてしまいました。

余談ですが、Matthew BroderickがSarah Jessica Parkerの夫で、彼らの間に3人の子どもがいることを、たった今知りました。


by amore_spacey | 2024-08-24 00:11 | TV series | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 真夜中のミラージュ (Notr... 黄色いロールスロイス (The... >>