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モンテ・クリスト伯 (Le Comte de Monte-Cristo) 全8話

ネタばれあり!!!
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【あらすじ】 1815年2月、Napoléon が追放先のエルバ島から脱出する直前のマルセイユ。20歳前の若い船乗り Edmond Dantès(Sam Claflin)は、船の会計士 Danglars(Blake Ritson)や恋敵の Fernand(Harry Taurasi)に裏切られ、Mercedes(Ana Girardot)との婚約披露宴の最中に逮捕される。

取り調べを担当した Villefort 検事代理(Mikkel Boe Følsgaard)は、保身から Dantès に国王反逆罪の濡れ衣を着せ、政治犯を収容するマルセイユ沖のイフ城に裁判無しで投獄し、生涯出所できないよう手配した。

刑務所に送られた彼は、隣の独房に投獄されていた老神父 Faria(Jeremy Irons)から、手厚い教育を受け、一流の紳士へと育ててもらう。だが間もなく神父は病に倒れ、モンテクリスト島に隠された財宝の在り処をDantèsに託して、息を引き取った。神父の遺体と入れ替わることによって、Dantès はイフ城からの脱獄に成功する。投獄から14年の月日が過ぎ、彼は34歳になっていた。Alexandre Dumas の同名小説をもとにドラマ化。(作品の詳細


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伊仏合作の全8話(約7時間)に渡る壮大なドラマは、改変された部分もありますが、大筋は原作を尊重し、説得力も見応えもありました。

Dantèsを裏切った3人が、次々に破滅していくシーンは、分かっていてもゾクゾクして面白い。セットやロケ地(マルタ島など)、舞台となった屋敷・館も素晴らしく、内装や衣装は眼福モノです。

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Dantès を演じた Sam Claflin は、涼し気な目元にカリスマ性があり、私も恋に落ちてしまった。『Peaky Blinders』にも出ていたとは…。全く記憶にないのでブログで確認したら、あ~、思い出しました。Michael Fassbender と Richard Armitage と Elio Germano のいいとこ取りしたかんじ。

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Dantèsに復讐される裏切り者の中では、Villefort 検事代理(のち検事総長)を演じた、Mikkel Boe Følsgaard(右端)のヌメヌメした顔が忘れられない。

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Dantès を救った密輸船の船員 Jacopo 役の Michele Riondinoや

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イタリアの山賊 Luigi Vampa 役の Lino Guanciale など、イタリア勢が好演していたのは嬉しかった。イケメン Lino Guanciale がユーモラス・コミカルで、登場するたびにメイクや衣装が違うから(台詞もアドリブっぽい)、ちらっと出てくるだけで、フフッと頬が緩んでしまう。

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Jeremy Ironsは、Faria 神父そのもの。彼以外に適役が思い浮かびません。

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女性陣の中では、Villefort 夫人を演じた Poppy Corby-Tuech が、強烈な個性を放っていた。『ベルサイユのばら』がまた実写映画化されるなら、ぜひとも彼女に Pompadour 夫人をやって欲しい。Mercedes 役の Ana Girardot は、表情に乏しくて心に残らず、私の中では影が薄かった。

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復讐をやり遂げた Dantès は束の間の満足を味わうが、彼の内面の痛みが解決することはなく、幸福や平穏をもたらしてはくれなかった。罪人を罰することによってではなく、彼らを赦し、新たな始まりを受け入れることによって、心の平和を得られる。そのことを Dantès は、ようやく理解し始めるのです。

Attendre et espérer! 待て、しかして希望せよ!


by amore_spacey | 2025-02-16 00:56 | TV series | Comments(4)
Commented by stefanlily at 2025-02-16 03:18
ジェレミーアイアンズなら見たいです。
「ミッション」でも僧職ですね。未見ですが。デニーロがやり過ぎし始めた頃「ミッション」に出てた。
ディーン・フジオカが出てたドラマはこれの日本版だったかも。
「巌窟王」は「レ・ミゼラブル」か「モンテクリスト伯」の和訳なのかな?
昔、欧米の小説が日本人向けに翻訳され始めた頃の。
江戸川乱歩の恩人の森下雨村辺りが出版しとんじゃなかったかな?
翻訳者(青空文庫にもあるかと)もど忘れしました(加齢w)
堂本剛をご存じないとは、かなり前に日本を離れたのですね。
「人間失格」だったかな?、彼の若い頃話題になったドラマです。
あと、クラス会出ても「誰?」言われる目立たない子の役とか。
実際の彼はそうではないので、演技巧いなあ、と。
 ベルばらに出てたのはポンパドール夫人ではなく、デュバリー夫人ではありませんか?
ポンパドールが年取ったから、鹿の園でデュバリーをルイ15世に送り出したと。
デュバリーも悪く描かれ過ぎですね。
遠藤周作と…誰だっけ、伝記作家(グーテンベルクに原文があります)また思い出せない!アントワネットとか、メアリースチュアート書いた人、その2人がデュバリーをどう書いたか忘れました(汗)
Commented by 松たけ子 at 2025-02-17 01:00
amoreさん、こんばんは!
モンテ・クリスト伯の新作ドラマ!知らなかったので驚喜!私も観たいです!日本でもちょっと前にディーンフジオカ主演でドラマ化されましたね。
サム・クラフリン、もう随分お目にかかってないけど、いい男になってるみたいですね!アイアンズおじさまも相変わらずイケジジ。他にも未知のイケメン俳優がいるみたいで、ほんと楽しみ。ちまちましい現実的すぎる話にはうんざり、壮大なる浪漫あふれる時代劇が観たい!
モンテクリスト伯といえば。本家フランスのピエール・ニネ版も、もうすぐ日本上陸みたいなのでワクワク。観比べるのも一興ですよね(^^♪
Commented by amore_spacey at 2025-02-18 01:12
☆ stefanlilyさんへ
ジェレミーの容貌や痩せ具合や声が、ファリア神父そのもので、魂が乗り移ったのかと思いました(実在人物じゃないんですけどね) ディーン・フジオカが出ている日本版も、そのうち観てみようと思っています。

あ、そうそう、ポンパドール夫人ではなくて、デュバリー夫人だったと思います。先月日本では劇場アニメ版のベルばらが公開されたようですね。池田理代子が描いたなら、観てみたいなぁ。中間テストや期末テストの勉強そっちのけで、コミックを読みふけっていました。懐かしいです。
Commented by amore_spacey at 2025-02-18 01:27
☆ 松たけ子さんへ
波打つ岸壁に立つすらりとしたサム・クラフリンのポスターに、まず悩殺されました。若くて誠実なダンテスも、復讐に燃えた34歳のモンテクリスト伯も、本当に素晴らしかったです。全くノーマーク(『ピーキー・ブラインダーズ』で見かけた時、そういう役柄とは言え、ヤバい奴だなと)だったので、これからクラフリンの一人祭りを始めてしまうかも。

ニネ主演の映画は昨年公開されましたが、ダンテス役はアラン・ドロンしかいないと、彼亡きあともしつこく思い込んでいるので、未見なんです。が、見比べるのも面白いですね。ドラマ『モンテ・クリスト伯 華麗なる復讐』はかなりアレンジされているようですが、観てみたいです。
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