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アメリカ、夜明けの刻 (American Primeval) シーズン1 全6話

ネタばれあり!!!
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【あらすじ】 1857年、西部開拓時代のユタ準州。Sara(Betty Gilpin)と Devin(Preston Mota)の母息子は、ガイドとして熟練した山男 Isaac(Taylor Kitsch)を雇い、ロッキー山脈を越えて、ボストンからユタ州クルックス・スプリングズを目指している。
 しかしアメリカ西部の広大な荒野では、白人開拓者・先住民・ユタ準州知事が率いるモルモン教の傭兵・米国陸軍などの、支配と思惑が複雑に絡み合い、激しい対立や虐殺が絶え間ない。はたして母子はクルックス・スプリングスに、無事たどり着くことができるのか。西部の無法地帯を制覇して支配するのは、いったい誰なのか。(作品の詳細


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久しぶりに Taylor Kitsch の1人祭り。壮大なスケールの西部劇で、広大な荒野や険しい雪山を舞台に、ガイド・母息子・先住民の少女の4人と領地や支配をめぐる集団、この2つが同時進行していきます。

その後、Sara が1500ドルの懸賞金つきの殺人犯ということが分かると、Virgil(Jai Courtney)などその懸賞稼ぎたちや、怪しい犯罪集団も入り乱れて、4人の旅は過酷さを増すばかり。

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思惑や画策にまみれた男たちの中で、世捨て人のような Isaac に、最後まで胸きゅんきゅん。深い傷を抱えた一匹狼だなんて、Taylor Kitschにピッタリ。粗野で寡黙で近づき難く、何を考えてるのか分からない。しかし実は責任感が強く、母子のことが気がかりで、一度は断ったガイドを引き受けてしまう。とても男気のあるヤツなんです(号泣)

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女性陣も魅力的なキャラクターが揃っています。堅苦しい母親Sara(画像左)。自分の正義感をふりかざして、指図するわ、文句を言うわ、Isaac の言うことは聞かないわ、勝手な行動をするわで、4人を何度も危険に晒す。もう彼女には、イライラ・ハラハラさせられますが、母は強し。

息子(画像中央)を守るために、拳銃をぶっ放して、ならず者たちを皆殺し。さすがのIsaacもビックリよ。彼女の息子がしっかり者で、生き延びる術や人生の不条理を諭す Isaac を、父のように慕っていくのです。

先住民の村から逃げてきた少女 Two Moons(Shawnee Pourier 画像右)は、舌を抜かれて話せないが、勇敢でサバイバル能力に長けており、ここぞと言う時に活躍してくれる。彼女が登場するたびに、私の頭の中では、ラッパが高らかに鳴り響きました。

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そして、モルモン教徒の Jacob Pratt(Dane DeHaan)と妻の Abish(Saura Lightfoot-Leon)。マウンテン・メドウズの虐殺で、辛くも生き延びたものの、Abish は先住民のボス Red Feather に連れ去られ、先住民として生きることになる。相手に媚びず、白黒はっきりした意志ある女性で、とても魅力的。ボスが気に入るのも当然です。2人の淡い心の交流に、胸がジーーン。

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白人と先住民の対立だけでなく、宗教や人種や様々な思惑が渦巻いた、アメリカ西部の開拓時代を描いたこのドラマは、アメリカの歴史をほとんど知らない私にとって、衝撃の連続でした。

「話せば分かる」は通用しない。ここでは、生きるか死ぬか。しぶとく生き残って支配する者が、ああいう連中なのは、時代や国が変わっても同じで、あ~あ、何だかなぁです。





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by amore_spacey | 2025-09-05 00:11 | TV series | Comments(2)
Commented by stefanlily at 2025-09-08 17:45
モルモン教の英会話に行ってたので、宣教師たちや教会員とも交流がありました。良い人たちだけど、戒律や彼らの定義はね…。
ホームズ探偵の出る「Study in Scarlet」の第2章がモルモン教の描写がガッツリ登場。本編はどーでも良く(笑)、そのパートのみ読みました。原文をグーテンベルクか何かで発見したので、和訳は未読です。湘南工科大学の教授で仏教の僧侶でもある方が「アメリカ教の真実」だったか、大変面白い著作があって。それでモルモン教がコナン・ドイル作品に登場すると知って。この本が地元図書館から無くなって?、ネット検索しても分かりません…
Commented by amore_spacey at 2025-09-09 15:50
☆ stefanlilyさんへ
たしか斉藤由貴が、モルモン教だったような気がします。離婚する時に?とても大変だったとか。モルモン教は戒律が厳しいそうですが、stefanlilyさんの英会話では、レッスン中など何か特別なルールがあったのでしょうか。

アメリカ西部の開拓時代については、ネイティブ・アメリカン(当時はアメリカ・インディアンと呼んでいました)のことをチラっとしか覚えていなかったので、モルモン教がこんなに勢力を持っていたと知ってビックリです。ドラマに登場した男たちは、私利私欲にまみれた獰猛な野獣でした。
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