世にも奇妙な物語 イマキヨさん

ネタばれあり！！！
【あらすじ】　向かい合って座る男と女。男は女から別れの言葉を告げられていた。その男、高田和夫(松本潤）、21歳。東京から地方の大学に進学して、4回目の春を迎えようとしていたときだった。最悪な気分で帰宅した高田は、突然のテレビの音に、驚いて目を上げた。視線の先にいたのは、あぐらをかいてポテトチップを食べながら、無表情にテレビを見ている、頭巾をかぶった見知らぬ男（酒井敏也）。
　不審者にあわてて警官を呼んだ高田だったが、その不審な男の姿は、警官の目には映らない様子。｢頭巾をかぶったオッサン｣という高田の描写を聞いた警官は、だまって手を合わせ、｢がんばって｣という言葉を残して去っていった。その不審な男の正体は『イマキヨさん』。この地方の言い伝えで、一人暮らしの人につく座敷わらしのようなものだという。（作品の詳細）　


2006年3月28日公開。15周年の特別編。冒頭に、「21世紀を迎えた今も、科学では解明できない事柄が、いくつもあります。現代文明を感受した日常のすぐ傍らに、非日常がひたひたと足音をたてて、近付いていくようです。あなたの傍らにも・・・。」とタモリのナレーションが入る。

座敷わらしのようなイマキヨさん。彼と上手に付き合えば、幸運をもたらすと言われているが、守らなければいけないルールがある。
　1. イマキヨさんを無理矢理追い出してはいけない
　2. イマキヨさんを傷つけない
　3. イマキヨさんの前で引っ越しの話をしない
　4. イマキヨさんに謝らない
無理矢理追い出したり、傷つけたりすると、イマキヨさんが増える。引っ越しの話をすると、ずっと取りつかれる。イマキヨさんに謝ると、新しいイマキヨさんにされてしまう。シュールすぎる…笑

イマキヨさんのキャラが秀逸で、演じる酒井敏也がキモ可愛い。松潤のうろたえっぷりや、全く声を発しない無表情なイマキヨさん…(≧▽≦)　こういう終わり方、大好き！イマキヨさん、ポテチが本当に好きですね。因みに復活版の『イマキヨさん』も、酒井さんが演じています。酒井さんが私と同じ岐阜県民と知って、親近感が湧きました。