
1960年代のイタリア映画の代表的女優で、映画や舞台で長く活躍した Claudia Cardinale が、パリ近郊のヌムールで87歳で亡くなった。


チュニジアのシチリア系家庭に生まれ、1957年チュニスで行われた美人コンテストに優勝。ベネチア国際映画祭に招待されたことをきっかけに、映画界に入る。母国語は仏語とシチリア語、伊語はローマで勉強した。
映画やドラマだけでも、130本近く出演している。
『鞄を持った女』1961年

1963年は彼女にとって、決定的な年だった。Visconti 監督の『
山猫』・Fellini 監督の『
8 1/2』そして

Comencini 監督の『
ブーベの恋人』に出演。国際的な名声を得て、ハリウッドとチネチッタの間を行き来していた。
『フィツカラルド』1982年
2010年カンヌ国際映画祭にて。
2000年頃から舞台で活躍する。
Claude Joséphine Rose Cardinale
(1938.4.15 - 2025.9.23)