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THE TUDORS ~背徳の王冠~ シーズン2 (The Tudors Season 2)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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Season 1は、ヘンリー8世の幼少期の監督係を務め、王の絶対信任を受けたThomas Wolseyヨーク大司教が囚われの身となり、牢獄で自害するところで終わる。この頃から王の身辺の雲行きが怪しくなり、危険と罠と重臣間の腹の探り合いに拍車がかかる。

その中でJonathan Rhys Meyers演じるヘンリー8世。見れば見るほどぐんぐん引き込まれますぅ。彼の透き通ったブルーの瞳の奥にうごめく黒い影にどっきりする。あんな眼差しで見つめられたら、「ああ、あとはもう好きになさって、殿」ですの。気が短く疳の虫が高くて好色な性格を、憎々しいまでに演じてくれる。好きなのに嫌い、嫌いだけど好き。いったいどっちなの、私?先が知りたくて10話まであるSeason 2を一気に見ました。(作品の詳細はこちら



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王は熱心なカトリック信者であったが、後にKatherine王妃との離婚およびAnne Boleynとの再婚を巡る問題から、教皇と真っ向から対立。教皇は断固として再婚を認めない。怒った王は1534年に国王至上法(首長令)を発布し、自らをイギリス国教会の長とするとともに、ローマ・カトリック教会から離脱した。それから王の奇行がエスカレートする。

重臣であったThomas Moreを斬首刑に、熱愛で得た2番目の妻Anne Boleynや増長してきた彼女の一族が目障りになり始めた時期と、Anne Boleynの侍女であったJane Seymourを見初め、何としてでも妻に迎えたい欲望が重なり、あれほど熱愛した第二の妃Anne Boleynを、そして取り巻き連中や彼女の弟を、ロンドン塔で斬首刑に処す。その間にKatherine王妃も病死。肉親との離別や処刑の間に、カトリック修道院の財産を没収するなど、苛烈な人物であった。



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Season 3は2009年から始まるという。ああ、待ち遠しい!3番目の妻として宮廷に迎え入れられたJane Seymourの行方は?波乱万丈の人生を歩むヘンリー8世はどうなる? 

製作国:USA
初公開年:2008年
番組制作:Michael Hirst
キャスト:Jonathan Rhys Meyers, Maria Doyle Kennedy, Natalie Dormer, Jeremy Northam, Henry Cavill, James Frain, Perter O'Toole ...
by amore_spacey | 2008-10-10 22:54 | - TV series | Comments(13)
Commented by かっこ at 2008-10-11 20:27 x
ご紹介ありがとうございま〜す!
私もこれ、観てみたいわ〜
さがしてみよっと!
Commented by s_fiorenzo at 2008-10-14 23:53
これ、面白そうです!っていうか、絶対はまりそう。
私も探してみよっと。
Commented by dim at 2008-10-22 01:49 x
こんにちは~~。

ばたばたしていて、最近はみなさまのところにお邪魔していなかったのですが、ちょっと落ち着いてきたので、ぼちぼち覗かせていただいております。
うきゃ~~これ、nouilles-sauteesさんのところで記事を見て、ぜがひでもおいらも見たいと思っていたのですが(なんつってもジョナサンでスモンね~~♪)、ジェレミー・ノーザムも出ているのですね!!!
私彼に一時期はまっていたので、これまた楽しみです。
でもまだ「グレイズ アナトミー」も放置状態ですし・・・ははは。

ところでウルス君を気に入られたそうで^^
私もDIVOの中では一番好きなんですよ~~~♪
(でもどうしても目がいっちゃうのはカルロス)
来日が待ち遠しいです。
でもこれ以上マッチョにならんで欲しい・・・ウルス・・・。
Commented at 2008-10-22 11:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by amore_spacey at 2008-10-22 21:24
☆ かっこさんへ。
これは日本では放映されていないようですが
ひょっとするとネットからDLできるかも???
あるいはYouTubeで観る事ができるかもしれません。
ハマります(^^)
Commented by amore_spacey at 2008-10-22 21:26
☆ ACCOさんへ。
これね、それぞれのキャラクターの描き方がうまくて
それぞれに思い入れがあるのですよ~。
ま、何と言ってもジョナサンですけど(*^^*)
肉欲を貪るって、ああいうことを言うのね。。。
Commented by amore_spacey at 2008-10-22 21:31
☆ dimさん、お久し振りでございます。
はい、なんつってもジョナサンであります(爆)
全裸シーンも結構出てまいります。ちょっと文字にはできないのですが
自分で慰めてしまう(書いてるじゃないかァ)シーンもあったりしまして
このシリーズはハードコア?鼻をふがふがさせながら食い入るように観て
おります(笑)
ジェレミー・ノーザムはトーマス・モアの役で、ヘンリーの重臣として
重宝されるのですね。渋くてとてもよい方ですわぁ。ハマりますわよ。

ウルスくん、マッチョなんだー、知らなんだ。
『グレイズ…』のパトリック・デンプシーさまも何気にマッチョっぽいけど。
あたしら、マッチョが好きなのかしら?^^

カルロスはねぇ、歌うときにどーして、ああ、気取った顔つきになるんだ?
インタビューに答える時の普通のカルロスがアタシは好きです。
でもやっぱりウルスくんです。私の僕にしたい(^^)
Commented by amore_spacey at 2008-10-22 21:32
☆ 鍵コメさま、いらっしゃいませ~!(2008-10-22 11:55)
お誘いありがとうございます。
前向きに検討させて頂きますね。
Commented by momidori at 2008-11-03 02:24
わあ。すごく遅れたコメントですみません!
詳しい情報が出ていて、興味深かったです。
ドイツでも放映していましたが、なんかセクシー路線の宣伝で、素晴らしく美しい女優のエロティシズム漂うシーンを見たら、なんか女性として自殺したくなるような恐れから、なんだか見なかったんですよ。(馬鹿ですね)ところが、これと同じ話が、時期は短くしますがスカーレット・ヨハンセンとナタリー・ポートマンで映画化されているんですよね。タイトル忘れました。
引き込まれるように見ました。それにしても、当時の愛憎と上昇志向、また死刑の残虐さなど、命や人の扱いが現代とは違い、おどろおどろしさに惹かれて見たり読んだりしてしまう時代ですね。
Commented by amore_spacey at 2008-11-04 01:34
☆ momidoriさんへ。
そうなんです、宣伝文句通り1話に濃厚なシーンが必ず登場するので、当のヘンリー8世もあの世で苦笑していることでしょう。エロティシズムを前面に出した演出とジョナサンの起用で、若い視聴者を集めようとした局の目論みは大当たりしたわけです。

ヘンリー8世の生き様を見ていると、織田信長のそれに重なって仕方がありません。気性の激しさや疳の虫が高い点ばかりではなく、勢力拡大と国家統一のためには手段を選ばない、神をも恐れない狂気の革命家であったところ。時代背景も酷似している。日本の戦国時代には、下剋上あり、政略結婚あり、昨日の敵は今日の味方、今日の味方は明日の敵…。信長の比叡山焼き討ちも容赦なかった。ヘンリー8世は自ら英国国教会の長を名乗っていますし。彼らの違いと言えば、ヘンリー8世がビア樽体型だったのに対して、信長は眉目秀麗な水も滴るいい男だったことぐらいですか?どこの国にも血塗られた歴史があります。
Commented by amore_spacey at 2008-11-04 01:34
☆ momidoriさんへ。続きです。
そのヘンリー8世を演じるジョナサン・メイヤーが非常にいいんですよぉ。飢えた野獣のにおいがプンプンする。血生臭い権力争いの中を生き抜く男が持つ、ぎらぎらドロドロしたものを、ジョナサンは惜しみなく見せてくれました。機会があったらどうぞご覧下さいね。私は逃してしまったその映画を探して観てみまーす。
Commented by マダムS at 2008-11-07 20:47 x
Jonathan のヘンリー8世/エロティック版(笑)も 観たいです~~!
良く見る肖像画のヘンリーさんとはだいぶ違いますね^^; あっ「Ⅰ」のご紹介記事の中にありましたね!
今、こちらではエリック・バナのヘンリーで『ブーリン家の姉妹』公開中でして、早速観てまいりました! なかなか見応えありまして、NポートマンもSヨハンソンも熱演でございましたが、エリックも素晴らしい!
しかーし、
>飢えた野獣のにおいがプンプンする。血生臭い権力争いの中を生き抜く男が持つ、ぎらぎらドロドロ
このジョナサンと比べちゃうと・・どんなに頑張って憎憎しい男を演じてもどうしてもイイ人に見えちゃいますね(爆)
TVドラマだと細かいところまで丁寧に描かれているのでしょうね?
是非、日本でも放送希望ー!
Commented by amore_spacey at 2008-11-10 01:41
☆ マダムSさんへ。
これね、バリバリエロティック版でございますのよ(*^^*)
だからアメリカでは若者の視聴率がガツーーンと上がったのでしょうね。

『ブーリン家の姉妹』は見逃してしまったんです。TVシリーズの姉妹は
映画版に比べると泥臭いというのか、アクの強い女優さんが演じていましたが
逆にアレくらい個性的でないと、Jonathanに飲まれちゃう。
他の役者なら自分の限界の一歩手前で控えておくであろうような
シチュエーションでも、Jonathanは彼なりの解釈で一貫したヘンリーを
演じましたからね。
来年のSeason 3が待ち遠しくてなりません。日本でも放映されますように。
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