人気ブログランキング |

2019年 04月 22日 ( 1 )

きのう何食べた?第1話~第3話

お気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

e0059574_2231273.jpg
【あらすじ】 街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・筧史朗(西島秀俊)と、人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の2人は、2LDKのアパートで暮らしている。史朗は定時に事務所を出ると近所の安売りスーパーへ向かい、お買い得な食材をすばやく吟味しながら、頭の中で夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5千円以内に抑えるのが、彼の重要課題だ。モーニングに連載された、よしながふみの漫画をドラマ化。『(作品の詳細はこちら


e0059574_2232453.jpg
キッチンで肉を炒めるシロさんをスマホで撮影するオープニングは、2人のラブラブっぷりが弾けていて、幸せな気持ちになりますね。ケンジ役の内野さんがいちいち可愛いらしくて、目が離せません。大袈裟な演技じゃないのに、話し方や仕草がツボにはまり過ぎて、内野さんをずっと見ていたい。史朗のことをシロさんと呼ぶときの、ほんの一瞬ためらいが入るあの間といい、シロさんに一途なあまりメチャクチャ焼きもちをやく姿といい、芸域の広い内野さんに惚れ直してしまいました。トラックの運転手や職人気質の男、汗くさい男の中の男が似合い過ぎていたので、ゲイという役は意表を突いた嬉しいサプライズです。

シロさん役の西島秀俊は、弁護士らしく真面目でクールで、ちょっと堅苦しい。台詞も抑揚がなく棒読みだから、何を考えているのか分かり難い。それだけにじわっと笑う表情が、とろけそうに可愛いんです。若干頬のたるんだ彼がごはんを食べると、両頬がぷくっと膨れたハムスターみたい。富永佳代子(田中美佐子)宅でアタフタ焦りまくった挙動不審のシロさんは、なかなか面白かった。「この人ゲイなんだって(笑)」と佳代子が家族に紹介していたけれど(その紹介の仕方ってどうなの?)、近所に知られて大丈夫なの?同性愛者や男性カップルの抱える悩みや苦悩や、筧家を舞台にゲイの息子とその両親がどう向き合うかもさらっと描かれ、あー、そうなんだぁとしみじみするシーンもありました。犯罪者とゲイを同じレベルで話すお母さん(梶芽衣子)って…。

ドラマの中に出てくるメニューが献立の参考になるので、かなり助かっています(あんなに品数作りませんが)。どれもこれも美味しそう。第2話のいちごジャムに至っては、思わず次の日いちごを買いに行って作りました。調理意欲を掻き立てるドラマですね。イチゴの色は一度褪せてしまうけれど、またルビー色がイチゴに戻ってくるシーン、あの現象はホントに不思議。主役の2人の行方も気になりますが、まな板にあたる包丁の音とか、油を熱したフライパンに材料を入れた瞬間の音とか、炊き込みご飯やお弁当の蓋を開ける瞬間のヴィジュアル効果とか、細部にも小さな楽しみがあります。次回はどんなエピソードかな?


by amore_spacey | 2019-04-22 02:26 | - Japanese film | Comments(0)