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Cha Cha Cha

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 ローマ。16歳の少年が交通事故で死亡した。その現場を目撃した元警察官の私立探偵Corso (Luca Argentero) は、事故死として片付けようとする刑事Torre(Amendola)の見解に反して、少年の死に不審なニオイを感じ取る。同じ日ローマ郊外の荒地で、1人の技術者の死体が発見された。2つの事件は何の関係もないように見えたが、Corsoが極秘に調査するにつれ、意外な事実が分かった。


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主役の人選を誤った。フィルム・ノワールにLuca Argenteroでは、イケメンすぎる。優しすぎる。正義の味方すぎる。汚れがなく潔癖すぎる。これではアウトローな私立探偵Corsoの存在感や真実味が薄れてしまう。という下馬評とは異なり、今までコメディ路線で来た彼が脱皮を図ろうと懸命に模索している姿勢を評価したいと私は思った。ええ、彼のファンですからァ。フィルム・ノワールの主人公といえば、1950~70年代の仏映画に登場する、冷酷非情でストイックな一匹狼、Alain Delon。ハードボイルドの世界だ。あれを目指したのだとしたら、この作品は足元にも及ばないが、21世紀のイタリアン・フィルム・ノワールという新カテゴリーを設定するなら、そこそこイケてるんじゃないかな。ローマ郊外の夜を上空からとらえたオープニングの映像や音楽が、ものすごくツボにハマッた。トップモデルのEva Herzigovaも39歳かぁ。アップにすると小皺があちこちにあるけど、イジッてない自然な感じがいい。彼女が演じたMichelleのようなプールつきのお屋敷で、執事たちに傅(かしず)かれて1週間くらい暮らしてみたいですこと。


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問題のこのシーン。全裸のLucaのアノ部分にモザイクを入れるかどうか?映倫の検閲にひっかかったらしい。これに対して彼は、某雑誌のインタビューにこう答えている。「あのシーンを撮影している時には、濡れ場シーンの時のような恥ずかしさや緊張感より、ちゃんと上手く撮れているか?自分の動きのほうが気になった。モザイクを入れるなんて不自然だ。だいたいこのシーンが槍玉に上がること自体、どうかしてる。脱いだ、脱がない。見える、見えない。そういう問題じゃないと思う。」そうだよ!Lucaのプロ魂を見習いたまえ。もっともっと芸域を広げて、21世紀のイタリア映画界を担う役者になって欲しい。いや~、しかし、彼のアレはデカかった。って、そこか?(~_~;)

彼と同居しているワンコが、可愛いんだなぁ。右の前足がないのに、それを感じさせず健気に走り回っている。Lucaがボコボコに殴られたとき、傷口をペロペロを舐めて、心配そうに寄り添うワンコにうるうる。『結婚できない男』に登場したケンちゃんそっくりで、とても愛嬌があるんです。


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国の威光を笠に着て、臭いものにはどんどん蓋をする(=不都合なことはもみ消す)Torre刑事でさえ、最後に「che cazz* di paese (何て糞っタレのような国なんだッ!) 」と悪態をつくようなイタリア。不況が長引くせいで?税金や光熱費などは引き上げられるのに、給料は頭打ち(どころか減少傾向)の暮らしにあえぐ国民が大勢いる。イタリア、本当に大丈夫なのか?

製作国:Italy
初公開年:2013年
監督:Marco Risi
キャスト:Luca Argentero, Eva Herzigova, Claudio Amendola, Pietro Ragusa, Bebo Storti, Marco Leonardi, Shel Shapiro, Jan Tarnovskiy, Nino Frassica, Pippo Delbono ...


by amore_spacey | 2013-06-29 00:16 | - Italian film | Comments(4)

のぼうの城

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 天下統一目前の豊臣秀吉(市村正親)は唯一残された敵、北条勢を攻めようとしていた。周囲を湖で囲まれた「浮き城」の異名をもつ「忍城」もその一つ。その忍城では、その不思議な人柄から農民たちから“のぼう様(でくのぼうの意)”と呼ばれる、成田長親(野村萬斎)が城を治める事に。迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に、長親は「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなあ~」と呑気なことを言って皆を唖然とさせる。天下軍を指揮する石田三成(上地雄輔)は忍城に降伏を迫る。しかし多勢に無勢、と三成軍のなめきった態度に、長親が思いもよらない言葉を発する。「戦いまする」そして、誰の目にも絶対不利な、たった500人の軍勢対2万の大軍の戦いの火ぶたが切って落とされた。


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娯楽作品としてさらっと観るには楽しい。ちゃらけた野村萬斎と安っぽいCGだけだったら、救いようのない駄作になるところだったが・・・


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佐藤浩市や市村正親や夏八木勲や中村丈雄のようなベテラン役者が、脇をがっちり固めてくれたお陰で、なんとか作品の体(てい)をなしていた気がする。


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これ、保奈美ちゃん?エーン、かーちゃん、怖いよぉ(T^T) 尾野真千子や芦田愛菜ちゃんは、顔が汚すぎて、ぜんぜん分からなかった(ё_ё;)

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:犬童一心, 樋口真嗣
原作:和田竜
キャスト:野村萬斎, 榮倉奈々, 成宮寛貴, 山口智充, 上地雄輔, 山田孝之, 平泉成, 夏八木勲, 中原丈雄, 平岳大, 鈴木保奈美, 尾野真千子, 芦田愛菜, 市村正親, 佐藤浩市 ...


by amore_spacey | 2013-06-28 00:55 | - Japanese film | Comments(0)

Posti in piedi in paradiso (天国は満席)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 元音楽プロデューサーが落ちぶれてレコード店を経営するUlisse (Carlo Verdone)、上司の妻との不倫が原因で仕事も家庭も棒に振った元映画評論家で今は芸能リポーターのFulvio (Pierfrancesco Favino)、女遊びとギャンブルで身を滅ぼした不動産会社・営業職のDomenico (Marco Giallini)は、みんな離婚によって経済的に厳しい状況に陥り、住まいにも事欠く始末。ひょんなことがきっかけで知り合った3人は、アパートで共同生活を始めることになった。しかしそのアパートの下は地下鉄が通り、室内では携帯電話の電波が受信できない。最大電力量の設定が低いため、たびたびブレーカーが落ちる。しかも3人3様の生活スタイルがあり、次々にトラブルが発生するのだった。


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3人の略歴だけ読むと、いい歳した男がこれでいいのか?人生舐めんじゃねーよ!と思っちゃうんだけど、この3人を演じる役者たちが個性的で、根はとてもいいヤツなのだ。でも中年以降の人間って、妙な見栄や意地が出てきて、どうしても素直になれない。だから色々と面倒なことが起きるのだ。離婚によって明日の暮らしどころか、今夜のおかずにも事欠くような暮らしになる状況は、『綱渡り』で身につまされた。が、本作品はCarlo Verdone監督ならではのアイロニーを織りまぜながら、明るく笑い飛ばして乗り切ろうというスタンスで描かれている。笑いながらもふっと立ち止まって内省したり、真面目に考えたりしつつ、目の端っこで現実を見ている。


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3人に絡む女性陣も、一筋縄ではいかないイタリア女たちばかり。中でも女医Gloria(Micaela Ramazzotti)は、「気違い(医者=Gloriaのこと)が気違い(患者)を診てんだから、あきれて物が言えねぇや」と、精神的に問題のある夫が太鼓判押すくらい、情緒が不安定でおっちょこちょいで、見ていてドキドキ・ハラハラ。ああいう役をやらせるとMicaela Ramazzottiは、本当に上手い。涙でぐちゃぐちゃになったパンダ目がキュートで超可愛い。守ってあげたくなっちゃう。悩みがあったら、私が聞いてあげるから。


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昔は硬派だったPierfrancesco Favinoが、どんどん2枚目半化している。これが悪くないんだなァ。ひょっとしたら硬派は演技で、素のキャラはお笑い系なのか?常に腹が減っている彼は、取材先の立食パーティーで食べ物をポケットにねじ込んだり、Gloriaが主催する彼女の誕生日会の夕食に押しかけて、人目もはばからずガツガツ食い倒したり。人間の見栄や尊厳なんて、ちっぽけなもので、空腹には太刀打ちできない。Ulisseの17歳になる娘Agneseが妊娠していることを父に告白するあたりから、ホームドラマ風に展開していくが、Ulisseの父性愛溢れるシーンにしんみり。

製作国:Italy
初公開年:2012年
監督:Carlo Verdone
キャスト:Carlo Verdone, Pierfrancesco Favino, Marco Giallini, Micaela Ramazzotti, Diane Fleri, Nicoletta Romanoff, Nadir Caselli, Valentina D'Agostino, Maria Luisa De Crescenzo, Pippo Delbono ...


by amore_spacey | 2013-06-27 02:11 | - Italian film | Comments(0)

幸せいっぱいなマット・ボマー (Matt Bomer)

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一家5人揃ってお出かけ。あら、Simon Hallsって意外にサングラスが似合うのね。彼がイケメンに見えちゃうから、サングラスの威力って凄い^^


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「ん?何だ?」 坊やのビックリ眼(まなこ)。
あ、マットを独り占めしてるゥ…(羨)


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みんな、大好きだよ~!ハグハグ(^^) 幸せに満ちたマットの笑顔に、思わず私もニッコリ&胸きゅーん053.gif

【関連記事】 ショック!マット・ボマー & マット・ボマーとサイモン・ホールズ


by amore_spacey | 2013-06-26 04:16 | My talk | Comments(0)

Prada 2013-14 & Christoph Waltz

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Pradaは2013~2014年秋冬メンズ・コレクションのキャンペーンに、Christoph Waltzを起用した。シミやシワのない綺麗な肌の若造より、酸いも甘いも味わった、ちょっぴりくたびれ気味の熟年男のほうが、Pradaの看板や服に負けないし、男の魅惑もアップ。


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きのうは肝っ玉の小さいダメンズ、今日は上から目線のテキトー男、そして明日は真綿でじわじわ首を絞めてくるネチネチ男。カメレオンなChristophが、大真面目に(と言っても、どこか人を舐めた顔で?)ポーズを決める姿は可愛いもんだな。ちょっとイジりたくなっちゃう。


by amore_spacey | 2013-06-25 00:23 | My talk | Comments(0)

雲の階段 (第6~10話)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 過疎の島・美琴島の診療所の事務員・三郎(長谷川博己)は、亜希子(木村文乃)の父親(内藤剛志)が院長を務める東京の田坂総合病院で、外科医師として働き始め、亜希子と結婚する。田坂院長から副院長就任を打診され副院長に就任。何者かの怪文書により無資格医であることが院長にばれてしまうが、彼は既に知っていた。しかし無資格医を採用し手術をさせた事実がばれては、病院の責任問題に発展することや、自分の病院内での権力を高めるためにも、この事実を公表せず、娘婿の三郎を以前と変わらず副院長として働かせることにする。その後三郎は、経験したことが無い血管外科手術を断行した結果失敗し、田坂院長から今後一切の医療行為を禁じられる。


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エーン、終わっちゃったァ。色白で背が高く、手が大きくて指が長い。その後ろに野性的な部分と危うさが見え隠れするハセヒロ。そんな彼にもう会えないなんて・・・(T^T) 「ハセヒロってめっちゃカッコいい表情の時と、冴えないダメンズな時の落差が激しい」と鋭い指摘をする娘。そーなんだよ。しかも若いのに、覇気がないのか老成しているのか?単に愛想をふりまくのが面倒なだけ?つかみ所のない不思議な役者だ。私が好きなのは、手櫛で無造作に整えただけの髪に、前髪を下ろしてデコを隠し(デコありハセヒロって間抜けё_ё;)、無精ひげがうっすら口の周りに生えている彼。とにかく彼から目が離せない。


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最終話の1つ前はたいていどのドラマも、急展開&大事件が起きる。だからある程度の予想と覚悟はあったが、このドラマの第9話は超絶展開すぎて、「それはないだろう?」 いつの間にか三郎は、経営や設計&建築も出来るスーパーマンになっているし、救急病棟は急ピッチで出来上がっていくし、高岡くんや野上先生はどんどん善人度が高まっている。ありゃ、やりすぎだ。今まで丁寧に作りあげてきたものが、第9話で蹴散らされてしまった。それにしても、金田事務長の逃げ方には、笑えた。院長の愛人・外科医の復讐は、当然といえば当然か。


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そして最終話も、「ええーーっ?」の連続だった。三郎の逮捕(これは想定内)・田坂総合病院の売却・何もかも失う田坂院長・出血多量の三郎、そして南国の島の逸話・・・。第9話で弾けすぎたために、収拾がつかなくなった感じすらする。が、きっちり幕を下ろすより、色んな解釈が出来るあの終わり方が、このドラマには合っていると思う。手錠をかけられるときに差し出した三郎の両手首や、刺される直前にアップになった彼の指や首筋のエロさに、ドキッ。ったく、身体じゅうのパーツがエロすぎるよ、彼。加賀まりこちゃんは、老けメイクをしても可愛らしくて、胸きゅん(*^^*)


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忘れちゃいけないのが、B'zのエンディング♪ 毎回あのイントロが始まると、次週への期待が嫌でも高まった。B'zがこんなにカッコいいロック・バンドだったなんて、知らなかった。デビュー当時までさかのぼって、聞きまくりだ。この夏はB'zに決まり!

製作国:Japan(日本テレビ)
放映日:2003年5月22日~6月19日
演出:岩本仁志
原作:渡辺淳一
キャスト:長谷川博己, 稲森いずみ, 木村文乃, 萩原聖人, 内藤剛志, 多岐川裕美, キムラ緑子, 大友康平, 加賀まりこ ...


by amore_spacey | 2013-06-24 01:49 | - Japanese film | Comments(10)

Oggi sposi

私のお気に入り度 ★★★★☆(81点)

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【あらすじ】 プーリア出身の警官Nicola(Luca Argentero)とインド人女性Alopa(Moran Atias)、60代の金持ちRenato(Renato Pozzetto)と若くて綺麗なマッサージ師Giada(Carolina Crescentini)、職場(シェフ)恋愛のSalvatore(Dario Bandiera)とChiara(Isabella Ragonese)、若手金融家Attilio(Francesco Montanari)と女優のSabrina(Gabriella Pession)、この4組のカップルの結婚式までを描くラブ・コメ。


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何らかの形で関わり合っている4組のカップルが、それぞれの抱える問題を解決あるいは一部保留のまま結婚式に漕ぎ着ける。その中でもプーリア出身の警官NicolaとAlopaのエピソードは抱腹絶倒モノ。警官を演じるLuca Argenteroが濃い。彼の父親Sabino(Michele Placido)が、これまたプーリアの田舎の農夫で濃い。亭主関白で思い込みが激しい。世間体とか品格という文字が、彼の辞書にはない。またAlopaの父親(Hassani Shapi)が負けず劣らず濃い。インド大使という社会的な肩書きはあるものの、根底に流れるキャラは農夫Sabinoと同じ。この2人が賑やかに華々しくドタバタ喜劇を引き起こすから、バカバカしいと思いつつ笑いが止まらない。


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〆のインド式結婚式が、これまた豪華絢爛&大騒ぎ!インド式新郎のきらびやかな衣装が、何とまあLucaによく似合いますこと!全く衣装負けしていないのがすごい。バターと生クリームとマスカルポーネを一気飲みした、そんな濃厚なエピソードだ、げぽっ☆


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濃いエピソードで胸焼けしないよう、箸休め的なシーンが所々に用意されているので、脇役たちのボっぷりに、テンションが緩む。ハイテンションのままでは、どんなに面白くてもブチ切れる危険がありますから(^◇^)


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検察官を演じたFilippo Nigroの神経症的な生真面目さは、「何でもキチンとしたいタチなんで・・・」というTAKE FIVEの吾郎ちゃんそっくり。生真面目&几帳面なキャラの必須アイテムは、古今東西を問わずメガネなんだな。

製作国:Italy
初公開年:2009年
監督:Luca Lucini
キャスト:Luca Argentero, Moran Atias, Dario Bandiera, Isabella Ragonese, Carolina Crescentini, Filippo Nigro, Francesco Montanari, Gabriella Pession, Michele Placido, Hassani Shapi, Lunetta Savino, Renato Pozzetto, Francesco Pannofino, Caterina Guzzanti ...


by amore_spacey | 2013-06-22 00:24 | - Italian film | Comments(2)

吾輩は猫である

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 文明中学の英語教師、苦沙弥(仲代達矢)の家に一匹の猫が、半ば強引に住みついた。苦沙弥家は細君(波野久里子)と3人の女の子、女中のおさん(上原ゆかり)の6人暮しである。苦沙弥を除いて全員猫は嫌いなのだが、苦沙弥は、追い出されてもすぐ戻るふてぶてしさに感心して飼うことにする。この家には迷亭(伊丹十三)とか苦沙弥の弟子の寒月(岡本信人)が、主人の姪の雪江(島田陽子)を目当てに、口実をつくってはよく顔を出す。堅物の寒月が、実業家、金田(三波伸介)の娘、富子(篠ひろ子)に恋をした。にわか成金の金田は落雲館中学の後援者だが、苦沙弥は出世と金儲けのために政治を利用している金田を許すことができなく、そのために家から目と鼻の先きにある落雲館をさけて、通勤に不便な文明中学に奉職しているのである。


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子どものころ挿絵入りの本で、この作品を読んだ。その挿絵の吾輩は、記憶違いでなければ三毛猫だった。ところがこの作品に登場する吾輩は、限りなく黒に近いグレー。ずっと三毛猫だと思っていたので、グレーの猫には違和感があり、それが気になって作品の中に入っていけなかった。が、苦沙弥先生一家に起きる珍事件が面白可笑しく、知らないうちに違和感は消えていた。どの逸話もそれなりに笑えるが、泥棒が苦沙弥の家に入る事件は、やはりヴィジュアル化すると面白さが増します。


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38年前の作品だから、どの役者も実に若いが、岡田英次や三波伸介のように故人もいる。仲代達矢の目ぢからは、若い頃から鍛えられていたんだな。所帯じみているが、夫の舵取りが上手い波野久里子が健気。これぞ日本の庶民の女性像だ。岡田茉莉子の嫌味な女っぷりといい、だらしなく餅菓子を食べる篠ひろ子といい、舌足らずな緑魔子といい、女性陣が個性豊かで痛快。ただ、猫を蹴ったり放り投げたりするシーンには、残念感が強い。あれはイエロー・カードです。

製作国:Japan
初公開年:1975年      
監督:市川崑
原作:夏目漱石
キャスト:仲代達矢, 波野久里子, 伊丹十三, 岡本信人, 島田陽子, 岡田茉莉子, 篠ひろ子, 篠田三郎, 前田武彦, 左とん平, 三波伸介, 神山繁, 緑魔子, 春川ますみ, 上原ゆかり, 蟹江敬三, 岡田英次 ...


by amore_spacey | 2013-06-21 01:13 | - Japanese film | Comments(4)

L'Italien (イタリアン)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 南仏はニース。アルジェリア移民の子Mourad(Kad Merad)は、なかなか仕事に就けなかった。そこで一計を案じてイタリア人Dinoと偽って就職し、持ち前の明るく前向きなキャラで自動車のトップ・セールスになる。ニースの仕事場や彼女にはイタリア人で通し、マルセイユの実家ではアルジェリア移民というわけだ。しかし入院した父に代わって、ラマダンの時期を私生活はイスラム教に従い、表向きはイタリア人の暮らしという2重生活を始めると、あちこちで不都合なことが起き始めた。


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フランスが抱える人種偏見や宗教問題などを、笑いとアイロニーで包んだ作品である。「差別反対!」「イスラム教徒を認めろ!」と声高に主張するよりも、自嘲気味に婉曲的に迫ったほうが共感を得やすい。しかしイタリア人と偽ったために、ティラミスの作り方を聞かれて、「うちのマンマはモッツァレッラを入れるんだ」と、とんでもないことを言うMouradには参った(Ф_Ф;) 1度ウソをつくと、ウソのオンパレードが続くよ!の好例である。


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Mouradを演じたKad Merad自身がアルジェリア移民の子であることで、コメディ作品に現実の重みや説得力を加味しているような気がする。彼も役を演じながら、思うところが色々あったに違いない。けっきょく人は誰でも、自分のオリジナルやアイデンティティに帰る、または帰りたいという帰巣本能に似たものを持っているのだと思う。


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Kadとちびまる子ちゃんのおじいちゃんの友蔵、実は歳の離れた双子だったのか?

製作国:France
初公開年:2010年
監督:Olivier Baroux
キャスト:Kad Merad, Valérie Benguigui, Roland Giraud, Philippe Lefebvre, Guillaume Gallienne, Sid Ahmed Agoumi, Farida Ouchani ...


by amore_spacey | 2013-06-20 00:50 | - Other film | Comments(2)

運命の人 全10話

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 沖縄返還交渉を取材する毎朝新聞の記者・弓成(本木雅弘)が、運命に翻弄される姿を描く。沖縄返還を1年後に控えた1971年、弓成は政府の欺瞞を暴こうと取材に奔走していた。そんな中、外務省事務官の昭子(真木よう子)に出会う。ある日弓成は、手助けをしたいという昭子から、1つの重要な書類を受け取る。 その後2人は国家公務員違反の疑いで逮捕・有罪となり、弓成は2年間休職した後、毎朝新聞社を退社した。


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全編を通してほぼ忠実に原作を再現しているとか、小説的に構築したフィクションであるとか、その人を想起させるような名前がつけられて名誉毀損だとか、物議を醸した作品らしいが、それこそ原作者や監督の意図したところだろう。とりあえず話題になる、そこがポイントなのだ。この作品のベースとなった事件が起きた頃、私は小学生だった。沖縄返還協定や佐藤内閣や安保条約という言葉は覚えているが、その内容については全く知らないまま大人になった。この作品を観て、日米の密約、不都合な事実は公開しない、ノーベル平和賞という地に落ちたいい加減な賞、沖縄住民の実態・・・について、もっと詳しく知りたいと思った。

あのとき佐藤首相は、密約までして沖縄返還という歴史的功労を急がず、アメリカに足元を見られていろいろな条件をのむ前に、基地の将来像、住民の生活、島の経済発展、アジアのなかでの沖縄基地の安保上の位置付け等を、後々に問題を残さぬよう、周到に交渉するべきであった。それによって何年か返還が遅れても、今日のような日米両政府間や、日本政府と沖縄住民との間でトラブルの起きないような返還条件があったのではないか?


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第9話までは、どんな展開になるのか先が知りたくて一気に観たが、最終回にはがっかり。何だかんだ言ってもみんなそれなりにいい人なんです、で終わらせた感が強く残念。大勢の人物が登場する中、一番惹かれたのは真木よう子扮する昭子。ですわ口調や、内面からにじみ出るようなエロさが、ツボにはまった。カピバラさんのような松たか子は、生気や覇気が感じられず、ただ大人しいだけの妻で拍子抜け。大学教授を演じたリリー・フランキーが、いつもより真面目でまともだったのにはビックリ。いつになくトーンを抑えたオレオレ@柳葉敏郎の演技も◎。それにしても沖縄の海は、なんて綺麗なんだろう。画面の向こう側に吸い込まれそうになった。

ところで、『官僚たちの夏』やこの作品のようなドラマが、加齢とともに益々好きになっている。これっておじさん化現象?

製作国:Japan(TBS)
放映日:2012年1月15日~3月18日      
演出:土井裕泰
原作:山崎豊子
キャスト:本木雅弘, 松たか子, 真木よう子, 大森南朋, 北大路欣也, 松重豊, 杉本哲太, 石橋凌, でんでん, 石丸謙二郎, 大和田伸也, 笹野高史, 柄本明, 伊武雅刀, 柳葉敏郎, 鶴見辰吾, 橋爪功, 長谷川博己, 泉谷しげる, 三浦貴大, 平泉成, 津嘉山正種, リリー・フランキー ...


by amore_spacey | 2013-06-19 00:31 | - Japanese film | Comments(0)