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アグレッシブ烈子 (Aggretsuko) 全10話 

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 25歳独身のレッサーパンダ・烈子は、丸の内の一流商社・キャラリーマン商事株式会社の経理部に勤務する。上司の理不尽な振る舞いや、同僚の一方的な発言に振り回されるばかりで、自分から言い返すことができない。そこからストレスがひどく溜まり、苛立ちや怒りが頂点に達した時には、カラオケでデスメタルをシャウトして発散するのだった。(作品の詳細はこちら


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「これ、すごく面白かったんだけど、知ってる?」とイタリア人友人に聞かれて、「へっ?」 全く知らなかった。調べたらサンリオのキャラクター、しかもNetflixで配信されている。色々ビックリだけど、暇つぶしに1話を観てみたら、ハマってしまって、一気に全10話を鑑賞した。地味で頭の回転がゆるい烈子のキャラが、「これって私?」なくらい似ている上に、蠍座のA型ってトコまで同じで、自分の分身のように思えてなりません。

でも、キレッぷりが半端ないわァ。あんな炸裂パワーは、私にはなかった。アグレッシブに変身する瞬間、画面が真っ白。あの空白の一瞬は、頂点に上り詰めたジェットコースターが、今まさに下降しようとする前の静けさに似ていて、すっごく不気味なんだけど、怖いもの見たさに心臓が踊ってしまう。デスメタルをシャウトする烈子は、神々しく雄雄しい。♪このクソ上司!このクソ上司!おまえが嫌いだ!♪ 面と向かって、そこまで言える烈子、そんなアナタにどこまでもついて参ります。


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ツボにハマるキャラクターといえば、颯爽と現れた社長秘書の鷲美さんとゴリ部長には、その場で惚れました。ゴリ部長は実はとってもキュートな乙女で(声も独特)、失恋してあれだけ号泣できるなんて、とても羨ましい。鷲美さんて、クールにさらっと痛いトコを突いてくるけれど、フォローも上手い。ここに烈子が加わって、ちょっといい雰囲気のヨガ仲間だった。「プロテイン」しか言わないヨガ教室のインストラクターは、烈子の裏の顔を知っているようだけど、一体彼は何者だったのかしら?


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烈子とフェネ子と烈子に片思いのハイ田くんも、頼もしい同期3人組だ。フェネ子が取り持ってやらなかったら、いつまでたってもハイ田は、烈子に告白できなかったよなぁ。会社員時代、私にもフェネ子のような同期がいた。間抜けな私を、A子は苦笑しながらフォローしてくれた。


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ワイルドでワンマンなトン部長、会社でゴルフのスイングなんか、やってんじゃねェーよ。最初はすこぶる嫌な奴だったけど、烈子のことをちゃんと見ているし、社員を育てようという考えがあってのことで、飴とムチの使い分け(前半はムチだけだったが)を分かっているみたい。社畜って何?なイタリア社会で、こういうアニメは生まれません。ホチキスは斜め45度!なんて言おうものなら、ゲラゲラ笑い転げて、「お前、頭おかしいよ」って返されるのがオチだ。


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by amore_spacey | 2018-06-20 00:15 | - Japanese film | Comments(0)

A Very English Scandal 全3話

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

ネタバレあり!

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【あらすじ】 英国自由党の若き党首Jeremy Thorpe(Hugh Grant)は、元恋人Norman Scott(Ben Whishaw)に同性愛者であることを公表すると脅されたため、殺し屋(Blake Harrison)を雇ってScottの殺害を計画。殺害は未遂に終わり、Jeremyは1979年に殺人共謀及び扇動の罪に問われたものの、無罪となった。しかしこのスキャンダルにより、政治家としてのキャリアは絶たれた。まだ同性愛が合法化されていなかった1960年代に、実在したゲイの政治家のスキャンダルを描く。John Prestonの同名小説をドラマ化。(作品の詳細はこちら


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「ちょっと、奥さん!聞いて下さいよ。あれはね、英国史上最大のスキャンダルだったんですよ」と言わんばかりの、とても分かりやすいタイトルです。この事件の関係者である元恋人や殺し屋は、存命。しかも今回のドラマ制作を機に、一時は再審の可能性まであった。色々と引きずっている事件ですが、そんなことより私は、ラブラブのHugh GrantとBen Whishawをみたいという、超下世話な理由で観ました。

主役から脇役にいたるまで、キャスティングがとにかく素晴らしい。まずJeremyを演じたHughが、実物にそっくり。感じ悪くて物凄く嫌なヤツなのだ。Hughは笑うと顔中シワだらけでクチャクチャ。だけど幾つになっても愛嬌があって憎めない。アンチ・エイジングに拘らず、あるがままでいるのも好きだし、年齢にあわせて彼の持ち味をうまくシフトしているのは、さすがだなと思う。

政治家の元恋人Norman Scottを演じるBen Whishawも、ファンの期待を裏切らない。思い込んだら一筋で、果てしなくイッちゃってる感や、神経症的な言動が、やや大袈裟だが真実味があって生々しい。ゲイをカミングアウトしてからのBenは、以前より自由奔放で演技の幅が広がってきたかな。純粋で可愛いんだけど、地雷を踏むと、血を見るかも?飼い犬に手を噛まれるような。


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HughとBenというカップルに、今一つピンと来なかったが、あんな濃厚なシーンを観てしまうと、2人の演技の上手さはともかく、私生活でも彼らはもしかして?なんて勘繰ってしまう。それほど強烈で迫真の演技だった。HughはBenを少女のように扱い、唇や舌を、Benの上半身や首筋に這わせる。上半身を起こした2人は、そっと、しかし、ねっとりした甘いキスを交わす。

こんなに濃密な時間を過ごしたのに、政治家としてのキャリアのほうが何倍も大事なHughは、さっさと妻(彼女は人間の出来た人で、何が起きようがドッシリと構え、彼女がいなかったら彼の人生はどうなっていたことやら)を娶り、それと同時に掌を返したようにBenを突っぱねていく。ひと時のなぐさみに弄び、用が済んだらポイ。


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さらにスキャンダルを恐れて、殺し屋まで雇うとは、これまた物騒なことになってきました。が、このドラマはシリアスな事件を取り扱いながらも、基本的には辛口コメディなので、笑い所も満載だ。Hughが雇った殺し屋(Blake Harrison)というのが、あり得ないほど使えないヤツで、殺し屋のDNAなんか微塵もない。完全に人選を誤った。あのとき元恋人が殺し屋に消されていたら、事件の様相はどうなっていたんだろう?それはともかく、Benを匿ってくれたパブの肝っ玉ばあちゃんの、溢れるような義理や人情、少々お節介なんだけど、Benをひたすら思う優しさが、今まで愛情に恵まれなかった彼に届いているといいなと思う。


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by amore_spacey | 2018-06-16 01:45 | - TV series | Comments(2)

イントゥ・ザ・ストーム (In to the storm)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (60点)

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【あらすじ】 アメリカ中西部シルバートンの町に、地球史上最大規模の超巨大竜巻が襲来。最悪の事態はまだこれからだと専門家たちが予測する中、気まぐれで恐ろしい巨大竜巻を前に、町の人々は為すすべもない。ほとんどの住民はシェルターに避難するが、竜巻を追って観測する研究者=ストーム・チェイサーたちは、生涯に一度の観測のためにあえて竜巻の渦に向かっていく。そんな中、二人の息子が通う高校の教頭(Richard Armitage)は、生徒や家族を守ろうと懸命の努力を続けていた。(作品の詳細はこちら


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Richard Armitageの1人祭りで観ましたが、最後まで到達できませんでした。巨大竜巻の迫力はなかなかのもので、臨場感があった。大スクリーンで観たらもっと緊迫感に包まれ、心臓バクバクだったのかもしれないが、正直言って映画館に行ってまで観るような価値はなかった。ええ、ですから、例のごとく早送りしながら観ました。コレって、ただの竜巻の話。Richardが出ているから、贔屓目にちょっぴり期待(何に期待してたんかな?私)していたんだけど、たいしたストーリーがなく、だったらいっそのこと、巨大竜巻のドキュメンタリーにすればよかったのに。


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by amore_spacey | 2018-06-13 00:33 | - Other film | Comments(0)

サバイバルファミリー

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 東京で暮らす鈴木家は、父の義之(小日向文世)・母の光恵(深津絵里)・息子の賢司(泉澤祐希)・娘の結衣(葵わかな)の4人家族。ある朝目を覚ますと、突然全ての電化製品が停止しており、鈴木家だけでなく近所でも同じことが起きていた。さらに電車も車もガスも水道も止まって、家族全員途方に暮れる。そこで義之は、家族を連れて東京を脱出することに決めた。(作品の詳細はこちら


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これ、基本的にはコメディでハッピーエンドなんだけど、なんとも言えない怖さを孕んでいた。電気のない暮らしが2年も続いたら、サバイバル偏差値ゼロの私が、真っ先に自然淘汰されるのは間違いありません、キッパリ。と言って心の余裕もないから、満点の星空を眺める光恵にすら、きっと私はなれない。ああ、もう絶望的です。ところで途中で知り合った斉藤家の、ムカつようなあの余裕は、一体何?サバイバル・テク?異星人みたく違和感満載の一家だったけど、時任さん、かっこよかった。


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個人的にはクールな斉藤家よりも、必死に自転車を漕ぎ、ドロドロ・ボロボロ・ヘロヘロになって、1ミリでも前進しようと奮闘する鈴木家が、ずっと生々しくリアルで、ハッピーエンドと知りながらも、頑張れ!と、心の中で思わず応援しました。でも私があの家族だったら、たぶん一緒に行かなかったな。自転車で鹿児島なんて、絶対にムリ。それ以前に、何としてでも会社や学校に行こうとする、勤勉で生真面目な日本人魂が、悲しいことにイタリア人化した私にはなくなってしまったので、「え?交通機関が全滅?じゃ、きょうは会社休みま~す」 イタリアで長期間停電になったら・・・想像するだけで、恐ろしい。


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食べるシーンが多かったが、インスタント食品やネコ缶や水で空腹を凌いで来たあとの、大地康雄が作った自家製の燻製は、まぁ、実においしそうだった。娘のわかなちゃんが、感極まって、お肉を食べながら泣いてしまう。言葉にできない感情で、つられて泣きそうになりました。絶体絶命になりながらも、その都度タイミングよく大地康雄や蒸気機関車に助けられるという、突っ込み所も満載な展開ですが、子どもたちがたくましく成長していく姿は、なかなかいいものでした。お兄ちゃんも妹も、精神的に鍛えられて、ホントに強くなった。【教訓:生き延びたいなら、一家に1人、風間トオル】


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by amore_spacey | 2018-06-09 00:42 | - Japanese film | Comments(0)

ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー (Solo: A Star Wars Story)

ネタばれ少しあり

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (75点)

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【あらすじ】 銀河一の高速船Millennium Falconを操る伝説の運び屋Han Solo(Alden Ehrenreich)は、生涯の相棒であり将来の副操縦士となるChewbacca(Joonas Suotamo)や、のちの盟友悪友Land Calrissian(Donald Glover)との出会いのエピソードなど、若きHan Soloの知られざる過去を描く。(作品の詳細はこちら


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スター・ウォーズど真ん中の世代なのですが、実はシリーズを1つも観たことがありません。と言うと、ビックリされる(引かれる)。当時、映画雑誌を購読していたので、そこそこの内容は知っていたけれど、SF系や宇宙モノがとにかく苦手で、友だちがあんなに盛り上がって、「一緒に観に行こうよ」と誘ってくれたのに、「ごめん」と断った頑固者でした。時代は流れ、スター・ウォーズのスピンオフが公開されるようになり、「1本ぐらい観ておいてもいいかな?」と軽い気持ちで、本作品を観に行った。


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特定の誰かや何かに思い入れがある訳ではないので、大スクリーンの映像を純粋に楽しんだ。Han Solo役のAlden Ehrenreichは、Harrison Fordには全く似ていないが、Harrisonが演じたHan Soloというプレッシャーに潰されることなく、若き日のHan Soloになろうと奮闘したAldenに好感が持てました。似ていればいいってもんじゃないから。大役、お疲れ様でした。仲間思いのChewbaccaが、ペットのように可愛い。2人が操縦するMillennium Falconは、とてつもなくカッコイイではありませんか。3D映像アトラクションのような臨場感に包まれ、光の中に吸い込まれるシーンでは、思わず全身に力が入りました。映画が終わったとき、軽いめまいと頭痛が…。この迫力!これはやはり、映画館で観なくちゃね。


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Qi'ra役のEmilia Clarkeは、可憐で可愛いんだけど、感情を見せず毅然としたDaenerysのイメージが強いので、普通の女の子的な役がピンとこない。と言うか、うーん、彼女の演技はかなり残念なのかも。ロボットの美女型ドロイドL3-37のほうが、色っぽくてウィットに富み、親しみやすいキャラだった。


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トゥルー・ディテクティブ以来、久々に見るWoody Harrelsonは、水面下でよからぬ事を企みそうな容貌だが、実はいいヤツだったりする。3枚目のチャラ男Lando Calrissianや、見るからに邪悪な男Paul Bettanyが、平坦になりがちなストーリーに変化を出してくれた。Paul Bettanyは居るだけで、インパクトがある役者だ。不気味だが、癖になる。

ちらっとHarrison Fordが出てくるかなと期待していたが、影も形もなかったね。スピン・オフとはいえ、何らかの繋がりをみせて欲しかった。なんてったって、初代の大御所ですから。なんて、スター・ウォーズを1本も観ていない私が言うのも、なんですが(苦笑)


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by amore_spacey | 2018-06-05 00:23 | - Other film | Comments(0)