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アミャデウス:アマデウスのパロディ (Ameowadeus : Amadeus parody)

私のお気に入り度 ★★★★☆(98点)

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【あらすじ】 音楽への愛や敬虔な信仰心に満ちていたハムスターSalieri(Christoph Waltz)は、オーストリア皇帝(Ben Kingsley)に仕える作曲家として、人々から尊敬されている。しかし彗星のごとく現れた天才ピアニストネコAmeowadeus(Kevin Spacey)によって、彼の存在が薄れつつあった。Ameowadeusの恵まれた才能や環境に激しい嫉妬を覚えたSalieriは、Ameowadeusを毒殺する。


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Ameowadeus』(←音が出ます!)は、アメリカのABCテレビのトークショー『Jimmy Kimmel Live!』で、YouTubeの人気アニマル動画(ハムスター)を、役者に置き換えて映画予告風にリメイクしたパロディで、司会者のJimmy KimmelがDramatic Chipmunk(←音!)として、カメオ出演している。

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Christoph Waltz・・・
マジっすかァ?(≧∇≦)



by amore_spacey | 2019-10-31 00:49 | - Other film | Comments(2)

レオン (Léon)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (86点)

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【あらすじ】 ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のLeon(Jean Reno)は、プロの殺し屋として、レストランの店主という表の顔を持つイタリア系マフィアのボスTony(Danny Aiello)を介した依頼を、完璧に遂行する日々を送っていた。ひょんなことからLeonはアパートの隣室に住む12歳の少女Mathilda(Natalie Portman)と知り合う。彼女は家庭内で虐待を受けており、幼い弟にしか心を開けなかった。
  ある日、Mathildaの父親が麻薬密売組織の「商品」をくすねたのを見抜いた麻薬取締局のStansfield刑事(Gary Oldman)とその一味が、彼女の家族を惨殺していった。難を逃れたMathildaは、Leonに助けを求める。戸惑いながらも彼女に救いの手を差し出すLeon。そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。(作品の詳細はこちら)  


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当時12歳のNatalie Portmanの美しさや大人顔負けの演技力、キレッキレのGary Oldman、無骨なJean Reno、3人の役へのハマりっぷりや阿吽(あうん)の呼吸は、絶妙で見事でした。彼ら以外のキャスティングなど、もはや考えられません。

凄腕の寡黙な殺し屋と12歳の少女、この2人の唯一の共通点は、孤独を抱えて生きていることでした。親の愛情に飢えていたMathildaは、Leonの関心を引き愛情を得ようと、必死に背伸びして大人っぽく振舞うが、彼は端(はな)から相手にしない。無骨・不器用で、感情を表現する術(すべ)を知らないのもあるが、「子どもが何言ってんだか…」ぐらいにしか思っていなかった。けれども一緒に暮らしていれば、自然に情が湧き、愛情が生まれるってもんです。自分を守ってくれる人を見つけたMathilda、そして本心で真っ直ぐにぶつかってくる彼女との暮らしによって、封印していた喜怒哀楽の感情を徐々に取り戻していくLeon。ぎこちない2人の交流や愛情表現は微笑ましく、ドラッグや血に塗(まみ)れたストーリーに、束の間の安らぎを与えてくれました。

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恋人でも実の娘でもないMathildaに対して、Leonの愛情表現は下手クソでぎこちなかった。だからからこそ後半で劇的な展開をみせ、感動のラストに繋がっていく。二人の間に大人の男女の愛はなかったが、自分の命と引き換えにしてでも守らねならない存在になったMathildaを、Leonは初めて対等な人間と認識し、「君は俺に生きる望みをくれた。大地に根を張って暮らしたい。独りにはしないから」と感謝し、約束するのです(号泣) 哀愁を帯びたShape of My Heart(←音が出ます)が、エンドロールのシーンに寄り添う形で流れ、私たちの心を掴んで離しません。

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刑事に扮したGary Oldmanが、クラシックの知識をひけらかすシーンが幾つか出てくる。「嵐の前の静けさだ、Beethovenを思い出す」「Beethovenは好きか?あの序曲を聴くと、ゾクゾクするよ。でも序曲以外はクソだ」 Mathildaの父親を殺す前に、「お前はMozartのファンだな。俺も大好きだよ。彼はオーストリア人だって、知ってるか?」「Brahmsも聴いてみろよ。彼もいいぜ。」 ストーリーと何の関係もない話をするのは、Garyの癖の1つらしいのですが、この映画のあと(または同時平行して?)、『不滅の恋/ベートーヴェン』を撮影していたことから、この台詞はBeethovenを演じるGaryのアドリブだったのかな。彼が緑色と黄色のカプセルの薬を飲む姿は、癖になりそう。


by amore_spacey | 2019-10-30 00:09 | - Other film | Comments(0)

アマデウス 後編 (Amadeus) 

私のお気に入り度 ★★★★☆ (85点)

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【あらすじ】 1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺を図った一人の老人Antonio Salieri(F. Murray Abraham)が、精神病院に運ばれる。彼は病床で「許してくれ、Mozart!君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したSalieriをVogler神父(Richard Frank)が訪問し、話を聞こうとする。当初は神父を蔑み拒否していたが、彼は次第に態度を軟化させ、にわかには信じ難い、驚愕すべき内容の告白を始めた。
 Salieriは若い頃は音楽への愛と敬虔な信仰心に生きており、オーストリア皇帝Joseph II(Jeffrey Jones)に仕える宮廷作曲家として、人々から尊敬されていた。しかし彼の前に天才作曲家Wolfgang Amadeus Mozart(Tom Hulce)が現れたことが、Salieriの人生のすべてを変えてしまう。(作品の詳細はこちら


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レビューの前編ではSalieriのキュートなキャラについて書きましたが、Mozartの才能に憧れ嫉妬していた彼は、やがて殺人を企てるのです。ポーカーフェイスの仮面の下で、嫉妬・羨望・憎悪と言ったドス黒い感情にのた打ち回っていたSalieri。自分より歳下の若造が、礼儀知らずで下品極まりなく、生活者として破綻したクズなのに、神は作曲の才能をMozartに与え、自分には彼の音楽を誰よりも理解できる(そして嫉妬する)能力だけを与えた。なぜだ?ついには神をも呪い恨むようになる。けれど、悲しいかな、Mozartの音楽は誰よりも彼を虜にしたのです。MozartこそがSalieriの神だったのかもしれません。

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瀕死のMozartの傍らで、Salieriは『レクイエム』を口述筆記する。病床にあってもMozartの口からは、音楽がほとばしり出て来る。その速さに追いつけないSalieriは、自分の凡庸さを思い知らされます。音楽を介して神童と二人きりで過ごす、濃密な時間。しかし神のように崇めた天才作曲家を、じわじわと死の淵に追い詰めて殺したも同然のSalieriは、さらに重い十字架を背負って生きていかねばならない。あのシーンは圧巻でした。

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Mozartを擁護したJoseph IIも、大変魅力的な人物でした。オーストリア皇帝を演じたJeffrey Jonesは、かつて織田信長役で人気を博した高橋幸治似の、クールなイケメンです。ドイツへの強い愛国心から自国語オペラに拘ったMozartは、宮廷歌劇場用にドイツ語のオペラ『後宮からの誘拐』を書きたいと皇帝に申し出る。が、時代はイタリア語オペラ全盛期にあり、宮廷作曲家はイタリア人Salieri、宮廷お抱えの音楽家たちも皆イタリア人。「ドイツ語は歌には向いていない言語である」「ドイツ語は子音がキツくてトゲトゲしい。母音が豊かなイタリア語とは全然違う。」という訳だ。当然イタリア・チームは大反対します。そこへ「ちょっと、待った!」をかけたのが皇帝でした。伝統や格式を重んじる古い風習を改革したいと考えていたJoseph IIは、Mozartのドイツ語のオペラを許可する。トップに立つ人はこうでなくちゃね、の良いお手本です。

『アマデウス』は、音楽家シリーズを締め括るのに相応しい作品でした。(前編はこちら


by amore_spacey | 2019-10-29 01:14 | - Other film | Comments(0)

アマデウス 前編 (Amadeus) 

私のSalieriお気に入り度 ★★★★☆ (98点)

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【あらすじ】 1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺を図った一人の老人Antonio Salieri(F. Murray Abraham)が、精神病院に運ばれる。彼は病床で「許してくれ、Mozart!君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したSalieriをVogler神父(Richard Frank)が訪問し、話を聞こうとする。当初は神父を蔑み拒否していたが、彼は次第に態度を軟化させ、にわかには信じ難い、驚愕すべき内容の告白を始めた。
 Salieriは若い頃は音楽への愛と敬虔な信仰心に生きており、オーストリア皇帝Joseph II(Jeffrey Jones)に仕える宮廷作曲家として、人々から尊敬されていた。しかし彼の前に天才作曲家Wolfgang Amadeus Mozart(Tom Hulce)が現れたことにより、Salieriの人生は変わってしまう。(作品の詳細はこちら)  


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音楽家シリーズ第4弾は、SalieriとMozart。公開当時映画館で観て以来、2回目の鑑賞です。あの時はMozartの甲高くて品のない笑い声がひたすら癇に障り、彼のガキっぷりがウザくて極度の拒否反応が出てしまい、他のことが全く頭に入って来ませんでした。Salieriの老人メイクも、リアルすぎて怖かったなぁ。なのに今回久しぶりに観て、Salieriにハマッてしまいました。普段はムスッとして不機嫌顔なのに、スイーツには目がなくて、お菓子を目にした途端に表情がぱぁっと明るくなる、嬉々としてお菓子の説明をする。レッスンの最中にも、何気にクッキーをつまむ。厳格で強面(こわもて)の宮廷作曲家が、お菓子に相好を崩すなんて、ギャップ萌えです。ったく、もう、可愛い過ぎませんか。

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彼がConstanze(Elizabeth Berridge)に振舞ったお菓子の名前が、『ヴィーナスの乳首』って…。レディの前でSalieriに、「乳首」なんて言わせないで下さいよ。これはオーストラリアの伝統的菓子で、ラム酒入りマロンペーストとマジパンを練って丸め、ホワイトチョコで包んだ上にレモンピールを飾ったものだそうです。それからSalieriがMozartと一緒に食べていたのは、Salieriの故国イタリアのデザートで、砂糖とラム酒を入れたマスカルポーネを混ぜただけ(ここに卵を加えたマスカルポーネクリームのデザートは健在)の、幼稚園児でも失敗しない超簡単なスイーツです。

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劇中劇とも言える豪華絢爛たる舞台劇(装置・衣装)や、煌びやかで華麗な宮廷の世界は、公開当時、田舎っぺの私の心を魅惑しました。パフェのように空高く盛った女性のヅラやゴージャスなドレスや室内のインテリアなどは、『ベルバラ』の世界そのまんまで、テンション上がりまくりでした。(後編に続く)



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by amore_spacey | 2019-10-28 01:39 | - Other film | Comments(0)

不滅の恋/ベートーヴェン (Immortal Beloved)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (81点)

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【あらすじ】 1827年、ウィーンで一人の偉大な作曲家Ludwig van Beethoven(Gary Oldman)が、息を引き取った。彼の遺書には、「私の楽譜、財産の全てを“不滅の恋人”に捧げる」とあったが、それが誰を指すのか、誰にも分からなかった。彼の弟子で親友のAnton Schindler(Jeroen Krabbé)は、莫大な財産を欲しがる親戚たちを説き伏せ、Beethovenの本当の心を知るため、彼女に当てた3通のラブレターを手掛かりに、“不滅の恋人”を捜し始める。(作品の詳細はこちら)  


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音楽家シリーズ第3弾はBeethoven。生涯を独身で通した楽聖の遺書に書かれた“不滅の恋人”のラブレターを巡って、弟子のSchindlerがBeethovenの人生に影響を与えた女性たちを訪ね、事の真相に迫る物語で、ちょっとしたミステリー仕立てになっています。この作品で断然目を引いたのは、Gary Oldmanの演技でした。誰もが知っているポピュラーな人物を演じるのは、決してたやすいことではないのに、当時36歳のGaryが実に見事に演じているのです。よくあるステレオタイプなBeethovenではなく、視聴者の心に自然に入ってくるような、どちらかと言えば控え目(『レオン』のイカれた切れっぷりが強烈なだけに、とんでもないオーバーアクションだったら、どうしよう?なんてのは取り越し苦労でした)ながらも、心の中に幾重にもさざ波が立つような素晴らしい演技でした。

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カリスマ性のある作曲家、その素顔は傷つきやすく繊細。女性たちから愛され、彼も好意を寄せた女性たちに惜しみない情熱を注ぐ。しかしどんどん耳が聞こえなくなっていく恐怖や、耳が聞こえないことを愛する人に知られた瞬間の、胸が重苦しく哀しく、絶望に打ちひしがれた気持ち。ピアノに耳をつけて『月光』を弾くLudwig、聴衆の拍手喝采をようやく目にした彼の、安堵とも幸せとも満足ともつかない恍惚の表情。様々な年齢の様々な状況に置かれたBeethovenの内面を、Garyは彼が感じたままを丁寧に演じていました。

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波乱に満ちた人生を送ったBeethovenの人間的な部分を知り、そんな彼をGary Oldmanが演じ、女性たちとの仄かなエロスも作品の魅力を深め、しかも歴史的な名曲(大部分がGeorg Solti指揮、ロンドン交響楽団の演奏)を堪能できたのは、至福のひとときでした。それにしても、Johanna(Johanna ter Steege)に宛てた手紙が、切なすぎるじゃありませんか。



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by amore_spacey | 2019-10-27 00:52 | - Other film | Comments(0)

即興曲/愛欲の旋律 (Impromptu) 

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 革命とナポレオンの動乱が吹き荒れた後の1830年代のフランス。田舎貴族の夫人の地位を捨て、二人の子どもを抱えて文筆で身を立てたAurora(Lucy Speed)は、女流作家としてパリ社交界に名を馳せていた。ペンネームは男性名George Sand(Judy Davis)を使い、時には男装するほど女らしさを嫌悪していた。
  だが親友Marie D'Agoult伯爵夫人(Bernadette Peters)とその彼Franz Liszt(Julian Sands)の家で接したChopin(Hugh Grant)の風貌や音楽は、そんなAuroraにやさしい気持ちを取り戻させる。別れた夫とは異なり繊細な神経の持ち主のChopinの心を捉えるために、生来の野生児Auroraがとった手段は、やはり型破りで男前だった。(作品の詳細はこちら


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音楽家シリーズ2弾はChopin。SandのChopinへの熱い思いを中心に、二人の出会いからマヨルカ島へ旅立つまでを、軽妙なタッチで描いている。このSandという女性は、Constanze MozartやClara Schumannのようにスキャンダラスで、音楽史上の悪女の1人として知られています。が、この作品では好意的に描かれているせいか、シングルマザーで二人の子どもを育てながら老いた母の面倒も看る、人間味にあふれた人柄が印象的でした。

ひょっとしたら、彼や夫を(寝)取られた女性たちが、「いとも簡単に男を手玉に取る肉食女」と、やっかみ半分で呼んだのかもしれない。こうして見るとSandは型破りで自由奔放ながらも、生活のために苦労し、母や子どもたちには惜しみない愛情を注いでいたようで、そんな彼女が愛おしくすら思えます。むしろLisztの欲求不満な彼女Marie D'Agoult(Bernadette Peters)のほうが重く、構ってちゃんの面倒な女です。

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田舎者で初心(うぶ)なChopinは、そんなMarieに引っ掻き回され、それが終わったや否や、今度はSandに付きまとわれ振り回される。「ああ、もう、ウザい女たち!僕にとって、恋人は音楽だけだ」なんて思っていたのかは知りませんが、やがてSandの魅力に気づき、彼女に惹かれ思いを寄せていく様子は、とーっても青春していて胸がときめきました。ChopinとLisztが連弾するシーンには、胸がざわめきました。

SandとChopinとLisztを演じた役者たち(脇役も素晴らしく、Emma Thompsonは最高!)が、それぞれハマリ役でとてもよかった。当時31歳のHugh Grantの美しさは、眩く神々しいばかり。ウィットに富み茶目っ気もあり、新しいChopin像を生み出しました。Sandに襲われてオタオタしていたHughが、27年後にはBen Whishawを慰み者にするんですから、隔世の感あり。Hugh本人が一番ビックリしてるかも。

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『パガニーニ ...』と同じように、この作品もChopinのピアノ曲がふんだんに使われています。印象派の絵画のような田園風景も美しく、色々な視点から楽しめました。それにしても、邦題サブタイトルの『愛欲の旋律』って、これじゃ昼メロかAVじゃないですか。この壊滅的なセンスのなさ!



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by amore_spacey | 2019-10-25 00:15 | - Other film | Comments(0)

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト (The Devil's Violinist)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)
私のDavid Garrettの演奏お気に入り度 ★★★★★ (100点)

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【あらすじ】 1830年のイタリア。並外れた才能を持ちながらも、自堕落な日々を送るNiccolò Paganini(David Garrett)の前に突然現れたUrbani(Jared Harris)。彼は辣腕マネージャーとなって欧州の名門劇場での公演を成功に導き、Paganiniは一躍富と名声を手に入れた。次に英国での公演を実現させるため、ロンドンの著名な指揮者John Watson(Christian McKay)の協力を得て、Urbaniは嫌がるPaganiniをイギリスに連れ出すことに成功。
 ジャーナリスト(Joely Richardson)の絶賛記事にも助けられ、ロンドンの人々はPaganiniの演奏を待ちわびていた。PaganiniはWatsonの美しい娘で才能あるソプラノ歌手Charlotte(Andrea Deck)と、音楽を通じて心を通わせ、永遠の愛を見出していく。しかしUrbaniはPaganiniへの自分の影響力がなくなるのを恐れ、悪魔のような計画を練り始める。(作品の詳細はこちら)  


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音楽家シリーズ第1弾はPaganini。
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これ、映画館で観たかった(泣) どうして見逃したんでしょうか。全編に流れる音楽や靄(もや)のかかったような風景が、当時のヨーロッパを彷彿させて素晴らしかった。が、何よりもDavidの演奏が、鳥肌モノでした。長身で顔もスタイルも良く、どこを切り取っても演奏姿がサマになっている。Armaniなどメンズ・ファッションのモデルをやっていたらしい。その上天才的なヴァイオリニストですって?(羨) 目の前であんなイケメンに、超絶技巧のヴァイオリン演奏を聴かされたら、そりゃ、誰でも惚れてまうわ。透き通った高音や厚みのある重音やむせび泣くような音色に、うっとり聴き入ってしまった。Davidに心を持って行かれました。「ハンサム気取りの自惚れ屋は、この家から出て行って!」なんて、私は絶対に言わない。

酒場で即興演奏するDavidや、Paganiniの部屋のベッドに腰掛けて、おずおずとIo ti penso amoreを歌うCharlotteなどは、繰り返し見たいシーンです。ラストシーンとエンドロールで改めて流れるIo ti penso amore(←音が出ます!)には、感極まって目頭ジーン。映画館で聴いたら、涙ボロボロものだったでしょう。美しいメロディーといい歌詞といいドラマチックな展開といい、このアリアは演歌(←音が出ます!)に通じるものがありませんか?

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ストーリーはそれほど起伏に富んだものはなく、Davidの役者としての技量も??だったが(あ、でも、彼の視線に悩殺されました)、Paganiniについて知る事ができたのは良かった。残っている肖像画を見る限り、もし彼が暗闇の中に突如現れたら、怖過ぎて固まってしまいそうな容貌の持ち主なのに(映画ではUrbaniが悪魔のように不気味で魅力的)、女遊びはするわ、商売道具のヴァイオリンを担保にしてまでギャンブルにのめり込むわ、歴代の音楽家の中でも、彼のクズっぷりは上位入賞間違いありません。

けれどあんなに繊細で美しく切ない旋律を生み出す人だから、クズっぷりと無垢な心は表裏一体で、Charlotteのような聖女に惹かれたのもムリからぬことです。この映画で久しぶりにHelmut Bergerを見ました。SarlattiのSonata K.466/L.118が流れた時は、ちょっとビックリ。今レッスンで練習しているところなので。この映画でストラディバリウスの音色を堪能し、とても贅沢なひとときを過ごすことが出来ました。



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by amore_spacey | 2019-10-24 00:15 | - Other film | Comments(0)

僕のビアンカ (Bianca)

ネタバレあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 極度の潔癖症であるMichele(Nanni Moretti)は、新任教師として赴任したMarilyn Monroe学院の自由奔放でハチャメチャな校風にどうしても馴染めないでいた。また大家のSiro氏(Remo Remotti)が40歳も年下の愛人とお盛んなことに眉をひそめ、アパートのベランダから見える向いの部屋の喧嘩ばかりのカップルに茶々を入れたり、そのカップルの女性Aurora(Enrica Maria Modugno)が純情そうなのに、他の男と抱きあったりキスしているのが気になって仕方がない。
  そんなMicheleにとって一番心が休まるのは、学院の新任の仏語教師Bianca(Laura Morante)と一緒にいる時だ。ある日Auroraが何者かによって殺される事件が起き、Micheleは執念深い刑事(Roberto Vezzosi)に付きまとわれる。(作品の詳細はこちら


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アパートに引っ越してきたばかりのMicheleは、トイレと浴室のバスタブ・ビデ・便器・洗面所に、アルコールを振りまいて火をつけ消毒する。冒頭のこのシーンで、「この作品は普通じゃないからね」と予告したも同然なので、心の準備はOK。さらに赴任先の学院の名前が、Marilyn Monroeって…。学校長Dean(Dario Cantarelli)から紹介された同僚の教師たちは、みんな一癖も二癖もある人ばかり。しかも保健室のカウンセリング医師(Luigi Moretti)は、生徒のためではなく教師のために常駐しているという。

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しかし一番イッちゃっているのは、Michele本人でしょう。自分に関わった人間を、写真を付けてファイルする癖があり、毎日その中から適当な相手を見繕って電話しては、脅迫めいた昔話をまくし立てたあと、一方的に切って溜飲を下げる。親友夫婦に別れ話が持ち上がれば、呼ばれもしないのにちょくちょく出かけて行っては、何とか諫めようとする。生徒の恋愛相談に乗ったはいいが、その生徒の家に勝手に上がり込み、親に説教したうえ、他の兄弟のことにも口を出す。が、その家の末っ子に「恋人はいないの?」と混ぜっ返され、痛いところを突かれて、急にシュンとしてしまう、あははっ。その家の食卓でデザートを催促をする超甘党のMichelegは、出てきたホールケーキの切り方にまで口を出す。

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これだけ他人のことが気になるのに、自分のこと、なかでも恋愛になると、臆病な上に考え過ぎて思うように進展しない。石橋を叩き過ぎて、壊してしまうタイプなのだ。しかし負けず嫌いなところもあるのか、「恋人はいないの?」なんてガキんちょに生意気な口を叩かれて、意を決した彼は、一目惚れしたBiancaにアタックを開始する。運よく彼女のハートを射止め、ベッドを共にしたものの、彼は少しも幸せな気持ちになれない。それどころか居心地が悪くて眠れない。幸福に慣れていないからか、不安で悲観的にしか考えられないのだ。挙句の果てには先を読みすぎて、彼女から別れを告げられるかもと、自分の殻に閉じこもってしまう。他人には余計な口出しをしたり、長々と説教したりするのに、この体たらくは滑稽すぎる。

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Micheleにーは何か決定的なものが欠落しているのか、いつも取り越し苦労し、時間も神経もすり減らしながら生きている、超ネガティブな人間だ。彼のやることがことごとく裏目に出るのは、裏目に出たと彼が思い込んでいるだけで、見方や考え方を変えれば、幸せ感が増してもっと明るい人生を送ることが出来るのに。自分の首を絞めているんですね。可哀想だけど、自業自得だな。この作品はMoretti独特のシニカルな笑いが炸裂している。そんな彼はイタリアのWoody Allenと言われるが、Morettiのほうがより親近感があって好きだ。芸人たちにバラエティ番組でよく物真似されて、スタジオや視聴者の笑いを誘っている。特徴ある彼の声や喋り方がツボにハマって、たまりません。ヌテッラのシーンには、目が点になりました。ザッハートルテが美味しそうだったァ。因みに、保健室の医師を演じたLuigi Morettiは、Nanni Morettiの実の父で、息子の作品に時々出ています。


by amore_spacey | 2019-10-19 00:01 | - Italian film | Comments(0)

インテルビスタ (Intervista)

ネタばれあり...

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 イタリアの映画撮影所チネチッタ創立50周年を記念して、Federico Fellini監督がチネチッタと映画への思いを綴った一編。日本のTV局の取材を受けながら、若き日の自分を描いた自伝的作品と、Kafkaの『アメリカ』(年上の女に誘惑されたばかりに、両親に厄介払いされたKarl少年は、故国ドイツを追われアメリカへ行くが、NYの伯父の家からも追い出され、放浪の旅に出るという話)を題材にした、新作の製作に励む映画監督というスタイルを基調に、展開していく。(作品の詳細はこちら


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ローマの映画撮影所チネチッタを舞台にしているが、撮る人と撮られる人が入れ子のような仕掛けになっているので、どこまでがインタビューで(芝居と本音が交錯)どこからが映画の中で撮影している映画なのか、いや、ドキュメンタリーだったのかもしれません。虚構と現実を自在に操りながら、チネチッタや映画を作る全ての人に捧げる、愛情と郷愁に満ちた作品。映画をこよなく愛し、映画が引き起こすマジックを本当に信じているFederico監督。そんな彼を様々な角度から捉え、人生は祭りだ!楽しく生きていこうではないか!と視聴者に喚起し続ける姿を、余すところなく映し出している。

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Fellini監督は、マジシャン姿のMarcello Mastroianniと撮影班を、引退したAnita Ekbergの別荘へ連れて行く。彼は自分の代表作となった『甘い生活』で共演した二人を、30年近く経ってから思いがけない形で引き合わせました。しかもあの映画を見ながら、というサプライズ付き。これはもうインタビューとか劇映画とか芝居とかいうレベルを超越た、監督の熱い思いを目一杯詰め込んだ大スペクタクルなのです。27年の月日が一気に巻き戻され、AnitaとMarcelloはつい昨日も会っていたような意気投合ぶりで、けれどそこには懐かしさだけでなく、一緒に仕事をした仲間ならではの慈しみや労いの気持ちに溢れ、観ている私も胸が熱くなってしまった。老境に入ったMarcelloと老醜をさらけ出したAnita、気持ちは当時のままだが、時の流れは何と残酷で切ないことか。それでもFellini監督の魔法の力で、彼らは撮影カメラの前に立ちました。

この作品では映画のスクリーンには決して登場しない、チネチッタで働く裏方たちの姿も捉えている。予定通りに進まない撮影所、現場監督や助監督の苛立ち、撮影1分前になって(嗚呼、なんてイタリアなんだろう!)役者が来ないと分かった時の激怒やカオス、経費節約のため本物の象の代わりに紙のハリボテを使った撮影は大失敗でやり直し…などなど、傍から観ている分には面白いエピソードもたくさんある。Fellini監督もイライラして、大声張り上げていました。

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日本のTV局取材班の一人(Mario Miyakawa)が、いつの間にやらマッサージ師になっており、「ミフネ(=三船敏郎)はねェ、これ(=マッサージ)で、禁煙できたんですよ」と、へヴィー・スモーカーのMarcelloに声をかけるシーンがある。これを聞いたMarcelloは床に寝転んでマッサージをやってもらうが、終わった途端、「ほら、マッサージの効果がもう出てるよ」 悪戯っぽく笑い、取り出した煙草に火をつけて、スパスパ吸い出すというお茶目っぷり。Marcelloの人間性が滲み出だエピソードだ。この日本人は別のシーンで、何気にFellini監督の肩を揉んでいる(笑)

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監督からジャーナリスト役に抜擢されたSergio Rubini(Margherita Buyの前夫)が、メチャ若い。当時28歳だけど、まるで少年だ。若かりし頃のAntonella PonzianiやChristian BorromeoやEva Grimaldiもチョイ役で出ている。

さてKafkaの『アメリカ』が、クリスマス前に無事クランク・アップする。役者や裏方スタッフたちは、パネットーネの箱とスプマンテを手にして、「ボンナターレ!(良いクリスマスを!)」と挨拶を交わしながら、それぞれの家に帰っていくラストシーンが、とても印象的でした。1つの映画を作る、そこには出逢いと別れがある。何にも束縛されない独創性から生まれるFellini監督の作品は、好き嫌いの好みがはっきり分かれ、実際理解出来ないシーンは多々ありますが、監督の自由な心や映画への限りない愛情や慈しみは、画面の隅々から感じ取ることが出来ます。この映画を含め彼の作品は、生きることを謳歌する監督の分身のようなものでしょう。


by amore_spacey | 2019-10-17 00:06 | - Italian film | Comments(0)

湖畔のひと月 (A Month by the Lake)

ネタばれあり!!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (77点)

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【あらすじ】 1937年、第二次世界大戦前の北イタリア。ロンドンに住む一人の女性カメラマンMiss Bentley(Vanessa Redgrave)は、ひと夏を過ごすため例年のように、高級リゾート地コモ湖畔のホテルにやってくる。幼い頃から父と過ごした思い出の場所だ。そこへ英国紳士Major Wilshaw(Edward Fox)が訪れ、今年の夏は何だか楽しくなりそうな予感がしてきた。Herbert Ernest Batesによる同名小説を映画化。(作品の詳細はこちら


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先日書いた『愛のエチュード』に続いて、こちらも美しいコモ湖を舞台にした作品ですが、『愛のエチュード』のような切ない愛ではなく、熟年男女のお洒落で軽妙な恋の物語。上質な大人の恋愛で、さらっと楽しめます。Vanessa Redgraveが写真家Miss Bentleyを伸び伸びと演じているのが、爽やかでとても心地良かった。ユーモアや茶目っ気があり、懐が深い、そして何よりも笑顔が素敵。そんな女性に憧れます。

意中の彼が若くて美しい小娘(Uma Thurman)に夢中になっていても、拗ねたり構ってちゃんになったりしない。だって大人の女ですもの。いつも明るく朗(ほが)らかなまなざし(と、ほんの少し寂しい気持ち)で、二人を見ている。でも指くわえて見ているだけの彼女ではない。彼を奪還する作戦も、ちゃんとあるんです。食事に招待されればウキウキしながらお洒落するし、彼が小娘に首っ丈なら私だって、と駆け引きに出たりする。その姿は屈託がなく、とってもチャーミング。

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そんな彼女(Vanessa当時58歳)を誘惑しようと、あの手この手で近づいてくるのが、地元のイタ・チャラ男Vittorio(Alessandro Gassmann 30歳)で、初めて出会った時から、自分の母親のようなMiss Bentleyに惹かれ、何やら企んでいる様子。狙ったら相手が落ちるまで、押しまくったれェ!ですが、すべて空振りに終わる。Miss Bentleyは、軽薄な若造なんか相手にしません。シャツを脱ぎ捨て上半身裸になって、一緒にベッドインしようって魂胆だったのに、痛いしっぺ返しを受けるおバカなVittorio。Alessandroにピッタリの役どころでした(笑)

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米国娘に扮したUma Thurmanも、エキセントリックな女性なんです。初老の英国人をちょっとからかってやろうとか、Miss Bentleyと英国人の恋路を1ミリだけ邪魔しちゃおっかぁ的な軽いノリで、女の武器を使いながら二人の恋路を遠回りさせるのですが、ドス黒い悪意がないので微笑ましく見ていられます。この時のUmaの美しさと言ったら!彼女の流し目や謎めいた眼差しに、女の私もクラクラ。

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ウェイターやメイドのウィットに富んだ台詞や仕草、あれはアドリブに近い自然な感じで、思わず頬が緩みました。ホテルの支配人Signora Fascioliを演じたAlida Valli(↑画像)は、『夏の嵐』『第三の男』『サスペリア』などに出演した、母の年代の人々にとって憧れのイタリア人女優の一人でした。因みにこの映画のプロデューサーは、Harvey(ハリウッドで約30年に渡ってセクハラ) & Bob Weinstein兄弟です。それはさておき、いくつになっても恋心は持ちたいものですね。


by amore_spacey | 2019-10-16 00:32 | - Other film | Comments(2)