タグ:Alain Delon ( 23 ) タグの人気記事

リスボン特急 (Un flic)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 表向きはパリのナイトクラブの経営者だが、実はギャングという裏の顔を持つSimon(Richard Crenna)は、仲間の3人と銀行を襲撃し大金を強奪した。一方、パリ警視庁のEdouard Coleman刑事(Alain Delon)は、ある組織が税関とグルになって、麻薬をリスボン行きの特急で運び出すという情報をキャッチする。Simonら3人はヘリコプター作戦で、その麻薬を横取りした。捜査するうちに主犯がSimonであるとにらんだ。仲間を次々と検挙した刑事は、ついにSimonと対決する。だが2人はかつて、堅い友情で結ばれた戦友同士だった。(作品の詳細はこちら


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Alanが寡黙で渋い。彼だけでなく、誰も彼もが殆ど喋らず、目配せのみ。オープニングから15分近くセリフがないので、音声故障かと一瞬不安になった。海岸の道路、灰色の空の下に荒れ狂う海、まるで爆撃のような波の音。銀行を襲う一団。彼ら4人が乗る車に打ちつける雨。事件が起きる前の情景がとても印象的で、映画にぐいぐい引き込まれる。ブルーを基調としたドライでクールな映像が、ノワールの世界を引き立てる。


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犯罪者をやらせると魅力炸裂のAlanが、今回は警察署長を演じている。悩殺レベルの格好良さだ。かつての戦友Simonも、Alanに負けず劣らず渋くてダンディなのだ。この2人の間に登場するのが、美しいCatherineである。Simonの妻、そしてSimonと旧友の警察署長と不倫関係にある。綱渡り的な危ういポジションなのに、Cahterineの美しさだけが前面に出てしまい、何となく場違いな感じすらする。看護師に成りすました時の彼女は、まさにとってつけたようで笑えました。結局彼女が全てを破滅させてしまうのだが、重要なキーパーソンにもかかわらず、踏み込みがもう1つ足りないというか、この時期の彼女は、女優としてはまだまだ…という気がしないでもない。


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Simonら4人の強盗グループが列車とヘリコプターに分乗し、ヘリコプターからワイヤーロープを使って、疾走中のリスボン行きの特急列車に忍びこみ、麻薬を盗み出すシーンは、1つ1つが驚くほど詳細に描かれ、臨場感溢れていた。が、ミニチュア模型の列車とヘリコプターが、撮影に使われているのは一目瞭然で、これは興醒めでした。

しかし全体に流れる暗いムードはまさに仏ノワールの世界で、理屈を捏ね繰り回しながらではなく、雰囲気や感覚で観る映画でしょう。結末もノワールらしい物悲しさが漂い、割り切れない苦い思いが残る。


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by amore_spacey | 2018-10-18 00:52 | Alain Delon | Comments(0)

パリの灯は遠く (Mr. Klein)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 1942年、ナチス占領下のパリ。美術商のRobert Klein(Alain Delon)は、国外脱出するユダヤ人たちから美術品を安く買い叩いて儲けた金で、戦時中にも関わらず優雅な暮らしを送っていた。しかしある日、自分と同姓同名の男が存在する事を知り、れっきとしたフランス人であるはずの彼の生活が、思わぬ方向に進み始める。もう一人のMr. Kleinは、ユダヤ人だったのだ。(作品の詳細はこちら


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日本語のタイトルから、秋のパリを舞台にした悲恋物話を想像していた。が、冒頭から衝撃的なシーンが待ち受けていまして、ショック。全裸になった女性が、診察室で無造作に唇をめくられ、鼻に定規を突っ込まれて角度を図られている。身体の特徴からユダヤ人判定をする屈辱的な「身体検査」で、これぞ恐怖のファシズムだ。後半には大勢のユダヤ人たちやKleinが収容された、アウシュビッツの中継施設として改築が進められている競輪場の、非人間的・非日常的な光景。そして群集の波に呑み込まれるようにアウシュビッツ行きの収容列車へと押しやられ、気がついたらKleinは乗ってはいけない列車に乗っていたラストシーン。暗闇にパッと浮かび上がる彼の顔。ザワザワした嫌な感情が、ラストシーンで最高潮に達する。何とも後味の悪い作品だ。


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誤って配達された「ユダヤ通信」を、その場で処分すればよかったのに、Kleinはこの通信に拘った。そしてもう1人のMr.Kleinを捜し始めてしまう。初めは軽い好奇心と、身の潔白を証明するためだったに違いない。彼は確かに自分の近くにいるのに、なぜかいつもすれ違いに終わる。諦めてそこでよせばよかったのに、Mr.Klein捜しが頭にこびりついて離れない。抗いがたい力に引き摺られて、いつしか狂気じみた執着に変わって行く。追ってはいけないものを追いかけると、痛い目に遭うって分かっているのに。


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重苦しい空気に包まれ、ざわざわした気持ちを抱えながらも、この作品には謎解き感覚で楽しめる部分がある。自分と同姓同名の男を捜すという探偵ミステリー仕立てなので、この男は何者でどこで何をやっているのか?Kleinでなくても気になる。しかし肝心のMr. Kleinは、とうとう最後まで姿を見せない。それが却って強烈な存在感を放つのだ。ラストに向かってKleinがMr.Kleinに徐々に重なり合っていく。最後に2人がピタリと一致した時は、既に時遅し。スリリングで見事なラストシーンだった。だから、やめとけって言ったんだよ。


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by amore_spacey | 2018-10-14 00:06 | Alain Delon | Comments(2)

太陽がいっぱい (Plein Soleil)

ネタばれあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (92点)

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【あらすじ】 貧しい家庭に育ったアメリカ人青年Tom Ripley(Alain Delon)は、息子のPhilippe Greenleaf(Maurice Ronet)を連れ戻してきてほしいとPhilippeの父親から依頼され、イタリアへ向かった。しかし美しい恋人Marge(Marie Laforêt)のいる富豪の息子Philippeは親の金で遊び回り、アメリカに戻る気などさらさらない。その一方でTomは、邪険な扱いをし無礼な態度をとり続けるPhilippeに怒りを募らせ、やがてそれは殺意に変わる。Patricia Highsmithの小説The Talented Mister Ripleyを映画化。(作品の詳細はこちら


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このブログを始めて間もない頃にレビューを書いたのですが、読み返してみるとあまりにも雑だったので、書き直しました。これはAlainと私の出会いの作品で、彼のファンだった母と一緒に、小学生の私が初めて彼を見て、一目惚れしてしまった。「何と言うハンサム(当時はイケメンという言葉はなかった)な役者なんだ!」と。ドラマチックなオープニングロール、舞台となったイタリアの町や青い地中海、Margeの名前のついた白い巨大なヨット、Nino Rotaの哀愁を帯びたメロディ、何もかもが田舎の小学生には目新しくて素晴らしかった。イタリアの港町やメルカート(エイの姿は微妙だったけど)にも魅了されました。

カメオでちゃっかり出演している監督は、当初あまり演技実績の無いAlainを起用することに消極的だったらしい。また音楽担当のNinoは、作曲に対する監督の態度に立腹したというエピソードも残っているが、『太陽がいっぱい』は監督の代表作の1つになり、Alainは一躍世界的スターとして注目され、Ninoの音楽も大ヒットした。蓋を開けてみるまでは、分からないものです。


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先日の『危険がいっぱい』同様、コミカルなオープニング・ロールと音楽で始まるこの作品は、大どんでん返しのラストシーンで終わる。富も愛も太陽の輝きさえも手中に収めたTomが、Philippeのヨットの売買契約のために出向いたMargeを待ちながら、デッキチェアに身を沈めて、地中海の太陽の光を全身に浴びている。ああ、至福の瞬間。一方、陸上に引き上げられたヨット。それに続いて船尾のスクリューに絡みついた、1本のロープに引っ張られるようにして海中から現れる、黒くなったボロ帆布の塊を目にしたMarge…。このシーンは何回観ても背筋が凍りつく。


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別の意味でゾクゾクするシーンと言えば(Philippeの筆跡を真似て、サインの練習をするシーンなど沢山ある)、TomがPhilippeの服を着込みPhilippeの髪型にして、鏡に向かって自らの姿に口づけをしながら、Philippeの口調で話すシーン。そんなイタいTomよりも、一部始終を無言で後ろから見ているPhilippeに、淫猥なものを感じる。二人が全裸で抱き合うより想像をかき立てられて、遥かにエロティックだ。

もう1つ好きなゾクゾク・シーンは、Tomが偽の遺言状を書いている場面。Philippeになりすまして、さあ完全犯罪を実行!という、全身緊張のまさにその時、Philippeを訪ねて来たヤツがいる。そいつはPhilippeの友人Freddy(Billy Kearns)で、初対面のときから嫌な野郎だと思っていたから、思わずTomの右目がピクッと痙攣する。美しいAlainの顔はぞっとするほど強張り、そしてまたピクピクピクッと痙攣が走る。「こいつも消したる!」 Freddyを殺(や)ったあと、台所の隅っこでローストチキンを黙々と食べるTom。若き日のAlainの野卑でギラギラした美しさが炸裂しています。


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で、Margeなんですが、彼女って仏頂面したツンデレ(ツンツン?)女で、どこに魅力があるのか分かりません。Philippe好みの、お金持ちのお嬢さまだからかしら?マリンルックなど彼女が着ていた衣装は、どれもよく似合って素敵でした。当時Alainが付き合っていたRomy Schneiderが、真っ赤なドレスに黒い手袋をはめ、Freddyの友だちの1人として、ちらっと出て来る。


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作品の後半に出てくるRiccordi警部を演じたErno Crisa が、めっちゃ渋くてかっこいい。仲村トオルにちょっぴり似た、切れ長の涼しげな目に悩殺されました。ロケ地はイスキア島・プロチダ島・ナポリ・ローマ。BGMをバックにAlainが彷徨う魚市場が、ナポリで撮影されたと知り、昨年ナポリを旅して、猥雑ながら魅力満載の町を堪能しました。次はイスキア島とプロチダ島に行こう。


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by amore_spacey | 2018-10-06 02:08 | Alain Delon | Comments(6)

危険がいっぱい (Les félins)

ネタバレあり!

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 いかさまカード師のMarc(Alain Delon)は、ギャングのボスの女房に手を出したばかりに、手下から命を狙われる身となるが、からくも逃げのびて救世軍施設に身を寄せた。慈善事業でそこを訪れたアメリカ未亡人Barbara(Lola Albright)といとこのMelinda(Jane Fonda)の目にとまり、Marcはお抱えの運転手として雇われ、Barbaraの屋敷に住むことになる。
  ところがこの屋敷には、秘密の部屋にBarbaraの愛人Vincent(André Oumansky)がいた。彼女がMarcを雇ったのも、実は殺人犯のVincentと逃亡するためのパスポートが目的だったのだ。(作品の詳細はこちら


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Alain とRené Clément 監督のコンビによる、小気味良いテンポで展開する、サスペンス色たっぷりの娯楽作品。登場人物のみんながどこか胡散臭く、しかし誰が主導権を握っているのか?どういう結末になるのか?予想がつかず、そして衝撃のラストを迎え、ええーっ、そういうオチなの?ビックリ仰天すると同時に、背中がすーっと寒くなるのです。コミカルに始まった作品がこんなにシュールなラストを迎えるなんて。


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小娘だと見くびっていたMelindaが、実はとんでもない伏兵だったのだ。可憐で純粋な彼女の(そんなフリをしていただけか)、Marcへの一途な思い、あれは命を懸けた女の執念ですね。当時27歳のJane Fondaが、本当に可憐で素敵でした。対照的に40歳のLola Albrightは、成熟した女性の魅力を惜しみなく見せてくれた。さて29歳のAlainは、どっちを選ぶ?いや、元々はまとまった金だけ貰って、トンズラするつもりだったベテランの詐欺師が、逆に小娘に嵌められてしまったという、ったく情けねェだけでは済まない、コワいお話でした。



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上空からHotel de Parisの入り口をとらえた、冒頭のシーンが印象的だ。若くて綺麗な女性2人(両手に花)を乗せたオープンカーで、Alainがホテルに颯爽と乗りつけ、いかにもチャラ男といった風情で、テニスラケットを縦に回しながら(Alainは持っているものを回しながら歩く癖があるのか?ワインボトルとか、よく回している)ホテルのロビーを歩いて行く。世界は自分中心に回っている、と信じて疑わない男の顔だ。

音楽や小物や衣装などもスタイリッシュで、使い方がうまい。特に猫や仔猫。それからBarbaraの屋敷のリムジン、この屋根が透明で、とってもお洒落。でも夏の直射日光が、意外に辛いのです(体験者は語る)
 

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by amore_spacey | 2018-10-02 00:22 | Alain Delon | Comments(0)

アラン・ドロン、ロミーの誕生日に寄せて (Alain Delon & Romy Schneider) 

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「本名Rosemarie Albach-Retty、通称Romy Schneiderは、今日9月23日の日曜日、生きていたら80歳になっていた。かつて彼女を愛した人、今も彼女を愛している人、彼らは彼女に変わらぬ思いを寄せていてくれる。ありがとう。 Alain Delon」 雑誌Figaroに寄せた、Alainのメッセージである。

1958年にRomyは『恋ひとすじに』で、当時まだ無名のAlainと共演したが、互いの第一印象は極めて悪く、彼女は彼を悪趣味で気障な男だと、彼は彼女を胸くそ悪いやつだと思ったという。

1982年5月29日の夜、Romyは睡眠薬とアルコールの過剰摂取により、パリのアパルトマンで死亡。43歳だった。Alainはマスコミの騒ぎを避けるため葬儀を欠席し、6月14日にひっそりと1人で墓を訪れ、最後の別れを告げている。(詳細はこちら


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by amore_spacey | 2018-09-25 01:29 | Alain Delon | Comments(6)

アラン・ドロンとモニカ・ベッルッチ (Alain Delon & Monica Bellucci)

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先日ネットを見ていたら、こんな画像がありました。1953年に創業した毛皮ブランドAnnabellaの、広告キャンペーンに使われた写真のようです。

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1987年の撮影当時、Alain が52歳でMonica姐が23歳。Alain、渋くて素敵なおじさまだわぁ。Monicaも可憐(でも女の武器の使い方は心得ている)で可愛い!


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by amore_spacey | 2017-12-14 01:26 | Alain Delon | Comments(2)

アラン・ドロン、Diorのメンズ・フレグランス

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Diorのメンズ・フレグランスEau SauvageのテスティモニアルにAlain Delonが選ばれ、2009年から毎年新しいポスターが出ている。こちらは『冒険者たち』のワンシーン。野性味のある顔立ちです。


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『太陽が知っている』の幾つかのシーンは、CMやポスターに使われました。


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こちらは写真撮影のためにカメラの前でポーズしたのではなく、彼が休憩をしている時に撮ったもの。こんな渋い表情で休憩してたのかァ。


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オリジナル写真はこれ。煙草を挟んでいるが、このままでは喫煙を推奨するような形になり、禁煙方向に流れる世の中にそぐわないということで、指に挟んだ煙草は消去されました。


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この写真はカメラの前でポーズしてます。こんなに前髪が下がったAlainの写真が少ないので、とっても新鮮。


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by amore_spacey | 2017-10-25 01:05 | Alain Delon | Comments(2)

アランドロン緊急入院&手術 (Alain Delon)

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Ici Parisによると、Alain Delonが入院し緊急手術を受けました。暫く前から背中から左足にかけて激痛が走り、歩くことすら出来なかったらしい。9月18日、5時間に渡る大腿動脈の手術。翌日リカバリールームに移り、翌々日は集中治療室へ。手術はうまくいき彼も元気ですが、担当医師からは退院許可がまだ出ていません。


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2014年に心臓不整脈で入院し、2016年2月には心臓専門医からドクターストップがかかり、ウィーンのオペラ座での舞台をキャンセルしています。


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元カノMireille Darcを3週間前に亡くし、Alainはすっかり弱気になり意気消沈。「これ以上生きていても、あまり意味がない。早く彼女のところに行きたい」と、インタビューに答えたそうです。(詳細はこちら


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by amore_spacey | 2017-09-29 01:24 | Alain Delon | Comments(2)

若者のすべて (Rocco e I suoi fratelli)

私のお気に入り度 ★★★★☆ (82点)

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【あらすじ】 父を失い南部で貧窮にあえいでいたParondi一家は、北部の大都市ミラノに出稼ぎに来ていた長兄Vincenzo(Spiros Focás)を頼って、老いた母Rosaria(Katina Paxinou)と兄弟4人が一縷の望みを繋いでやって来る。
  しかし田舎者の彼らに都会の風は冷たかった。ボクサーとして頭角をあらわしはじめた次男のSimone(Renato Salvatori)は娼婦Nadia(Annie Girardot)にのめり込むが、実は彼女が弟のRocco(Alain Delon)に思いを寄せていると知った瞬間から、この兄弟や一家の運命の歯車はさらに狂い始める。(作品の詳細はこちら


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この作品については以前にも書きましたが、久しぶりに観直した今、もう少し立ち入って書いてみたくなりました。何回も言いますが、Alain Delonが神懸り的な美しさで、ため息が出ます。どう表現していいのか、適切な言葉が見つかりません。彼が出てくると画面に釘付けで、他のものが全く目に入ってこない。初めてこの作品を観た時には、ストーリーそっちのけで、彼ばかり観ていました。


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そこへSimoneが出てくると、もういけませんねぇ。どす黒い感情に包まれ、心がざわざわして、とても嫌な気持ちになる。人間のクズのような兄を、Roccoはなぜあそこまでかばい続けたのでしょうか?Roccoは純真無垢で、心優しく繊細な青年だが、兄にあんな目に遭わされながら、一度としてその悔しさや憎しみをぶつけられなかったのは、Roccoの中の何かが強く引き止めていたからに違いない。ここで一線をこえたら、兄も家族もダメになってしまう。だから自分が犠牲になって我慢すればいい。そんなRoccoも、「家族の基礎を築くためには、生贄が必要なんだ」とつい本音をもらす。しかし皮肉なことに、Roccoの優しさが兄をさらに堕落させ、破滅に導いてしまうのです。


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一家が崩壊した原因は、貧困やイタリア南北の経済格差や文化の違いや、時代の流れに乗り切れなかったばかりでなく、病的なまでに息子たちに執着し溺愛するだけで、一人前の人間に育てようとしない母親にもある。自己中心的な母親と息子たちの間に築かれた、常軌を逸脱した歪んだ家族の絆が、崩壊を加速させた。この作品を日本で観た時には、家族のあり方や母親の姿が、大袈裟過ぎるんじゃないか?と思ったが、こちらに暮らすようになり・・・うーむ、多少の差はあれど、あれは今も続く歴然とした現実の姿だったのか、と納得すると同時に、「このままでいいの? イタリア!!!」と、もどかしく思うのでした。


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by amore_spacey | 2017-01-09 02:20 | Alain Delon | Comments(0)

ダーバンのAlain Delon

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先日映画の話からAlain Delonや彼の作品に至り、友人と異常に盛り上がってしまった。そのときD'URBANのCMをYou tubeで観ることが出来ると知って、とりあえずAlessio Boni祭りは保留、Alainの一人祭りを始めました。


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これは淀川長治氏の【日曜洋画劇場】の枠で流れていたCMで、城達也のナレーションと小林亜星の音楽とともに、Alainの魅力が余すところなく映し出されていた。レナウンって文字が出てくるのに、当時はフランスのブランドだと思っていた。バカだなぁ、アタシ。

「D'URBAN c'est l'elegance de l'homme moderne(ダーバン、それは現代を支える男のエレガンス)」を何回聞いても、「ダーバン、セラ…???…マダーム」と聞こえ、意味も分からなかったんだよね。


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真っ白なマフラーは、彼のトレードマーク。当時このスタイルが大流行して、パーティー会場やコンサート会場や劇場には、白いマフラー男がうじゃうじゃ出没していたらしい。その辺のおっさんが真似すると、長いタオルを首にひっかけた農協のおじさん風(≧∇≦) こりゃもう、コントです。
  

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このワンコになりたい。


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朝起きてふっと隣をみたら、こんな男性が寝ていた。なんてことは絶対にないけど、もしあったら、劣化の一途を辿るアタシ、首くくって死にたい。シクシク。


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無造作な感じが、彼のワイルドな魅力を引き出してくれる。じゅるっ。BISTRO SMAPのアラン・ドロンが来ちゃいましたSPを観て、Alain熱が再燃。イタリア語もペラペラの彼とどこかで会ったら、チョコレートスフレを食べながら、まったりお喋りさせて下さい053.gif


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by amore_spacey | 2014-03-19 05:07 | Alain Delon | Comments(4)