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Maltese - Il Romanzo del Commissario TVドラマ 全4話

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【あらすじ】 1970年代後半、ローマの麻薬警察官Dario Maltese(Kim Rossi Stuart)は、幼馴染みで警察官のGianni(Claudio Castrogiovanni)とMariangelaの結婚式に出席するため、20年ぶりに故郷のトラパニへ戻った。しかし明日結婚するという二人が、Malteseの目の前で殺されてしまう。彼は警官だった父親の旧友Aldo Saura(Roberto Nobile)が署長となっているトラパニの警察本部に移り、かつてGianniと同じチームだった警察官らと共に、この事件の捜査を始める。(作品の詳細はこちら) 

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久しぶりにKim Rossi Stuartを観ました。この時48歳。痩せたためか、さらに背が高くなったような、そして彼の放つ独特のオーラに凄みが加わり(役柄がそうさせる部分もありますが)、外見だけでなく内面的な魅力から目が離せません。さてこの連続ドラマは、1970年代のシチリアを舞台に起きたある殺人事件から、水面下でシチリアを牛耳るマフィアと政界(市長)や財界(銀行)との癒着が明らかになり、その元締めが実は国の公安にかかわる警察内部にいた…という話で、マフィア絡みのドラマは似たようなものばかりですが、ここでは殺人事件と並行して、Malteseが個人的に抱える事件にも迫っていきます。

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それは警察官だった父親の、不可解な死因。忘れもしない20年前、自宅の書斎で首に縄をかけて事切れていた父を、少年Malteseは見てしまった。その光景が脳裏から離れず、執拗にフラッシュバックする。自殺で片付けられたが、遺書も見当たらずこれといった動機もなかった。父は自殺したのか?自殺に見せかけた他殺だとしたら、誰が?どうして?父と同じ警察官の道を選んだMalteseの中で、この疑問がずっと巣食っている。

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Malteseはローマで1人暮らし、離婚した妻は娘Noa(Clòe Romagnoli)とアメリカに暮らしているが、愛娘は毎日パパに電話をかけてきてくれる。Noaの声を聞くや否や、顔がほころび、声のトーンも変わる。実生活でもあの満面の笑みを、8歳の息子に見せているんだろうなぁ(羨) そんなMaltese警察官をKimがどう演じるのか、とても楽しみでした。『悪の天使ヴァッランツァスカ』に続いてFrancesco SciannaがKimと共演しているのも、ファンには嬉しいですね。

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捜査に全身全霊を傾けるMalteseは、警察官という職に誇りを持ち、世の不正に対して激高し切れまくる。捜査が進むにつれ、生前の父について知らなかったことが、明るみに出てくる。それらがMalteseをさらに激怒させるのです。ブレない信念や正義感に支えられて、事件の核心に真っ直ぐ突き進んでいく。狙った獲物を逃がさない。真実に辿り着くまでは、相手が誰であろうとひるまない、地獄の果てまで追いかけ、1人になっても戦う覚悟がある。正しいと信じるもののために戦うMalteseからは、噴火寸前のマグマのようなエネルギーが放出されるのです。松岡修造よりはるかに熱い男なのだ。そんな彼を公私ともに支える、写真家のElisa Ripstein(Rike Schmid)との束の間の安らぎが、ドラマのテンションを緩めてくれました。

同じ警察官でも『モンタルバーノ ~シチリアの人情刑事~』のMontalbanoはエンタメ色が濃く、下町のおっちゃんという風情が庶民に親しまれている。海の見えるテラスでの食事のシーンは、このドラマの魅力の1つで、人気の観光スポットにもなっています。本作品はエンタメだけでなくメッセージ性のあるドラマですが、どちらも好きです。


by amore_spacey | 2020-02-07 01:39 | - Italian film | Comments(0)

Anni felici (ハッピー・イヤーズ)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 1974年、ローマ。前衛アーティストを志すGuido(Kim Rossi Stuart)と妻Serena(Micaela Ramazzotti)の仲はすでに冷え切っていた。妻は彼のことを心から愛していたが、自由を愛するGuidoにとって、妻のそんな愛情は重たく、家庭は息苦しい場所でしかなかった。2人の息子たちは、父親の気分に振り回され、落ち着かない雰囲気の家庭にいながら、それなりに幸せを感じていた。Guidoがなかなか世の中に認められず、業を煮やしたSerenaは、現実逃避をするかのようにフランスへ旅立つ。間もなく彼らに決定的な破綻が訪れ、別居に至る。Guidoは人生最悪の時期にいたが、突如としてある作品が認められ、アーティストとして成功を収め、ようやく平穏な日々が訪れるかのようにみえた。


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Kimさま、吠えまくり!!!Kimさま、ぬうど。Kimさま、ボディ・ペインティング。Kimさま、壊れまくっていました、。彼が演じる人物は、いつもどこか不健康で、心のバランスがうまくとれず、身勝手で愛に飢えているキャラが多い。これって等身大のKimさま


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Micaela Ramazzottiはいつ見てもキュートで、ちょっと捲くれあがった上唇が可愛い。2人の息子のうち、年下の坊やが可愛かったな。結局、小さい頃から母親にダメだしされ続けたため、Guidoがあんなにいびつな人間になってしまったということか。母親との関係が吹っ切れたとき、初めて自分の中で自己肯定する方向に転換できたのはよかった。生育環境は大きいけれど、ある年齢になったらそこからは自己責任だよね。

製作国:France, Italy
初公開年:2013年
監督:Daniele Luchetti
キャスト:Kim Rossi Stuart, Micaela Ramazzotti, Martina Gedeck, Samuel Garofalo, Niccolò Calvagna, Pia Engleberth, Benedetta Buccellato, Angelique Cavallari ...


by amore_spacey | 2014-04-02 04:16 | - Italian film | Comments(0)

Kim e Ilaria (キム様、吠える!)

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Kim 「ランチのスパゲッティ、ありゃ、ゆで過ぎで喰えたもんじゃねぇんだよ!」


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Kim 「今度あんなスパゲッティ出してみろ。この腕でぐちゃぐちゃに潰してやるから、よーく覚えておくんだな。」
Ilaria  この人、食べ物のことになると、野獣よね、ったく。

今夏のビーチ・ヴァカンス中、運悪くパパラッチにキャッチされたキム & イラリアの夫婦喧嘩のひとコマ。キム様、猛獣のように吠えまくってます。腕に、コブシに、力が入ってます(汗) 写真を見ていたら、この作品が蘇ってきた。あれは凄まじかったな。

それにしても何が殿の逆鱗に触れたのか?イラリアがうっかりして彼らの一粒種であるエットレ坊やに怪我をさせそうになった、または危険な目に遭わせるところだった。それを見た子煩悩なキム様がぶち切れた?など様々な憶測が飛び交っておりますが、単にカルシウム不足と酷暑で、又はエットレ坊やの夜泣きによる寝不足で、イライラしていただけなのかもしれません。キム様、カルシウムが夫婦円満のポイントですぞ。あんなにらぶらぶだったのに、ホントにどーしちゃったのかな?


by amore_spacey | 2012-08-31 00:41 | My talk | Comments(2)

キム様&イラリア、おめでとう!

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11月26日(土)、Kim様とIlariaお二人の長男が生まれました067.gif
名前はEttoreくんです。詳細はこちらあちら
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by amore_spacey | 2011-11-28 03:25 | My talk | Comments(0)

ショック!キム様、間もなくパパ。

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12月にKim様がパパになるって知ってた?


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生まれてくる子は男の子。Kim様は大喜びだけど


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あたしゃどん底。


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そんな話、ぜんぜん聞いてないよ。


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婚約者はショーガール&女優の
Ilaria Spada(1981年2月27日生まれ)


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あの時以上にショックで


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しばらく立ち直れない。
おめでとう、って素直に言えない。


by amore_spacey | 2011-10-13 00:43 | My talk | Comments(2)

Il Generale (ガリバルディ将軍)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 Giuseppe Garibaldi(Franco Nero)は、Conte di Cavour(Erland Josephson)とGiuseppe Mazzini(Flavio Bucci)と並ぶ「イタリア統一の三傑」の1人。1860年に千人隊(赤シャツ隊)を結成して、両シチリア王国を滅ぼした。その後、自分の征服地をサルデーニャ王Vittorio Emanuele 2世に献上することで軍事的衝突を回避し、イタリア統一に大きく貢献した。


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3月17日に迎えたイタリア統一150年を記念して、リソルジメント(イタリア統一運動)の時代を扱った作品が次々に放映される。Franco Nero、男前!


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GaribaldiとAnitaの長男Menotti Garibaldiを演じたKim Rossi Stuartは、当時青春真っ只中の18歳。 『悪の天使ヴァッランツァスカ』公開直後、ある番組に出演したKimは、司会者が用意した彼の過去の作品のスライドを見ながら、「Che boccolone!!! (すんげぇ巻き毛!)」 って、コテコテのローマ訛りで突っ込んでた(≧∇≦) 似合っているからいいんです。


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南米に渡ったGaribaldiがブラジルで羊飼いの娘と出会い恋に落ち、1842年に結婚して妻となったAnitaを演じたLaura Moranteも若い。

製作国:Italy (Rai) 
初公開年:1987年
監督:Luigi Magni
キャスト:Franco Nero, Héctor Alterio, Davor Juresko, Laura Morante, Antonio Orfanò Jacques Perrin, Kim Rossi Stuart ...
by amore_spacey | 2011-03-22 00:25 | - Italian film | Comments(0)

Vallanzasca - Gli angeli del male (悪の天使ヴァッランツァスカ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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【あらすじ】 Renato Vallanzasca Costantini、通称Il bel René。1950年5月4日ミラノ生まれ。最初の犯罪は9歳の時、友だちと一緒にサーカスの虎を勝手に檻から出した。幼馴染みのEnzo(Filippo Timi)やSergio(Moritz Bleibtreu)とともに窃盗や強盗を繰り返し、ギャングのリーダーとして頭角を現わす。Francis Turatello(Francesco Scianna)率いるミラノのもう1つのギャング団とともに、当時のミラノ市民を震え上がらせた。その後も刑務所を何度も出入りしながら、強盗・拉致・殺人・脱獄などの罪を犯し、4つの終身刑と懲役260年の刑を宣告されて現在も服役中。特別恩赦により2010年3月8日から、刑務所外(シャバ)で7時半~19時まで労働奉仕に携わる。彼の自伝『ヴァッランツァスカ:悪の天使たち』をもとに映画化。


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Kim Rossi Stuartのうまさに唸った!生粋のローマっ子Kimが、ローマ訛りを微塵も感じさせないミラノ発音の伊語をn話している!とても聞き取りやすい。アクセント矯正訓練を重ねた賜物です。一方Vallanzasca家からは、「彼はこんなに非情な人間ではない」とクレームがついたと言うが、カリスマ性を持ちウィットに富んだ巧みな話術に、マスメディアを上手く利用する頭脳明晰なVallanzascaという人間を、Kimはほぼ等身大に演じていたと思う。そんな彼のアキレス腱は、母親と子どもだった。彼らに指を触れようものなら、誰であろうと容赦しなかった。


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本人はもとより身内(母親や元妻や現妻や子どもたち)が存命にも関わらず、幾多の難問を乗り越えて映画化に漕ぎ付けたMichele Placido監督に脱帽である。当時のドキュメンタリーやインタビューをもとに、監督がとらえたVallanzascaをほぼ忠実に再現。2ヶ月の間監督とKimは、演出や演技上の助言を得るため、服役中の彼を訪ねたという。

その一方でVallanzascaの犠牲になった警官家族や一般市民で結成された遺族援護団は、「冷酷非情な男がヒーローとして美談化されている」と上映ボイコット運動を支持する。議会ではこの映画の収益を巡って、「その一部は国(=遺族援護団)に還元されるべきである」などという答弁もなされている。1970年代フランスで彼の半生を映画化する話が持ち上がり、VallanzascaにはAlain Delonの名が挙がっていたが、諸々の事情により中止。…と外野は騒がしいが、「世の中に何かを問うためではなく、純粋に娯楽映画としてこの作品を作った」「国会には彼よりもひどい罪を犯した人たちがいる」と監督はインタビューに答えている。

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Vallanzasca率いるギャング団がミラノに誕生した頃、ローマにも『野良犬たちの掟』のギャング団が生まれたが、両者には決定的な違いがあった。Vallanzasca軍団は金目当てによる強盗のみに的を絞ったのに対して、ローマの野良犬軍団は強盗以外に売春斡旋やドラッグの密売など、マフィア絡みの仕事もしていた。Vallanzasca軍団はマフィアとは一切関係なし。エンディングはnegramaroのコレ (←音が出ます) 70年代のサウンドを思い出すなァ。

- 追記 -
2011年2月7日夜、Vallanzascaの母Mariaがミラノの療養所で亡くなった。94歳。詳細はこちら

製作国:Italy
初公開年:2011年
監督:Michele Placido
キャスト:Kim Rossi Stuart, Valeria Solarino, Francesco Scianna, Filippo Timi, Paz Vega, Moritz Bleibtreu, Lino Guanciale ...


by amore_spacey | 2011-01-24 00:50 | - Italian film | Comments(2)

自由へのトンネル (Il tunnel della liberta')

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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1961年、西ベルリンに住む伊人留学生Mimmo(Kim Rossi Stuart)とGigi(Paolo Briguglia)が、東側への帰郷中に突然建てらた“壁”のため、西側に戻ることができなくなった同級生Peter(Attila Király)を救うため、東西ベルリンを結ぶ地下トンネルを掘ったという実話に基づいた感動のストーリー。掘削のための資金を自分たちでかき集める一方で東ドイツ秘密警察シュタージに計画を察知され、仲間を助けるために命をかけることになった若者たちの苦闘をリアルに描いたTVドラマ。



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脱出成功シーンには涙が滲んだ。トンネルから抜け出た小部屋には、“壁”を越えようとして銃殺されたPeterの記事が貼られていた。それを見て泣き崩れるPeterの妻の胸中。無念の二文字では言い尽くせない。が…

全編を通してヒロイズムが前面に押し出されすぎて、鼻白んでしまう。音楽が煩い。見せ場にさしかかると、ありがちな音楽。涙を流せ!と言わんばかりに煽り立てるが、やればやるほど陳腐で白ける。観る者に想像させる余地がないのだ。『善き人のためのソナタ』を観たあとだけに、薄っぺらいメロドラマにしかみえなかった。Kim様にこんなB級的な作品には出て欲しくなかった。

製作国:Italy, Hungary, U.K.
初公開年:2004年
監督:Enzo Monteleone
キャスト:Kim Rossi Stuart, Paolo Briguglia, Antonia Liskova, András Bálint, Zoltán Barabás Kis, Viktor Dénes, György Gazsó, Emanuele Guerrini ...



by amore_spacey | 2009-10-29 00:02 | - Italian film | Comments(0)

カラテ・キッド 1&2 (Il ragazzo dal kimono d'oro 1&2)

私のお気に入り度 ★★★☆(60点)
Kim様の少年の面影度 ★★★★(100点)

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アメリカ人青年のAnthony(Kim Rossi Stuart)が旅行先の日本(どうみたってあれはフィリピン)で空手のキムラ師匠(Ken Watanabe)に出会い、必殺ワザを習得して嫌なカツアゲ野郎を空手のリング上で叩きのめす。『カラテ・キッド 1』、祖父母から誕生日プレゼントにもらったばかりの真っ赤なオープンカーを、同じキャンパスに通うカツアゲ野郎たちに、その日のうちにお釈迦にされて(でも最初に煽ったのはAnthonyだ)、怒ったAnthonyがまたリング上で叩きのめして弁償金を獲得する。『カラテ・キッド 2』というおバカ映画。17~18歳の頃のKim様を愛でるための作品。青春真っ只中だけど、少年の面影もありました。



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突っ込みどころ満載です、わははっ。まずKim様扮する主人公がアメリカ人という無茶苦茶な設定に一発目の大笑い。『カラテ・キッド 1』の舞台は日本というが、Kim様の搭乗機はフィリピン航空だし、その飛行機は成田や関空じゃなく、マニラ国際空港に到着するのだ。スキンヘッドのキムラ師匠が教える空手は、テコンドー?なワザだし、ドラゴン・ストロークっちゅう必殺ワザは、間違ったイメージの中国拳法ハッケイじゃないの?になってるし。挙句の果てには牛さえ一撃で倒す威力を持つのだから。手からスパークする青白いヒカリ、あれは絶対に真光教(爆)ですよね。こうして間違った空手のワザが、どんどん世界中に広がっていくんですね。空手は格闘技じゃありませんよ。

で、どーしていつもKim様は上半身ぬうどなの?監督の趣味?たぶん上半身ぬうどだったBruce Leeを意識した演出なのでしょう。Kim様が出ているとはいえ、こんなC級映画を観てしまった私は、人間失格かもしれません。単純明快で楽しい!と思った時点で、人間的に終わっていると分かっていても、話が見え見えで下らねェと思いながらも、つい最後まで観てしまったのでした。



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マニラロケだった『カラテ・キッド 1』は、フィリピン人の中でKim様があまりにも背が高いから、小人の国に迷い込んだガリバー状態。いつも顔面や腹部をボコボコに殴られ、痣だらけ&血まみれになったKim様を見るのは辛かった。『カラテ・キッド』は第6話まで製作されましたが、Kim様が出演したのは1&2だけ。阿保らしくなって(Kim様自身が役者的に敗北したと自覚して?笑)降板したのでは?! これってアメリカ映画『ベスト・キッズ』のパクリですか?

製作国:Italy
初公開年:1987&1988年
監督:Fabrizio De Angelis
キャスト:Kim Rossi Stuart, Ken Watanabe, Jannelle Barretto, Jared Martin, Janet Agren, Enrico Torralba ...


by amore_spacey | 2009-10-14 00:03 | - Italian film | Comments(4)

エディンの園 (I Giardini dell'Eden)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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Jeoshua(のちのGesù) の半生を描いた作品。流血争いを好まないJeoshuaが最後に唱える「愛の力で世界を変えよう。」 これは『ペイ・フォワード / 可能の王国』に通じるものがある。 「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、なにをする?」そんな社会科のSimonet先生(Kevin Spacy)の問いかけに、中学1年のTrevor少年は、きわめてシンプルかつユニークなアイデアを思いつく。それは1人が3人に親切をし、その3人がさらに3人に(計9人)親切をしていくというもの。それがペイ・フォワード。親切の輪が鼠算式に増えていくのだ。これが広がれば世界がよい方向に変わるのではないか?



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アラブの衣装に身を包むと、誰が誰だか分からなくなってしまうが、すらりと背の高いKim様だけが突出しているので、すぐに分かる。慣れた手つきで大工仕事をしたり、パン生地を捏ねて焼いたり、洗濯したりするKimの手が、とてもしなやかで美しいのです。そしてあのヒゲ!これぞヒゲ大魔王。彼は内側から滲み出る、静かなカリスマ性を秘めている。そしてこの作品を盛り上げたのが、PivioとAldo De Scalziのサントラ。あれを聞いていると、麻薬をやってトリップしている時のような(やったことありません。あくまでも想像の世界)、蜃気楼を眺めるような浮遊感に誘われる。次々にあらわれる美しくダイナミックな風景に魅了されたが、展開していく話がうまく連動せず、表面的に終わってしまった気がする。

製作国:Italy
初公開年:1999年
監督:Alessandro D'Alatri
キャスト:Kim Rossi Stuart, Massimo Ghini, Boris Terral, Kassandra Voyagis, Saïd Taghmaoui, Jovanotti ...


by amore_spacey | 2009-10-04 16:13 | - Italian film | Comments(0)