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ドクター・ストレンジ (Doctor Strange)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 ニューヨークの病院で働く天才外科医、Stephen Strange(Benedict Cumberbatch)。ある日交通事故に遭った彼は、外科医として致命的な、両手にマヒが残るケガをしてしまう。一瞬にしてその輝かしいキャリアを失った彼は、あらゆる治療法を試し、最後にカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着いた。
  そこで神秘の力を操る指導者The Ancient One(Tilda Swinton)と巡り会った彼は、未知なる世界を目の当たりにして衝撃を受け、Oneに弟子入りする。そして過酷な修行の末に、Strangeは魔術師として生まれ変わった。しかしそんな彼の前に、闇の魔術の力で世界を破滅に導こうとする魔術師Kaecilius(Mads Mikkelsen)が現れ、人類の存亡をかけた戦いの渦に巻き込まれていく。(作品の詳細はこちら


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この手(スーパーヒーロー物)の映画はどうも苦手なのですが、Benedict CumberbatchとMads Mikkelsenが対決すると聞いて、スルーできなかった。彼らの存在は、何て偉大なんだろう。けれど鑑賞中は、『ハンソロ』『ローグ・ワン』と同様、どこか居心地の悪さがつきまとい、最後まで作品の中に入っていけなかった。たとえ好きな役者が出演していても、苦手なジャンルを我慢してまで観ることはないな、と思いました。罰ゲームじゃないんだから。


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でも、でも、あの映像は、本当に素晴らしかった。CGを駆使した途方もないスケールの映像美は、『インセプション』から格段に進化し、鳥肌モノでした。そのうえ町が幾何学模様に捻じ曲がったり、折り畳まれたり回転したりする映像に、酔ってしまいました。映画館で観ていたら、真っ直ぐ歩けなかったかも。

Doctor Strangeが習得した、魔法によるバリア・空間跳躍による瞬間移動・飛行能力・催眠術・念動力などの、特殊能力にも目を見張った。現実離れしていて実感できないが、カラフルで華麗でど派手な映像は、見ていて純粋に楽しい。子どもの頃は、こんな特殊能力に憧れたものです。


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観始めて間もなく、私の目を釘付けにしたのは、男とも女ともつかない年齢不詳のTilda Swintonの、他を圧倒する超越っぷり。彼女の導師としての佇まいが見事でとても美しく、この人について行きたいとさえ思った。頭を丸めたTildaは、雰囲気が限りなく東洋的でエキゾチック、しかも今まで以上にカリスマ性を帯び、神々しいオーラを放っていた。こういったジャンルの作品に、Tildaも出るんだァという驚きもありました。Doctor Strangeの1/100でいいから、あんな特殊能力があったらなぁ。


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by amore_spacey | 2018-07-06 01:27 | - Other film | Comments(0)

Hail, Caesar! (ヘイル、シーザー!)

ネタばれあり

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 1950年代、テレビの台頭に危機感を抱いたハリウッドは、命運をかけた歴史スペクタクル超大作映画Hail, Caesar!の製作に乗り出す。ところが、その撮影中に主演俳優のBaird Whitlock(George Clooney)が何者かに誘拐された。映画スタジオ内で起こるどんなトラブルにも対応する汚れ仕事請負人Eddie Mannix(Josh Brolin)は、事件解決に向けて動き出すが、その行く手で様々な騒動が起きる。(作品の詳細はこちら


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実在の人物たちをモデルにした作品だが、1950年代に流行ったハリウッド映画や、当時の政治的な背景を知らないと、心から楽しむことが出来ない。私も心から楽しめなかった1人で、最初から最後まで全く共感できずに終わってしまった。が、当時のマネージャーの仕事ぶりには、ビックリ仰天。今のように役者ごとに秘書やマネージャーがいた訳ではなく、何人もの役者の公私両方の面倒を、1人で見なくちゃならなかった。必殺仕事人は多忙すぎて、あれじゃ過労死します。


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誘拐されたBaird Whitlockは、台詞を覚えられない大根役者だが、人気がある。彼がいなくちゃ、撮影は進まない。早く探し出せ!そしてこの事件を発端に、頭を抱える問題が次々に起きる。


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次は売り出し中の女優DeeAnna Moran(Scarlett Johansson)が、事もあろうに身ごもっていた。しかも未婚の母になりたいと駄々をこね始める始末。当時は未婚の母など言語道断だったから、ゴシップが洩れないように、もみ消さなければならない。ここでも必殺仕事人が登場。


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華々しい芸能界の裏では、ThoraとThessaly(Tilda Swinton)の双子のゴシップライターが、ハイエナのように嗅ぎまわってネタを探している。この双子は一卵性双生児だが、性格がまるっきり違うのだ。それをTilda Swintonが、まことに面白おかしく演じ分けてくれた。必殺仕事人は、ハイエナをうまくかわす術にも長けている。


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全く使えない若手役者に、最初は懇切丁寧に説明するLaurence Laurentz監督(Ralph Fiennes)だが、あまりの頭の悪さにブチ切れ、必殺仕事人にコイツを何とかしてくれと嘆願。

件のBaird Whitlockはというと、誘拐され拷問を受けて殺された訳ではなく、赤狩り真っ只中の時代に、10名ほどのハリウッドの脚本家が集まって、共産主義や芸術などについての勉強会をする会場に連れて行かれた。そこで彼は多くのことを学んで、再び撮影セットに戻ったときには、台本以外にもアドリブで台詞を喋り、まわりはビックリ。誘拐先が功を奏して、めでたしめでたし、のドタバタ劇だった。


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by amore_spacey | 2016-07-05 01:01 | - Other film | Comments(2)